8月19日
大学は夏休みに入ったものの、
基本バイトするか家に引きこもってるかの生活。
運動がしたいという欲望から突如決行したのが今回の
往復60kmサイクリングです。
DAHONも最近全然乗ってなかったですしね。
しかしこれはただのサイクリングではなくて、
先日発売されたMachicoちゃんの新曲
「Girls Be Ambitious!!」のMVのロケ地を訪れようというもの。
ロケ地の紹介については別記事で。
コース
目的地は、MVのロケ地である「大島小松川公園」です。
東京都江東区の荒川沿いにあり、すぐそばに都営新宿線東大島駅があります。
自宅から近い芝川を下っていき、荒川と合流しそのまま下ります。
芝川沿いにはさいたま足立自転車道線、通称芝川サイクリングロードがあります。
サイクリングロードとして整備されているのは川口市から荒川合流部までで、
さいたま市は未整備です。
総延長は12.4km。
埼玉県のウェブサイトから、
道路環境課で配布しているロードマップがダウンロードできます。
コースの詳細だけでなく、
付近のコンビニや自転車屋の場所も記してあり親切ですね。
荒川には緊急用河川敷道路、通称荒川サイクリングロードがあります。
中流部はサイクリングロードとして用意されたものですが、
下流部はあくまで緊急用の道路であり、サイクリングのためのものではありません。
一応「自転車はすぐに止まれるように走行、歩行者が優先」となっています。
河川敷の運動用グラウンドの利用者と自転車との事故が多いみたいですね。
(ちなみに帰りは趣向を変えて、
都内から舎人ライナー沿いを通って帰りました。)
芝川
芝川は埼玉県桶川市(さいたま市のちょっと北あたり)を水源とし、
上尾市、さいたま市、川口市と南下し荒川に合流します。
<未整備区間>
計画上は足立区から大宮公園までの総延長22.2kmなのですが、
サイクリングロードとして整備されているのは川口市までで
さいたま市から上流は整備されていたりされていなかったり。
旧大宮市として以前に整備されていた区間は、
河川改修工事によって寸断されています。
2010年にも遊歩道として整備された部分がありますが、
サイクリングロードとしての接続は未定とのこと。
舗装部分はこんな感じ。
ただし、橋に対面すると、諦めて階段を降りさせられます。
とりあえず舗装だけしました感。
遊歩道としての整備なのでこうなってしまったのでしょうか。
途中で何故か舗装が途切れる部分もありました。
一般道に対面した時の適当に終わる感じ。
からの、行き止まりトラップ。
そもそも、この先は堤防すらないようです。
というのも、ここからは調整池になっており、
付近一帯が工事用地として立ち入り禁止でした。
見沼代用水西縁から迂回してサイクリングロードへ向かいました。
ちなみに、芝川におけるさいたま市と川口市の境がこちらです。
自治体によって整備具合が全く異なるのが面白いですね。
そしてここがサイクリングロードの始点です。
<芝川サイクリングロード>
10時半:スタート地点
芝川サイクリングロードの始点(というか終点)、八丁橋です。
道幅は先程の遊歩道と同じくらいで、
自転車を巡航させる道というよりは、
風景を楽しみながらのんびり走る道という感じです。
ミニベロでのポタリングにはちょうどいいかと。
走っているとすぐに現れるのが、外環道です。
外環道の外観
整備されているのは片岸だけで、対岸はこんな感じにオフロードです。
それでも轍があるので、管理用車両とかが入るのでしょうか。
川口市上青木(埼玉高速鉄道線鳩ヶ谷駅付近)にて、橋の新設工事に遭遇。
一旦迂回をしなければいけないとのこと。
ご親切に、迂回路の全ての交差点に案内図が掲示されていました。
これで迷うことはないですね。
迂回中に新設中の橋を見せてくれるあたりも、親切。
10時50分:休憩
南鳩ヶ谷のスーパーにて休憩且つ飲料補充。
この日は片道で2L近く飲みました。
11時10分:再開
途中でこんな看板を発見。
未整備の計画区間まで示された地図です。
この地図が更新される日は果たして来るのか…
11時20分:足立区に進入
と言っても、足立区になるのはほんの少しだけ。
写真に写っている川口市立川口高校はすぐ隣が足立区なんですね。
県境をぴょんぴょんして遊んだりするのでしょうか。(しない)
ここで、対岸にも道が整備されていることに気づきました。
気分転換にと思い、進んでみたのですが…
突然のロスト。
それにしても斜めにスパっと切れているのはなぜか、
航空写真を見てやっと気が付きました。
ここも県境か…(苦笑)
だからってこんな中途半端な…。
江北公園付近にあった自転車型の時計。
後輪がずっと回っててかわいい。
11時40分:荒川に到着
水分補給はしつつも、大きな休憩は1回で済みました。
走行時間は50分くらいなのでなかなかスムーズですね。
信号待ちが何回かありますが、人通りも少なく走りやすかったです。
総延長も12kmほどなので、お手軽だと思います。
荒川
ちょうど芝川が荒川に合流する地点から。
芝川と比べるとやっぱり広いですね。
ちょうどここに、みはらし茶屋というレストランがありました。
ロード乗りが休憩するのに便利なスポットのようです。
ここから約16km、目的地まで荒川を下ります。
首都高と並走しており、とてもいい景色です。
それにしてもサイクリング日和でした。
道はとっても広いです。
緊急用河川敷道路なので、車両の通行もできるようになっています。
両岸とも、堤防の上と下にそれぞれ道が用意されていますが、
下なら交差する道路や線路をくぐっていけるので、
信号待ちの心配もなくノンストップで走れます。
ロードバイクでロングライドするのにちょうどいいですね。
しかしながら広すぎて、進んでいる感覚があまりなく、
ミニベロでは精神的につらかったです。
せめて高いところから景色を楽しもうと堤防上を走りながら、
信号待ちで適度に小休憩をしました。
12時40分:大島小松川公園に到着
無限にペダルを回すこと1時間、ようやく目的地に到着。
合流地点からだいたい16kmでした。
大きな休憩もせずひたすら走っていたので、
ペース的には芝川の時より少し早いですかね。
体力的にはいけましたが、
なによりだだっ広いので精神的には結構苦痛でした。
自宅から芝川までの距離も含めてだいたい30km、
2時間半くらいで走破しました。
ミニベロにしては頑張った。
体力的には割と大丈夫ということがわかったので、
今後もやりたいですね。
帰り
景色に飽きたので、
北砂→亀戸→スカイツリー→日暮里→舎人→芝川
というルートで帰りました。
都心のビル群の方が風が弱いのでよかったです。
帰りもだいたい30kmくらいの距離だったのですが、
だいたい10kmほど走ったあたり、
ちょうど舎人ライナー沿いを走り始めたあたりで
足の疲労が限界にさしかかりました。
精一杯こいでも全然進まず、シティサイクルより遅い始末。
水分補給は往路と同じくらいとりましたが、
足の痛みはどうしようもなかったです。
(なんとか気力で自宅まで帰りました。)
まとめ
今後は60kmはやめておこうと思いました。
せいぜい40kmが限界ですね。
また、休憩はもう少しマメに取ろうと思いました。
信号待ちでの小休憩はしましたが、
10〜20分のまとまった休憩は往路の1回のみで、
復路では全く休憩をしなかったのは良くなかったと思います。
それでもだいたい自分の限界が知れたので、
次サイクリングをするときの参考になりました。
それから往路の時点でケツの痛みがなかなか辛かったので、
運転姿勢とサドルの位置調整もちゃんとやろうと思いました。
復路は地獄でしたが往路はとても楽しかったので、
30km程度のサイクリングはまたやりたいと思います。
つくばの自転車道あたりも良いかもしれないですね。
余談
舎人ライナーには乗ったことがないのですが、
都道58号線に沿って高架線が続いている景色が好きなので、
車で都内に行くときはいつも使っています。
個人的に好きな部分がこれ。
高架の接続・合流がとても美しい。
本当は舎人公園の高架歩道から高架線の真下を見られるのですが、
体力の限界だったため断念しました。
そしてなにより面白いのが、終点の見沼代親水公園駅。
終点感のないぶつ切りが良いですよね。
もともとこの道路を走るバスの混雑と渋滞を緩和するために
誘致された路線です。
路線バスとの共存もできているようですね。
ところでこのぶつ切り終点、見るからに延伸する気満々っぽいですが、
現在そういう予定はないみたいです。
そもそもこの先は埼玉県道58号線から34号線になるため、
運営は埼玉県側の誘致になると思います。
この先で交差する埼玉高速鉄道線については
業績不振から立て直すのに手一杯なので、
舎人ライナーとの接続は出来なさそうですね。
また、見沼代親水公園から東へ六ツ木までの計画も有るらしいですが、
やはり採算性が疑問視されており消極的です。