【感想】TH@NK YOU for SMILE!! -当たり前であり続けることの難しさ-

3月10,11,12日

ミリオンライブ!初の武道館公演。

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山崎はるかさん

今回印象的だったのが、

山崎はるかさんが何度も涙目になりながらも

声を詰まらせること無くやりきったことです。

あ、泣いちゃうかな?って思ったシーンが

何度かありましたが、

言うべき所は全て言い切ったし、

「素敵なキセキ」では人一倍ステージを大きく使って

人一倍Pたちと近くいようとしていたのが伝わりました。

 

ミリオンライブのいわゆる“センター”として

彼女なりに色々と責任や決意みたいなものが

あるのかもしれません。

 

山崎はるかさんバカだし、

喋るのも下手だし、

すぐ噛むし、

 

でも春日未来になれる人は

この人以外には絶対いないと思いました。

 

アイドルと声優の関係

1日目の角元明日香さんの発言がとても胸に響きました。

今までエレナになりきることにこだわりすぎて、色々悔しい思いをしてきた。

でも今回は、無理にエレナになろうとせず、

とりあえず角元明日香としてステージに立つことにした。

ステージには角元明日香がいるけれど、歌うときは全力でエレナになる。

(要約)

私はこの考え方、

アイマスのアイドルとしてステージに立つ上で

非常に重要な考え方だと思っています。

 

アイマスにおいては、

とにかく声優がキャラクターになりきることに固執しすぎる

言わば一方通行の関係ではありません。

アイドルと声優、どちらも独立せず相互に関わり合うのが

アイマスのアイドルと声優の関係です。

 

ライブで実際にステージに立っているのが

声優自身であるということがポイントです。

自分自身をベースにアイドルに向き合っていく、

その表現の仕方は人それぞれですが、

根幹は同じだと思っています。

 

例えば、

雨宮天さんは北沢志保のことを

「志保さん」と呼び、

自分の理想とする志保さんを追い求め続けています。

 

3日目のMCで天さんが

「志保はまだまだこんなもんじゃない」

と言ってくれたこと、本当に嬉しく思います。

 

志保さんという自分の掲げる理想に向かって

全力で置い続ける天さんの姿勢、

北沢志保が

アイドルとしての高みを目指して

努力を続ける姿勢。

非常に似ていると思いませんか。

 

雨宮天という1人の人間がいて

北沢志保に向き合った結果、

雨宮天さんは北沢志保になれるんですね。

 

ですから角元さんもきっと、

このアイドルと声優の関係に

たどり着くことが出来たんだなと

私の中では思っています。

これからの角元さんはきっともっと

島原エレナなんだと思うと

楽しみで仕方がありません。

 

愛美さんがジュリアでいられること

武道館に行くと、

顔に星をつけている人

髪の毛を赤くしている人

今まで以上に増えたように思えました。

愛美さんがジュリアとしてステージに立つときの

その人気ぶりを、

ライブでの歓声や身なりで知ることができて

純粋に嬉しかったです。

 

愛美さんはアイマスのライブに初めて登場したときから

強いインパクトと話題性によって

存在感・人気を急激に飛躍させました。

もちろん、今までギター弾きながら歌えるアイドルなんて

アイマスライブにはいなかったですし、

愛美さんとジュリアが大人気なのも

言ってしまえば“当然”なのかな、と思ったりもしました。

 

でも今回は、

その“当然”が“当然”であり続けられる所以に気づくことが出来ました。

 

ギター引っさげ毎回ライブでの話題と人気を奪っていくこと、

その裏には絶対に失敗はできない、

中途半端なステージにはできないという

大きなプレッシャーがついて回るはずです。

 

「今回も愛美さんのギターを楽しみにライブに来ました」

「次のライブの愛美さんもきっとカッコイイんだろう」

そういう当然のように寄せられる期待を、

乗り超えていけるところが愛美さんの強さであり、

ジュリアとしての器だと思いました。

 

愛美さんってライブのMCでも絶対に泣きませんよね。

むしろ今回はみんなをイジったり笑わせたりして

アイマスのメンバーにすっごく馴染めていて

ちょっと嬉しかったです。

 

そんな愛美さんが絶対に泣かないのは

ただ“スゴイ人”だから泣かないのではありません。

愛美さんはみんなの見えないところで

たくさん泣いているそうです。

私たちには計り知れないほど

悔しかったこととかをたくさん経験して、

たくさん泣いて、

でも私たちの前では絶対に笑顔でいてくれます。

愛美さん自身が、自分の弱さをちゃんと理解して、

きちんと向き合えているから、

泣きたくなるほど悔しかったことを

全部乗り超えられるんだと思います。

 

ジュリアが持っている

みんなを虜にする魅力、

これほどハードルが高く難しいキャラクターは

なかなかいないと思うのですが、

それを完璧に演じられる愛美さんの偉大さを再認識しました。

 

 

ジュリアとバンドリ

愛美さんが現在Gt&Voで参加している

バンドリという企画がありますが、

このバンドリが、

今のジュリアにとって不可欠な存在の1つであったことを

少し話したいと思います。

 

 

そもそもバンドリは、

ブシロードの木谷社長が

アイマスSSAでの愛美さんのステージを見たのをきっかけに

始まりました。

それからは愛美さんはジュリアとバンドリとで

2作品でギターを弾く機会をいただいていたわけです。

バンドリのレッスンはとにかく厳しく、

回を重ねるごとに壁を用意され、

毎回それを乗り超えていけるよう頑張っていたそうです。

愛美さんも、

壁を乗り越えるために幾度となく泣いたと仰っていました。

 

 

このように、

アイマスの、ジュリアをきっかけに始まったバンドリが、

愛美さんの努力を生み出し、

結果としてジュリアのステージに返ってくる。

 

今のジュリアが在るのは

アイマスだけじゃない、

愛美さんに関わる様々なことが

関係しているということを

もっと多くの人に知られてほしいなと思いました。

 

田中琴葉を担当して

私は田中琴葉の担当プロデューサーです。

特に目立った行動も

イベント上位も経験していないけれど、

私は田中琴葉の担当プロデューサーです。

 

今回琴葉がライブに出られないとわかった時、

私はもちろん寂しかったですが、

自分がどうこうできる問題ではないし

種田さん自身の話だから、

現実は受け止めつつ、

種田さんのことを応援しようと思いました。

だから何も不満はありませんでした。

 

ですが3日目、

「ジレるハートに火をつけて」

が琴葉以外の灼熱少女メンバーで始まった時、

本当はいけないんですけど

本当は絶対にダメなんですけど

「なんでここにリーダーの琴葉がいないんだろう」

って一瞬でも脳裏をよぎってしまって、

その途端なぜか涙が流れてきました。

悔しさなのか、悲しさなのか、寂しさなのか、

よくわからないですけど

私が泣くほど琴葉に強い思いを抱いていたことは

ここでハッキリとわかりました。

 

そして曲中、

灼熱少女のメンバーが放った言葉。

“5人”という言葉。

特に藤井ゆきよさんの表情はよく覚えています。

まだ、待つべき人がいる。

あ、みんな琴葉のこと待っててくれてるんだ。

琴葉はちゃんと灼熱少女のリーダーじゃん。

そう気づいた時には

さっきとは違う涙が溢れました。

少なくとも悲しみではない涙でした。

 

ゆきよさんが今回この曲を歌うのに

葛藤があったと仰っていました。

 

恵美ならきっと歌うと思ったから。

そう思ってステージに立ってくれました。

琴葉もきっと、

武道館で灼熱少女の4人で立てるまたとないチャンスが

自分のせいで無くなるのは嫌がると思います。

 

TAシリーズの投票で

トライスタービジョンの3人を1位にしようという話になって

恵美と琴葉の担当Pたちがエレナのために票をわけてくれて

でも結果的に3人とも入れなくて

それを自分たちのせいだと負い目を感じているエレナPの話を聞いて、

今回の灼熱少女のステージを自分のせいでなくしてしまったら

琴葉はどう思うんだろうと、重ねて考えてしまって、

そしたらやっぱり琴葉抜きでも4人でステージに立ってもらうことが

琴葉にとっても琴葉Pにとっても嬉しいことなのかもしれないです。

 

それにみんなが琴葉のことを待っててくれていて

まだ灼熱少女は終わらない、

いつか灼熱少女5人のステージが絶対に来る

実現してみせるという強い信念を感じられました。

 

4周年記念PVや最後のThank You!でも、

琴葉がいないから登場しないでもなく、

琴葉がかわいそうだから特別に扱うでもなく、

当たり前のように“普通に”そこにいさせてくれたことが

大層なことじゃないかもしれないですけど

私にとってはその“普通”にみんなと一緒にいさせてくれることが

嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて

みんながそれを当たり前のように受け入れてくれたこと

本当にありがたいことだと思いました。

 

琴葉が次いつステージに立てるのかは知る由もないですが、

もしその時が来たら

温かく「おかえり」と言ってあげたいです。

こんなこと私が言うまでもないですね。

きっとみんなはそう言ってくれると思います。

 

最後に

アニメ化を待ち望む声などが増える中で、

“全員いる”ことを一番に考えてくれてて

ミリオンライブはそれだけ慎重に慎重に、

大切に考えてもらえていることを知りました。

 

アプリゲーム化とっても楽しみですね。

ミリオンライブ“らしい”ゲームになることを期待しています。

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