お急ぎ九州一周ドライブの旅 4日目 -長崎編-(最終回)

4日目

8時チェックアウト

 

14時の軍艦島ツアーに間に合わせるため、

8時半の熊本港フェリーに乗ります。

 

今旅2度目のフェリーですが

ちょっとした移動にフェリーを使う機会って、

関東じゃまず考えられないですよね。

 

ホテル(熊本駅)から熊本港までは車で30分程度。

<経路>

r28→r51

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港に着いたのが8時25分ごろだったので結構ギリギリでした。

 

今回利用したのは九商フェリーです。

乗り場には広い駐車場があって、

一度そこに停めて受付でチケットを買ってから車を入れます。

朝だし出発ギリギリだったので車は全然いませんでした。

 

ここから1時間ほどの船旅です。

 

このフェリーの醍醐味は、カモメのフレンズとふれあえることです。

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船内の売店でかっぱえびせんを販売しており、

それをカモメにあげることができます。

(売店は売店価格なので、できれば事前に買っておくとリーズナブル)

 

カモメ側もこの船がエサをくれることを知っているのか、

出港した途端についてきました。

それはもう大量に。

船の後ろをカモメが群をなしてついてくるので

そこでかっぱえびせんを持った手を差し出すと、

カモメがくちばしで摘んで持って行きます。

頑張れば口移しもできますよ。

 

4人で1袋でも十分なほどたくさんあげられるので、

1時間の船旅もあっという間でした。

 

9時半ごろ、島原港。

目の前に堂々と構えるのは雲仙岳です。

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ここから長崎の軍艦島ツアー集合場所を目指します。

だいたい長崎駅・長崎港の近くです。

 

島原から長崎までは高速道路がないので、

終始一般道ということになります。

寄り道ありきで2時間強かかりました。

<経路>

R251→R57→R34

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R251はすごい長さですね、

この島原半島を1周してさらに長崎方面へも伸びています。

 

さて、島原名物といえば…

 

そうです、我らがミリオンスターズの島原エレナちゃんの名を冠したスーパー、

「エレナ 島原店」

島原の地に足を踏み入れたこと自体が偶然なのですが、

さらなる偶然、経路の途中にエレナ島原店が…!

これは寄らない理由がありませんね。

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エレナのテーマソング「象が飛んでいた」は

キャッチーで面白いので聴いてみてください。

 

せっかくなのでこちらで朝ごはんを購入。

店内はいたって普通のスーパーです。安心する。

島原牛乳とかも売ってました。

 

島原半島北部を周り島原鉄道と並走しながら半島を出ます。

今旅では全く鉄道に乗っていませんが、

いつかはローカル線にもガッツリ乗ってみたいところです。

 

そんなこんなで長崎市街へ。

 

こちらもまた、路面電車が走るまち。

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路面電車用の信号があったり、

右折に軌道敷をまたがなければならなかったりと、

共生するのは慣れるまでちょっと大変です。

 

とりあえず車を置いて、

軍艦島ツアーの時間まで昼食を取るなどしたいところです。

長崎港周辺はさすがに駐車場も全部有料で、

「軍艦島上陸クルーズ」公式から案内のあった駐車場は満車でした。

(そもそも小さいしあまり安くないです)

 

隣の区画の広いコインパーキングが運良く1台空いたので

なんとか車は置けました。

にしても結構混んでいるので、駐車場は早めに探しておくべきだと思いました。

 

現在12時前。

長崎港を支配しているのがまたゆめタウンなのがおもしろいところですが、

昼食はその隣、

「海鮮市場長崎港 出島ワーフ店」にて。

まあどこにでもありそうな海鮮系のお店でした。

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昼食後も少し時間があったので、

長崎駅へ行って先にお土産を買うことに。

長崎駅までは歩けないこともないのですが、

ちょっと大変だしでも車は使えないし…。

 

そこで便利なのが路面電車。

出島電停の隣の大波止電停から長崎駅前電停まで、10分もかからないです。

運賃は一律120円という安さ。

ハッキリ言って神ですね。観光地バンザイ。

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この辺の狭隘な地形が集客に有利なんだとか。

 

電停は道路の中央にありますので、横断歩道からアクセスします。

 

乗客は結構多かったですが、

本数もそこそこでした。

同じ軌道でも色んな色の車両が走っていたのが印象的でした。

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こちらが長崎駅前電停。

ちょっと大きいです。

横断歩道ではなく歩道橋から駅前ペデストリアンデッキにアクセスできます。

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長崎駅ビルのアミュプラザにお土産屋さんがたくさん入っています。

カステラは文明堂だと東京でも買えちゃうので、

福砂屋のものを買いました。

あとは角煮まんがおすすめです。

 

さて、いよいよ本日のメインディッシュ、

軍艦島上陸クルーズです。

ツアーは全体で3時間ちょっと、

1日2本行われます。

 

ネットで事前予約して、

受付に行ってお金を払うとなんか首から提げるやつがもらえます。

(誓約書みたいなのを書かされるので、事前に印刷して書いて持っていくとスムーズです。)

これをもって、案内された通りに船の集合場所へ

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すると港にかなり主張の激しいオレンジの船と、

かなり主張の激しいオレンジの人がいます。

船はブラックダイヤモンド号というらしいです笑

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船内は2階建てで、

室内と屋上に席があります。

 

往路は周囲の町並みを解説しながらクルーズしてくれるので、

屋上に座るのがおすすめです。

案の定屋上の人気が高く、我々は立ちっぱなしでした。

 

ぶっちゃけそういうの要らないって人は室内で座ってたほうが身のためですね。

この日はかなりいい天気で暑いくらいでしたが

海風はむしろ寒いくらいでした。

 

航路はこんな感じ。

片道だいたい40分です。

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まず高島の石炭資料館というところへ行き、

軍艦島での採掘がどんな感じだったかというのを知ります。

わかりみを感じている像が印象的でした。

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30分くらい見学したら、いよいよ軍艦島へ。

 

接岸する前に、

軍艦島が最も軍艦っぽく見えるポイントで停まってくれます。

だいたい北西側から見るとこうなります。

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軍艦島は本当は端島(はしま)って名前なんですけど、

このアングルで記者が撮った写真が軍艦に見えるということから

この通称がついたそうです。

 

それにしても波が大きくて

どこかに掴まらないと立っていられないレベルなので、

撮影時は気をつけましょう。

 

ガイドのオレンジおじさんは

「今日はこれ以上無いほどのいい天気で波も比較的穏やか」

とか言ってましたが、

通常はこれ以上にひどいとかちょっと信じられないです。

 

接岸。

波がすごいので島の周囲は壁に囲まれています。

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(これは帰りの写真ですが)

接岸するとまずこの橋を渡って上陸します。

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この橋は3代目で、過去に台風とかで壊れたらしいです。

とはいえこの3代目の橋も昭和37年からそのままだそうで。

もともとただの岩礁みたいな島に

埋め立てを重ねて今の形になっているのですから、

通常の島のような接岸設備が造れないというのもうなずける話です。

 

上陸したらまずボックスルバートみたいなのをくぐって内部に入っていきます。

カルバート内には立ち入り禁止の道が続いているのですが…

ここは当時の島民が住居へ行くために使っていた地下通路みたいなものです。

接岸場所は採掘場が主で、住居のある部分はその反対側なので、

地下通路を通って住居へ行っていたらしいです。

 

島内は3つの見学場所が用意されています。

最初に見えるのがここ。

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写真右上の方にある大きなマンションみたいなやつは、

三菱の社宅だったものです。

島を所有する会社の社宅ということで、作業員の住宅よりも広いです。

 

左下に塞がれたトンネルが見えると思いますが、

これは採掘時にいらない岩を海に捨てるための

ベルトコンベアを通していたものです。

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最初は東側の海に捨てていたのですが、

捨てる場所がなくなったので今度は西側にってことで

島にベルトコンベアぶっ刺すっていう豪快さ。

このベルトコンベアは住宅の中も通っていたらしいです。

お隣の部屋がベルトコンベアって絶対イヤですね。

 

漢字の”日”みたいなものも、ベルトコンベアの痕跡です。

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2つ目の見学場所。

ここも採掘場の一部です。

台風でそこらじゅうぶっ壊れてますが、これも自然の摂理ってやつですね。

廃墟好きにはたまらないやつ。

 

3つ目の、一番奥の見学場所。

目の前に見えるのは住宅です。

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左奥の白っぽい建物ももちろん住宅なのですが、

上から見ると”へ”の字みたいに作られていて、防波堤の役割もあったらしいです。

十分高さがあように思いますが、これくらいないと波は防げないそうです。

また、波の影響で窓ガラスが割れます。

一応海側が廊下になるようには作られてますが、

それでも住みたくはないなぁ…。

 

建築学の世界からすると、

この当時にこのレベルのRC高層建築ができるのは

かなりすごいことだったらしいです。

他にも、ガイドのオレンジおじさんの話は結構面白かったです。

 

そんな感じであっという間に見学終了。

上陸できる時間というのも限られているので、

あまりじっくり眺め続けることはできないのです。

 

ぶっちゃけ疲れたし風が冷たいので、

復路は室内席に座ることをおすすめします。

なんかDVD流してくれてるっぽいです。

(音だけ屋上にも聞こえてきた)

案の定屋上の席は空いてました。

我々はバカなので、屋上で低まってました。

 

以上、

軍艦島上陸クルーズ終了!

今までに味わったことのない世界観に出会えて、

最高でした。

廃墟好きといえるほど知っているわけじゃないですが、

廃墟を見たときのワクワク感ってのはとても気持ちのいいものです。

日本で味わえる異世界感としてはとてもレベルが高いと思いました。

 

あとは長崎道で佐賀の友人宅へ帰るだけなのですが、

せっかくだからと佐世保バーガーを食べることに。

とはいえ佐世保に行く時間はなく、

佐賀にある「ネイビーズ」という友人おすすめのお店へ。

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なるほどねという感じ。

 

帰宅後、地ビールをたしなむ。

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ヨーグルトリキュールはクソ不味いです。

宮崎の日向夏ビールがさわやかで美味しかった。

 

道の駅たるみずで買った鳥刺しはめちゃくちゃ美味しかったです。

 

 


5日目

帰りの佐賀空港初の便が19時と遅いので、

昼頃まで寝たあと

ジョイフルでご飯食べて、

佐賀城跡を見ました。

地元の人のちょっとした休日かよ。

 

佐賀城跡は駅のすぐ近くにあるんですが、

あんまり大きくはなくちょうどいいサイズで、

駐車場も無料で、

観覧も無料でした。

お城に造詣の深い人間ではないので軽く見ただけですが、

それでも大砲に打たれたりして30〜40分くらい潰せたので面白かったです。

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お客さん全然いなかったですけど、

ちょっとした博物館みたいになってて

館内設備もきれいでこれが無料なのはすごいですよ。

 

総括

直前まで全く予定立てないで

何日間も行き当たりばったりの旅をしました。

卒業旅行らしからぬ無計画さでしたが、

個人的にはこういう無計画な旅も好きなので、

この機会にできてよかったです。

 

九州各地の良いところをかいつまむ形で楽しんだので、

行けなかった場所もたくさんありますし、

今度は1県1県を深く掘り下げられる旅もしたいですね。

 

なにより高速道路網の便利さがよくわかったし、

次は鉄道網がどんなもんか知りたいところです。

 

廃道・廃線となるとまた個人的な話になってくるので、

一人旅もいつかはできるのかな…。

学生のうちは無理です笑

 

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お急ぎ九州一周ドライブの旅 3日目 -鹿児島(と、熊本)編-

3日目

9時チェックアウト

 

鹿児島は桜島を訪れます。

噴火の情報もあり近づけるか心配だったのですが

Twitterで調べてみると観光している方が多く

火山灰の心配も無さそうだったので、

予定通り行くことになりました。

便利な世の中になりましたね。

 

宮崎から桜島周辺に直結できる高速道路はないので、

経路の半分以上が一般道になります。

休憩をはさみつつですが3時間近くかかりました。

<経路>

宮崎IC→宮崎道→都城IC→R10→R220

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宮崎はやはりヤシの木が多いですね。

中央分離帯もヤシの木です。

 

さて、一般道は国道10号から海岸沿いの国道220号に最短で出るためには

峠を越える必要があります。

この峠道の途中で偶然、中茶屋公園という公園に遭遇しました。

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駐車場無料の小さな公園なのですが、

ここの見晴らしが最高でした。

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このように、御岳(桜島)を望むことができます。

この日は散歩している地元の人が1組いたくらいで、

とても空いていました。

残念ながら雲がかかっていたにしても

穴場絶景スポットなので立ち寄る価値はあります。

 

海岸沿いにR220を進むと、桜島に入る手前に道の駅たるみずがあります。

ここではなが〜い足湯に浸かりながら御岳を眺めることができます。

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で、本題の桜島ですが

今回やりたかったのは桜島一周です。

スクリーンショット 2017-05-01 13.31.08.png

南半分をR224、北半分をr26によって囲まれたこの道路を

時計回りに一周運転しました。

(フェリーに乗るためもう半周しました。)

国道部分は車通りも多く、住宅やホテルなどが目立つ印象でした。

それに比べて県道部分はほとんど車通りがなく

北東部分に至っては景色がほとんど木でした。

 

また、道路沿いに噴火避難用のシェルターが設置されていました。

干からびた川も多く、火山大国にいながら初めて火山島の魅力を感じました。

今回は外周のみですが、いつか内部にも少し入ってみたいと思いました。

 

1周大体1時間のサーキットは運転しててそこそこ楽しかったです。

 

なお、島の西部には道の駅桜島があります。

けっこう人がいて飲食店はかなり並んでいたのでここでの食事は断念。

おみやげに桜島大根の漬物を買いました。

とってもおいしい。

 

桜島は以上です。

本当に一周したかっただけです。

 

桜島西端から鹿児島市街までフェリーが出ているので、

食事も兼ねてそちらを経由することにしました。

大人1人160円、車は1000円くらいとリーズナブル。

人生初のカーフェリーを体験しました。

 

R224を西に進むとそのままフェリー乗り場の受付ゲート

(高速道路の料金所みたいな感じ)

にたどり着くので、

そこでお金を払ってそのまま船に乗せられます。

駐車して受付して〜とかもっと面倒くさいのかと思ってたら

かなりスムーズに乗れました。

 

近いので20〜30分くらいで着きます。

船もそんなに大きくはないですね。

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そんな大した旅ではないので、

客はみんな客室内にいました。

一応そばとか食べられるみたいです。

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西側から見る御岳。

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初めてのフェリーにテンション上げてたら

あっという間に鹿児島港に到着。

 

鹿児島といえば黒豚ということで、

鹿児島中央駅近くの「黒豚料理 寿庵」にて遅めの昼食です。

時刻はもう15時前で店内はまあまあ空いてました。

お座敷になっていてちょっとお高めのお店ですが

ランチメニューなら2000円でも余裕でお釣りが来ます。

色々迷ったのですが、

私は鹿児島の色々な料理をいただける定食にしました。

他にも黒豚のカツとかしゃぶしゃぶなんかもありました。

お値段相応に美味しかったです。

 

あんま観光っていう観光はしてないですが鹿児島は以上で終わりです。

 

当初は時間の都合で熊本は通過するはずだったのですが、

熊本から佐賀経由で長野に行くよりも

フェリーで島原を通るほうが色々良いということがわかったので、

今夜は熊本に宿泊します。

熊本島原間のフェリーに乗るために、

熊本駅近くでホテルを取りました。

 

九州道をひたすら北上。北上。

3時間の移動でした。

この旅で最も長い移動になりました。

今日は移動してばっかりですね。

<経路>

鹿児島IC→九州道→松橋IC→R3

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どうでもいいですけど、

九州の地名ってなんでイレギュラーな読み方ばかりなんですかね。

高速道路を走っていて現れるICやPAの名前のまぁ読めないこと 。

 

えびのPAで休憩をはさみつつ、

19時にチェックイン。

 

今夜の宿は「ビジネスホテル青芳」

熊本駅から徒歩5分3,200円というポテンシャルから放たれる、

このパフォーマンス。

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これぞ素泊まりって感じですね。

車中泊すら想定していた今回の旅で

むしろ今までの宿が上質すぎたんですよね。

楽天トラベルの口コミはあまりよくないのですが、

実際のところ値段相応という感じで

今回みたいな素泊まりにふさわしい宿かなと思いました。

無料の駐車場はかなり狭いですが、

そもそも客がいなかったので大丈夫でした。

 

極めつけはこのカラフルお風呂。

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もはや意味がわからないんですけど、

とりあえずお風呂は近くのスーパー銭湯で済ませました。

 

宿から歩いて1,2分のところに

「黒龍紅」(読めない)というラーメン屋さんがあったので、

夕飯はこちらで。

ラーメンと棒餃子、そして馬刺しもありました。

よくある地元のラーメン屋と言う感じで、

値段相応に美味しかったです。

 

ちなみにこの辺は熊本市電が走っており、

関東では都電荒川線でしか見られない

貴重な路面電車にテンションが上がったのですが、

残念ながら乗る時間がありませんでした。

熊本城まで市電で行って帰ってくるくらいならすぐなんですけど、

朝のフェリーが早かったので叶わず…。

この悔しさは長崎で晴らそうと思います。

 

ということで、

結局熊本県はただの経由地点になってしまいましたが、、、

いつかちゃんと観光したいですね。

 

 

長崎編につづく