Machicoがどれくらいスゲー人なのか解説するから読め

私がMachicoさんを応援し始めてからあっという間に2年が経ちました。

2年間、彼女の活動を通してわかった彼女の魅力を

インタビュー記事から引用をしつつ

余すことなく紹介していきます。

 

ストーリーがスゲー!

Machicoさんが声優アーティストとしてデビューするまでのストーリーは

本人もたびたびファンへ向けて話してくれます。

 

 

Machico:物心がつくまえから、歌を唄うのは大好きだったみたいです。小学校のときは「BoA」さんが好きで、私が歌手になりたいと思ったきっかけをくださった方です。

Machico:ことあるごとに歌っていました。家も少ないし人もいないので、裏山で大声で歌えます(笑)。夜にお兄ちゃんと犬を連れてお散歩に行くことが多かったのですが、散歩中に大声で歌いまくっていました。(笑)

Machico:小さいころから歌手になりたいと思っていたのですが、ただ、なんとなく漠然と「歌手になれたらいいな」って思っていました。歌手になるためになにをしたらいいのかとか、オーディションの準備とか、なにもしていませんでした。

(animate Times, 2012)

子供の頃から歌うことが好きだったMachicoさんは

将来は歌手になりたいと、漠然と考えていました。

 

Machico:中学生のころ、友達のお姉ちゃんに誘われて一度だけオーディションに参加したことがあるのですが、落ちてしまいました。それから大きくなって、進路を考えなきゃいけなくなって、資格取得のために医療事務の専門学校に入ったんです。高校のときは「専門学校に入ればいっか」と軽く考えていたのですが、進学したら人生について考える機会が増えました。

私は歌手になりたい夢を持っていたのに、このまま医療事務の仕事に就いていいのかな~って。なにも挑戦しないままで、このまま人生を送るのはよくない。勉強もして資格を取りながら、歌手を目指してオーディションを受けてみようと考えるようになったんです。このころから、自発的にオーディションを受けるようになりました。

(animate Times, 2012)

 

――「第36回ホリプロ タレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」を受けようと思ったきっかけから教えて下さい。

Machicoさん:高校の頃に、友達に声優の専門学校のオープンキャンパスに誘われたんです。そこに声優の飯田利信さんが来ていて、どうやって声を出しているのか、距離感の話などを聞いて、すごく奥が深いなと思いました。アフレコ体験もしたんですけど、タイミングを取るのがすごく難しかったです。それで演技をしながらそういう技術的なこともきちんとやる声優さんってすごいな、と思ったのが興味を持ったきっかけでした。

(Gamer, 2015)

歌手になりたい、そういう系の専門学校に行きながらオーディションを受けたい

という旨を親に話したところ、

とりあえず退路として専門学校は医療事務系に入りつつオーディションを受けることに。

 

Machico:その時期に受けたオーディションでファイナルまで進ませていただいたのですが、結局ダメだったんです。でも、中学生のときと違ってとても悔しくて、「もっと先に進みたい」と思うようになりました。それから、いろいろなオーディションを何回も受けるようになりました。結果は何度も落ちたんですけど(笑)。

Machico:そんななかで、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に出たら、ファイナルまで進めたんです。
(略)
でも、オーディションの結果はグランプリに選ばれませんでした。

(animate Times, 2012)

オーディションを受けていくうちに

ホリプロタレントスカウトキャラバンに出会います。

ここでファイナリストまで進むも、グランプリはのがしてしまいます。

初の声優アーティスト発掘 『ホリプロTSC』グランプリは17歳・田所あずささんに決定

これが2011年10月のこと。

 

――オーディションから4ヵ月間、どうしていました?

Machico:次を目指していました。アニソンシンガーへの想いが強かったので、募集しているオーディションを探して受けようと思っていました。就職活動もしつつ、オーディションも探しつつ、忙しい生活を送っていました。

(animate Times, 2012)

そして2012年1月、ブログを開始。

専門学校卒業の年でもあるので、

就活をしながらニコ動やYouTubeで歌い手の活動もしていました。

ニコ生もやったりしつつ、

ハロワ行ったり医療事務のパートの面接受けたり。

 

――就職活動は?

Machico:うまくいきませんでした。資格を持っているから「受けたら受かるやろ!」と思っていたのに……私は世の中をなめていたのかもしれません(笑)。「就職は決まらん、歌手の夢もかなわん、もうやばい!」と焦っていました。

(animate Times, 2012)

しかし就活もなかなかうまく行かず

そんな中で受けた医院の先生に面接で言われた言葉が

「あなたの笑顔が似合うのは、こういう病院じゃないと思うんだ。もっと違う世界のほうがいい」

(マイナビニュース, 2016)

就活中もオーディションを探し、

カラオケで一人歌の練習をしたりしていたので

この言葉は非常に大きなモチベーションになったのではないでしょうか。

 

2012年3月にはブログのエントリ数が極端に減少。

ニコ生もやらなければ就活の話も出なくなります。

 

なぜならば…

2012年4月、Machicoメジャーデビュー決定の告知。

「かなり嬉しい報告!」2012/4/8

Machico:1ヵ月待っても連絡が来なくて「ほんとにダメだったんだな~」って実感していたら、4ヵ月くらい経ってから、今回のお話をいただきました。自分でも信じられなかったです。

(animate Times, 2012)

ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリはのがしたものの、

そこで関係者の目に止まって

2月頃にデビューの声がかかったようです。

ここで初めて「齊藤真知子」から「Machico」が誕生します。

 

あと一歩のところで力及ばず

遠ざかり始めていた歌手への夢が

ついに実を結んだ瞬間です。

 

こんなスポ根マンガみたいな展開ありますか?

これだけで漫画書けますよね。

 

デビュー当初のことを振り返るMachicoさんは、話しながら当時の気持ちが蘇ってきたのか少し瞳をうるませる時もあった。今だから笑って話せるし、自分を追い込まずに済んだとはいえ、やはり相当大変であったことは想像に難くない。

(Nizista, 2016)

Machicoさん本人はこのお話を

インタビュー記事やイベント、ラジオなど

様々なメディアで積極的に語ってくれて

デビューできたことに対する深い思い入れを感じられます。

 

ワンマンライブではデビュー曲「Magical Happy Show!」を

必ず歌ってくれます。

曲数が増えて歌われない曲が出てきた中でも

新たなファンが増えて曲を知らない人が増えたとしても

デビュー曲は外さないところがとってもエモいんです。

 

そして何よりすごいのは、

デビュー前のブログ記事が残っている

(というか今でもそのまま使っている)

ということと、

当時投稿したニコ動・YouTubeの歌ってみた動画が現存していることですね。

実際のYouTubeチャンネル

こういうのってだいたいプロデビューをきっかけに消されちゃいますよね。

 

デビューから5周年を迎えた今でも

こうしてデビューまでのストーリーを実際に辿れるということは

魅力的だなと思います。

 

歌唱力がスゲー!

――普段、カラオケはどれくらい行くんですか?

Machico:フリーで入るので、8時間くらいはいます。すごく楽しいんですよ。水さえあれば、いつまでも歌っていられます。

(animate Times, 2012)

子供の頃から山で大声で歌っていたり、

高校時代には軽音部のボーカルをやっていたり、

1人カラオケフリータイム8時間歌ったり、

歌うことへの熱意も才能もあったようです。

 

Machicoさん:(略)「NAO」を歌った時に先輩たちがアンコールをしてくれて、時間がギリギリだけどもう一度歌って。もう一回歌ってって言ってもらえたのがすごく嬉しくて、人前で歌うの楽しいって思いました。その時歌っているところを同じ学校の別のクラスでバンドをやっている子が見ていて、ヘルプボーカルを頼まれたりして。なので他のバンドでなんですがよその学校の文化祭で歌ったこともあって、知らない学校の同年代に囲まれて歌うのは楽しかったです。

(Gamer, 2015)

 

――Machicoさんの原点といえば、やはり高校生のころの部活、ROCK部(軽音部)でしょうか。お兄さんの影響で同じ部活に入ったんですよね。

はい。人生で初めてのステージ経験が高校2年生の文化祭。その文化祭の前日に学校の中庭でマイクテストを兼ねて歌っていたら、廊下の窓からワッとほかの生徒たちが集まってきてくれて、なんか……気分がよかったんです(笑)。

――スターじゃないですか。

バンドメンバーの男子たちも、「お前が歌いはじめたらみんなこっち集まってくれるけん、俺らもめっちゃ燃えた、すっごい気持ちよかった」って笑顔で話してくれました。

(マイナビニュース, 2016)

学生時代から、歌の才能が頭角を現していたみたいです。

 

Machicoさんの歌のすごいところは、

どんな曲でも自分の曲にしてしまうところです。

 

シングルCDでデビューしたあとは

カバーアルバムを2枚リリースしています。

ラインナップは以下の通り。

「COLORS」

  1. 恋しさと せつなさと 心強さと
    (原曲:篠原涼子 / 『ストリートファイターII』主題歌)
  2. Over The Future
    (原曲:可憐Girl’s / 『絶対可憐チルドレン』オープニング・テーマ)
  3. 禁断の運命
    (オリジナル曲)
  4. INVOKE
    (原曲:T.M.Revolution / 『機動戦士ガンダムSEED』主題歌)
  5. 君の神話~アクエリオン第二章
    (原曲:AKINO with bless4 / 『アクエリオンEVOL』オープニング・テーマ)
  6. 甲賀忍法帖
    (原曲:陰陽座 / UHF 系アニメ『バジリスク ~甲賀忍法帖~』オープニング・テーマ)
  7. 君をのせて
    (原曲:井上あずみ / 『天空の城ラピュタ』主題歌)
  8. 白金ディスコ
    (原曲:阿良々木月火(井口裕香) / 『偽物語』オープニング・テーマ)

試聴動画

 

「COLORS II -RML-」

  1. Catch You Catch Me
    (原曲:グミ / TVアニメ「カードキャプターさくら」オープニングテーマ)
  2. ハナマル☆センセイション
    (原曲:Little Non / TVアニメ「こどものじかん」エンディングテーマ)
  3. ハッピー☆マテリアル
    (原曲:麻帆良学園中等部2-A / TVアニメ「魔法先生ネギま!」オープニングテーマ)
  4. For フルーツバスケット
    (原曲:岡崎律子/ TVアニメ「フルーツバスケット」オープニングテーマ)
  5. オレンジ
    (原曲:逢坂大河・櫛枝実乃梨・川嶋亜美/ TVアニメ「とらドラ!」エンディングテーマ)
  6. No buts!
    (原曲:川田まみ/ TVアニメ「とある魔術の禁書目録」オープニングテーマ)
  7. only my railgun
    (原曲:fripSide /TVアニメ「とある科学の超電磁砲」オープニングテーマ)
  8. Believe
    (原曲:玉置成実 / TVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」オープニングテーマ)
  9. 青春オーバードライブ(オリジナル曲)
  10. 凶夢伝染
    (原曲:ALI PROJECT /TVアニメ「Another」オープニングテーマ)
  11. ゆずれない願い
    (原曲:田村直美 / TVアニメ「魔法騎士レイアース」オープニングテーマ)
  12. ミライロケット(オリジナル曲)

どの曲を聴いても「曲に歌わされている感」がまったくなく

曲自体のアレンジも相まって完全にMachicoの曲として聴くことができます。

彼女のハリのある声の圧と伸びのある高音は汎用性が高いのかもしれません。

音域も広く多くのジャンルを歌い分けられることもポイントです。

 

Machico 私は曲によって自然と歌い方まで変わる癖があり(略)

 

曲によって歌い方が違うと話していましたが、それは単純に声の種類だけではなく感覚も違うのですね。

Machico はい。「Machicoと言えばこの歌い方」というのはもしかしたらないのかもしれないです。でも、曲によって歌い方が変わることは自分の武器だと思っています。

(Nizista, 2016)

曲によって歌い方が変わる癖、というのが

彼女のなんでも自分の曲にしてしまう歌唱力の根源ですね。

 

Machicoさんはカバー曲を多く収録したアルバムを2枚リリースしており、ホリプロ声優の皆さんでアニソンカバーイベントも開催しています。自分が大好きなアニソンをどんどん歌っていきたい、という想いからですか?

自分が大好きなのはもちろんですが、アニソンはジャンルがないというか、楽曲の幅がものすごく広いので、大好きなアニソンを歌いつつ自分の幅も広げていければいいな、という気持ちを込めて歌わせていただいています。

様々なタイプのアニソンをアルバムにまとめて、その選曲でご自分を表現してみた、というイメージになりますか?

はい、カバー曲でも同じようなタイプの曲ではなくて、キャッチーな電波ソングからダーク系まで、アルバム2枚通じていろいろなタイプの曲をカバーさせていただきました。そのアルバムを通して聞いてもらった上で「Machicoはこういう人間です」みたいに感じていただけたらいいな、と思います(笑)。

(アニぱら音楽館, 2016)

カバーアルバムで出してるのに、

「私という人間を知ってほしい」と言えるのは

彼女の歌声が確固たるものであることの証拠です。

 

今回の「COLORS」というタイトルはMachicoさん自身が名付けたそうですね。

Machico:はい!まずは覚えやすいタイトルがいいかな、というところと、このアルバムを通じて自分が一番伝えたいものは何かな、って考えたときに、やっぱり「自分の色」っていうのを聴いてくださる皆さんに受け取って覚えていただきたいという気持ちをこめてこのタイトルにしました。

(ローチケHMV, 2014)

 

――アルバムタイトルの「COLORS」にはどのような想いを込めたのでしょうか?

Machico:原曲が持つ色、私の歌の色、聴いた皆さんが想像してくださる色、そんなたくさんの色が溢れるアルバムにしたいと思って、「COLORS」と名づけました。

(こえぽた, 2014)

この「COLORS」というアルバム名も

多彩な曲・自分の歌をテーマにつけられたものでした。

 

彼女の所属事務所ホリプロの他の同期たちが

オリジナル曲のリリースを重ねている間、

彼女はしばらくカバーアルバムを引っさげての活動を続けました。

 

なぜ彼女だけカバー主体だったのかはわからないのですが

(知ってる人いたら教えてください。)

カバーを続けることによって

他のアーティストの楽曲を自分で理解する力

曲に込められた意味やそれを表現するための適切な歌い方を

自分なりに解釈する力が身についたように思います。

(ホリプロ主催で所属アーティストがアニソンカバーを行うライブ

「Anisong Ichiban!!」が定期的に催されているので、

もともとカバーをすることに積極的な事務所だと感じています。)

 

その後はTVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」の

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を頂いて以降

オリジナル曲主体の活動へとシフトしていきました。

現在フルオリジナルアルバムを2枚リリースし、

オリジナル曲だけでライブができるほどに曲数を増やしました。

試聴動画1, 試聴動画2

 

オリジナル曲が主体になると

歌声に感情を乗せるスキルが格段に上達していることがわかります。

ポップ・ロック・バラードの歌い分けはもちろんのこと、

バラード曲だけでもオトナの雰囲気や優しく包み込むような雰囲気など

何種類にも歌い分けることができています。

 

これまでの流れでロックを突き詰める方向もあったと思いますが、新鮮なジャンルを多数入れたのはなぜでしょうか?

Machico 私は元々いろいろなものが好きなので、ひとつに絞るのはもったいないという気持ちをずっと持っていたんです。そのすべてを音楽やファッションに活かしていけたらなと思って。今回は可愛い方を掘り下げて「こういう一面もありますよ」と見せられたらいいなという気持ちでした。

どんなジャンルでも歌いこなしますからね。

Machico ありがとうございます。カバーアルバムをやらせていただいたことで自分の幅が広がったと感じていますし、3rdアルバムはその経験が活かされていると思います。

(Nizista, 2016)

 

--Machicoさんのアーティストとしての目標、今後の課題について教えてください。

Machico:私は“多面性のあるアーティストになりたい”と思っています。「MachicoといえばROCKだよね」なんて嬉しいお言葉ですけど、私はいろんな音楽が好きなので、「いろんな楽曲にあわせた自分をみせられるアーティストになりたい」というのが大前提にあります。ひとつのライブの中で、明るいPOPSであったり、クールなROCKであったりと、いろんな楽曲でいろんなMachicoを届けたいと思います。

(Billboard Japan, 2017)

カバー曲は様々なジャンルがあったとはいえロック色が濃かったのに対し

3rdアルバム以降は全く異なるジャンルが取り入れられました。

1つのジャンルを極めるのも良いですが、

ジャンルに縛られない自分の歌声を突き詰めていくところが

Machicoさんのすごいところです。

 

 

Machico 私はデビュー当時、「抑揚がない」というのが課題のひとつでした。すべてが平坦に聴こえちゃう癖があって。もっと感情を込めたいと思っても、なかなか上手く出来なかったんです。でも、キャラソンを歌う際に「このキャラクターならこの言葉を立たせた方がいい」などとディレクションしていただいたことで、ソロの歌い方でも自然と意識を持って歌えるようになりました。

 

Machico それが表現なんですよね。ピッチを合わせるだけが全てじゃないんだなって。私は合わせるのは得意なんですけど、合っているものをあえて別のアプローチにしたり、わざとセリフっぽく歌ったり、崩して歌うのが苦手で。自分の課題でもあります。そういうところも先輩方のステージで刺激をもらった部分です。

(Nizista, 2016)

自分の強みだけでなく弱点も理解しており、

それは声優としての活動を通して改善されています。

実際にCD音源で

「Magical Happy Show!」→「ミライロケット」→「Girls Be Ambitious!!」

と順番に聴いていくと、たしかに抑揚に変化が見られます。

正確なピッチコントロールに表現力が付加されたら、

それって最強じゃない?

 

――今回のレコーディングを終えての感想をお聞かせください。

滝澤俊輔
Machicoさんのことは以前から存じていましたが、今回こうして初めて一緒に仕事をさせていただいて、改めて目の前で歌っていただいて、ありきたりの言葉ですが「本当に歌がお上手」っていう言葉がピッタリでした。今回の曲は、かなり難しく、歌いにくい曲だったと思うんですが、ちゃんと楽曲を吸収して歌っていただけていたので、作っているこちらとしても、どんどん録りながら楽しくなってきてしまいました。あと、声のバリエーションに驚いたというか、「もっとこんなのが欲しい!」みたいにたくさん歌っていただいたので、スミマセンといった感じです(笑)。

 

エンドウ.氏が何度も「うまいねえ」と唸るほどのMachicoの歌唱力は歌うたびにその輝きを増し、最終的に絶品の仕上がりとなった。

 

――改めてヴォーカリスト・Machicoさんの魅力をお聞かせください。

水口浩次
やはり一発でガツッと掴まれる歌声は大いなる魅力だと思います。これからもその歌声で多くの人の心を掴んでいってほしい!と思っています。

 

――ヴォーカリスト・Machicoさんの魅力は何だと思いますか?

MariC
歌によって声を使い分けられるのが凄いなと思っています。「thread a needle」ではクールでかっこいいロック系の歌声、「一緒に帰ろう」では優しく包み込むような歌声と、私が作った2曲だけでも大きな振り幅があります。3rdアルバムにはいろんなタイプの楽曲が収録されると聞いているので、どんなMachicoちゃんに出会えるのか楽しみにしています。

(ローチケHMV, 2016)

 

ーー作家のおふたりから見て、声優アーティスト業界の中でMachicoさんはどのような立ち位置なのでしょうか?

園田:やっぱり、声優さんっていうのはシンガーさんではないわけですよ。なので、作曲する時には音域やリズム、曲調に制限が出がちなんです。でも、Machicoちゃんの場合はそういう制限をあまり考えずに、フルで考えた作品を渡せるのでとてもありがたいです。

(Real Sound, 2017)

歌唱力のみならず

声の幅や楽曲を理解する力なんかも作曲家さんのお墨付きです。

 

Machico
私は楽曲に合わせて歌い方が自然に変わるほうなんですが、今回の曲は私にとって今までにないタイプの楽曲だったので、歌う前は自分でもどんなふうになるのか、ちょっと想像がつきませんでした。でも、歌ってみたら”優しさ”だったり”強さ”だったりっていう、この曲の表現のポイントが見えてきて、新しい扉が開いた感じがしたので、その何かを掴んでいった感じが歌に込もっていればと思います。

(ローチケHMV, 2016)

何その吸収力、ヤバない?

 

――2回目のレコーディングとのことですが、前回と比べて成長を感じるところはありましたか?

水口浩次
さっきハモリのパートを録っていたのですが、Machicoちゃん自ら、ハモリを作ってきてくれていました!そのMachicoちゃんが作ったハモリが、自分の想定していたものと一致していて、しっかりと曲を聴きこんで合わせてきてくれているのだ、と感動しました。

(ローチケHMV, 2016)

なんとハモリを自分で考えてくるレベルです。

 

園田:「fantastic dreamer」に関しては、じつは曲ができた時点では、まだ誰が歌うか決まっていなかったんですよ。それで、ディレクターさんからMachicoさんのプリプロ音源が送られて初めて歌声を聴いて、「彼女ならいける」と思いました。あれはだいぶ難しい曲だったので。

Machico:めっちゃ難しかったです……。

園田:だよね? そんな難しい曲なんだけど、ミックスなどを施してない、生の歌声で送られてきたんですよ。それを聴いた時に、「彼女だったら歌いこなしてくれるだろう」って安心したんです。だから、最初から信頼していましたね。あと、本人がどう思うかはわかりませんが、特にこの時代にこういう声の歌い手って、いそうでいないんですよ。強い声だけど、いわゆるロック的な強さではないわけで。そうした強い声でちゃんと歌えるシンガーさんって、実は今あんまりいないと思うんです。

(Real Sound, 2017)

生音源の状態から信頼を勝ち取るんだから、本当に実力を認められているんですね。

 

――カバー曲の中で特に思い出深い曲は何でしょうか?

Machico:『only my railgun』ですね。デビューのきっかけとなったホリプロタレントスカウトキャラバンで、ファイナルの時に自由曲として歌わせていただいたんです。(略)
思い入れが強いので自分色にしたくて、サビの高音も出来るだけ裏声を使わず地声で歌って私の色を出すため力強く歌いました!

(こえぽた, 2015)

 

そういえばコーラス以外でファルセットを使うことってほとんどないですね。

それもまた彼女のこだわりなのでしょうか。

(それゆえ「TOMORROW」や「BRAND NEW WORLD 〜明日へのグラデーション〜」など主旋律でもたまに使われる裏声がいいアクセントになっていたりするわけです。)

 

歌い方などで意識した点はありますか?
Machico  歌詞自体がセリフのような感じなので、「メロディを正しく合わせる」という意識ではなく「演技をしている感覚」で歌っています。例えば、2番の「見上げて気付いた」という部分は、その距離感を出すために、マイクがずれない程度に上を向いたり顔の位置を変えて歌いました。そういう動作的なことも聴きながら浮かんでくるようにしたくて。
(Nizista, 2016)

経験を積んでいくうちに、歌い方の細かなテクニックも高度化していくのがわかります。

 

感性・表現力がスゲー!

インタビュー記事を読んでいると必ず

曲の印象とか制作の裏側なんかを語るわけですが

Machicoさんはそこのところの感じ方と、

感じたことを言葉にする力に長けています。

 

――初めてデビュー曲の「Magical Happy Show!」を聴いたときの感想は?

Machico:第一印象は「めっちゃかわいい!」でした。とても明るいし、この曲が自分のデビュー曲になるなんて、とても不思議な気分です。歌詞を頂いたときは女の子の「恋するときのもどかしさ」のような心境を表しているんだと思っていたのですが、何度も聴いて理解していく内に、女の子の心境だけじゃなくって、「これからなにがあるかわからないけど、自分を信じてがんばっていこう」という意味も含まれているんだな~と気づきました。それからは、新人の自分に当てはめられる部分が見えてきて、私自身が元気をもらえる曲でもあると思っています。

(animate Times, 2012)

 

――本楽曲のテーマを教えていただけますか?

Machico:キーワードは「世界」です。ストーリー性を大切にしていて、たとえば同じAメロでも、2番は人を試すようなニュアンスで歌ったりしました。オチサビにはアニメを象徴する「素晴らしい世界」というフレーズも盛り込まれています。そこは無音になる箇所で、「澄み切った世界」の情景をイメージしながら歌ったのですが、音を当てるのがとても難しかったですね。

(アニメハック, 2016)

 

――3rdアルバム以来、初のシングルになりますが制作にあたって意識が変わった点はありますか?

Machico:カバー曲を歌わせていただいたときは、元々の原曲があった上で自分のテイストを乗せていたんですけど、オリジナル楽曲はそれが原曲になるので想像力が必要だと思いました。カバー曲はお手本があるので立てるべき歌いどころが既にありますが、オリジナル楽曲だと魅せたいところを自分で作れるので、気持ち良く一曲を完成させていく楽しさはありました。また曲に深みを出していくのは自分次第なので、そういう面でオリジナル楽曲は自分次第で大きく広がるんだという意識が芽生えました。

(animate Times, 2016)

楽曲に込められた意味や感情を考えるための感性があり

その上でそれを言葉にして発する力を持っています。

自分の行ってきた活動を具体的に説明するのも上手です。

 

Machico:はい、「禁断の運命」という曲です。私名義のオリジナル曲としては「Magical Happy Show!」以来2曲目なんですが…大分大人びたなと。(笑) この曲の音源と歌詞をいただいたときに、夜の海の水面に満月が写っている風景をイメージしました。レコーディングのときもそのイメージを浮かべて儚げな満月に向かって歌っているような。 サビの部分だけで5声重ねているというお話も聞きまして…しっかりと作っていただいた大事な曲です。

(ローチケHMV, 2014)

まずは楽曲のもつ雰囲気を景色的にイメージするという

直感的な考え方が彼女の特徴です。

 

所属直後にデビューシングルが決まったわけですからね。

Machico 最初の頃は本当に戸惑っていました。でも、その期間が今の自分の土台を作ってくれたと思っています。当時のマネージャーさんは、先に答えを言うのではなく「まずは自分で考えて」というタイプだったんです。

デビューシングル(2012年5月)から1stアルバム(2014年6月)まで少し間がありますが、その間に頑張っていたことは今に繋がっているんですね。

Machico 当時はすごかったんです。(略)マネージャーさんたちがずっとついてくださるわけではないので、(1人の時は)時間をどう使えばいいのか練習の仕方もわからずで。ずっと歌い続けてみたり、動きながら歌うとブレやすいことを再確認したり……そういうことを積み重ねて、どうやってレベルアップ出来るか考えながら黙々と頑張っていた時期でした。

ある意味、ものすごい自主練ですね。

Machico そうですね(笑)。答えを自分で探さなくちゃいけないことが、こんなにも難しいんだと実感しました。でも、この時期があったからこそ、自分からいろいろアイディアを出せるようになったと思います。今は基本的にステージのパフォーマンスを自分で考えているんです。

(Nizista, 2016)

 

--今のお話やセルフレビュー動画でも感じたんですが、楽曲のストーリーを事細かに組み立てていますよね。

Machico:デビュー当時、歌詞の意味とかを考えず自分の歌いやすい歌い方で歌っていた私にマネージャーさんが「抑揚がない」というアドバイスくださって、「抑揚ってなんだ!?」と、その時気づかされたんです。プロとして歌を歌う人にとっては当然のことですけど、その曲のストーリー性を意識して歌わなきゃいけないんだと思って、どうやったらその曲の世界観を自分のイメージした通りに歌えるのか、デビューから1,2年間はずっと研究していて、いまもそれが続いているのかなと思います。

(Billboard Japan, 2017)

デビュー当時から「自分で考える」という力を培ったのが

感性を磨くことに良い影響を与えたのかもしれないですね。

 

精神的に追い込まない秘訣はあるのですか?

Machico 毎日のように実家に電話します。家族に「うちも新しいアニメが決まったらなぁ」などと現状を話すこともあって、両親は人生の先輩としてアドバイスをくれます。逃げ場じゃないですけど、“帰れる場所”や“自分のことを思ってくれている人”がいるとわかっているからこそ、精神が病んでしまうほど追い込まずに済んでいます。客観的に一歩引いて自分の状況を見ることが出来ているので、焦りながらも冷静さはあるんだと思います。

(Nizista, 2016)

いつもは明るくてパワフルで元気な彼女も、

たまにこうして冷静になるところがすごいです。

自分を客観的に見られるという点は、

このインタビューの回答自体がまさしくその通りです。

 

作詞の才能がスゲー!

Machicoさんは自身の曲の作詞も行っています。

作詞曲は現在6曲くらいあります。

 

――目指している人や憧れている人はいますか?

Machico:女性でしたら宇多田ヒカルさんです。今後は作詞にも挑戦して、自分の想いをより伝えることが出来るようになりたいです。

(こえぽた, 2014)

もともと作詞に対する意欲もあったようで、

作詞をすることは自分の思いを伝えるために必要なことだと考えていたようです。

 

――『ミライロケット』はどのようなコンセプトで作詞をされましたか?

Machico:今回は曲先行で作詞をさせていただきました。初めての作詞ということで、私自身一曲丸々書けるかという不安もありました。ふと思い付いたフレーズを携帯とかノートにメモするようにしてはいたのですが、メモをするのと1曲作るのとでは全く違うと感じました。
曲が出来上がる前に創作意欲が湧き上がり、自分がどんな詩を書けるかマネージャーさんに知っていただきたかったのもあって、白と黒のイメージで、4曲ずつ計8曲分の作詞をしたんです。その時の歌詞は使われなかったのですが、作詞に対して試行錯誤し、8曲分の歌詞を書いたことで自信がつきました。

(こえぽた, 2015)

初めて作詞をしたのが「COLORS II -RML-」の「ミライロケット」という曲です。

曲先行で作詞をするのに、先に全く違う詞を8本も書いてしまうって

一体どんなスタミナなんだ!?

努力家だし、実際8本書き上げちゃうのだから才能もちゃんとあるってことなんですね。

 

――実際に作詞に入ってからはいかがでしたか?

Machico:いざ曲先行で作詞をお願いしますと言われた時、8曲分の経験があったので入りはすんなり出来ました。楽曲を聴き、自分なりにこの曲に合う女の子はどんな子なのか考えて絵を描いてみました。「星がいっぱい飛んでそう」と曲から絵のイメージを受け取り、その絵に合うキーワードとして「未来」、「宇宙」、「ロケット」が浮かんできたんです。その結果、ロケットを題材にして作りたいと思い、自分の殴り書きのフレーズから、等身大の私としての歌詞を書くことが出来ました。

(こえぽた, 2015)

 

――「ミライロケット」では初めて作詞をしたんですよね。
アルバムの選曲の時からMachico作詞の曲もあるって言われて、作詞できるか不安だったんですけど、まずは“自分の世界観がどういうものか?”というのを探すのに8つぐらい詞を書きました。その後、音源を聞いてキラキラしたものを感じて、ノートに絵を書きなぐってメロディの粒をパートごとに視覚にしていくことから始めました。ショートボブの科学研究部のボクっ娘なイメージなんです。

でも、キラキラ感や希望感というのだけを求め過ぎたら自分らしくないと感じていたので、“これはキレイ事を語りすぎたな”とか、経験や気持ちと重ねながら自分に正直に詞を作りました。

(トーキョーアニメニュース, 2015)

作詞の方でも、曲の景色的なイメージから入るという彼女の特徴が表れています。

浮かんだイメージをノートに視覚化してから

言葉に書き下していくというのが彼女の手法です。

彼女の描くイラストは独特の味があって結構上手いので

自分に合った手法を自然と身に着けていることがわかります。

 

――作詞にも挑戦されたカップリング曲『ラブ★スト』についてお聴かせください。

Machico:通学路の恋をテーマにして、最初に曲をいただいてから詞を書かせていただきました。楽曲自体は明るく爽やかなバンドサウンドですが、私はポップさやキュートな印象を強く感じました。ですので、可愛らしい曲にしたいなと思い、通学路の恋をテーマにしました。
「ラブ★スト」の“スト”は、物語のストーリーと、通学路なので道のストリートのダブルミーニングになっています。片思いの女の子のまっすぐな気持ちと素直な感じを、回りくどくなくストレートに書かせていただきました。
また、ストーリー性を持たせるために、通学路で男の子に一目惚れした女の子を出会わせて終わるのか、出会わせないで終わるのを考えた結果、今回は接点なく終わらせました。これから始まる明るい未来だったり、ワクワク感や勢いがそっちの方が伝わりやすいのではないかなと思ったからです。

(こえぽた, 2016)

特に彼女が得意としているのは、

ある登場人物をもとにストーリー展開をもたせた詞です。

ストーリーが作れるということは

登場人物が動くための世界観が作れるということ。

 

Machico:感情がないと言われているロボットですけど、ある日人間の女の子と出会って、あったかい気持ちが芽生えて、これが恋だって気づくんです。機械と人間というのもあって絶対分かり合えないし、この恋が成就することはないって分かっているんですけど、いままでずっと味気ない日々を過ごしてきて、その女の子と出合ったおかげで「あったかい気持ちを知れて、そのことだけでボクは幸せだよ」って。なんか傍から聞いたらすごく切ないんですけど、このロボットの男の子は逆に幸せを思うんです……って、泣きそう!(笑)

(Billboard Japan, 2017)

自分で作ったストーリーで泣きそうになるレベルで

楽曲に感情移入しています。

 

――エンドウ.さんはMachicoさんの書いた歌詞を読んでどう思いましたか? ご自分で考えていたイメージとは近かったでしょうか?

エンドウ.
(略)これまで歌詞をそんなに書いてきてないって聞いてたけど、スゴイなと思いました。これからバンバン書いていったほうがいいと思いますよ!

(ローチケHMV, 2016)

歌だけでなく作詞の才能もプロに認められるほど。

これからバンバン書いていって欲しいです本当に。

 

――お気に入りのフレーズはありますか?

Machico:2番の「自分にただ聞いてみる、やれるか分かんない」が一番書きたかったフレーズです。1番は“デビューまでの自分の心境”、2番が“デビューの後”落ちサビは“不安はあるけど進むぞ”という構成になっています。
夢は叶ったけど、アーティストとして、声優としてやっていけるのか自分自身への問いかけを込めていて、ここが1番のポイントだと思っています。

(こえぽた, 2015)

ただなんとなくアウトプットするのではなく、

きちんと自分の作ったものの意味や理由を言葉で説明できるのは

非常に重要で素晴らしいことだと思います。

 

――歌詞を拝見したのですが、デビューからの自分に重ねあわせたところもあるのでは?
“描いてきた未来図をぼんやりと眺めても”という歌詞があるんですが、ずっと歌手をやりたかったのにどうしたらいいか、当時は全然わかってなくて…
きっかけとしてオーディションがあることは知っていてもそこに踏み出すこともなく、漠然と夢を描いてきたけど夢を片隅に置いて学生生活を普通に送っていたんです。でも、専門学校を卒業する目前になって自分の夢にあらためて気づいたんです。
1番の歌詞はその頃の私の心境を書いています。

2番は“ほどけたヒモを直して”という歌詞があるのですが、歌手活動をしていくにあたって自分が今までにやってきたことをもう一度見直して、前に向いて自分が考える理想に突っ走っていくぞという気持ちも込められています。

(トーキョーアニメニュース, 2015)

自分がデビューに至るまで歩んできたストーリーは

作詞の題材になるほどに思い入れの深いものであることがわかります。

 

制作秘話がスゲー!

2016年、非常に印象的だった活動内容が

ローチケHMVで連載された「Machico 3rdアルバム制作日誌」です。

自身の3枚目のアルバムで初めてフルオリジナル仕様となりました。

リリース情報が解禁されたのは2月で、

リリース日は同年7月とプロモーションに5ヶ月しかなく

(新規収録9曲をたった1ヶ月でレコーディングしたそうです)

短期間でファンの皆に活動の成果を見てもらえる方法を模索した結果が

この連載記事でした。

作曲家も交えてレコーディング・MV撮影などの様子を

番外編も含め10回にわたって紹介しました。

(レコーディング風景の動画もあるよ!)

 

なにより、我々は普段レコーディングの様子だとか

作曲家とアーティストとの対話などはあまり知ることができないので

CDリリースへのワクワク感をふくらませるだけでなく

好奇心を刺激される大変良い企画でした。

 

CDがリリースされてからもう一度見返すと、

「これはこの曲のことを言っていたのか」

などと答え合わせができて二度美味しい。

 

今回のレコーディングは1曲であったが、コーラス部分も含む収録の完了まで、所用時間は2曲分相応の長時間にわたった。そんな折にも集中力を切らさず、笑顔を絶やさず、粘り強くレコーディングに臨んでいたMachicoに、たくましい成長を感じる一日であった。

実際のレコーディングってどれくらいかかるんだろうとか、

普段どういう姿勢でレコーディングに臨んでいるんだろうとか、

制作風景が見えるだけで楽曲の感じ方って変わるんだなと関心しました。

 

何より嬉しかったのは、

楽曲提供をしていただいた作曲家陣が口を揃えて

歌唱力を高く評価していることです。

 

演技力がスゲー!

Machicoさんはアーティストであると同時に声優です。

声優としてのお仕事はまだまだ少ないながらも、

アイマスを皮切りに少しずつ経験を重ねています。

 

実際私はアイマスをきっかけに彼女を知ったのですが

伊吹翼の声を初めて聴いたときの印象は

「THE 新人って感じだな」というものでした。

 

それ以降の私が知ってる役として

「聖剣使いの禁呪詠唱」(2015年)のソフィア・メルテザッカーは

出演回数が少なかったので可もなく不可もなくといった印象。

 

しかし、その翌年の「三者三葉」(2016年)の西山芹奈というレギュラー役で

あまりのはまり役に度肝を抜かれました。

声自体もキャラクター性に合っているし

新人特有の棒読み感がないというか

それまではちょっと声が浮いているなと感じていたのが

今回は全くありませんでした。

「Machicoちゃんってこんな声も出せたんだ!」

と放送当時は驚かされました。

 

さらにその翌年の

「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」(2017年)

アイセア・マイゼ・ヴァルガリス役では(名前が長い)

「お前は本当にMachicoなのか?」と疑ってしまうくらい

素のMachicoを感じさせないレベルの演技力でした。

しかしながらキャラクター性はMachicoさん本人とよく似ていて

共演者からもキャラに合ってるとお墨付きをいただくほどでした。

(すかすか振り返り上映会第3回より)

 

鷲崎健さん,May’nさんが司会を務める「電波ラボラトリー」に

ゲストとして出演した際には

様々なシチュエーションで役になりきって告知をする

というコーナーで新妻やヤンデレなどを披露し、

視聴者に笑いを届けつつも高いクオリティで

鷲崎さんには「役幅広いですね〜」と好評でした。

 

ところで彼女の演技力に磨きがかかった2016年はちょうど

カバーでの活動から一転して

オリジナル曲主体の活動へシフトしていった時期でした。

ここで彼女に何か転機があったのでしょうか。

もしくは、これまでの活動の成果が

実際のお仕事を通して一気に解き放たれた瞬間かもしれないですね。

2016年に年が改まり1ヶ月ほど経ちました。簡単に昨年を振り返っていただきつつ、今年の目標があれば教えて下さい。

2015年は色々なイベントに……(略)新しいチャンスや場をもらえた1年でした。夢のひとつであったアニメのタイアップ曲が決まった年でもありましたし、自分でも変化の年だった気がします。2016年は、あまり考えず素直に楽しむことと、ちょっとでも気になったことは積極的やってみよう、と思っています。

それはお仕事に関して? プライベートも含めてでしょうか?

プライベートでも、お仕事でもです。今までは「これ、やってみたいなー」と思っても踏み出せずに溜めてきたので、今年はちゃんと挑戦してみようと。お仕事でも、ライブの時に不安に思ったり頭で考えすぎたりすることが多かったんですけど、今年は考えつつも、楽しいことは全面的に楽しもう、というふうに心持ちを変えようと思っています。

(アニぱら音楽館, 2016)

色々なことに積極的に挑戦する、心境の変化が大きく働いたのかもしれませんね。

 

――Machicoさんはアーティストとしてだけでなく声優としても活躍されています。声優としての意気込みもお聞かせ下さい。

Machico:キャラクターの上辺だけでなく、物語には出てきていない部分も感じてもらえる演技を出来るようになりたいです。声優は声を作るだけではないので、そのキャラクターが物語の中でいきいきと過ごし、皆さんに愛していただけるように演じたい、私の声でそれが出来るようになりたいと思っています。

(こえぽた, 2014)

 

キャラクターで歌うこととMachicoさん本人で歌うことの違いや意識している点はどこでしょうか?

Machico 「声優として作品に関わらせていただく時は、自分を出す場ではない」と、すごく意識しています。声優のMachicoとソロアーティストのMachicoは差別化していきたいですし、「キャラクターの枠組みの中で出来る技術を模索する」という意味では、キャラソンの方が難しいと感じています。キャラソンの場合はセリフのように歌えるようになることが目標で、それこそが醍醐味だと思っています。だから常にキャラクターを優先しています。そこで得たセリフのような歌いまわしは、自分のソロを歌う時にも活きているんです。

(Nizista, 2016)

 

今回のシングルは、声優として演技の成長が出来たからこそ歌えた曲だと感じます。
Machico そうなんですよ。これらの役に加えて、アルバム『Ambitious*』では声でいろんな演技をやらせていただきましたし、さまざまなキャラソンを歌わせていただいたこそ出来たアプローチだと思っています。これからも自分にリミッターをかけずに、自分らしくありながら、新しい自分をどんどん世に出していきたいです。
(Nizista, 2016)

 

声優とアーティスト、どちらにおいても確固たるビジョンをもち、

お互いの活動にいい刺激を与えているからこそ成り立つ兼業なんですね。

 

ファンに対する気持ちがスゲー!

Machicoさんは自分が歌うことだけじゃなく

常にファンに楽しんでもらい、ファンと共に楽しむことを考えてくれます。

――東名阪で開催されたイベントでミニライブをしてきましたが、Machicoさんのライブでお客さんにはどうしてほしいですか?

Machico:盛り上がってほしいです! やっぱり座って聴くよりも、立ち上がって曲に合わせて盛り上がってもらえると、私も「歌うぜっ!」ってテンションになります。私もライブに行ったら汗だくになって騒ぐのが大好きなので、みなさんも騒いでいただきたいですね。

(animate Times, 2012)

 

――最後にメッセージをお願いします。

Machico:今回は一般のお客さんがいないいつもと違った電波諜報局でしたので、凄く寂しくて…。出演させていただいて楽しかったことは変わりないのですが、お客さんがいるのといないのでは、話し方がこんなにも違うのだと実感しました。今まで私が喋ったことに対して、リアルタイムで声に出して反応を返してくれて、盛上げて頂いてくださったことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
2ndアルバム、初のLive Tourで私の歌を皆さんに届けられることを嬉しく思います。このように活動できるのも皆さんのおかげだと思っているので、是非直接会いに来て欲しいです。これからも応援よろしくお願いします。

(こえぽた, 2015)

番組収録時にお客さんを入れていなかっただけで

これほどファンの大切さを実感するものなのかと

逆に私のほうが驚いてしまいました。

 

Machico:(略)これからは私を選んでくださったみなさんに「Machicoでよかった」と言ってもらえるようにしなきゃいけないんです。なので、ファンのみなさんと関係者のみなさんの期待に答えれる様に歌っていきたいと思っています。

(animate Times, 2012)

デビュー当時に言っていたのは「Machicoでよかった」と思われたいということ。

そして5年経った今、ライブのMCで彼女が言ったことは

より多くの人に「Machicoのファンでよかった」と思われたいということ。

(Machico Live Tour 2017「DAY’S melody:」東京公演より)

彼女がこの5年間、ファンに掲げてきた理想は全くブレませんでした。

 

 

――翼の印象が変わったり、翼らしさがつかめたかなと思うのはどういうところですか?

Machicoさん:最初はツバッティーがつかみきれてなくて、どう甘えていいかがわからなかったんです。でも自分でゲームをプレイしたり、ファンの人たちの中にあるツバッティーのイメージをお手紙でもらったりする中で新しい発見があったりして。ファンの方の中にあるイメージってとっても大事だと思うんです。

(Gamer, 2015)

声優としてもファンからの意見を重要視しているようです。

様々なイメージを吸収して自分なりに形にするという力を持っているんだなと感じました。

 

ブログがスゲー!

Machico公式ブログ「Machicoco」の月別エントリ数を見てみましょう。

2016年
12月 ( 31 )
11月 ( 30 )
10月 ( 31 )
9月 ( 30 )
8月 ( 31 )
7月 ( 31 )
6月 ( 30 )
5月 ( 32 )
4月 ( 30 )
3月 ( 31 )
2月 ( 30 )
1月 ( 31 )

2015年
12月 ( 31 )
11月 ( 30 )
10月 ( 31 )
9月 ( 30 )
8月 ( 32 )
7月 ( 30 )
6月 ( 30 )
5月 ( 31 )
4月 ( 31 )
3月 ( 31 )
2月 ( 28 )
1月 ( 31 )

2年分だけ例示してますけど、

毎年こんな感じです。

ほぼ毎日更新していますね。

Machico:はい! アメーバブログで毎日更新を目標にしているので、よかったらぜひ見て下さい。緊張しやすい私でも、ブログだったら自分らしさを出せる。「こんな子なんだな」ってわかっていただけるとうれしいです。よく「ふわふわしている」って言われるのですが、意外にしっかりしてるんですよ(笑)。ブログで書いている雰囲気は自分だし、イベントでしゃべっているのも自分だし、いろんな自分を見ていただきたいなって思います。

(animate Times, 2012)

デビュー前から始められたブログは、

彼女がファンに自分を伝えるための非常に大切なツールであることがわかります。

何より、ブログを読むだけで彼女のだいたいの人間性を知れるというところが

ファンになるためのハードルを効果的に下げているように思えます。

 

私が彼女に興味を持ったときにも、とりあえずブログを読み漁りました。

ブログを読んで、一層応援したいという気持ちが強まった記憶があります。

 

あと、彼女のブログは独特の言い回しや造語が多数登場するのが特徴です。

個人的に「Machico語録」と呼んでいるのですが、その語録の一部をご紹介。

・Machico珍百景

・びっくりまたたびです!!笑

・おったまげーしょんです。

・おったまてばこ!!

・おそろしの森

・ポニーtheテルテル

・浮かれぴ~やの又三郎(* ̄▽ ̄*)ノ”

・高まりの又三郎

・驚きの又三郎すぎて又三郎って感じです、ありゃこらす(笑)

・最の高!!

・変なテンション、あてんしょん

・気分がハイなちゅらるハイ!!!

・ぺこりーなぺこのすけ

これら語録とともに作り出すMachicoワールドはブログ開設当初から健在です。

最近のマイブームは「〜まる」だそうです。

 

インタビューがスゲー!

さて、以上の紹介ではインタビュー記事を多数引用してきました。

Machicoさんといえば

ネットのインタビュー記事が見どころの1つです。

デビューしてから5年間、

CDをリリースするたびに必ずインタビュー取材をいただいており

私が数えられた分だけでも20件以上ありました。

 

リリースしたCDの内容や普段の活動について

定期的に本人の言葉でオープンにしてくれることはもちろん

歌に対する思いや制作の裏側を知る機会が多いのがポイントです。

そういうのってリリースイベントくらいでしか聞く機会がないですからね。

 

インタビュー記事&イベントレポート記事は

Google Docsに以下のようにまとめてあるので

こちらから読んでみてください。

スクリーンショット 2017-07-20 16.25.26.png

(私が手作業で収集したものなので、多分漏れが何件かあるはずです。

もしここに載っていないものがありましたら、コメやTwitterなどで教えてください。)

 

ここでは引用しきれなかっためっちゃエモい言葉がまだまだたくさんあるので

少しずつでもいいから全部読んでみて欲しいです。

 

 

最後に

「Machicoさんのライブは厄介者ばかりで近寄りがたい」

という意見は未だに目にします。

しかし、我々はこの認識を一刻も早く改なければいけません。

 

先にも述べたように

かつて彼女のライブはカバー曲主体で

チケット代金も安く

ライブハウスでの開催だったため

Machicoを知らなくても気軽に人が集まれるものでした。

 

ライブでの観客の楽しみ方は次第に激化していき、

過度な圧縮やMIXなどのコールも横行しました。

しかしながら、これをよく思わない観客が少なからずおり、

ライブ後にSNSで批判を書かれることが増えました。

 

極めつけは2016年2月の東京でのワンマンライブ。

ライブ中に猥褻な本を掲げステージ上のMachicoに見せつけるという

誰が聞いても頭のおかしい奴が出現しました。

こんなのMachicoさんのライブだから現れたというわけじゃないことくらい誰にだって分かるし

不運にもキチガイに目をつけられてしまったことなのですが

「Machicoのファンはヤバイ人しかいない」

「Machicoのライブは険しい」

といった認識は完全に広まり、

ライブのマナーの評判はガタ落ち。

まとめサイトのネタにされるほどでした。

 

当時Machicoさんはインタビューでこのように語っています。

Machico  今回はオリジナル曲がベースになるので、より自分らしいライブといいますか、Machicoの音楽を提示できると思います。先日リリースした3rdアルバム『Ambitious*』もキャッチーで初めての方にも聴きやすい楽曲が多いですし、ちょっとでも興味を持った方はぜひライブに来て欲しいです。

そして、品よく安全にみんなが楽しく盛り上がれるライブにしたいです。そういう意味でも、私がファンの方を引っ張っていけるようなライブが出来たらと思っています。

(Nizista, 2016)

悪いのは一部の心無い人間なのに、

ステージに立つ彼女にここまで言わせてしまうなんて、

情けなくてやりきれない思いがありました。

 

しかし、彼女が言ったように、ライブは変わりました。

2016年12月のツアーからは、

ついにオリジナル曲主体へシフトします。

するとどうだろう、

今までが嘘だったかのように安全かつ盛り上がれるライブになりました。

過度な押し合い圧縮はないし、

変なことをするキチガイも現れなくなったし、

でも盛り上がるところでは目一杯盛り上がれるんです。

(ホリプロのレギュレーションが厳格化されたという要因もあります。)

 

今までカバー曲が強いからって来てやんちゃしていた人たちが

まるっといなくなり、

本当にMachicoさんの歌を聴きたいという人だけがライブに来るようになったんです。

 

実際、Machicoさんのファンって潜在的にはおとなしい人たちで、

リリースイベントのときはかなり落ち着いた雰囲気で歌に聴き入っています。

(この前のリリイベなんかおとなしすぎて、

逆にMachicoさんからもっと盛り上がってって煽られたレベルですよ。)

 

「fantastic dreamer」だけは何故かファンでもMIXやイエッタイガーを入れる風潮があって

他のファンやMachicoさん本人から特に拒否されているわけでもないので

それはそれとして受け入れられていたのですが、

2017年7月の東京でのワンマンライブに至ってはそれすらもなくなっていました。

 

私自身MIXやイエッタイガーを嫌っているわけではなく、

適切なところで使用して楽しむこともあるのですが、

そういうの苦手な人が少なからずいるのも事実です。

現在のMachicoさんのライブは

そういった層にも楽しんでもらえるだけの配慮ができているのです。

 

なので、

「Machicoのライブに行ったら腕を噛まれる」とか

「MIXが入っていて不快」とか

そういうことはもうありません。

 

これまでに広められてしまった誤解を改めるのは

そう容易いことではありません。

それでも、

本当のMachicoさんのファンを見にきてください。

そしてMachicoさんを見にきてください。

 

Machicoさんの魅力を広めるためには

この誤解を解くことが必要不可欠なのです。

1ファンとしての切実なお願いです。

[感想] BanG_Dream! First☆LIVE Sprin’PARTY 2016! レポートと、見出されるBanG_Dream!の過去

4月24日

 

BanG_Dream!の 1stライブが行われました。

1stといっても実際にはバンドリがスタートした2015年に

5回の単独ライブを行っていますので、今回が6回目にあたります。

しかし、

今回はバンドリのイメージが一新されてから1番目ということで、

1stライブということになっています。

 


 

はじめに

私は今回の公演を、

”ライブ”ではなく”歌劇”と捉えることにしました。

全体構成を考えると、そう呼ぶほうがふさわしかったからです。

 

まずは公演の内容を時系列を追って、

私の考察も含めながら紹介します。

 

ハイライト

幕開けはPoppin’Partyのメンバーの

キャラクターボイスから、

代表曲「Yes! BanG_Dream!」でスタートしました。

1曲終えるとメンバーは舞台袖へ。

 

次に始まったのはドラマパートでした。

今回のライブを始めるに至った経緯を、

「Yes! BanG_Dream!」のMVに登場するシーンになぞらえながら

脚本化しました。

シーンの要所ごとに各メンバーがソロでカバー曲を歌う

リレー形式でした。

(「ラブライブ!」のライブを見た経験のある方なら、

こういったソロリレー形式に覚えがあるのではと思います。)

 

戸山香澄(愛美さん)はひとりで登場し、

「GLAMOROUS SKY」を披露。

(映画「NANA」で中島美嘉さんが歌った曲ですね。)

歌詞に現れるキーワードは”夢”と”星”です。

星形のギターに導かれて夢を追いかけることを決めた

戸山香澄を負の領域からアプローチするテーマに感じました。

曲名の意訳は「魅力的な空」。

空は星を輝かせるステージ。

ライブの開催を決め、

未来に期待を込めた心境を表しているように思いました。

 

次は牛込りみ(西本りみさん)で

「God knows…」でした。

(アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」で作中歌われた曲です。)

引っ込み思案なりみが内に秘めているものや過去などに

何かこの曲が共通する部分があるのでしょうか。

演奏は牛込りみ、花園たえ(大塚紗英さん)、市ヶ谷有沙(伊藤彩沙さん)の3人。

大塚さんのギターテクが恐ろしいほどにレベルが高く圧倒されました。

 

その後、花園たえで「空色デイズ」。

(アニメ「天元突破グレンラガン」の主題歌です。)

漫画版ストーリー「星の鼓動編」で

たえが香澄たちの仲間になるまでを歌詞に照らし合わせると、

彼女の心情をよく表していると思いました。

現在連載中のストーリーでは出会いについてまだ描かれていないので、

その点に関しては言及出来ません。

 

そして市ヶ谷有沙は「DISCOTHEQUE」。

(アニメ「ロザリオとバンパイア」の主題歌です。)

 

山吹紗綾は、戸山香澄のアコギ伴奏とともに

「一番の宝物」を歌いました。

(アニメ「Angel Beats!」の作中歌です。)

星の鼓動編にて描かれた、

紗綾が過去に組んでいたバンドや家庭の事情、

それを乗り越えて彼女が得られたものと、

歌詞とで被る部分がありました。

ちなみに、愛美さんの上ハモが綺麗で驚きました。

昔と比較して高音ボーカルが綺麗に出るようになったと思います。

 

ドラマパートを終えると、メンバーの練習風景が流れました。

キャラクターと演者が一体となり、ついにPoppin’Partyが始動。

これがライブの本当の幕開けです。

 

その後は

「ティアドロップス」

「ぽっぴん’しゃっふる」

と既存のオリジナル曲で会場を盛り上げました。

 

そして新曲「走り始めたばかりのキミに」発表。

情熱的で力強いメロディラインに

どことなくセンチメンタルな雰囲気をまとった

「走り始めたキミ」の背中を押してくれる1曲。

今までのPoppin’Partyの曲にまた、

新しい風が吹きました。

 

最後は再び「Yes! BanG_Dream!」で締め。

 

メンバーが捌けると、告知の時間に。

漫画連載の情報に加え、

先日発表された@JAMの出演情報。

 

そして、

2ndシングル「STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜」

リリース決定しました。

 

アンコールでは2ndシングルの新衣装に着替えたメンバーが登場し、

ひとりひとり挨拶をして

「STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜」を披露しました。

 

PARTYであることの意味

 

 

ライブ開催に至るまでの経緯からメンバー各々の心境描写、

そして本番までをストーリーだてて表現したこの公演。

「BanG_Dream!」の物語の幕開けをお披露目したことに等しいと思います。

なので、最も”PARTY”という言葉にふさわしい公演であったと考えました。

これを”ライブ”ではなくある種の”歌劇”のようなものと捉えると

自然であるということがお分かりいただけたでしょうか。

 

今回初めてバンドリのライブに参加したという方の中には、

ライブらしからぬ構成や曲数に困惑した方も多いのではないかと思います。

そういう方々に「バンドリのライブはライブじゃない」と誤解をしてほしくないので、

今回の公演のコンセプトが特殊であったことを理解していただきたいと思いました。

愛美さんが「次のライブではもっと楽しませたい」と仰っていたと思いますので、

(曖昧ですがそういうニュアンスだったと思います。)

2ndライブでは曲の演奏を中心に展開すると思います。

「もっと演奏が見たい」と思った方はぜひ

次のライブにも足を運んでいただきたいです。

 

イメージ刷新の意義

「キャラクターと声優がバンドを通して一緒に成長していく物語」

というのがバンドリのコンセプトであり、

それはイメージが一新される前後でも変わりません。

 

では、コンセプトをそのままに

ビジュアルやストーリーのほとんどを改変したことによって、

改変前のバンドリの存在がどういった位置づけになるのでしょうか。

具体的な変化点は以下のとおりです。

  • ロゴやビジュアルデザイン
  • キャラクターデザイン
  • ストーリー

改変前から知るファンはその変化ぶりに一度は驚いたと思います。

「あの時応援してたバンドリはもう無くなってしまったのか。」

そう嘆く方もいるはずです。

しかし、それは違います。

 

私達が応援していたかつてのバンドリは、

今こうして新たなスタートを切ったバンドリの大きな糧になっています。

ライブハウスでぎゅうぎゅうになりながら、

みんなでキャラクターの性格を考えたり、

新メンバーの発表や新曲発表で大喜びしたり…

そうやってみんなで支えてきたバンドリがあるからこそ、

今現在こうしてメジャーデビューして、

リリースイベントが満員になって、

ライブチケットが即完売して、

サプライが増えているのです。

 

Poppin’Partyがメディアに打ち出せるほどの実力をつけられたのは、

インディーズで培った経験があるからこそなのです。

ついに「走り始めた」Poppin’Partyを

そのスタートラインに立たせてくれたのは、

1年間応援をしてくださった皆様自身なのです。

イメージ刷新以前から応援を続けてくれていた方々はどうか、

悲観的にならず胸を張ってください。

古参ぶってください。

老害ぶってください。

一緒にバンドリを育て上げたことを誇りに思ってください。

 

改変後のイメージに抵抗のある方に

ライブに来いなどとは言いません。

これから大きな旅路へと繰り出すBanG_Dream!を

遠くからでもいいので見守ってください。

 


 

 

以上が、BanG_Dream! First☆LIVE Sprin’PARTY 2016! のレポートです。

そして新旧バンドリーマーの方へ向けた

私のBanG_Dream!への思いです。

 

[感想] アイマス ミリ3rd 福岡 -理想-

4月3日

今回出演の担当アイドルは、

北沢志保と田中琴葉でした。

 

特に北沢志保は箱崎星梨花とともに

リーダーという大役を担っておりました。

 

今回は担当アイドル関係にのみスポットライト当てて、

今までとは違った形で感想を述べます。

 


 

北沢志保と箱崎星梨花

今回のリーダーを務めたふたり。

声優的には、Trysailとして仲の良いふたりで、

とても自然な組み合わせですよね。

キャラクターについては、

クレッシェンドブルーで同じメンバーだったり

劇場版アイドルマスターで一緒にバックダンサーをやりました。

しかし、このふたりがリーダーをやると知った当初は、

ふたりが力を合わせて他のメンバーを引っ張っていく器なのか

考えると、どうしてもそうは思えませんでした。

 

志保はとにかく自分の理想を追求することに余念がなく、

妥協を許さず納得の行くまでやらないと気が済まない、

ストイックな子です。

協調性を欠いた問題児に思われがちですが、

自分の信念は曲げないし、

思ったことは正直にぶつけてきてくれる、

とてもまっすぐな子でもあります。

 

しかしながら、

志保がひとりでリーダーをやったところで、

自分の理想に他人を巻き込んで、

周囲を見渡せず、

信頼を得られないのが目に見えています。

 

果たして、志保と星梨花がリーダーを務める公演には

どういった意義があるのか、

そこが今回の着眼点でもありました。

 

 

そして、この福岡公演を終えて、

箱崎星梨花という人間の存在が、

志保に対してどう影響するのか気づくことが出来ました。

 

 

延々と理想を追い求めて走り続けて、

周りのことなんか見えない、

終わりのない孤独な旅を続ける志保に、

嘘偽りのないストレートな言葉をぶつけて、

評価することによって、

自分が今まで積み重ねてきたものの成果に

ハッと気づかせてくれる人間こそが、

箱崎星梨花でした。

 

志保も星梨花も、(仕事においては)自分の気持にド正直で、

思ったことをそのまま口に出せるというところが似ていますね。

それぞれ得意分野も考え方も違うからこそ、

お互いの見落としているところに気づかせてくれたり、

お互いの優れているところを吸収したり出来るのかなと考えました。

 

ひとりずつではまるで務まらないリーダーという役目も、

ふたりでならやり遂げられるというところが、

実にアイマスらしいなと思いました。

 

雨宮天さんと麻倉ももさん

パンフレットのリーダーインタビュー記事では、

ふたりとも自身がリーダーには向かないことを自覚していることや

ふたりがもともと性格の合わない仲だったことが書かれていますが、

それでも麻倉ももさんが

「文句があったら直接言って欲しい。それは意見として受け止める。」(要約)

と言っていたことや、

麻倉ももさん自身もなるべく思ったことを伝えるように努力している

ということが、まさに星梨花の性格そのものだなと思いました。

最初は刺々しくてサバサバしていてせっかちだった雨宮天さんも、

麻倉ももさんの性格によって磨かれていたというエピソードも、

先ほど述べた志保と星梨花の関係性に似ていると思いました。

“北沢志保さん”と雨宮天さん

こんなこと訊くの本当は怖いのですが、志保さんが色んな経験をする度大きくなっていく責任を、しっかり果たせなくてはいけないと思いました。

反省点は沢山あるので、プロデューサーの答えがどうであれ、改善しこれからも志保さんと前進していきます。

ライブ終演後の雨宮天さんのブログ記事

アイマスツアー福岡より。

 

雨宮天さんが、北沢志保を応援する全ての人のために、

北沢志保が得るべき経験、

北沢志保が立つべきステージ、

北沢志保が果たすべき役割を、

自分のことのように考え、

自分の思い描く北沢志保の在るべき姿について

真剣に追い求めようとしているところに、

雨宮天さんも北沢志保も本質は同じ人間であるということを

見出しました。

 

雨宮天さんがライブの終盤で

「私たちに全てをぶつけてください」

と叫んだ時、

正直な所、どんな心境でこの言葉を叫んだのかを

私には完全に読み取ることが出来ませんでした。

しかし、私には、志保がPを受け入れ、

お互いが正面からぶつかり合って仕事に臨む

覚悟を決めたように見えました。

 

そもそも私が志保に興味を持った理由は、

とことんストイックな彼女だからこそ、

Pとしてもとことん潰しにかかれる

非常に育てがいのある子であるというところに

心を惹かれたからでした。

 

 

北沢志保という、とても難しい子を

立派に演じられている雨宮天さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

実を言うと、

この公演でも志保のステージの評価をして

たくさんダメ出ししてやろうというつもりだったのですが、

それはどうやら叶わなかったようです。

雨宮天さんの完璧なステージに表された北沢志保には

私の目はとうてい敵わなかったということですね。

 

田中琴葉と種田梨沙さん

種田梨沙さんといえば今やアニメに引っ張りだこの人気声優で、

お仕事も多く忙しいことと思います。

過去に出演されたアイドルマスターのイベントとしては

1stライブ2日目のみ。

他のアニメで組んでいるユニットなどもありますから、

そこまでアイマスにかけている時間も無いものだと思っており、

アイマスもあくまで仕事の1つとして考えている方だと、

勝手に思い込んでおりました。

 

そんな私の勝手な偏見、先入観から、

今回の公演でも琴葉としてのステージは

淡々とそつなくこなすものだと、

あまり過度な期待はしておりませんでした。

種田梨沙さんのことは全く知らないものですから、

とりあえず生でステージを見れるだけで充分嬉しい

という心持ちでした。

 

しかし、そういった思い込みはライブを終えてみると、

一欠片も残っていませんでした。

種田さんが琴葉として歌う姿、

特に「ホントウノワタシ」を歌っている時に

少し音を外すくらい声を張り上げて

真剣な表情でいるのを目にしました。

種田さんが琴葉のことを

どれだけ大切に思ってくださっているか、

気付かされました。

 

 

終演後のブログにて、

1stライブから2年ほどブランクがあったため、

ジムに通ったり猛練習して、

準備期間中からずっと緊張しっぱなしで、

「ホントウノワタシ」の練習中に

涙が止まらなくなったこともあったそうです。

 

パンフレットでの種田さんの、

琴葉のストイックさに憧れと尊敬の気持ちを感じるとともに、彼女の考え方や不器用さに共感したりもしていました。1人の人間として、私も彼女と一緒に成長していきたいです。

という言葉にも一層の重みを感じました。

 

1人の人間として尊敬している琴葉を

ステージに立たせてあげるために、

種田さんは、抱えていた緊張やプレッシャーと

どれだけ闘ってきたのでしょうか。

 

苦労しながらも琴葉と一緒に成長しようとしている

種田さんの姿勢に、

最高の賛辞を贈りたいと思いました。

 

最後に、種田さんから

「次があったらいいな」

と言っていただけたので、

これからも田中琴葉と種田梨沙さんの成長を

この目でしっかり見届けたいと思いました。

inferno

765プロカバー枠で、

田所あずささんと雨宮天さんが歌いました。

志保と静香それぞれの”アイドルの理想像”に向けて歌っている

と考えると、ストーリーが出来上がりそうですね。

同じ理想を追い求める対極のふたりがせめぎ合っているような

コンセプショナルな采配でした。

 

最後に

6人いる私の担当アイドルの中でも、

ストイックさが際立つ2人の出演する公演でした。

このふたりだけじゃなくジュリアや千鶴などにも

そういった面が見られると考えていますが、

つまり私はストイックな子に惹かれやすいようですね。

 

ストイックな子ほど性格がまっすぐで

感情が読み取りやすいもので、

仕事においては

見かけの堅苦しさに反して接しやすかったりするようです。

 

今回も色々と気付かされることの多い公演でした。

次回はついにツアー最後の地、幕張です。

3rdライブツアーをどう締めくくってくれるのか、

楽しみですね。

 

[感想] アイマス ミリ3rd 大阪 -努力-

3月12日

早いもので、このツアーも折り返しですね。

 

今回の担当アイドルは、ツアー2度目の出演のジュリア、

そしてツアーでは大阪1日目のみの出演となる千鶴、

2日目のみの出演となる歩でした。


 

全体的な印象

2日開催ということもあり、周年ライブ初登場の方が多かったです。

ライブの参加を待ち焦がれていたPは皆、

終演後にこみ上げてくるものを感じたことでしょう。

 

今回の会場は名古屋ぶりの劇場ホールでした。

今までのミリオンライブの中でもひときわ小さかったため、

どの席からでもいくぶん見やすかったのが良かったです。

(その代わりチケット入手は最難関のようでした。)

 

ライブ進行ついては、1点を除いて特筆するほど変化はありませんでした。

これについては後述します。

 

公演と直接関係ないですが、

メンバーの皆さんがレッスン中やオフの写真を公開してくれて、

今まであまり絡みのなかった方同士が仲良くしているところなども見られて

これもツアーのおかげだなと思いました。


 

キャストハイライト

今回のリーダーは藤井ゆきよさん、渡部優衣さんでした。

今までのライブでは両端が定位置で、

背の高さからツインタワーと呼ばれ、

全体を見渡してみんなのサポート役をするタイプの2人

という印象が強いです。

その信頼感からか、メンバーからはリーダーらしいと言われたようですが、

縁の下の力持ちが先導に立つとどうなるのかという点が見ものでした。

本人たちは、リーダーとして「完璧にこなそう」というよりはむしろ、

「みんながいるから安心して引っ張っていける」という意識で、

仲間思いのふたりならではの、リーダーの形だと思いました。

藤井ゆきよさんは照明の仕事をやりながらも

役者の夢が諦められずに声優になったり、

渡部優衣さんは親の反対や下積み、

駆け出しの頃の計り知れない苦労があったりしました。

そうやって大きな困難を乗り越えてきた努力家のふたりだからこそ、

本番ではしっかりとステージをこなせるんだなと思いました。

 

 

 

大阪といえば渡部優衣さんですが、

出身地は箕面市だそうで。

MCやパンフレットでも箕面市をアピールしていました。

私も地元は大好きですが、地元愛が無いとこんなにアピールなんて出来ないですよね。

大阪府箕面市は知名度は低いにしろ、

とってもいい場所なので皆さん是非訪れてみてください。

紅葉の秋がおすすめです。

それはさておき、ライブ中はほとんど涙を見せない渡部優衣さん。

ライブ前はいつも緊張で泣いているそうです。

それでも、ステージでは人一倍大きく踊って、

積極的に声を出して煽ってくれているところが印象的でした。

そんな渡部優衣さん見ると、私も頑張らなくちゃって思えるし、

渡部優衣さんのことを応援したくなりました。

 

愛美さんは、アイマスの2日開催のライブに両日とも出演されるのは

今回が初めてでした。

1日目の挨拶では「プラリネ」の歌詞を借りて

あたしにだって出来ることが少しずつ増えてゆく

とおっしゃっておりました。

最近の愛美さんを見ていると、

バンドリでギターの腕が格段に上達したと感じますし、

ラジオもいくつも掛け持ちしていて、トークもうまくなったし、

歌声の幅も広がったと思います。

今まで経験してきたお仕事の成果がアイマスのライブでいかんなく発揮され、

愛美さんとジュリアがともに成長しているような気がして嬉しかったです。

 

そして今回周年ライブ初登場の小笠原早紀さん、

開幕の挨拶で声を張り上げて「おまたせ」とおっしゃっていたのが印象的でした。

キャラクターに対するファンの思い入れが特殊なアイマスにおいて、

アイマスアイドルとしてライブに出るということがどれだけ、

プレッシャーになって重荷になって、ハードルの高いことなのか。

ご本人が今までどういう気持ちでいたのかはわかりませんが、

野々原茜ちゃんのステージをPのみんなにずっと見せたかったということが

伝わってきました。

最後に、「また会いましょう」と言ってくれたので、

またステージが見れるといいですね。

 

同じく初登場の野村香菜子さん、

私はLTHのリリースイベントで見て以来2回目でした。

それでも、リリイベと違い大きな会場で、

皆と同じ衣装を着てステージに立つ姿を見られると、

アイドルがちゃんと生きているんだなと感じられました。

プロデューサー気をつけて来てくださいね!
来られないプロデューサーもまた次にお会いしましょうねっ!!

LTHリリースイベント前日の野村香菜子さんのブログ記事

お天気☀より

”次にお会いしましょう”と言っていただけたことを、

ちゃんと叶えてくれました。

開演時の挨拶で自分の番が回ってくる前に隣にいるMachicoちゃんと話したあと、

髪をかきあげて千鶴モードのスイッチを入れてから話し始める姿が印象的でした。

声を出す時の仕草を、千鶴っぽく真似ているのが特徴的です。

野村さんご本人も千鶴のことが好きで、

セレブキャラをなかなか崩さない卑屈な部分や、

努力を怠らず人の気持ちを考えられる子であることは

本人が一番理解していると思います。

千鶴の良き理解者である野村さんにこそ、

千鶴をアイドルとしてこれからもステージに立たせてあげて欲しいと思いました。

 

曲ピックアップ

<1日目>

「エスケープ」

愛美さんと藤井ゆきよさんが揃う機会も多く、

2日目と合わせて3度目の披露となりました。

毎度トップバッターを務めているので、

Pのテンションを上げるためのウォーミングアップにちょうどいい曲だなと思います。

 

「Sentimental Venus」

愛美さんがこの曲を歌うのはアイマスSSAライブ以来ですね。

ジュリアだって可愛い曲も歌えるんだ!ってことを見せてくれます。

間奏で移動の時に1日目は野村香菜子さん、2日目は村川梨衣さんと

おしりをぶつけて別れるところが好きです。

ジュリアだったらきっと照れながらやるんだろうな〜とか

ロックしていないアイドルのジュリアを考えられて良いと思います。

 

「未来飛行」

最初にCDで聴いた時は、春日未来ちゃんの歌声というよりは

山崎はるかさんの歌声という感じが強いなと思いました。

実はレコーディングでOKが出ても、

山崎はるかさん自身はあまり歌に納得できていなかったみたいで、

ミリ2ndライブでやっと、未来ちゃんとしての歌声を理解できたようです。

(詳しくはパンフレットを参照のこと。)

CDで聴いた時の違和感は間違いではなかったにしろ、

今後の「未来飛行」では、

”「素敵なキセキ」からステップアップした新たな春日未来”を

意識して聴いてみようと思いました。

 

「君想いBirthday」

いまだにサビ前の英歌詞が何を言っているのか聴き取れない。

 

「アフタースクールパーリータイム」

今回初めて、

間奏でダンサーと並んでステージに座り、

脚を使ったダンスを披露されました。

パーリーピーポーなスクールガールのイメージと

スレンダーで足が綺麗なゆきよさんのスタイルが

見事に活かされた部分だと思います。

ぜひ、今後も取り入れて欲しいですね。

 

「Smiling Crescent」

歌い終わったふたりが手を繋いだまま去っていくところ、

ここだけはぜひ見て欲しい。

 

「ドリームトラベラー」

曲の最後にみんなで「トゥインクル〜」と歌うのが大好きです。

例えるなら何か大きな物語のエンディングを飾るような、

でも物語はきっとこれから先も続くんだろうなという雰囲気が好きです。

 

「Persona Voice」

「秘密のメモリーズ」

2曲とも、デュエットの代わりとして田所あずささんが歌っていました。

クールでシンセティックでノスタルジックな曲において

やはり田所あずささんの歌唱力は強力なサポートになりました。

良い采配だと思います。

 

 

 

「Get My Shinin’」

LTPリリースイベントぶりの披露でした。

あの時はみんなで一緒に英歌詞を歌ったり、

わさびをイメージして緑のサイリウムを振ってる人がいたり、

アットホームな雰囲気で戸田めぐみさんの初舞台を応援していたのが思い出です。

私はそれが初めてのミリオンのイベント参加で、

舞浜歩もその時に知って、現在担当アイドルの1人となっています。

あの時は、皆で一緒に英歌詞を歌ったのよね。懐かしい…。
しかも本当は英歌詞は歌うはずじゃない歌詞だったのを歌いたくなり、歌うって言う…。
でもミキサーさんに迷惑かな…えっとキャパ100?200?なら地声でもきっと通るよね…って言う控えめなのか大胆なのかよくわからない計算をして歌ったなあ。
いやマイク使えよ!って思うけど!今なら!笑

今回のライブ後の戸田めぐみさんのブログ記事

3rdツアーBELIEVE MY DREAMありがとうございました!より。

戸田さんもあのイベントのことを覚えていたんですね。嬉しいです。

そして、

歩の声って、初期は今よりちょっと高めで。
石原さんはずっと今くらいの低さを求めていらっしゃったんだけど(多分ね。リテイクから察するに)当時は今くらいの低さの幅がなかったから、出せなくて。

別に出し方を変えてやろうとか考えて、今の音になった訳じゃないから、多分歩の声が安定しただけだとは思うんだけど、、とにかく、そう言う肉体面的なものと、歌詞に対しての気持ち、内面的なものが2年経て変わって、Get My Shinin’の表現がリリイベとちょっと違うものになりました。

なので、英歌詞を皆と歌った方が良いのか、1人で歌った方が良いのか、私にはよくわからなくて、でも多分、どっちも正解で。感じ方って人それぞれだし。
だから今回はライブ前に一緒に歌おう?ってあえて言わなかったです。
私がどうしたらいいかわからなくて。

でも聞いてくれてた人には気持ちを届けたいし、歌ってくれてた人とは気持ちを共有したい。
同じ時間だけど、目的は一緒だけど、経緯は違う、そんな感じ。
作曲者の方、作詞の方が私にこの歌をライブ中、預けてくれたみたいに、私も私の歌を皆に預けてみました。

同記事より。

コールがなくても、気持ちは届きます。

それが歌の本質だし、

あとは感じてくれる人それぞれがどう受け止められるか、

私は歩をここまで成長させてくれた戸田さんに感謝しかないです。

私なんかが失礼ですが、戸田さんは

ダンスも他のメンバーと比べたら決して上手というふうではないですが、

不器用ながらも一生懸命やり遂げてくれる姿はどこか舞浜歩と重なる部分もあって、

不思議と惹きつけられるステージになりますね。

それはきっとダンス以外取り柄がないけれど

アイドル活動を通して色々なことを学んでいく歩も、そうなんだなと思いました。

戸田さんが、こみ上げる感情を絞り出すようにして、

歩の声を届けてくれる姿が私は好きです。

 

「自転車」(765カバー枠)

私の担当アイドルの1人、菊地真のソロ曲を、

ジュリアと歩がカバーするという、担当アイドル同士のコラボでした。

特に歩と真は普段から絡みが多いですが、

ジュリアと歩でも共演出来たのは嬉しいです。

担当アイドルが、そしてプロデューサーが、

直接面と向かって「好き」を伝えられる曲なのも、最高ですね。

 

「風花」(765カバー枠)

Machicoちゃんがこの曲を見事に伊吹翼の歌声で歌っていて、

流石だなと思いました。

普段のアーティストとしてのMachicoちゃんの歌声を知っているからこそ、

声優としてキャラクターの歌声と区別できている点に気づいて、

彼女の才能に驚かされるばかりです。

 

コント・新喜劇

今回のライブが今までと違っていた大きな点が、

大阪にちなんだ、コント・新喜劇コーナーでした。

765カバーコーナーの前に行われ、

1日目は3人1組でコントをやり、

2日目は全員で新喜劇に挑戦しました。

ネタは普通に面白かったです。

新喜劇は、声優としてではなく

キャラクターとして演技しながらやっていたのが良かったです。

声優ならではって感じですね。

 

中でも多くの人が、愛美さんの茶番の上手さに驚いていた印象です。

愛美さんといえば響所属。

響といえばブシロード、そう、ミルキィホームズ。

ミルキィホームズフェザーズの常盤カズミ役である愛美さんは

ミルキィのステージでも漫才をやることがよくあり、

シスターズからはよくいじられるキャラ。

またブシロード関係でイベントをやると茶番劇が行われるのは日常茶飯事です。

現在MCを務める月刊ブシロードTVでもよく茶番をやっていますね。

自身の単独ラジオでもツッコミ力を鍛えるコーナーがあります。

アイマスではクールでかっこいいお姉さんの印象が強い愛美さんですが、

実はコントには慣れっこなんですよ。

それを知っている自分ですら、

このコーナーでの愛美さんの立ち回りがうますぎて驚きました(笑)

またどこかでこういう企画をやって欲しいですね。

 

マイナス点

まずはコント・新喜劇コーナー、

非常に面白かったです。

面白かったですけど。

それ今やる必要アリ?

ライブのどまんなかにぶち込む必要アリ?

 

ナシ!!!

こんなに人数集まることも周年ライブくらいしかないんですけど、

でもライブで長時間使うなら、

その分曲を増やして欲しいですね。

ただでさえ1公演しか出られない方もいらっしゃいますし。

 

そして「ドリームトラベラー」間奏の、

「MIX NUTS」と叫ぶ部分。

何故か今回は「MILLION」に変更となりました。

いきなりスクリーンに「MILLION」と表示されちょっと困惑しました。

もともとミックスナッツの曲ですし、

わざわざ通告なしに帰る必要はなかったかなと思います。

ライブでミックスナッツのメンバー以外も歌うってことくらいは

みなさん重々承知のことでしょうし、変に気を遣わなくてもいいかなと。

 

そして名古屋にもあった、ジュリアのマイクスタンド問題。

1日目はMC中に愛美さんが先手を打って登場し、

穏やかなムードで登場したのに対し、

2日目は名古屋同様、前の曲中にスタッフが暗がりでマイクスタンドを置きました。

1日目ではちょっと改善を考えてくれたのかなと思いましたが、

2日目を見るとそういうわけでもないみたいですね。

私はいつジュリアのソロが来ても大丈夫な覚悟はできてますが、

前の曲中に用意されると、

緊張して今の曲に集中できない方もいるでしょう。

「Catch my dream」の間に次の「流星群」の方に意識を逸らされる

田所あずささんや静香Pに対しても失礼だと思います。

 

まとめ

私の担当アイドルの曲はなぜか後半にやることが多い傾向にあり、

今回も後半の畳み掛けはすごかったです。

1日目はとにかく楽しくって、

2日目は心からあふれだす感情から声が出ませんでした。

 

今までで一番、皆の苦労とか頑張りを感じられて、

心揺さぶられた公演でした。

 

次は福岡、ついに担当アイドル北沢志保のリーダー回なので、楽しみです。