グリマスのボイスを簡単にダウンロードできるブックマークレットを作りました

こんにちは。

今回は、GREEのミリオンライブ!内にあるボイスを

ダウンロードしやすくするための

ブックマークレットを作成しましたので、

ご紹介したいと思います。

これを使えば、

わざわざページのソースからURL抜いて〜みたいなことは

しなくても大丈夫です。

機能説明

1.アイドル詳細のボイス一覧について

2パターン用意しました。

1つ目は、ゲーム内のページに直接音声ファイルを埋め込むもの。

スクリーンショット 2017-10-31 22.48.41

2つ目は、ボイスの音声ファイルを新しいウィンドウで一覧表示するもの。スクリーンショット 2017-10-31 22.48.50.png

アップデート

2.誕生日ボイス・ボイスドラマについて

誕生日ボイスやボイスドラマの音声ファイルを別窓で表示できるものも作りました。

スクリーンショット 2017-11-01 22.01.38.png

そもそもブックマークレットって何?

ざっくりいうと、

ブックマークをポチッと押すだけで

ページ内をあれこれしてくれる

便利なプログラムです。

導入方法

今回はGoogle Chrome(Windows, Mac)で説明します。

他ブラウザでもやり方は同じです。

(他ブラウザでの動作確認はしてませんご了承ください)

1.ブックマークバーで右クリックして、「ページを追加」をクリック

スクリーンショット 2017-10-31 22.40.04

2.下のような画面になります

スクリーンショット 2017-10-31 22.40.54

3.名前はお好みで、URLの部分に以下のコードをそのまま貼り付けてください

コードは以下のリンクから取得します

スクリーンショット 2017-11-18 23.32.04.png

(※途中で改行はしないでください!)

アイドル詳細の1つ目の方のコード

アイドル詳細の2つ目の方のコード

誕生日ボイス・ボイスドラマの方のコード

 


追記3

※無駄な記述部があったため修正しました。

動作には影響ありません。


追記4

コード文が一部欠損しており、

何度修正してもwordpress上で反映されない不具合があったため、

表示方法を変更しました。


4.任意のフォルダやブックマークバーに保存すれば導入完了です


追記

うまく動かない場合はコード中のvar sounds=以降にある

document.getElementById(‘gree-game-container’).firstChild.contentWindow.

の部分を削除してみてください。

MacのSafariの場合はこれで動きました。


追記2

ユーザーエージェントがスマートフォンの場合、

上記「追記」の対策を行ってください。

GoogleChromeやSafariでユーザーエージェントをiPhoneにした場合はそれで動きました。

これはPC版サイトがインラインフレームという外箱みたいなものを用意していて、

その中にスマホ用サイトを埋め込んでいる形をとっているためです。

document.getElementById(‘gree-game-container’).firstChild.contentWindow.

という部分はその外箱を考慮した記述なので、

ユーザーエージェントがスマートフォンの場合はこの部分は要らないということになります。


使い方

アイドル詳細の方

1.まずはPCブラウザ版ミリオンライブ!を開いて、アイドル一覧へ

スクリーンショット 2017-10-31 22.34.20

2.お好きなアイドルを選んで、詳細画面へ

スクリーンショット 2017-10-31 22.35.51

3.下にスクロールするとボイス一覧がありますね

スクリーンショット 2017-10-31 22.36.09

4.この状態で先程作成したブックマークをどちらか1つクリックすると

以下のようにプレーヤーが表示されます。

5.プレーヤー右端の矢印のマークをクリックすれば保存することができます

誕生日ボイス

1.誕生日ボイスの場合は「その他」タブから

スクリーンショット 2017-11-01 22.01.07

2.緑の再生ボタンを押して

スクリーンショット 2017-11-01 22.01.22

3.この状態で先程のブックマークをクリックしましょう

誕生日ボイスは再生ボタンを押さないと音声ファイルのURLが出てこないので、

いちいちアニメーションを再生する形になってしまいます。

ご了承ください。

ボイスドラマの方

1.ボイスドラマのPSL編やキャラバン編、アイドルエピソードを開く

2.再生ボタンを押す

スクリーンショット 2017-11-01 22.29.35

3.この画面で誕生日ボイス同様ブックマークをクリックしましょう

注意点

実は「ボイス」タブではなく「プロフィール」,「その他」を表示した状態でも

この機能を使うことができますが、

違うページへ遷移した場合音声ファイルの埋め込みはリセットされてしまいます。

スクリーンショット 2017-10-31 22.36.09

追記

また、使用するブラウザによって表示されるプレーヤーのデザインが異なります。

スクリーンショット 2017-11-01 1.05.37.png

ダウンロードボタンが見当たらない場合でも

右クリックメニューから別名でダウンロードができるかもしれないで、

おためしください。

(画像はSafariの例)

最後に、あくまでも私的利用の範囲内でお願いします!


不明点や改善点等はコメントかTwitter(@nbleft)までお願いします。

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ジュリア&愛美さんがこれからのライブでもっと面白くなる理由

10月7日

ハッチポッチフェスティバルが終わったので感想書きます。

 

テーマは

今後アイマスライブで見られる愛美さんは今より何倍もスゲーことになるぞ。

ということです。


 

これまでの軌跡

 

まずはこれまでのジュリア役・愛美さんのアイマスライブでの出来事をおさらいしましょう。

 

デビュー戦は2014年SSAでの「流星群」でした。

演者自身がギターを弾くという全く新しいパフォーマンスで伝説を作りました。

 

その後もミリオン単独ライブでは自身のソロ曲のギターを弾くのが定番に。

最初はできなかったアルペジオ等もだんだんできるようになって、

パフォーマンスは回を重ねるごとに上達していき

まさに「出来ることが少しずつ増えていく」(「プラリネ」より)を

体現した成長でした。

 

2016年のミリオン3rd幕張では「アイル」のアツい演出によって、

再び大きな伝説を残しました。

 

このように、

ジュリア役・愛美さんはこれまでのアイマスライブの常識を覆し

ライブに出演すれば必ず話題を残していくだけの

大きな力を持った存在になったと言っても過言ではありません。

 

そして今回のハッチポッチフェスティバルでもまた、

「キラメキラリ」のギターソロに登場するなどの伝説を残しました。

 

ハッチポッチで見られた変化

 

ハッチポッチフェスティバルでの愛美さんの活躍には

これまでのライブとは大きく異なる点があります。

 

それは、

自身の曲以外の曲でギター参加した

ということです。

 

これまでの愛美さんの出演形態はだいたい、

ソロ曲ではロックなジュリアとしてギターを使い

それ以外ではアイドルなジュリアとして踊る

というものでした。

(それを顔の星印で切り替えたり。)

 

 

 

それが今回は「I want」,「キラメキラリ」によって覆され始めました。

自分の領域を超えてロックな部分を活かせるようになったのです。

 

 

これはすなわち、

彼女の魅力である”ロック”と”可愛い”をステージでバリアブルに使い分けるための

飛躍的な進歩であり大きな変化だと考えています。

 

 

伝説を生み出す背景

 

これはライブの度に口うるさく言ってることなのですが…

愛美さんのアイマスライブでのギター成長には

バンドリの存在が大きく関わっています。

 

もともとバンドリが生まれたきっかけは、

ブシロードの木谷社長が2014年SSAでの愛美さんのギターを見て

女性声優バンドコンテンツを思いついたというもの。

 

その後バンドリが立ち上げられ、

愛美さん含むメンバーはハードなレッスン(というか修行?)を

これまで数多く積み重ねてきました。

 

そうしてギターの腕を磨きに磨いた結果、

アイマスのライブパフォーマンスに還ってきます。

 

ハッチポッチフェスティバルの1ヶ月半前には

同じ武道館という地でバンドリの単独ライブも行われ、

愛美さんはそれを見事成功させました。

 

2017年10月5日更新のブログでは

最近はギターをみると安心するようになってきました

なんだかホームの雰囲気、、、

とまで言うほどに。

 

愛美さんのギターの技術がどれだけ上達しているのかが

よくわかります。

 

こうしてギターの技術がある程度高いレベルへ到達した結果、

今回ハッチポッチフェスティバルでは

自身の曲以外でのギター参加という新たな挑戦が実現したのではないかと

考えています。

 

これから期待できること

 

自身の曲以外でのギターパフォーマンスができるという実績を残した今、

ジュリア役・愛美さんのアイマスライブでの立ち位置は

より自由度の高いものになったのではないでしょうか。

 

今までは「流星群とプラリネ、どっちをやるかな〜」

の範疇にとどまっていたギターパフォーマンスへの期待は、

もはや「アイル」どころではなく

どんな曲に対しても当てはめられるようになりました。

 

”ギターが弾けるアイドル”というポジションが

今後果たしてどのような使われ方をして

そしてどれだけ面白い結果が待っているのか。

ワクワクが止まらないですし、

そこに至るまでの愛美さんの計り知れない努力の存在には

格別の感謝をせねばならないという次第です。

 

短いですが、以上がハッチポッチフェスティバルで得られた感想です。


余談

 

ここからは完全な私の妄想なのでそういうつもりで読んでください。

 

ジュリアにはギタリストとアイドルの2面性があるという話をしました。

髪をかきあげて頬に星がついている時はギタリストとしてのジュリア、

髪を下ろして星がついていない時はアイドルとしてのジュリア、

という区別が基本です。

 

しかし、例外があります。

  • エタハモ(LTH)のジャケ写
  • BMDカード絵
  • TYSカード絵

上記3つの絵柄は髪を下ろしていますが頬に星がついています。

 

これがどうしてなのかはわかりませんが、

私の妄想ではギタリストのジュリアとアイドルのジュリアが

次第に1つになっていくことの表れではないかと考えています。

 

カッコイイときのジュリア、

可愛いときのジュリア、

それぞれが区別されていて別の振る舞いをする。

そういった2面性というのも個性として面白いと思いますし、

これまでのライブの立ち位置はどちらかというとそういう

2つの特徴が両立した状態に近いと考えています。

 

しかしながら、

クールもカワイイもごちゃまぜになった

全部ひっくるめてアイドル・ジュリアなんだぞっていう

ジュリアという1人の人間としてのあるべきビジョンが

この2つのジュリアが1つに融合していくことで表されているんじゃないかと

妄想しています。妄想です。

 

そしてこの、

アイドルはアイドルでやって、普段はクールな状態がデフォっていう両立の状態から

クールの自分もアイドルらしく振る舞う自分もまとめて1人の自分になるんだという

決意というかそういう感情が「プラリネ」の歌詞に繋がったりしたらいいなあと

妄想しています。

 

ちょっと余談と呼ぶには重い感じのテーマになっちゃったかもですが

せっかくなんで自分のジュリアPとしての哲学をまとめておこうっていう気分でした。

この考え方に共感しないプロデューサーさんもたくさんいるかと思いますが、

あくまでも私はこういうポリシーだよっていうのを

知っていただくものだと思っていただければと。

 

とりあえず次のソロ曲楽しみです。

 

Machicoがどれくらいスゲー人なのか解説するから読め

私がMachicoさんを応援し始めてからあっという間に2年が経ちました。

2年間、彼女の活動を通してわかった彼女の魅力を

インタビュー記事から引用をしつつ

余すことなく紹介していきます。

 

ストーリーがスゲー!

Machicoさんが声優アーティストとしてデビューするまでのストーリーは

本人もたびたびファンへ向けて話してくれます。

 

 

Machico:物心がつくまえから、歌を唄うのは大好きだったみたいです。小学校のときは「BoA」さんが好きで、私が歌手になりたいと思ったきっかけをくださった方です。

Machico:ことあるごとに歌っていました。家も少ないし人もいないので、裏山で大声で歌えます(笑)。夜にお兄ちゃんと犬を連れてお散歩に行くことが多かったのですが、散歩中に大声で歌いまくっていました。(笑)

Machico:小さいころから歌手になりたいと思っていたのですが、ただ、なんとなく漠然と「歌手になれたらいいな」って思っていました。歌手になるためになにをしたらいいのかとか、オーディションの準備とか、なにもしていませんでした。

(animate Times, 2012)

子供の頃から歌うことが好きだったMachicoさんは

将来は歌手になりたいと、漠然と考えていました。

 

Machico:中学生のころ、友達のお姉ちゃんに誘われて一度だけオーディションに参加したことがあるのですが、落ちてしまいました。それから大きくなって、進路を考えなきゃいけなくなって、資格取得のために医療事務の専門学校に入ったんです。高校のときは「専門学校に入ればいっか」と軽く考えていたのですが、進学したら人生について考える機会が増えました。

私は歌手になりたい夢を持っていたのに、このまま医療事務の仕事に就いていいのかな~って。なにも挑戦しないままで、このまま人生を送るのはよくない。勉強もして資格を取りながら、歌手を目指してオーディションを受けてみようと考えるようになったんです。このころから、自発的にオーディションを受けるようになりました。

(animate Times, 2012)

 

――「第36回ホリプロ タレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」を受けようと思ったきっかけから教えて下さい。

Machicoさん:高校の頃に、友達に声優の専門学校のオープンキャンパスに誘われたんです。そこに声優の飯田利信さんが来ていて、どうやって声を出しているのか、距離感の話などを聞いて、すごく奥が深いなと思いました。アフレコ体験もしたんですけど、タイミングを取るのがすごく難しかったです。それで演技をしながらそういう技術的なこともきちんとやる声優さんってすごいな、と思ったのが興味を持ったきっかけでした。

(Gamer, 2015)

歌手になりたい、そういう系の専門学校に行きながらオーディションを受けたい

という旨を親に話したところ、

とりあえず退路として専門学校は医療事務系に入りつつオーディションを受けることに。

 

Machico:その時期に受けたオーディションでファイナルまで進ませていただいたのですが、結局ダメだったんです。でも、中学生のときと違ってとても悔しくて、「もっと先に進みたい」と思うようになりました。それから、いろいろなオーディションを何回も受けるようになりました。結果は何度も落ちたんですけど(笑)。

Machico:そんななかで、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に出たら、ファイナルまで進めたんです。
(略)
でも、オーディションの結果はグランプリに選ばれませんでした。

(animate Times, 2012)

オーディションを受けていくうちに

ホリプロタレントスカウトキャラバンに出会います。

ここでファイナリストまで進むも、グランプリはのがしてしまいます。

初の声優アーティスト発掘 『ホリプロTSC』グランプリは17歳・田所あずささんに決定

これが2011年10月のこと。

 

――オーディションから4ヵ月間、どうしていました?

Machico:次を目指していました。アニソンシンガーへの想いが強かったので、募集しているオーディションを探して受けようと思っていました。就職活動もしつつ、オーディションも探しつつ、忙しい生活を送っていました。

(animate Times, 2012)

そして2012年1月、ブログを開始。

専門学校卒業の年でもあるので、

就活をしながらニコ動やYouTubeで歌い手の活動もしていました。

ニコ生もやったりしつつ、

ハロワ行ったり医療事務のパートの面接受けたり。

 

――就職活動は?

Machico:うまくいきませんでした。資格を持っているから「受けたら受かるやろ!」と思っていたのに……私は世の中をなめていたのかもしれません(笑)。「就職は決まらん、歌手の夢もかなわん、もうやばい!」と焦っていました。

(animate Times, 2012)

しかし就活もなかなかうまく行かず

そんな中で受けた医院の先生に面接で言われた言葉が

「あなたの笑顔が似合うのは、こういう病院じゃないと思うんだ。もっと違う世界のほうがいい」

(マイナビニュース, 2016)

就活中もオーディションを探し、

カラオケで一人歌の練習をしたりしていたので

この言葉は非常に大きなモチベーションになったのではないでしょうか。

 

2012年3月にはブログのエントリ数が極端に減少。

ニコ生もやらなければ就活の話も出なくなります。

 

なぜならば…

2012年4月、Machicoメジャーデビュー決定の告知。

「かなり嬉しい報告!」2012/4/8

Machico:1ヵ月待っても連絡が来なくて「ほんとにダメだったんだな~」って実感していたら、4ヵ月くらい経ってから、今回のお話をいただきました。自分でも信じられなかったです。

(animate Times, 2012)

ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリはのがしたものの、

そこで関係者の目に止まって

2月頃にデビューの声がかかったようです。

ここで初めて「齊藤真知子」から「Machico」が誕生します。

 

あと一歩のところで力及ばず

遠ざかり始めていた歌手への夢が

ついに実を結んだ瞬間です。

 

こんなスポ根マンガみたいな展開ありますか?

これだけで漫画書けますよね。

 

デビュー当初のことを振り返るMachicoさんは、話しながら当時の気持ちが蘇ってきたのか少し瞳をうるませる時もあった。今だから笑って話せるし、自分を追い込まずに済んだとはいえ、やはり相当大変であったことは想像に難くない。

(Nizista, 2016)

Machicoさん本人はこのお話を

インタビュー記事やイベント、ラジオなど

様々なメディアで積極的に語ってくれて

デビューできたことに対する深い思い入れを感じられます。

 

ワンマンライブではデビュー曲「Magical Happy Show!」を

必ず歌ってくれます。

曲数が増えて歌われない曲が出てきた中でも

新たなファンが増えて曲を知らない人が増えたとしても

デビュー曲は外さないところがとってもエモいんです。

 

そして何よりすごいのは、

デビュー前のブログ記事が残っている

(というか今でもそのまま使っている)

ということと、

当時投稿したニコ動・YouTubeの歌ってみた動画が現存していることですね。

実際のYouTubeチャンネル

こういうのってだいたいプロデビューをきっかけに消されちゃいますよね。

 

デビューから5周年を迎えた今でも

こうしてデビューまでのストーリーを実際に辿れるということは

魅力的だなと思います。

 

歌唱力がスゲー!

――普段、カラオケはどれくらい行くんですか?

Machico:フリーで入るので、8時間くらいはいます。すごく楽しいんですよ。水さえあれば、いつまでも歌っていられます。

(animate Times, 2012)

子供の頃から山で大声で歌っていたり、

高校時代には軽音部のボーカルをやっていたり、

1人カラオケフリータイム8時間歌ったり、

歌うことへの熱意も才能もあったようです。

 

Machicoさん:(略)「NAO」を歌った時に先輩たちがアンコールをしてくれて、時間がギリギリだけどもう一度歌って。もう一回歌ってって言ってもらえたのがすごく嬉しくて、人前で歌うの楽しいって思いました。その時歌っているところを同じ学校の別のクラスでバンドをやっている子が見ていて、ヘルプボーカルを頼まれたりして。なので他のバンドでなんですがよその学校の文化祭で歌ったこともあって、知らない学校の同年代に囲まれて歌うのは楽しかったです。

(Gamer, 2015)

 

――Machicoさんの原点といえば、やはり高校生のころの部活、ROCK部(軽音部)でしょうか。お兄さんの影響で同じ部活に入ったんですよね。

はい。人生で初めてのステージ経験が高校2年生の文化祭。その文化祭の前日に学校の中庭でマイクテストを兼ねて歌っていたら、廊下の窓からワッとほかの生徒たちが集まってきてくれて、なんか……気分がよかったんです(笑)。

――スターじゃないですか。

バンドメンバーの男子たちも、「お前が歌いはじめたらみんなこっち集まってくれるけん、俺らもめっちゃ燃えた、すっごい気持ちよかった」って笑顔で話してくれました。

(マイナビニュース, 2016)

学生時代から、歌の才能が頭角を現していたみたいです。

 

Machicoさんの歌のすごいところは、

どんな曲でも自分の曲にしてしまうところです。

 

シングルCDでデビューしたあとは

カバーアルバムを2枚リリースしています。

ラインナップは以下の通り。

「COLORS」

  1. 恋しさと せつなさと 心強さと
    (原曲:篠原涼子 / 『ストリートファイターII』主題歌)
  2. Over The Future
    (原曲:可憐Girl’s / 『絶対可憐チルドレン』オープニング・テーマ)
  3. 禁断の運命
    (オリジナル曲)
  4. INVOKE
    (原曲:T.M.Revolution / 『機動戦士ガンダムSEED』主題歌)
  5. 君の神話~アクエリオン第二章
    (原曲:AKINO with bless4 / 『アクエリオンEVOL』オープニング・テーマ)
  6. 甲賀忍法帖
    (原曲:陰陽座 / UHF 系アニメ『バジリスク ~甲賀忍法帖~』オープニング・テーマ)
  7. 君をのせて
    (原曲:井上あずみ / 『天空の城ラピュタ』主題歌)
  8. 白金ディスコ
    (原曲:阿良々木月火(井口裕香) / 『偽物語』オープニング・テーマ)

試聴動画

 

「COLORS II -RML-」

  1. Catch You Catch Me
    (原曲:グミ / TVアニメ「カードキャプターさくら」オープニングテーマ)
  2. ハナマル☆センセイション
    (原曲:Little Non / TVアニメ「こどものじかん」エンディングテーマ)
  3. ハッピー☆マテリアル
    (原曲:麻帆良学園中等部2-A / TVアニメ「魔法先生ネギま!」オープニングテーマ)
  4. For フルーツバスケット
    (原曲:岡崎律子/ TVアニメ「フルーツバスケット」オープニングテーマ)
  5. オレンジ
    (原曲:逢坂大河・櫛枝実乃梨・川嶋亜美/ TVアニメ「とらドラ!」エンディングテーマ)
  6. No buts!
    (原曲:川田まみ/ TVアニメ「とある魔術の禁書目録」オープニングテーマ)
  7. only my railgun
    (原曲:fripSide /TVアニメ「とある科学の超電磁砲」オープニングテーマ)
  8. Believe
    (原曲:玉置成実 / TVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」オープニングテーマ)
  9. 青春オーバードライブ(オリジナル曲)
  10. 凶夢伝染
    (原曲:ALI PROJECT /TVアニメ「Another」オープニングテーマ)
  11. ゆずれない願い
    (原曲:田村直美 / TVアニメ「魔法騎士レイアース」オープニングテーマ)
  12. ミライロケット(オリジナル曲)

どの曲を聴いても「曲に歌わされている感」がまったくなく

曲自体のアレンジも相まって完全にMachicoの曲として聴くことができます。

彼女のハリのある声の圧と伸びのある高音は汎用性が高いのかもしれません。

音域も広く多くのジャンルを歌い分けられることもポイントです。

 

Machico 私は曲によって自然と歌い方まで変わる癖があり(略)

 

曲によって歌い方が違うと話していましたが、それは単純に声の種類だけではなく感覚も違うのですね。

Machico はい。「Machicoと言えばこの歌い方」というのはもしかしたらないのかもしれないです。でも、曲によって歌い方が変わることは自分の武器だと思っています。

(Nizista, 2016)

曲によって歌い方が変わる癖、というのが

彼女のなんでも自分の曲にしてしまう歌唱力の根源ですね。

 

Machicoさんはカバー曲を多く収録したアルバムを2枚リリースしており、ホリプロ声優の皆さんでアニソンカバーイベントも開催しています。自分が大好きなアニソンをどんどん歌っていきたい、という想いからですか?

自分が大好きなのはもちろんですが、アニソンはジャンルがないというか、楽曲の幅がものすごく広いので、大好きなアニソンを歌いつつ自分の幅も広げていければいいな、という気持ちを込めて歌わせていただいています。

様々なタイプのアニソンをアルバムにまとめて、その選曲でご自分を表現してみた、というイメージになりますか?

はい、カバー曲でも同じようなタイプの曲ではなくて、キャッチーな電波ソングからダーク系まで、アルバム2枚通じていろいろなタイプの曲をカバーさせていただきました。そのアルバムを通して聞いてもらった上で「Machicoはこういう人間です」みたいに感じていただけたらいいな、と思います(笑)。

(アニぱら音楽館, 2016)

カバーアルバムで出してるのに、

「私という人間を知ってほしい」と言えるのは

彼女の歌声が確固たるものであることの証拠です。

 

今回の「COLORS」というタイトルはMachicoさん自身が名付けたそうですね。

Machico:はい!まずは覚えやすいタイトルがいいかな、というところと、このアルバムを通じて自分が一番伝えたいものは何かな、って考えたときに、やっぱり「自分の色」っていうのを聴いてくださる皆さんに受け取って覚えていただきたいという気持ちをこめてこのタイトルにしました。

(ローチケHMV, 2014)

 

――アルバムタイトルの「COLORS」にはどのような想いを込めたのでしょうか?

Machico:原曲が持つ色、私の歌の色、聴いた皆さんが想像してくださる色、そんなたくさんの色が溢れるアルバムにしたいと思って、「COLORS」と名づけました。

(こえぽた, 2014)

この「COLORS」というアルバム名も

多彩な曲・自分の歌をテーマにつけられたものでした。

 

彼女の所属事務所ホリプロの他の同期たちが

オリジナル曲のリリースを重ねている間、

彼女はしばらくカバーアルバムを引っさげての活動を続けました。

 

なぜ彼女だけカバー主体だったのかはわからないのですが

(知ってる人いたら教えてください。)

カバーを続けることによって

他のアーティストの楽曲を自分で理解する力

曲に込められた意味やそれを表現するための適切な歌い方を

自分なりに解釈する力が身についたように思います。

(ホリプロ主催で所属アーティストがアニソンカバーを行うライブ

「Anisong Ichiban!!」が定期的に催されているので、

もともとカバーをすることに積極的な事務所だと感じています。)

 

その後はTVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」の

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を頂いて以降

オリジナル曲主体の活動へとシフトしていきました。

現在フルオリジナルアルバムを2枚リリースし、

オリジナル曲だけでライブができるほどに曲数を増やしました。

試聴動画1, 試聴動画2

 

オリジナル曲が主体になると

歌声に感情を乗せるスキルが格段に上達していることがわかります。

ポップ・ロック・バラードの歌い分けはもちろんのこと、

バラード曲だけでもオトナの雰囲気や優しく包み込むような雰囲気など

何種類にも歌い分けることができています。

 

これまでの流れでロックを突き詰める方向もあったと思いますが、新鮮なジャンルを多数入れたのはなぜでしょうか?

Machico 私は元々いろいろなものが好きなので、ひとつに絞るのはもったいないという気持ちをずっと持っていたんです。そのすべてを音楽やファッションに活かしていけたらなと思って。今回は可愛い方を掘り下げて「こういう一面もありますよ」と見せられたらいいなという気持ちでした。

どんなジャンルでも歌いこなしますからね。

Machico ありがとうございます。カバーアルバムをやらせていただいたことで自分の幅が広がったと感じていますし、3rdアルバムはその経験が活かされていると思います。

(Nizista, 2016)

 

--Machicoさんのアーティストとしての目標、今後の課題について教えてください。

Machico:私は“多面性のあるアーティストになりたい”と思っています。「MachicoといえばROCKだよね」なんて嬉しいお言葉ですけど、私はいろんな音楽が好きなので、「いろんな楽曲にあわせた自分をみせられるアーティストになりたい」というのが大前提にあります。ひとつのライブの中で、明るいPOPSであったり、クールなROCKであったりと、いろんな楽曲でいろんなMachicoを届けたいと思います。

(Billboard Japan, 2017)

カバー曲は様々なジャンルがあったとはいえロック色が濃かったのに対し

3rdアルバム以降は全く異なるジャンルが取り入れられました。

1つのジャンルを極めるのも良いですが、

ジャンルに縛られない自分の歌声を突き詰めていくところが

Machicoさんのすごいところです。

 

 

Machico 私はデビュー当時、「抑揚がない」というのが課題のひとつでした。すべてが平坦に聴こえちゃう癖があって。もっと感情を込めたいと思っても、なかなか上手く出来なかったんです。でも、キャラソンを歌う際に「このキャラクターならこの言葉を立たせた方がいい」などとディレクションしていただいたことで、ソロの歌い方でも自然と意識を持って歌えるようになりました。

 

Machico それが表現なんですよね。ピッチを合わせるだけが全てじゃないんだなって。私は合わせるのは得意なんですけど、合っているものをあえて別のアプローチにしたり、わざとセリフっぽく歌ったり、崩して歌うのが苦手で。自分の課題でもあります。そういうところも先輩方のステージで刺激をもらった部分です。

(Nizista, 2016)

自分の強みだけでなく弱点も理解しており、

それは声優としての活動を通して改善されています。

実際にCD音源で

「Magical Happy Show!」→「ミライロケット」→「Girls Be Ambitious!!」

と順番に聴いていくと、たしかに抑揚に変化が見られます。

正確なピッチコントロールに表現力が付加されたら、

それって最強じゃない?

 

――今回のレコーディングを終えての感想をお聞かせください。

滝澤俊輔
Machicoさんのことは以前から存じていましたが、今回こうして初めて一緒に仕事をさせていただいて、改めて目の前で歌っていただいて、ありきたりの言葉ですが「本当に歌がお上手」っていう言葉がピッタリでした。今回の曲は、かなり難しく、歌いにくい曲だったと思うんですが、ちゃんと楽曲を吸収して歌っていただけていたので、作っているこちらとしても、どんどん録りながら楽しくなってきてしまいました。あと、声のバリエーションに驚いたというか、「もっとこんなのが欲しい!」みたいにたくさん歌っていただいたので、スミマセンといった感じです(笑)。

 

エンドウ.氏が何度も「うまいねえ」と唸るほどのMachicoの歌唱力は歌うたびにその輝きを増し、最終的に絶品の仕上がりとなった。

 

――改めてヴォーカリスト・Machicoさんの魅力をお聞かせください。

水口浩次
やはり一発でガツッと掴まれる歌声は大いなる魅力だと思います。これからもその歌声で多くの人の心を掴んでいってほしい!と思っています。

 

――ヴォーカリスト・Machicoさんの魅力は何だと思いますか?

MariC
歌によって声を使い分けられるのが凄いなと思っています。「thread a needle」ではクールでかっこいいロック系の歌声、「一緒に帰ろう」では優しく包み込むような歌声と、私が作った2曲だけでも大きな振り幅があります。3rdアルバムにはいろんなタイプの楽曲が収録されると聞いているので、どんなMachicoちゃんに出会えるのか楽しみにしています。

(ローチケHMV, 2016)

 

ーー作家のおふたりから見て、声優アーティスト業界の中でMachicoさんはどのような立ち位置なのでしょうか?

園田:やっぱり、声優さんっていうのはシンガーさんではないわけですよ。なので、作曲する時には音域やリズム、曲調に制限が出がちなんです。でも、Machicoちゃんの場合はそういう制限をあまり考えずに、フルで考えた作品を渡せるのでとてもありがたいです。

(Real Sound, 2017)

歌唱力のみならず

声の幅や楽曲を理解する力なんかも作曲家さんのお墨付きです。

 

Machico
私は楽曲に合わせて歌い方が自然に変わるほうなんですが、今回の曲は私にとって今までにないタイプの楽曲だったので、歌う前は自分でもどんなふうになるのか、ちょっと想像がつきませんでした。でも、歌ってみたら”優しさ”だったり”強さ”だったりっていう、この曲の表現のポイントが見えてきて、新しい扉が開いた感じがしたので、その何かを掴んでいった感じが歌に込もっていればと思います。

(ローチケHMV, 2016)

何その吸収力、ヤバない?

 

――2回目のレコーディングとのことですが、前回と比べて成長を感じるところはありましたか?

水口浩次
さっきハモリのパートを録っていたのですが、Machicoちゃん自ら、ハモリを作ってきてくれていました!そのMachicoちゃんが作ったハモリが、自分の想定していたものと一致していて、しっかりと曲を聴きこんで合わせてきてくれているのだ、と感動しました。

(ローチケHMV, 2016)

なんとハモリを自分で考えてくるレベルです。

 

園田:「fantastic dreamer」に関しては、じつは曲ができた時点では、まだ誰が歌うか決まっていなかったんですよ。それで、ディレクターさんからMachicoさんのプリプロ音源が送られて初めて歌声を聴いて、「彼女ならいける」と思いました。あれはだいぶ難しい曲だったので。

Machico:めっちゃ難しかったです……。

園田:だよね? そんな難しい曲なんだけど、ミックスなどを施してない、生の歌声で送られてきたんですよ。それを聴いた時に、「彼女だったら歌いこなしてくれるだろう」って安心したんです。だから、最初から信頼していましたね。あと、本人がどう思うかはわかりませんが、特にこの時代にこういう声の歌い手って、いそうでいないんですよ。強い声だけど、いわゆるロック的な強さではないわけで。そうした強い声でちゃんと歌えるシンガーさんって、実は今あんまりいないと思うんです。

(Real Sound, 2017)

生音源の状態から信頼を勝ち取るんだから、本当に実力を認められているんですね。

 

――カバー曲の中で特に思い出深い曲は何でしょうか?

Machico:『only my railgun』ですね。デビューのきっかけとなったホリプロタレントスカウトキャラバンで、ファイナルの時に自由曲として歌わせていただいたんです。(略)
思い入れが強いので自分色にしたくて、サビの高音も出来るだけ裏声を使わず地声で歌って私の色を出すため力強く歌いました!

(こえぽた, 2015)

 

そういえばコーラス以外でファルセットを使うことってほとんどないですね。

それもまた彼女のこだわりなのでしょうか。

(それゆえ「TOMORROW」や「BRAND NEW WORLD 〜明日へのグラデーション〜」など主旋律でもたまに使われる裏声がいいアクセントになっていたりするわけです。)

 

歌い方などで意識した点はありますか?
Machico  歌詞自体がセリフのような感じなので、「メロディを正しく合わせる」という意識ではなく「演技をしている感覚」で歌っています。例えば、2番の「見上げて気付いた」という部分は、その距離感を出すために、マイクがずれない程度に上を向いたり顔の位置を変えて歌いました。そういう動作的なことも聴きながら浮かんでくるようにしたくて。
(Nizista, 2016)

経験を積んでいくうちに、歌い方の細かなテクニックも高度化していくのがわかります。

 

感性・表現力がスゲー!

インタビュー記事を読んでいると必ず

曲の印象とか制作の裏側なんかを語るわけですが

Machicoさんはそこのところの感じ方と、

感じたことを言葉にする力に長けています。

 

――初めてデビュー曲の「Magical Happy Show!」を聴いたときの感想は?

Machico:第一印象は「めっちゃかわいい!」でした。とても明るいし、この曲が自分のデビュー曲になるなんて、とても不思議な気分です。歌詞を頂いたときは女の子の「恋するときのもどかしさ」のような心境を表しているんだと思っていたのですが、何度も聴いて理解していく内に、女の子の心境だけじゃなくって、「これからなにがあるかわからないけど、自分を信じてがんばっていこう」という意味も含まれているんだな~と気づきました。それからは、新人の自分に当てはめられる部分が見えてきて、私自身が元気をもらえる曲でもあると思っています。

(animate Times, 2012)

 

――本楽曲のテーマを教えていただけますか?

Machico:キーワードは「世界」です。ストーリー性を大切にしていて、たとえば同じAメロでも、2番は人を試すようなニュアンスで歌ったりしました。オチサビにはアニメを象徴する「素晴らしい世界」というフレーズも盛り込まれています。そこは無音になる箇所で、「澄み切った世界」の情景をイメージしながら歌ったのですが、音を当てるのがとても難しかったですね。

(アニメハック, 2016)

 

――3rdアルバム以来、初のシングルになりますが制作にあたって意識が変わった点はありますか?

Machico:カバー曲を歌わせていただいたときは、元々の原曲があった上で自分のテイストを乗せていたんですけど、オリジナル楽曲はそれが原曲になるので想像力が必要だと思いました。カバー曲はお手本があるので立てるべき歌いどころが既にありますが、オリジナル楽曲だと魅せたいところを自分で作れるので、気持ち良く一曲を完成させていく楽しさはありました。また曲に深みを出していくのは自分次第なので、そういう面でオリジナル楽曲は自分次第で大きく広がるんだという意識が芽生えました。

(animate Times, 2016)

楽曲に込められた意味や感情を考えるための感性があり

その上でそれを言葉にして発する力を持っています。

自分の行ってきた活動を具体的に説明するのも上手です。

 

Machico:はい、「禁断の運命」という曲です。私名義のオリジナル曲としては「Magical Happy Show!」以来2曲目なんですが…大分大人びたなと。(笑) この曲の音源と歌詞をいただいたときに、夜の海の水面に満月が写っている風景をイメージしました。レコーディングのときもそのイメージを浮かべて儚げな満月に向かって歌っているような。 サビの部分だけで5声重ねているというお話も聞きまして…しっかりと作っていただいた大事な曲です。

(ローチケHMV, 2014)

まずは楽曲のもつ雰囲気を景色的にイメージするという

直感的な考え方が彼女の特徴です。

 

所属直後にデビューシングルが決まったわけですからね。

Machico 最初の頃は本当に戸惑っていました。でも、その期間が今の自分の土台を作ってくれたと思っています。当時のマネージャーさんは、先に答えを言うのではなく「まずは自分で考えて」というタイプだったんです。

デビューシングル(2012年5月)から1stアルバム(2014年6月)まで少し間がありますが、その間に頑張っていたことは今に繋がっているんですね。

Machico 当時はすごかったんです。(略)マネージャーさんたちがずっとついてくださるわけではないので、(1人の時は)時間をどう使えばいいのか練習の仕方もわからずで。ずっと歌い続けてみたり、動きながら歌うとブレやすいことを再確認したり……そういうことを積み重ねて、どうやってレベルアップ出来るか考えながら黙々と頑張っていた時期でした。

ある意味、ものすごい自主練ですね。

Machico そうですね(笑)。答えを自分で探さなくちゃいけないことが、こんなにも難しいんだと実感しました。でも、この時期があったからこそ、自分からいろいろアイディアを出せるようになったと思います。今は基本的にステージのパフォーマンスを自分で考えているんです。

(Nizista, 2016)

 

--今のお話やセルフレビュー動画でも感じたんですが、楽曲のストーリーを事細かに組み立てていますよね。

Machico:デビュー当時、歌詞の意味とかを考えず自分の歌いやすい歌い方で歌っていた私にマネージャーさんが「抑揚がない」というアドバイスくださって、「抑揚ってなんだ!?」と、その時気づかされたんです。プロとして歌を歌う人にとっては当然のことですけど、その曲のストーリー性を意識して歌わなきゃいけないんだと思って、どうやったらその曲の世界観を自分のイメージした通りに歌えるのか、デビューから1,2年間はずっと研究していて、いまもそれが続いているのかなと思います。

(Billboard Japan, 2017)

デビュー当時から「自分で考える」という力を培ったのが

感性を磨くことに良い影響を与えたのかもしれないですね。

 

精神的に追い込まない秘訣はあるのですか?

Machico 毎日のように実家に電話します。家族に「うちも新しいアニメが決まったらなぁ」などと現状を話すこともあって、両親は人生の先輩としてアドバイスをくれます。逃げ場じゃないですけど、“帰れる場所”や“自分のことを思ってくれている人”がいるとわかっているからこそ、精神が病んでしまうほど追い込まずに済んでいます。客観的に一歩引いて自分の状況を見ることが出来ているので、焦りながらも冷静さはあるんだと思います。

(Nizista, 2016)

いつもは明るくてパワフルで元気な彼女も、

たまにこうして冷静になるところがすごいです。

自分を客観的に見られるという点は、

このインタビューの回答自体がまさしくその通りです。

 

作詞の才能がスゲー!

Machicoさんは自身の曲の作詞も行っています。

作詞曲は現在6曲くらいあります。

 

――目指している人や憧れている人はいますか?

Machico:女性でしたら宇多田ヒカルさんです。今後は作詞にも挑戦して、自分の想いをより伝えることが出来るようになりたいです。

(こえぽた, 2014)

もともと作詞に対する意欲もあったようで、

作詞をすることは自分の思いを伝えるために必要なことだと考えていたようです。

 

――『ミライロケット』はどのようなコンセプトで作詞をされましたか?

Machico:今回は曲先行で作詞をさせていただきました。初めての作詞ということで、私自身一曲丸々書けるかという不安もありました。ふと思い付いたフレーズを携帯とかノートにメモするようにしてはいたのですが、メモをするのと1曲作るのとでは全く違うと感じました。
曲が出来上がる前に創作意欲が湧き上がり、自分がどんな詩を書けるかマネージャーさんに知っていただきたかったのもあって、白と黒のイメージで、4曲ずつ計8曲分の作詞をしたんです。その時の歌詞は使われなかったのですが、作詞に対して試行錯誤し、8曲分の歌詞を書いたことで自信がつきました。

(こえぽた, 2015)

初めて作詞をしたのが「COLORS II -RML-」の「ミライロケット」という曲です。

曲先行で作詞をするのに、先に全く違う詞を8本も書いてしまうって

一体どんなスタミナなんだ!?

努力家だし、実際8本書き上げちゃうのだから才能もちゃんとあるってことなんですね。

 

――実際に作詞に入ってからはいかがでしたか?

Machico:いざ曲先行で作詞をお願いしますと言われた時、8曲分の経験があったので入りはすんなり出来ました。楽曲を聴き、自分なりにこの曲に合う女の子はどんな子なのか考えて絵を描いてみました。「星がいっぱい飛んでそう」と曲から絵のイメージを受け取り、その絵に合うキーワードとして「未来」、「宇宙」、「ロケット」が浮かんできたんです。その結果、ロケットを題材にして作りたいと思い、自分の殴り書きのフレーズから、等身大の私としての歌詞を書くことが出来ました。

(こえぽた, 2015)

 

――「ミライロケット」では初めて作詞をしたんですよね。
アルバムの選曲の時からMachico作詞の曲もあるって言われて、作詞できるか不安だったんですけど、まずは“自分の世界観がどういうものか?”というのを探すのに8つぐらい詞を書きました。その後、音源を聞いてキラキラしたものを感じて、ノートに絵を書きなぐってメロディの粒をパートごとに視覚にしていくことから始めました。ショートボブの科学研究部のボクっ娘なイメージなんです。

でも、キラキラ感や希望感というのだけを求め過ぎたら自分らしくないと感じていたので、“これはキレイ事を語りすぎたな”とか、経験や気持ちと重ねながら自分に正直に詞を作りました。

(トーキョーアニメニュース, 2015)

作詞の方でも、曲の景色的なイメージから入るという彼女の特徴が表れています。

浮かんだイメージをノートに視覚化してから

言葉に書き下していくというのが彼女の手法です。

彼女の描くイラストは独特の味があって結構上手いので

自分に合った手法を自然と身に着けていることがわかります。

 

――作詞にも挑戦されたカップリング曲『ラブ★スト』についてお聴かせください。

Machico:通学路の恋をテーマにして、最初に曲をいただいてから詞を書かせていただきました。楽曲自体は明るく爽やかなバンドサウンドですが、私はポップさやキュートな印象を強く感じました。ですので、可愛らしい曲にしたいなと思い、通学路の恋をテーマにしました。
「ラブ★スト」の“スト”は、物語のストーリーと、通学路なので道のストリートのダブルミーニングになっています。片思いの女の子のまっすぐな気持ちと素直な感じを、回りくどくなくストレートに書かせていただきました。
また、ストーリー性を持たせるために、通学路で男の子に一目惚れした女の子を出会わせて終わるのか、出会わせないで終わるのを考えた結果、今回は接点なく終わらせました。これから始まる明るい未来だったり、ワクワク感や勢いがそっちの方が伝わりやすいのではないかなと思ったからです。

(こえぽた, 2016)

特に彼女が得意としているのは、

ある登場人物をもとにストーリー展開をもたせた詞です。

ストーリーが作れるということは

登場人物が動くための世界観が作れるということ。

 

Machico:感情がないと言われているロボットですけど、ある日人間の女の子と出会って、あったかい気持ちが芽生えて、これが恋だって気づくんです。機械と人間というのもあって絶対分かり合えないし、この恋が成就することはないって分かっているんですけど、いままでずっと味気ない日々を過ごしてきて、その女の子と出合ったおかげで「あったかい気持ちを知れて、そのことだけでボクは幸せだよ」って。なんか傍から聞いたらすごく切ないんですけど、このロボットの男の子は逆に幸せを思うんです……って、泣きそう!(笑)

(Billboard Japan, 2017)

自分で作ったストーリーで泣きそうになるレベルで

楽曲に感情移入しています。

 

――エンドウ.さんはMachicoさんの書いた歌詞を読んでどう思いましたか? ご自分で考えていたイメージとは近かったでしょうか?

エンドウ.
(略)これまで歌詞をそんなに書いてきてないって聞いてたけど、スゴイなと思いました。これからバンバン書いていったほうがいいと思いますよ!

(ローチケHMV, 2016)

歌だけでなく作詞の才能もプロに認められるほど。

これからバンバン書いていって欲しいです本当に。

 

――お気に入りのフレーズはありますか?

Machico:2番の「自分にただ聞いてみる、やれるか分かんない」が一番書きたかったフレーズです。1番は“デビューまでの自分の心境”、2番が“デビューの後”落ちサビは“不安はあるけど進むぞ”という構成になっています。
夢は叶ったけど、アーティストとして、声優としてやっていけるのか自分自身への問いかけを込めていて、ここが1番のポイントだと思っています。

(こえぽた, 2015)

ただなんとなくアウトプットするのではなく、

きちんと自分の作ったものの意味や理由を言葉で説明できるのは

非常に重要で素晴らしいことだと思います。

 

――歌詞を拝見したのですが、デビューからの自分に重ねあわせたところもあるのでは?
“描いてきた未来図をぼんやりと眺めても”という歌詞があるんですが、ずっと歌手をやりたかったのにどうしたらいいか、当時は全然わかってなくて…
きっかけとしてオーディションがあることは知っていてもそこに踏み出すこともなく、漠然と夢を描いてきたけど夢を片隅に置いて学生生活を普通に送っていたんです。でも、専門学校を卒業する目前になって自分の夢にあらためて気づいたんです。
1番の歌詞はその頃の私の心境を書いています。

2番は“ほどけたヒモを直して”という歌詞があるのですが、歌手活動をしていくにあたって自分が今までにやってきたことをもう一度見直して、前に向いて自分が考える理想に突っ走っていくぞという気持ちも込められています。

(トーキョーアニメニュース, 2015)

自分がデビューに至るまで歩んできたストーリーは

作詞の題材になるほどに思い入れの深いものであることがわかります。

 

制作秘話がスゲー!

2016年、非常に印象的だった活動内容が

ローチケHMVで連載された「Machico 3rdアルバム制作日誌」です。

自身の3枚目のアルバムで初めてフルオリジナル仕様となりました。

リリース情報が解禁されたのは2月で、

リリース日は同年7月とプロモーションに5ヶ月しかなく

(新規収録9曲をたった1ヶ月でレコーディングしたそうです)

短期間でファンの皆に活動の成果を見てもらえる方法を模索した結果が

この連載記事でした。

作曲家も交えてレコーディング・MV撮影などの様子を

番外編も含め10回にわたって紹介しました。

(レコーディング風景の動画もあるよ!)

 

なにより、我々は普段レコーディングの様子だとか

作曲家とアーティストとの対話などはあまり知ることができないので

CDリリースへのワクワク感をふくらませるだけでなく

好奇心を刺激される大変良い企画でした。

 

CDがリリースされてからもう一度見返すと、

「これはこの曲のことを言っていたのか」

などと答え合わせができて二度美味しい。

 

今回のレコーディングは1曲であったが、コーラス部分も含む収録の完了まで、所用時間は2曲分相応の長時間にわたった。そんな折にも集中力を切らさず、笑顔を絶やさず、粘り強くレコーディングに臨んでいたMachicoに、たくましい成長を感じる一日であった。

実際のレコーディングってどれくらいかかるんだろうとか、

普段どういう姿勢でレコーディングに臨んでいるんだろうとか、

制作風景が見えるだけで楽曲の感じ方って変わるんだなと関心しました。

 

何より嬉しかったのは、

楽曲提供をしていただいた作曲家陣が口を揃えて

歌唱力を高く評価していることです。

 

演技力がスゲー!

Machicoさんはアーティストであると同時に声優です。

声優としてのお仕事はまだまだ少ないながらも、

アイマスを皮切りに少しずつ経験を重ねています。

 

実際私はアイマスをきっかけに彼女を知ったのですが

伊吹翼の声を初めて聴いたときの印象は

「THE 新人って感じだな」というものでした。

 

それ以降の私が知ってる役として

「聖剣使いの禁呪詠唱」(2015年)のソフィア・メルテザッカーは

出演回数が少なかったので可もなく不可もなくといった印象。

 

しかし、その翌年の「三者三葉」(2016年)の西山芹奈というレギュラー役で

あまりのはまり役に度肝を抜かれました。

声自体もキャラクター性に合っているし

新人特有の棒読み感がないというか

それまではちょっと声が浮いているなと感じていたのが

今回は全くありませんでした。

「Machicoちゃんってこんな声も出せたんだ!」

と放送当時は驚かされました。

 

さらにその翌年の

「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」(2017年)

アイセア・マイゼ・ヴァルガリス役では(名前が長い)

「お前は本当にMachicoなのか?」と疑ってしまうくらい

素のMachicoを感じさせないレベルの演技力でした。

しかしながらキャラクター性はMachicoさん本人とよく似ていて

共演者からもキャラに合ってるとお墨付きをいただくほどでした。

(すかすか振り返り上映会第3回より)

 

鷲崎健さん,May’nさんが司会を務める「電波ラボラトリー」に

ゲストとして出演した際には

様々なシチュエーションで役になりきって告知をする

というコーナーで新妻やヤンデレなどを披露し、

視聴者に笑いを届けつつも高いクオリティで

鷲崎さんには「役幅広いですね〜」と好評でした。

 

ところで彼女の演技力に磨きがかかった2016年はちょうど

カバーでの活動から一転して

オリジナル曲主体の活動へシフトしていった時期でした。

ここで彼女に何か転機があったのでしょうか。

もしくは、これまでの活動の成果が

実際のお仕事を通して一気に解き放たれた瞬間かもしれないですね。

2016年に年が改まり1ヶ月ほど経ちました。簡単に昨年を振り返っていただきつつ、今年の目標があれば教えて下さい。

2015年は色々なイベントに……(略)新しいチャンスや場をもらえた1年でした。夢のひとつであったアニメのタイアップ曲が決まった年でもありましたし、自分でも変化の年だった気がします。2016年は、あまり考えず素直に楽しむことと、ちょっとでも気になったことは積極的やってみよう、と思っています。

それはお仕事に関して? プライベートも含めてでしょうか?

プライベートでも、お仕事でもです。今までは「これ、やってみたいなー」と思っても踏み出せずに溜めてきたので、今年はちゃんと挑戦してみようと。お仕事でも、ライブの時に不安に思ったり頭で考えすぎたりすることが多かったんですけど、今年は考えつつも、楽しいことは全面的に楽しもう、というふうに心持ちを変えようと思っています。

(アニぱら音楽館, 2016)

色々なことに積極的に挑戦する、心境の変化が大きく働いたのかもしれませんね。

 

――Machicoさんはアーティストとしてだけでなく声優としても活躍されています。声優としての意気込みもお聞かせ下さい。

Machico:キャラクターの上辺だけでなく、物語には出てきていない部分も感じてもらえる演技を出来るようになりたいです。声優は声を作るだけではないので、そのキャラクターが物語の中でいきいきと過ごし、皆さんに愛していただけるように演じたい、私の声でそれが出来るようになりたいと思っています。

(こえぽた, 2014)

 

キャラクターで歌うこととMachicoさん本人で歌うことの違いや意識している点はどこでしょうか?

Machico 「声優として作品に関わらせていただく時は、自分を出す場ではない」と、すごく意識しています。声優のMachicoとソロアーティストのMachicoは差別化していきたいですし、「キャラクターの枠組みの中で出来る技術を模索する」という意味では、キャラソンの方が難しいと感じています。キャラソンの場合はセリフのように歌えるようになることが目標で、それこそが醍醐味だと思っています。だから常にキャラクターを優先しています。そこで得たセリフのような歌いまわしは、自分のソロを歌う時にも活きているんです。

(Nizista, 2016)

 

今回のシングルは、声優として演技の成長が出来たからこそ歌えた曲だと感じます。
Machico そうなんですよ。これらの役に加えて、アルバム『Ambitious*』では声でいろんな演技をやらせていただきましたし、さまざまなキャラソンを歌わせていただいたこそ出来たアプローチだと思っています。これからも自分にリミッターをかけずに、自分らしくありながら、新しい自分をどんどん世に出していきたいです。
(Nizista, 2016)

 

声優とアーティスト、どちらにおいても確固たるビジョンをもち、

お互いの活動にいい刺激を与えているからこそ成り立つ兼業なんですね。

 

ファンに対する気持ちがスゲー!

Machicoさんは自分が歌うことだけじゃなく

常にファンに楽しんでもらい、ファンと共に楽しむことを考えてくれます。

――東名阪で開催されたイベントでミニライブをしてきましたが、Machicoさんのライブでお客さんにはどうしてほしいですか?

Machico:盛り上がってほしいです! やっぱり座って聴くよりも、立ち上がって曲に合わせて盛り上がってもらえると、私も「歌うぜっ!」ってテンションになります。私もライブに行ったら汗だくになって騒ぐのが大好きなので、みなさんも騒いでいただきたいですね。

(animate Times, 2012)

 

――最後にメッセージをお願いします。

Machico:今回は一般のお客さんがいないいつもと違った電波諜報局でしたので、凄く寂しくて…。出演させていただいて楽しかったことは変わりないのですが、お客さんがいるのといないのでは、話し方がこんなにも違うのだと実感しました。今まで私が喋ったことに対して、リアルタイムで声に出して反応を返してくれて、盛上げて頂いてくださったことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
2ndアルバム、初のLive Tourで私の歌を皆さんに届けられることを嬉しく思います。このように活動できるのも皆さんのおかげだと思っているので、是非直接会いに来て欲しいです。これからも応援よろしくお願いします。

(こえぽた, 2015)

番組収録時にお客さんを入れていなかっただけで

これほどファンの大切さを実感するものなのかと

逆に私のほうが驚いてしまいました。

 

Machico:(略)これからは私を選んでくださったみなさんに「Machicoでよかった」と言ってもらえるようにしなきゃいけないんです。なので、ファンのみなさんと関係者のみなさんの期待に答えれる様に歌っていきたいと思っています。

(animate Times, 2012)

デビュー当時に言っていたのは「Machicoでよかった」と思われたいということ。

そして5年経った今、ライブのMCで彼女が言ったことは

より多くの人に「Machicoのファンでよかった」と思われたいということ。

(Machico Live Tour 2017「DAY’S melody:」東京公演より)

彼女がこの5年間、ファンに掲げてきた理想は全くブレませんでした。

 

 

――翼の印象が変わったり、翼らしさがつかめたかなと思うのはどういうところですか?

Machicoさん:最初はツバッティーがつかみきれてなくて、どう甘えていいかがわからなかったんです。でも自分でゲームをプレイしたり、ファンの人たちの中にあるツバッティーのイメージをお手紙でもらったりする中で新しい発見があったりして。ファンの方の中にあるイメージってとっても大事だと思うんです。

(Gamer, 2015)

声優としてもファンからの意見を重要視しているようです。

様々なイメージを吸収して自分なりに形にするという力を持っているんだなと感じました。

 

ブログがスゲー!

Machico公式ブログ「Machicoco」の月別エントリ数を見てみましょう。

2016年
12月 ( 31 )
11月 ( 30 )
10月 ( 31 )
9月 ( 30 )
8月 ( 31 )
7月 ( 31 )
6月 ( 30 )
5月 ( 32 )
4月 ( 30 )
3月 ( 31 )
2月 ( 30 )
1月 ( 31 )

2015年
12月 ( 31 )
11月 ( 30 )
10月 ( 31 )
9月 ( 30 )
8月 ( 32 )
7月 ( 30 )
6月 ( 30 )
5月 ( 31 )
4月 ( 31 )
3月 ( 31 )
2月 ( 28 )
1月 ( 31 )

2年分だけ例示してますけど、

毎年こんな感じです。

ほぼ毎日更新していますね。

Machico:はい! アメーバブログで毎日更新を目標にしているので、よかったらぜひ見て下さい。緊張しやすい私でも、ブログだったら自分らしさを出せる。「こんな子なんだな」ってわかっていただけるとうれしいです。よく「ふわふわしている」って言われるのですが、意外にしっかりしてるんですよ(笑)。ブログで書いている雰囲気は自分だし、イベントでしゃべっているのも自分だし、いろんな自分を見ていただきたいなって思います。

(animate Times, 2012)

デビュー前から始められたブログは、

彼女がファンに自分を伝えるための非常に大切なツールであることがわかります。

何より、ブログを読むだけで彼女のだいたいの人間性を知れるというところが

ファンになるためのハードルを効果的に下げているように思えます。

 

私が彼女に興味を持ったときにも、とりあえずブログを読み漁りました。

ブログを読んで、一層応援したいという気持ちが強まった記憶があります。

 

あと、彼女のブログは独特の言い回しや造語が多数登場するのが特徴です。

個人的に「Machico語録」と呼んでいるのですが、その語録の一部をご紹介。

・Machico珍百景

・びっくりまたたびです!!笑

・おったまげーしょんです。

・おったまてばこ!!

・おそろしの森

・ポニーtheテルテル

・浮かれぴ~やの又三郎(* ̄▽ ̄*)ノ”

・高まりの又三郎

・驚きの又三郎すぎて又三郎って感じです、ありゃこらす(笑)

・最の高!!

・変なテンション、あてんしょん

・気分がハイなちゅらるハイ!!!

・ぺこりーなぺこのすけ

これら語録とともに作り出すMachicoワールドはブログ開設当初から健在です。

最近のマイブームは「〜まる」だそうです。

 

インタビューがスゲー!

さて、以上の紹介ではインタビュー記事を多数引用してきました。

Machicoさんといえば

ネットのインタビュー記事が見どころの1つです。

デビューしてから5年間、

CDをリリースするたびに必ずインタビュー取材をいただいており

私が数えられた分だけでも20件以上ありました。

 

リリースしたCDの内容や普段の活動について

定期的に本人の言葉でオープンにしてくれることはもちろん

歌に対する思いや制作の裏側を知る機会が多いのがポイントです。

そういうのってリリースイベントくらいでしか聞く機会がないですからね。

 

インタビュー記事&イベントレポート記事は

Google Docsに以下のようにまとめてあるので

こちらから読んでみてください。

スクリーンショット 2017-07-20 16.25.26.png

(私が手作業で収集したものなので、多分漏れが何件かあるはずです。

もしここに載っていないものがありましたら、コメやTwitterなどで教えてください。)

 

ここでは引用しきれなかっためっちゃエモい言葉がまだまだたくさんあるので

少しずつでもいいから全部読んでみて欲しいです。

 

 

最後に

「Machicoさんのライブは厄介者ばかりで近寄りがたい」

という意見は未だに目にします。

しかし、我々はこの認識を一刻も早く改なければいけません。

 

先にも述べたように

かつて彼女のライブはカバー曲主体で

チケット代金も安く

ライブハウスでの開催だったため

Machicoを知らなくても気軽に人が集まれるものでした。

 

ライブでの観客の楽しみ方は次第に激化していき、

過度な圧縮やMIXなどのコールも横行しました。

しかしながら、これをよく思わない観客が少なからずおり、

ライブ後にSNSで批判を書かれることが増えました。

 

極めつけは2016年2月の東京でのワンマンライブ。

ライブ中に猥褻な本を掲げステージ上のMachicoに見せつけるという

誰が聞いても頭のおかしい奴が出現しました。

こんなのMachicoさんのライブだから現れたというわけじゃないことくらい誰にだって分かるし

不運にもキチガイに目をつけられてしまったことなのですが

「Machicoのファンはヤバイ人しかいない」

「Machicoのライブは険しい」

といった認識は完全に広まり、

ライブのマナーの評判はガタ落ち。

まとめサイトのネタにされるほどでした。

 

当時Machicoさんはインタビューでこのように語っています。

Machico  今回はオリジナル曲がベースになるので、より自分らしいライブといいますか、Machicoの音楽を提示できると思います。先日リリースした3rdアルバム『Ambitious*』もキャッチーで初めての方にも聴きやすい楽曲が多いですし、ちょっとでも興味を持った方はぜひライブに来て欲しいです。

そして、品よく安全にみんなが楽しく盛り上がれるライブにしたいです。そういう意味でも、私がファンの方を引っ張っていけるようなライブが出来たらと思っています。

(Nizista, 2016)

悪いのは一部の心無い人間なのに、

ステージに立つ彼女にここまで言わせてしまうなんて、

情けなくてやりきれない思いがありました。

 

しかし、彼女が言ったように、ライブは変わりました。

2016年12月のツアーからは、

ついにオリジナル曲主体へシフトします。

するとどうだろう、

今までが嘘だったかのように安全かつ盛り上がれるライブになりました。

過度な押し合い圧縮はないし、

変なことをするキチガイも現れなくなったし、

でも盛り上がるところでは目一杯盛り上がれるんです。

(ホリプロのレギュレーションが厳格化されたという要因もあります。)

 

今までカバー曲が強いからって来てやんちゃしていた人たちが

まるっといなくなり、

本当にMachicoさんの歌を聴きたいという人だけがライブに来るようになったんです。

 

実際、Machicoさんのファンって潜在的にはおとなしい人たちで、

リリースイベントのときはかなり落ち着いた雰囲気で歌に聴き入っています。

(この前のリリイベなんかおとなしすぎて、

逆にMachicoさんからもっと盛り上がってって煽られたレベルですよ。)

 

「fantastic dreamer」だけは何故かファンでもMIXやイエッタイガーを入れる風潮があって

他のファンやMachicoさん本人から特に拒否されているわけでもないので

それはそれとして受け入れられていたのですが、

2017年7月の東京でのワンマンライブに至ってはそれすらもなくなっていました。

 

私自身MIXやイエッタイガーを嫌っているわけではなく、

適切なところで使用して楽しむこともあるのですが、

そういうの苦手な人が少なからずいるのも事実です。

現在のMachicoさんのライブは

そういった層にも楽しんでもらえるだけの配慮ができているのです。

 

なので、

「Machicoのライブに行ったら腕を噛まれる」とか

「MIXが入っていて不快」とか

そういうことはもうありません。

 

これまでに広められてしまった誤解を改めるのは

そう容易いことではありません。

それでも、

本当のMachicoさんのファンを見にきてください。

そしてMachicoさんを見にきてください。

 

Machicoさんの魅力を広めるためには

この誤解を解くことが必要不可欠なのです。

1ファンとしての切実なお願いです。

お急ぎ九州一周ドライブの旅 4日目 -長崎編-(最終回)

4日目

8時チェックアウト

 

14時の軍艦島ツアーに間に合わせるため、

8時半の熊本港フェリーに乗ります。

 

今旅2度目のフェリーですが

ちょっとした移動にフェリーを使う機会って、

関東じゃまず考えられないですよね。

 

ホテル(熊本駅)から熊本港までは車で30分程度。

<経路>

r28→r51

スクリーンショット 2017-05-14 11.22.22.png

 

港に着いたのが8時25分ごろだったので結構ギリギリでした。

 

今回利用したのは九商フェリーです。

乗り場には広い駐車場があって、

一度そこに停めて受付でチケットを買ってから車を入れます。

朝だし出発ギリギリだったので車は全然いませんでした。

 

ここから1時間ほどの船旅です。

 

このフェリーの醍醐味は、カモメのフレンズとふれあえることです。

IMG_7352

船内の売店でかっぱえびせんを販売しており、

それをカモメにあげることができます。

(売店は売店価格なので、できれば事前に買っておくとリーズナブル)

 

カモメ側もこの船がエサをくれることを知っているのか、

出港した途端についてきました。

それはもう大量に。

船の後ろをカモメが群をなしてついてくるので

そこでかっぱえびせんを持った手を差し出すと、

カモメがくちばしで摘んで持って行きます。

頑張れば口移しもできますよ。

 

4人で1袋でも十分なほどたくさんあげられるので、

1時間の船旅もあっという間でした。

 

9時半ごろ、島原港。

目の前に堂々と構えるのは雲仙岳です。

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ここから長崎の軍艦島ツアー集合場所を目指します。

だいたい長崎駅・長崎港の近くです。

 

島原から長崎までは高速道路がないので、

終始一般道ということになります。

寄り道ありきで2時間強かかりました。

<経路>

R251→R57→R34

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R251はすごい長さですね、

この島原半島を1周してさらに長崎方面へも伸びています。

 

さて、島原名物といえば…

 

そうです、我らがミリオンスターズの島原エレナちゃんの名を冠したスーパー、

「エレナ 島原店」

島原の地に足を踏み入れたこと自体が偶然なのですが、

さらなる偶然、経路の途中にエレナ島原店が…!

これは寄らない理由がありませんね。

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エレナのテーマソング「象が飛んでいた」は

キャッチーで面白いので聴いてみてください。

 

せっかくなのでこちらで朝ごはんを購入。

店内はいたって普通のスーパーです。安心する。

島原牛乳とかも売ってました。

 

島原半島北部を周り島原鉄道と並走しながら半島を出ます。

今旅では全く鉄道に乗っていませんが、

いつかはローカル線にもガッツリ乗ってみたいところです。

 

そんなこんなで長崎市街へ。

 

こちらもまた、路面電車が走るまち。

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路面電車用の信号があったり、

右折に軌道敷をまたがなければならなかったりと、

共生するのは慣れるまでちょっと大変です。

 

とりあえず車を置いて、

軍艦島ツアーの時間まで昼食を取るなどしたいところです。

長崎港周辺はさすがに駐車場も全部有料で、

「軍艦島上陸クルーズ」公式から案内のあった駐車場は満車でした。

(そもそも小さいしあまり安くないです)

 

隣の区画の広いコインパーキングが運良く1台空いたので

なんとか車は置けました。

にしても結構混んでいるので、駐車場は早めに探しておくべきだと思いました。

 

現在12時前。

長崎港を支配しているのがまたゆめタウンなのがおもしろいところですが、

昼食はその隣、

「海鮮市場長崎港 出島ワーフ店」にて。

まあどこにでもありそうな海鮮系のお店でした。

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昼食後も少し時間があったので、

長崎駅へ行って先にお土産を買うことに。

長崎駅までは歩けないこともないのですが、

ちょっと大変だしでも車は使えないし…。

 

そこで便利なのが路面電車。

出島電停の隣の大波止電停から長崎駅前電停まで、10分もかからないです。

運賃は一律120円という安さ。

ハッキリ言って神ですね。観光地バンザイ。

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この辺の狭隘な地形が集客に有利なんだとか。

 

電停は道路の中央にありますので、横断歩道からアクセスします。

 

乗客は結構多かったですが、

本数もそこそこでした。

同じ軌道でも色んな色の車両が走っていたのが印象的でした。

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こちらが長崎駅前電停。

ちょっと大きいです。

横断歩道ではなく歩道橋から駅前ペデストリアンデッキにアクセスできます。

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長崎駅ビルのアミュプラザにお土産屋さんがたくさん入っています。

カステラは文明堂だと東京でも買えちゃうので、

福砂屋のものを買いました。

あとは角煮まんがおすすめです。

 

さて、いよいよ本日のメインディッシュ、

軍艦島上陸クルーズです。

ツアーは全体で3時間ちょっと、

1日2本行われます。

 

ネットで事前予約して、

受付に行ってお金を払うとなんか首から提げるやつがもらえます。

(誓約書みたいなのを書かされるので、事前に印刷して書いて持っていくとスムーズです。)

これをもって、案内された通りに船の集合場所へ

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すると港にかなり主張の激しいオレンジの船と、

かなり主張の激しいオレンジの人がいます。

船はブラックダイヤモンド号というらしいです笑

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船内は2階建てで、

室内と屋上に席があります。

 

往路は周囲の町並みを解説しながらクルーズしてくれるので、

屋上に座るのがおすすめです。

案の定屋上の人気が高く、我々は立ちっぱなしでした。

 

ぶっちゃけそういうの要らないって人は室内で座ってたほうが身のためですね。

この日はかなりいい天気で暑いくらいでしたが

海風はむしろ寒いくらいでした。

 

航路はこんな感じ。

片道だいたい40分です。

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まず高島の石炭資料館というところへ行き、

軍艦島での採掘がどんな感じだったかというのを知ります。

わかりみを感じている像が印象的でした。

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30分くらい見学したら、いよいよ軍艦島へ。

 

接岸する前に、

軍艦島が最も軍艦っぽく見えるポイントで停まってくれます。

だいたい北西側から見るとこうなります。

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軍艦島は本当は端島(はしま)って名前なんですけど、

このアングルで記者が撮った写真が軍艦に見えるということから

この通称がついたそうです。

 

それにしても波が大きくて

どこかに掴まらないと立っていられないレベルなので、

撮影時は気をつけましょう。

 

ガイドのオレンジおじさんは

「今日はこれ以上無いほどのいい天気で波も比較的穏やか」

とか言ってましたが、

通常はこれ以上にひどいとかちょっと信じられないです。

 

接岸。

波がすごいので島の周囲は壁に囲まれています。

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(これは帰りの写真ですが)

接岸するとまずこの橋を渡って上陸します。

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この橋は3代目で、過去に台風とかで壊れたらしいです。

とはいえこの3代目の橋も昭和37年からそのままだそうで。

もともとただの岩礁みたいな島に

埋め立てを重ねて今の形になっているのですから、

通常の島のような接岸設備が造れないというのもうなずける話です。

 

上陸したらまずボックスルバートみたいなのをくぐって内部に入っていきます。

カルバート内には立ち入り禁止の道が続いているのですが…

ここは当時の島民が住居へ行くために使っていた地下通路みたいなものです。

接岸場所は採掘場が主で、住居のある部分はその反対側なので、

地下通路を通って住居へ行っていたらしいです。

 

島内は3つの見学場所が用意されています。

最初に見えるのがここ。

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写真右上の方にある大きなマンションみたいなやつは、

三菱の社宅だったものです。

島を所有する会社の社宅ということで、作業員の住宅よりも広いです。

 

左下に塞がれたトンネルが見えると思いますが、

これは採掘時にいらない岩を海に捨てるための

ベルトコンベアを通していたものです。

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最初は東側の海に捨てていたのですが、

捨てる場所がなくなったので今度は西側にってことで

島にベルトコンベアぶっ刺すっていう豪快さ。

このベルトコンベアは住宅の中も通っていたらしいです。

お隣の部屋がベルトコンベアって絶対イヤですね。

 

漢字の”日”みたいなものも、ベルトコンベアの痕跡です。

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2つ目の見学場所。

ここも採掘場の一部です。

台風でそこらじゅうぶっ壊れてますが、これも自然の摂理ってやつですね。

廃墟好きにはたまらないやつ。

 

3つ目の、一番奥の見学場所。

目の前に見えるのは住宅です。

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左奥の白っぽい建物ももちろん住宅なのですが、

上から見ると”へ”の字みたいに作られていて、防波堤の役割もあったらしいです。

十分高さがあように思いますが、これくらいないと波は防げないそうです。

また、波の影響で窓ガラスが割れます。

一応海側が廊下になるようには作られてますが、

それでも住みたくはないなぁ…。

 

建築学の世界からすると、

この当時にこのレベルのRC高層建築ができるのは

かなりすごいことだったらしいです。

他にも、ガイドのオレンジおじさんの話は結構面白かったです。

 

そんな感じであっという間に見学終了。

上陸できる時間というのも限られているので、

あまりじっくり眺め続けることはできないのです。

 

ぶっちゃけ疲れたし風が冷たいので、

復路は室内席に座ることをおすすめします。

なんかDVD流してくれてるっぽいです。

(音だけ屋上にも聞こえてきた)

案の定屋上の席は空いてました。

我々はバカなので、屋上で低まってました。

 

以上、

軍艦島上陸クルーズ終了!

今までに味わったことのない世界観に出会えて、

最高でした。

廃墟好きといえるほど知っているわけじゃないですが、

廃墟を見たときのワクワク感ってのはとても気持ちのいいものです。

日本で味わえる異世界感としてはとてもレベルが高いと思いました。

 

あとは長崎道で佐賀の友人宅へ帰るだけなのですが、

せっかくだからと佐世保バーガーを食べることに。

とはいえ佐世保に行く時間はなく、

佐賀にある「ネイビーズ」という友人おすすめのお店へ。

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なるほどねという感じ。

 

帰宅後、地ビールをたしなむ。

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ヨーグルトリキュールはクソ不味いです。

宮崎の日向夏ビールがさわやかで美味しかった。

 

道の駅たるみずで買った鳥刺しはめちゃくちゃ美味しかったです。

 

 


5日目

帰りの佐賀空港初の便が19時と遅いので、

昼頃まで寝たあと

ジョイフルでご飯食べて、

佐賀城跡を見ました。

地元の人のちょっとした休日かよ。

 

佐賀城跡は駅のすぐ近くにあるんですが、

あんまり大きくはなくちょうどいいサイズで、

駐車場も無料で、

観覧も無料でした。

お城に造詣の深い人間ではないので軽く見ただけですが、

それでも大砲に打たれたりして30〜40分くらい潰せたので面白かったです。

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お客さん全然いなかったですけど、

ちょっとした博物館みたいになってて

館内設備もきれいでこれが無料なのはすごいですよ。

 

総括

直前まで全く予定立てないで

何日間も行き当たりばったりの旅をしました。

卒業旅行らしからぬ無計画さでしたが、

個人的にはこういう無計画な旅も好きなので、

この機会にできてよかったです。

 

九州各地の良いところをかいつまむ形で楽しんだので、

行けなかった場所もたくさんありますし、

今度は1県1県を深く掘り下げられる旅もしたいですね。

 

なにより高速道路網の便利さがよくわかったし、

次は鉄道網がどんなもんか知りたいところです。

 

廃道・廃線となるとまた個人的な話になってくるので、

一人旅もいつかはできるのかな…。

学生のうちは無理です笑

 

お急ぎ九州一周ドライブの旅 3日目 -鹿児島(と、熊本)編-

3日目

9時チェックアウト

 

鹿児島は桜島を訪れます。

噴火の情報もあり近づけるか心配だったのですが

Twitterで調べてみると観光している方が多く

火山灰の心配も無さそうだったので、

予定通り行くことになりました。

便利な世の中になりましたね。

 

宮崎から桜島周辺に直結できる高速道路はないので、

経路の半分以上が一般道になります。

休憩をはさみつつですが3時間近くかかりました。

<経路>

宮崎IC→宮崎道→都城IC→R10→R220

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宮崎はやはりヤシの木が多いですね。

中央分離帯もヤシの木です。

 

さて、一般道は国道10号から海岸沿いの国道220号に最短で出るためには

峠を越える必要があります。

この峠道の途中で偶然、中茶屋公園という公園に遭遇しました。

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駐車場無料の小さな公園なのですが、

ここの見晴らしが最高でした。

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このように、御岳(桜島)を望むことができます。

この日は散歩している地元の人が1組いたくらいで、

とても空いていました。

残念ながら雲がかかっていたにしても

穴場絶景スポットなので立ち寄る価値はあります。

 

海岸沿いにR220を進むと、桜島に入る手前に道の駅たるみずがあります。

ここではなが〜い足湯に浸かりながら御岳を眺めることができます。

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で、本題の桜島ですが

今回やりたかったのは桜島一周です。

スクリーンショット 2017-05-01 13.31.08.png

南半分をR224、北半分をr26によって囲まれたこの道路を

時計回りに一周運転しました。

(フェリーに乗るためもう半周しました。)

国道部分は車通りも多く、住宅やホテルなどが目立つ印象でした。

それに比べて県道部分はほとんど車通りがなく

北東部分に至っては景色がほとんど木でした。

 

また、道路沿いに噴火避難用のシェルターが設置されていました。

干からびた川も多く、火山大国にいながら初めて火山島の魅力を感じました。

今回は外周のみですが、いつか内部にも少し入ってみたいと思いました。

 

1周大体1時間のサーキットは運転しててそこそこ楽しかったです。

 

なお、島の西部には道の駅桜島があります。

けっこう人がいて飲食店はかなり並んでいたのでここでの食事は断念。

おみやげに桜島大根の漬物を買いました。

とってもおいしい。

 

桜島は以上です。

本当に一周したかっただけです。

 

桜島西端から鹿児島市街までフェリーが出ているので、

食事も兼ねてそちらを経由することにしました。

大人1人160円、車は1000円くらいとリーズナブル。

人生初のカーフェリーを体験しました。

 

R224を西に進むとそのままフェリー乗り場の受付ゲート

(高速道路の料金所みたいな感じ)

にたどり着くので、

そこでお金を払ってそのまま船に乗せられます。

駐車して受付して〜とかもっと面倒くさいのかと思ってたら

かなりスムーズに乗れました。

 

近いので20〜30分くらいで着きます。

船もそんなに大きくはないですね。

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そんな大した旅ではないので、

客はみんな客室内にいました。

一応そばとか食べられるみたいです。

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西側から見る御岳。

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初めてのフェリーにテンション上げてたら

あっという間に鹿児島港に到着。

 

鹿児島といえば黒豚ということで、

鹿児島中央駅近くの「黒豚料理 寿庵」にて遅めの昼食です。

時刻はもう15時前で店内はまあまあ空いてました。

お座敷になっていてちょっとお高めのお店ですが

ランチメニューなら2000円でも余裕でお釣りが来ます。

色々迷ったのですが、

私は鹿児島の色々な料理をいただける定食にしました。

他にも黒豚のカツとかしゃぶしゃぶなんかもありました。

お値段相応に美味しかったです。

 

あんま観光っていう観光はしてないですが鹿児島は以上で終わりです。

 

当初は時間の都合で熊本は通過するはずだったのですが、

熊本から佐賀経由で長野に行くよりも

フェリーで島原を通るほうが色々良いということがわかったので、

今夜は熊本に宿泊します。

熊本島原間のフェリーに乗るために、

熊本駅近くでホテルを取りました。

 

九州道をひたすら北上。北上。

3時間の移動でした。

この旅で最も長い移動になりました。

今日は移動してばっかりですね。

<経路>

鹿児島IC→九州道→松橋IC→R3

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どうでもいいですけど、

九州の地名ってなんでイレギュラーな読み方ばかりなんですかね。

高速道路を走っていて現れるICやPAの名前のまぁ読めないこと 。

 

えびのPAで休憩をはさみつつ、

19時にチェックイン。

 

今夜の宿は「ビジネスホテル青芳」

熊本駅から徒歩5分3,200円というポテンシャルから放たれる、

このパフォーマンス。

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これぞ素泊まりって感じですね。

車中泊すら想定していた今回の旅で

むしろ今までの宿が上質すぎたんですよね。

楽天トラベルの口コミはあまりよくないのですが、

実際のところ値段相応という感じで

今回みたいな素泊まりにふさわしい宿かなと思いました。

無料の駐車場はかなり狭いですが、

そもそも客がいなかったので大丈夫でした。

 

極めつけはこのカラフルお風呂。

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もはや意味がわからないんですけど、

とりあえずお風呂は近くのスーパー銭湯で済ませました。

 

宿から歩いて1,2分のところに

「黒龍紅」(読めない)というラーメン屋さんがあったので、

夕飯はこちらで。

ラーメンと棒餃子、そして馬刺しもありました。

よくある地元のラーメン屋と言う感じで、

値段相応に美味しかったです。

 

ちなみにこの辺は熊本市電が走っており、

関東では都電荒川線でしか見られない

貴重な路面電車にテンションが上がったのですが、

残念ながら乗る時間がありませんでした。

熊本城まで市電で行って帰ってくるくらいならすぐなんですけど、

朝のフェリーが早かったので叶わず…。

この悔しさは長崎で晴らそうと思います。

 

ということで、

結局熊本県はただの経由地点になってしまいましたが、、、

いつかちゃんと観光したいですね。

 

 

長崎編につづく

お急ぎ九州一周ドライブの旅 2日目 -宮崎編-

2日目

ここは高千穂中心街。

 

混む前にボートの受付を終えたいので

9時にチェックアウト。

 

朝からコンビニでヨーグルッペを見つけてテンションが上がります。

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あとこっちではコンビニで肉まんを買うと

「酢醤油つけますか」って聞かれます。

関東のコンビニでは聞きなれないフレーズで思わず聞き返してしまいました。

 

ということで2日目は宮崎県です。

高千穂を楽しんだあと宮崎市街で美味しいものを食べようと思います。

 

高千穂峡

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まずは高千穂峡へ。

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ここでの目玉は高千穂峡のボートです。

手こぎボートを借りて真名井の滝まで近づくことが出来ます。

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市街地から少し離れるのですが、

有料の駐車場があります。

 

まだ9時過ぎですが、もう結構人がいました。

ボートは全然並ばず、スムーズに乗ることが出来ました。

1隻あたり30分2000円です。

最大3人乗りなので、2人ずつに分かれて乗ります。

私は漕がずにずっと写真を撮ってました。

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こういった峡谷を下から見るのは初めてで、

とても幻想的でした。

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こちらが真名井の滝です。

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日本の滝百選に選ばれているそうです。

あんまり大きくはないですね。

 

きれいな柱状節理です。

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朝でもそこそこ客がいるので、

ボート同士すれ違う技術が必要です。

とはいえそんなに難しいことではないので、素人でも気軽に楽しめます。

別のボートを漕いでいる友人は

浮きに引っかかっていることに気づかず

延々と進まないボートを漕ぎ続けていて滑稽でした。

 

ちなみに課金して餌を買えば

カモのフレンズと触れ合えます。

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ボートだけでなく、川沿いを歩く散歩コースや、

駐車場周辺にお土産屋さんやお食事処があります。

流しそうめんもできるんです。

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私は高千穂の梅酒を買いました。

 

さて、ちょうどお昼時なのでご飯を食べましょう。

今回はググったら出てきた隠れた名店「天庵」のお蕎麦です。

山といえばお蕎麦ですからね。(自分調べ)

11時のオープンちょうどに行ったのでとても空いてました。

 

お蕎麦のコースというものがあったので、そちらを注文。

1300円くらいだったかな。

お蕎麦のコースって初めてだったんですけど、

出てくる1品1品の全てが美味しかったです。

前菜は地域の食材・季節を感じられ、

天ぷらのお塩にはそばの実が使われていて

サクサクの衣とコリコリしたそばの実で食感まで楽しかったです。

さつまいもの天ぷらが薄切りだったので

パサパサ感がなくて天才だなと思いました。

デザートにはそばの寒天という、徹底したそば尽くし。

そばの風味がさわやかで美味しかったです。

あとお箸の先端が細いものだったのもグッド。

 

幸福な食事を済ませたあとは、

どうしても高千穂で行っておきたかった

高千穂鉄道スーパーカートです。

 

高千穂鉄道スーパーカート

JRから転換し私鉄になりながらも運行を続けていた高千穂鉄道高千穂線。

しかし台風の被害を受け、線路の復旧ができなくなりました。

それでもこの路線を残したいという思いで

カートにして見学できるようになっています。

 

高千穂鉄道のおおまかな沿革

以下は操業当時の軌道(だいたい)

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延岡駅から高千穂駅までを結んでいました。

前回名前が挙がった九州中央自動車道のように、

鉄道においても昔から延岡から熊本へ結ぶ路線が計画されてきました。

戦争を乗り超えながらも、延岡から少しずつ線路を伸ばしていき、

高千穂まで完成。

その後も高森を目指して着々と工事が進められますが、

掘削中のトンネルで水脈を切断してしまい水害が発生。

結局復旧するまでの間に鉄道そのものの需要が縮小し、

工事は中止となりました。

 

熊本側からは高森線ができていたのですが、

私鉄化後もこの2つが繋がることはありませんでした。

工事の進捗自体は3割程度で、

あと7年あれば全線開通できると言われていたそうです。

 

そしてその後、高千穂線は台風に見舞われ、

線路が流されるなどの被害を受けました。

復旧には莫大な費用がかかり、

復旧費用に対する需要がそこまで高くなかったため

廃線となりました。

 

不幸が重なった結果として九州横断鉄道は幻となりましたが、

もし水脈事故や台風がなければ実現していたのでしょうか。

やはり廃線に隠されたドラマというものは

儚くもロマンがありますね。

 

スーパーカートで見学できるのは、

高千穂駅からその次の天岩戸駅と通って岩戸川を渡る橋梁までです。

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40分ごとに出ているので、受付で事前にチケットを買って入ります。

駅はこんな感じ。

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カートは自動車を改造したような感じですかね。

ハリボテ感の高い外装がアトラクション感を高めます。

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最大30人乗れますが、この日は空いていて十数人とかでした。

 

出発すると、運転手のおじさんがガイドしてくれます。

まあ高千穂線の沿革とか、カートのスペックとかそんな感じのことを

たくさん喋ってくれますが、あんまりよく聞き取れないです。

 

客席から前を見るとこんな感じで、あまり前が見えないです。

 

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線路を見るときには

延々と伸びていく軌道を見通したいところなので

ちょっと残念です。

 

にしても景色はとてもいいです。

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トンネルに入ると、

なんとイルミネーション()の演出が。

要ります?これ。

 

天岩戸駅に着くとちょうど橋の手前で、

風量などをチェックしてから進んでいきます。

ここを通れるようにするのもけっこう大変だったんだとか。

 

さあ、こちらが高千穂橋梁の景色です。

中央部でしばらく停まってくれます。

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この写真を取るために

けっこう頑張って腕を高く上げなければならなかったので、

客席の車高をもう少し高くしてほしいなと思いました。

 

客席の床の一部が透明になっていて下を見ることが出来ます。

とは言え線路がありますからそんな怖くはないです。

 

ここでおじさんがシャボン玉を撒き散らす演出があります。

正直これも要らないんじゃないのと思いますが、

ご高齢のおじさまが一生懸命シャボン玉を撒き散らす光景は

なかなか見られないので、

これはこれで珍しいものを見られたかなと思います。

 

あとは橋の奥まで行って、そして来た道を高千穂駅まで戻って終わりです。

 

総括としては、

一般人が立ち入り難い部分を見学できるようになっているのはいいのですが

ところどころ惜しい部分があったのが残念です。

橋の先も見られるように整備を進めると言っていたので、

この先の活動も頑張って欲しいです。

 

駅の待合室にも資料なんかがあったので、

目を通したりするといいと思います。

 

一応これで高千穂のノルマは終了したのですが、

予想以上に空いていて時間が余ったので、

ガイドのおじさんが話に上げていた天岩戸神社に

なんだかよくわからないですが行ってみることにしました。

 

天岩戸神社

ちょっと離れたところにありますが、車で行けばそこそこ近いです。

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無料駐車場があるのでそこに車を置きましょう。

 

神社についてはよくわからんですが、

とにかくこの神社の先に天安河原というパワースポットがあります。

神社から少し歩きます。

たしかこんな感じで川沿いを歩いてったと思います。

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河沿いの道はとてもマイナスイオンって感じでした。

 

で、まあまあ歩くんですけど、

そこはパワースポットの名に恥じない不思議な空間でした。

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もうこれでもかってくらい石が積まれていて鳥肌が立ちました。

オタクたちが積んできたCDを寄せ集めてもここまでにはならないでしょう。

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これが崩れずにずっとあるんだから、

本当に不思議です。

そういうわけで、

こんな場所はどこを探してもここだけ何じゃないかと思うんで

ぜひとも立ち寄ってみては如何でしょうか。

 

道中にあったソフトクリームがおいしかったです。

なんか地元のお茶のソフトクリームです。

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やっぱり山って最高。

 

なんだかんだ1時間くらいすごしたところで、

14時台ですが宮崎市街へ向かいます。

これがまたなかなかの距離で2時間半くらいかかりました。

<経路>

R218→北方延岡道路→延岡JCT→東九州道→宮崎西IC

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やはり一度延岡まで戻る必要があります。

東九州道は延岡南からまた有料になります。

 

宮崎市どまんなか、宮崎駅近くにホテルを取ったので

先にチェックインをします。

大淀川沿いにリゾートホテルがたくさん立ち並んでいる中で、

今回泊まった「ホテル浜荘」はひときわ一昔前の雰囲気が強く、

またもアロハシャツの明るいおじさんが出迎えてくれました。

このエレベーターの感じからもその古き良きが伝わるでしょう。

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トイレも和式だし、本当に素晴らしいなと思いました。

大浴場が温泉で、和室10畳1人3000円弱です。

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駅からこんなに近いのにこの安さ、頭が上がりません。

駐車場はホテルの前のスペースに適当に並べてくれというラフな感じでした。

この軽さがストレスフリーで良い。

 

さて、時間は17時とちょっと早いですが夕飯にします。

宮崎といえばチキン南蛮、ということで

チキン南蛮発症のお店「おぐら」を訪れました。

この日は本店のほうが定休日だったのですが、

ホテルから近い瀬頭店はやっていたのでよかったです。

時間早めだったおかげで空いてました。

ていうかそれ以前に店内がめちゃくちゃ広くて席数多かったです。

 

外観も内装も黎明期のファミリーレストランという感じでした。

メニューはチキン南蛮だけでなくハンバーグステーキとかとんかつとかカレーとか

とにかくオーソドックスという感じ。

で、せっかくなのでチキン南蛮定食を注文。

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全体的に量は多いです。

ザ・チキン南蛮と言う感じで美味しかったです。

タルタルソースは裏切らない。

普通にコスパの高いお店でした。

 

時間が余ったので近くでボウリングをして

帰って温泉に入って寝ました。

今日は高千穂に前入りしていたおかげで、

距離の割に時間的には余裕でしたね。

 

次回は鹿児島です。

つづく

 

お急ぎ九州一周ドライブの旅 0日目〜1日目 -大分編-

まえがき

大学の卒業旅行として、

車で九州一周してきました。

(福岡は行ったことあるので除く)

(沖縄は除く)

(みんなそのまま大学院にスライドするから実質卒業じゃない)

 

移動も含めて6日で完結する旅ですが、

割とインスタントに九州を堪能する方法としてご覧ください。

 

人数は4人。

旅のお供はホンダのフィットです。

 


0日目

今回の旅のメンバーのうち

佐賀に実家を持つ友達がいたため、

ご家族のご厚意で前泊&車の貸し出しをしていただけました。

マジ感謝です。

 

まずは佐賀に向けて出発します。

今回使用したのは春秋航空の成田-佐賀便。

片道1万円前後と格安です。

(セール時には4千円とかになってたり)

 

発着は成田空港第3ターミナル。

空港第2ビル駅及び第2ターミナルからは徒歩で行くのがおすすめです。

(連絡バスはルートの都合上迂回せねばならず、

徒歩と同じかそれ以上に時間がかかります)

徒歩経路は看板や地面にわかりやすく表示されているので、

多分迷わないと思います。

 

乗り心地についてはよくあるLCCという感じです。

飛行機でだいたい1時間半程度、

今回は遅延したので2時間以上かかりました。

 

ただでさえ私と隣の友人がカーキのMA-1で被ってるのに、

さらに隣のオジサンまでカーキのMA-1だったので

私はすぐに上着を脱ぎました。

なんで佐賀行きのトムクルーズが3連番しなければならないんだ。

 

佐賀空港に着陸したのが18時50分、

そこから佐賀駅へのバスが19時発なので

さすがに間に合わないだろうと思ったのですが

間に合ってしまいました。

地方空港の小ささゆえですね。

助かりました。

 

なんかロビーに出る時に地元の人たちが

法被を着てお出迎えなムードでした。

それよりも我々は早くバスに乗らないといけないし、

そんなテンションを上げているほどの体力も残っていなかったので、

(なぜなら前日に友人の引っ越しを手伝ったあと深夜まで起きていたからである)

ただバス乗り場を目指して素通りをする他ありませんでした。

ごめんね。

 

佐賀駅行きのバスは2枚綴りの回数券なら片道500円です。

通常は600円です。

30分で着きます。意外と遠いんですね。

 

夜ということもあり、

車窓からは虚無が広がっていました。

遠くに高架道路の街灯は見えますが、

それ以外はただの闇が広がっています。

 

佐賀駅で友人のご家族に拾っていただき、

近くの温泉に入るなどして

0日目を終えました。

 

ちなみにこのタイミングで明日の宿をとりました。

なお、今回の旅では宿は前日に楽天トラベルで予約します。

車移動だとある程度ルートに幅を持たせられるので、

宿の場所にも融通がききやすいのがメリットでした。

そもそも前日夜でも4人泊まれる宿が空いていることが素晴らしいですね。

しかも安い。

 

ところで、

この地方ではイオンモールよりも「ゆめタウン」が覇権を握っている

という知見を得ました。

つづく

 


1日目

大分は由布院・別府を訪れたいと思います。

以下は佐賀の虚無です。

暗くても明るくても同じですね。

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高速道路で1時間位で由布院に着きます。

<経路>

東脊振IC→長崎道→鳥栖JCT→大分道→由布院IC

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高速を降りたあと

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緑の線のところで食べ歩きができます。

駅からもそこそこ近いですね。

周辺にコインパーキングがたくさんあるので、

車はその辺のあいてるところにぶち込みましょう。

 

由布院

ちなみに由布院は昨年ミリマスツアーで訪れていたので、

予習はバッチリでした。

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由布院食べ歩きは1往復するだけで軽く1,2時間楽しめます。

他では売ってないようなものばかりで

鶏天とかなんかよくわからないスイーツとか美味しかったです。

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オススメは金賞コロッケです。

由布院だけでなく太宰府とかにもあるんですけど、

金賞の名に恥じない美味しさなので一度食べてみると良いですね。

 

食べ物だけでなくお土産・雑貨も充実していて、

アースエコロジー系女子が喜々として買いそうなものばかりで

自然派の顔つきになりました。

 

ちょっと時間が余ったので、

道を外れて近くの金鱗湖にも寄ってみました。

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道中とっても穏やかです。

そしてこちらが金鱗湖です。

IMG_7583

それ以上でも以下でもないです。

 

ちなみに、

道中にある木造めいた飲食店「十時」の鶏天は

鶏天とも唐揚げとも取れない何か

なのであまりおすすめできません。

店員のおばちゃんもいるんだかいないだかという感じで、

鶏天丼と称したおじやのようなものが出てきて、

美味しいんだか美味しくないんだかという感じです。IMG_7045

 

そういうわけで由布院では2時間半くらい、手軽に散歩を楽しみました。

次は別府に行きます。

近いので高速道路を使うまでもないですね。

だいたい30分位です。

<経路>

見ての通り山道ですが、

木が排除されてたりして広かったりするので景色がいいです。

スクリーンショット 2017-04-27 23.31.11.png

 

IMG_7049 (1)

緑と茶が道路を隔ててきっぱり分かれている図。

 

そのまま国道500号に接続します。

R500は片側2車線のよくある国道ですが、

常に傾斜していてずっと広い道路を上り続けるみたいなことになるので、

関東平野ではなかなか出会えない光景ですね。

 

別府

温泉は無限にあるのですが、

とりあえず今回は定番の地獄めぐりをします。

下のように7ヶ所の地獄と呼ばれる珍しい温泉が湧いていて、

見学できるようになっています。

スクリーンショット 2017-04-27 23.43.30

まずは海地獄のところに広い駐車場があるので

そこに車を停めて徒歩で周辺5ヶ所を回ります。

1ヶ所あたり入場料が400円とかそこらですが、

どこの窓口でもいいので共通入場券を2000円で買うと

全てに入れるようになりお得です。

 

我々は鬼石坊主地獄からスタートしました。

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なんか泥のようなところからポコポコと噴出しているのを

無限に眺める場所です。

足湯もあります。

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ポカポカ陽気できもちよかったです。

 

続いて隣の海地獄

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まさに海のようなエメラルドグリーンと、

沸き立つ湯気が綺麗でした。

ここにも足湯がありました。

 

続いてかまど地獄

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なんでこんなハリボテ感満載のちゃっちい作りにしたんでしょうね。

 

ここは番地が振り分けられていて、

色んな種類の地獄が見られるバラエティーに富んだ場所です。

地獄めぐりを縮小したミニ地獄めぐりといったところ。

 

そして鬼山地獄

IMG_7111 (1)

鬼山というかワニ山地獄です。

ワニしかいません。

多分一生分のワニを見たと思うので、

今後ワニを見ることはないでしょう。

 

と、ここで

現在16時をとうに回ったところですが

残りの血の池地獄の営業時間が17時までということで、

かなり急がないといけません。

 

この周辺最後の白池地獄ですが、

他に客がいなかったのも相まって

ダッシュで駆け抜けました。

なんかピラニアとか展示されてた覚えがあるのですが

足早に通り過ぎてったのでなんとなくしか覚えてないです。

ピラニアはすごい。

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塀と木で囲まれていて庭園みたいになってました。

 

ダッシュで駐車場まで戻り、

車で残り2ヶ所へ向かいます。

血の池地獄のところにも広い駐車場があるので

そこに車を停めます。

 

籠池…じゃなくて血の池地獄は

その名の通り赤い血の池みたいです。

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色が真っ赤ではなく赤褐色っぽいのが自然物っぽいですね。

 

そして最後の龍巻地獄

ここは間欠泉がある時間ごとにプシャーってなるところです

着いた時にはちょうど前回のプシャーが終わった直後だったので、

30分以上待つ羽目になりました。

再入場できないので結構退屈でしたが

翌日のホテルを予約するなどして時間を潰しました。

お土産屋さんもあるのでその辺を見ているといいでしょう。

 

そしてお待ちかねのプシャー

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なるほどという感じです。

 

というわけで、2時間半くらいかけて地獄めぐりをしました。

大変珍しいものばかり見られて、

まあ1回来ればもう十分かなという感じです。

 

観光も一段落し、あとはご飯と風呂を済ませて宿へ向かいます。

 

まずご飯ですが、大分といえば鶏天、

ということで鶏天発祥のお店に行きました。

店名は「東洋軒」

日豊本線沿いで地獄めぐりからも近いです。

ちょうど夕飯時に着いてしまい30分位待ったのですが、

19時には席に座れました。

さすが、人気のお店のようです。

 

もともと中華料理屋さんらしく、

鶏天メニューもあったのですが、

今回は鶏天を含んだ中華コースにしました。

1人2500円ほど。

 

かなりボリュームがあって、

量・味ともに価格以上のもので良かったです。

やはり本場の鶏天は美味しいです。

次回は鶏天メニューを食べてみたいですね。

それから別で頼んだ四川麻婆豆腐

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べらぼうに辛くて美味しかったです。

 

さて、

これから宿に向かうと0時をまわる可能性もあり

温泉は諦めかけたのですが、

1時間だけなら大丈夫そうだったので

ググって出てきた近くのお店に行きました。

やはり別府に来たからには温泉は外せません。

 

今回訪れたのは「ひょうたん温泉」

18時以降560円と結構安く、まあ普通の温泉という感じでした。

欠点があるとすれば、

シャワーのあるメインの浴場が屋根付きにも関わらず外にいるような寒さで

とてもつらかったです。

あとビン牛乳が無くて残念でした。

それ以外は滝湯があったりして面白かったです。

 

そんなこんなで21時ごろ、

高千穂の宿へ向けて出発します。

高千穂のボートを早めに予約したかったので、

前入りする形にしました。

 

別府から高千穂の場合地図上は山道を通ると早そうなのですが、

所詮は山道なので、やっぱり高速で迂回したほうが早いです。

夜の空いている道路でも2時間半かかりました。

<経路>

別府IC→東九州道→延岡JCT→北方延岡道路→R218

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こうしてみるとやっぱり頭のおかしい経路ですね。

これが最適解なんですけども。

ちなみに東九州道は最近繋がったばかりで、

特に佐伯-延岡南間は無料区間になっています。

ありがたいですね。

ただ片側1車線供用なので昼間とかはあまり効率の良い道路ではなさそうです。

また、北方延岡道路は九州中央自動車道として整備が進められている道路です。

最終的には九州を横断して熊本まで繋がる予定ですが、

まだまだ先の話になりそうです。

現在は13km程度しか整備されておらず、そのまま一般道R218に接続します。

無料区間になっており、片側1車線なのでちょっと早い一般道みたいな感じです。

 

高千穂に着いたのは23時半ごろ。

今回泊まるホテルは「ビジネスホテルかなや」

高千穂の町の中心に位置しながら1人あたり1泊3500円という安さ。

サービス・アメニティもビジネスホテルとしては申し分ないです。

外観も内装も一昔前のリゾートホテルのような古めかしさで興奮します。

フロントには古田新太さんみたいなアロハシャツのおじさんがいて

丁寧に対応してくださりました。

(無料駐車場あります。)

 

以上、大分編でした。

次回宮崎編につづく

【感想】TH@NK YOU for SMILE!! -当たり前であり続けることの難しさ-

3月10,11,12日

ミリオンライブ!初の武道館公演。

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山崎はるかさん

今回印象的だったのが、

山崎はるかさんが何度も涙目になりながらも

声を詰まらせること無くやりきったことです。

あ、泣いちゃうかな?って思ったシーンが

何度かありましたが、

言うべき所は全て言い切ったし、

「素敵なキセキ」では人一倍ステージを大きく使って

人一倍Pたちと近くいようとしていたのが伝わりました。

 

ミリオンライブのいわゆる“センター”として

彼女なりに色々と責任や決意みたいなものが

あるのかもしれません。

 

山崎はるかさんバカだし、

喋るのも下手だし、

すぐ噛むし、

 

でも春日未来になれる人は

この人以外には絶対いないと思いました。

 

アイドルと声優の関係

1日目の角元明日香さんの発言がとても胸に響きました。

今までエレナになりきることにこだわりすぎて、色々悔しい思いをしてきた。

でも今回は、無理にエレナになろうとせず、

とりあえず角元明日香としてステージに立つことにした。

ステージには角元明日香がいるけれど、歌うときは全力でエレナになる。

(要約)

私はこの考え方、

アイマスのアイドルとしてステージに立つ上で

非常に重要な考え方だと思っています。

 

アイマスにおいては、

とにかく声優がキャラクターになりきることに固執しすぎる

言わば一方通行の関係ではありません。

アイドルと声優、どちらも独立せず相互に関わり合うのが

アイマスのアイドルと声優の関係です。

 

ライブで実際にステージに立っているのが

声優自身であるということがポイントです。

自分自身をベースにアイドルに向き合っていく、

その表現の仕方は人それぞれですが、

根幹は同じだと思っています。

 

例えば、

雨宮天さんは北沢志保のことを

「志保さん」と呼び、

自分の理想とする志保さんを追い求め続けています。

 

3日目のMCで天さんが

「志保はまだまだこんなもんじゃない」

と言ってくれたこと、本当に嬉しく思います。

 

志保さんという自分の掲げる理想に向かって

全力で置い続ける天さんの姿勢、

北沢志保が

アイドルとしての高みを目指して

努力を続ける姿勢。

非常に似ていると思いませんか。

 

雨宮天という1人の人間がいて

北沢志保に向き合った結果、

雨宮天さんは北沢志保になれるんですね。

 

ですから角元さんもきっと、

このアイドルと声優の関係に

たどり着くことが出来たんだなと

私の中では思っています。

これからの角元さんはきっともっと

島原エレナなんだと思うと

楽しみで仕方がありません。

 

愛美さんがジュリアでいられること

武道館に行くと、

顔に星をつけている人

髪の毛を赤くしている人

今まで以上に増えたように思えました。

愛美さんがジュリアとしてステージに立つときの

その人気ぶりを、

ライブでの歓声や身なりで知ることができて

純粋に嬉しかったです。

 

愛美さんはアイマスのライブに初めて登場したときから

強いインパクトと話題性によって

存在感・人気を急激に飛躍させました。

もちろん、今までギター弾きながら歌えるアイドルなんて

アイマスライブにはいなかったですし、

愛美さんとジュリアが大人気なのも

言ってしまえば“当然”なのかな、と思ったりもしました。

 

でも今回は、

その“当然”が“当然”であり続けられる所以に気づくことが出来ました。

 

ギター引っさげ毎回ライブでの話題と人気を奪っていくこと、

その裏には絶対に失敗はできない、

中途半端なステージにはできないという

大きなプレッシャーがついて回るはずです。

 

「今回も愛美さんのギターを楽しみにライブに来ました」

「次のライブの愛美さんもきっとカッコイイんだろう」

そういう当然のように寄せられる期待を、

乗り超えていけるところが愛美さんの強さであり、

ジュリアとしての器だと思いました。

 

愛美さんってライブのMCでも絶対に泣きませんよね。

むしろ今回はみんなをイジったり笑わせたりして

アイマスのメンバーにすっごく馴染めていて

ちょっと嬉しかったです。

 

そんな愛美さんが絶対に泣かないのは

ただ“スゴイ人”だから泣かないのではありません。

愛美さんはみんなの見えないところで

たくさん泣いているそうです。

私たちには計り知れないほど

悔しかったこととかをたくさん経験して、

たくさん泣いて、

でも私たちの前では絶対に笑顔でいてくれます。

愛美さん自身が、自分の弱さをちゃんと理解して、

きちんと向き合えているから、

泣きたくなるほど悔しかったことを

全部乗り超えられるんだと思います。

 

ジュリアが持っている

みんなを虜にする魅力、

これほどハードルが高く難しいキャラクターは

なかなかいないと思うのですが、

それを完璧に演じられる愛美さんの偉大さを再認識しました。

 

 

ジュリアとバンドリ

愛美さんが現在Gt&Voで参加している

バンドリという企画がありますが、

このバンドリが、

今のジュリアにとって不可欠な存在の1つであったことを

少し話したいと思います。

 

 

そもそもバンドリは、

ブシロードの木谷社長が

アイマスSSAでの愛美さんのステージを見たのをきっかけに

始まりました。

それからは愛美さんはジュリアとバンドリとで

2作品でギターを弾く機会をいただいていたわけです。

バンドリのレッスンはとにかく厳しく、

回を重ねるごとに壁を用意され、

毎回それを乗り超えていけるよう頑張っていたそうです。

愛美さんも、

壁を乗り越えるために幾度となく泣いたと仰っていました。

 

 

このように、

アイマスの、ジュリアをきっかけに始まったバンドリが、

愛美さんの努力を生み出し、

結果としてジュリアのステージに返ってくる。

 

今のジュリアが在るのは

アイマスだけじゃない、

愛美さんに関わる様々なことが

関係しているということを

もっと多くの人に知られてほしいなと思いました。

 

田中琴葉を担当して

私は田中琴葉の担当プロデューサーです。

特に目立った行動も

イベント上位も経験していないけれど、

私は田中琴葉の担当プロデューサーです。

 

今回琴葉がライブに出られないとわかった時、

私はもちろん寂しかったですが、

自分がどうこうできる問題ではないし

種田さん自身の話だから、

現実は受け止めつつ、

種田さんのことを応援しようと思いました。

だから何も不満はありませんでした。

 

ですが3日目、

「ジレるハートに火をつけて」

が琴葉以外の灼熱少女メンバーで始まった時、

本当はいけないんですけど

本当は絶対にダメなんですけど

「なんでここにリーダーの琴葉がいないんだろう」

って一瞬でも脳裏をよぎってしまって、

その途端なぜか涙が流れてきました。

悔しさなのか、悲しさなのか、寂しさなのか、

よくわからないですけど

私が泣くほど琴葉に強い思いを抱いていたことは

ここでハッキリとわかりました。

 

そして曲中、

灼熱少女のメンバーが放った言葉。

“5人”という言葉。

特に藤井ゆきよさんの表情はよく覚えています。

まだ、待つべき人がいる。

あ、みんな琴葉のこと待っててくれてるんだ。

琴葉はちゃんと灼熱少女のリーダーじゃん。

そう気づいた時には

さっきとは違う涙が溢れました。

少なくとも悲しみではない涙でした。

 

ゆきよさんが今回この曲を歌うのに

葛藤があったと仰っていました。

 

恵美ならきっと歌うと思ったから。

そう思ってステージに立ってくれました。

琴葉もきっと、

武道館で灼熱少女の4人で立てるまたとないチャンスが

自分のせいで無くなるのは嫌がると思います。

 

TAシリーズの投票で

トライスタービジョンの3人を1位にしようという話になって

恵美と琴葉の担当Pたちがエレナのために票をわけてくれて

でも結果的に3人とも入れなくて

それを自分たちのせいだと負い目を感じているエレナPの話を聞いて、

今回の灼熱少女のステージを自分のせいでなくしてしまったら

琴葉はどう思うんだろうと、重ねて考えてしまって、

そしたらやっぱり琴葉抜きでも4人でステージに立ってもらうことが

琴葉にとっても琴葉Pにとっても嬉しいことなのかもしれないです。

 

それにみんなが琴葉のことを待っててくれていて

まだ灼熱少女は終わらない、

いつか灼熱少女5人のステージが絶対に来る

実現してみせるという強い信念を感じられました。

 

4周年記念PVや最後のThank You!でも、

琴葉がいないから登場しないでもなく、

琴葉がかわいそうだから特別に扱うでもなく、

当たり前のように“普通に”そこにいさせてくれたことが

大層なことじゃないかもしれないですけど

私にとってはその“普通”にみんなと一緒にいさせてくれることが

嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて

みんながそれを当たり前のように受け入れてくれたこと

本当にありがたいことだと思いました。

 

琴葉が次いつステージに立てるのかは知る由もないですが、

もしその時が来たら

温かく「おかえり」と言ってあげたいです。

こんなこと私が言うまでもないですね。

きっとみんなはそう言ってくれると思います。

 

最後に

アニメ化を待ち望む声などが増える中で、

“全員いる”ことを一番に考えてくれてて

ミリオンライブはそれだけ慎重に慎重に、

大切に考えてもらえていることを知りました。

 

アプリゲーム化とっても楽しみですね。

ミリオンライブ“らしい”ゲームになることを期待しています。

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【感想, 考察, 解説】小説「BanG Dream! バンドリ」

※ネタバレ注意※

 

まえがき

バンドリ小説の感想と考察を、解説も添えながらまとめました。

 

バンドリを昔から知っていた人も、

最近知った人も、

是非この記事を読んでほしいと思います。

 

「ここはそういう意味だったのか」とか

「そんなこともあったな、懐かしい」とか

「そういう考え方もあるんだ」とか

色々考えながら、バンドリ小説の魅力を再発見できると思います。


 

はじめに

本作の章分けは以下の通り。

  1. いつか出会える夢を信じて
  2. 踏みだすキミを待ち続けてる
  3. 解き放つ 無敵で最強のうたを!
  4. 夢とキミが出会うメロディ♪
  5. まっすぐにホントの声きかせて
  6. 走り始めたばかりのキミに

1〜5章タイトルはご存知の通り、

初めてのオリジナル曲「Yes! BanG Dream!」(以後、イエバン)の

歌詞の一部である。

イエバンという曲はバンドリのストーリーそのものを表している。

イエバンの歌詞を加味しながら物語を読んでいくと一層楽しめるだろう。

 

また、「星の鼓動編」と言う名前にもあるように、

このバンドリのストーリーの集大成が

「STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜」(以後、スタビ)

と言える。

こちらの歌詞も合わせて楽しんでいきたい。

 

また、6章タイトルは6曲目のオリジナル曲のタイトルになっている。

(以後、はしきみと表記)

 

#01 いつか出会える夢を信じて

あらすじ

歌が好きだった戸山香澄は、小学生時代に馬鹿にされたのをきっかけに音楽が嫌いになってしまい、さらには他人とのコミュニケーションにすら恐怖心を抱くようになってしまった。高校へ入学するもその対人恐怖は悪化するばかりで、そんな自分に嫌気が差していた。そんな中、香澄は街中に記された星のマークと矢印を発見し、それを頼りにある質店に辿りつく。そこに置かれていた星型のギター、ランダムスターを目にした香澄は再び音楽への想いを募らせ…。

全体的には、#01は設定の導入と、起承転結の起にあたる部分である。

感想

物語の導入部分ということもあり、会話はほとんど無くとにかく香澄の暗い部分が目立つが、対象的に何か面白そうなことが始まる予感が際立っていた。

読み始めると、最初の書き出しに驚かされる。

香澄は本当は音楽が大好きで、なかでもギターロックが大好きだ。

1文目からいきなり”本当は”という言い回しであった。すなわち、香澄という子が一見すると音楽が全く好きではないということを示している。2文目から香澄が好きな音楽について説明するが、直後に

(略)ミュージック・ファイターにしびれた。

だけど、そういう者に……、

 

そういう者に、わたしはなれない。

と、一気に否定する。ここから香澄が人前で歌うことや人と会話をすることへの恐怖が語られる。しかし、どうしてそうなったのか理由の説明はせず、#01の後半に公演で子供が歌っているのを見てから自分の小学生時代を回想することで語られる。これは、物語の時間軸のベースを高校生活に固定するためである。時間軸を固定しつつ、必要な時に逐一過去を振り返るという書き方が随所に見られた。他の例を挙げると、香澄が学校に遅刻した日の授業中、机の落書きで会話をするシーン。時間の流れはそのままで、途中に机の落書きで会話をするに至ったきっかけが挿入される。

回想が頻繁に盛り込まれ時間感覚がつかめないと思うので、#01全体の時間の流れを確認しよう。冒頭で香澄が歌への恐怖を説明した直後に

だからカラオケも断っちゃったんだ……。

入学式の日のことを思いだして、香澄はしょぼんとした。

(中略)

香澄は車窓をながめながら、ため息をついた。

とあるように、この物語は入学後のある日の通学から始まる。そして、通学中に星に導かれて質店に行く。その後は遅刻して学校へ行き、放課後にまた質店へ足を運ぶところで終わる。そう、#01は全体として1日すら経っていないのである。もしこれを時間に忠実に書いたならば、子供時代から始まり、入学式当日、入学後のある日、という流れになるはずである。私が小説を読み慣れていないというのもあるが、このような時間を切り取った意味構造が面白いと思った。

次に印象的だったのは、通学中のシーンの

耳にイヤホンを付けると、世界に薄い膜がかかった気がした。

音楽は流れていないから、聴くフリをしているだけだ。

という部分。音楽が好きだった香澄がイヤホンという音楽を聴くためのツールを用いて、音楽や外界からの音を遮断しようとしているところに大きな皮肉のようなものを感じた。さらには、その直後に通りかかった女子高生三人組の会話が聞こえているのである。つまり、”気がした”とあるようにイヤホンで耳をふさぐことが実は意味をなしていないこともまた皮肉的であり、香澄がどれだけ辛く厳しい心境にいるのかが伺えた。

これに対して、香澄が星印を夢中で追いかけるシーンで

音のしないイヤホンはもう、外してしまった。

とある。この時の香澄は、きっと追いかけるのに必死でそれ以外のことに意識は向いていないだろう。すなわち、イヤホンを外しているけれど周りの音は聞こえない状態にあるということである。耳をふさいでいるのに音が聞こえて、耳をふさいでいないのに音が聞こえないという一見矛盾した対比関係から、物理的なことよりも精神的なことで物語が進んでいくということがわかる。小学生時代に歌を嫌いになったエピソードを回想してから、

あれから聞こえなくなったんだな、と、香澄は思った。

とある。ここでの「聞こえない」とは、好きな音楽を聴いたり楽しい出来事があったりしても何も感じないということである。香澄の閉ざされた心が、耳で例えられていることがわかる。

小学生時代の香澄が「わたしは、歌なんて好きじゃないです」と言うシーンは、読んでいて本当に胸が苦しかった。心の中で自分は歌が好きなのかを何度も問い詰め、歌によってこんなに辛い思いをするのならばそんな歌なんて好きじゃないと結論づけたのである。

香澄の心の奥で、なにかが凍りついていた。

凍りついた”なにか”とは、なんだろうか。歌を楽しむ気持ちだろうか。「聞く」ための耳だろうか。突然、香澄の心の耳は塞がってしまった。このセリフを放った直後から保健室に運ばれるまでの記憶が無いことが、香澄の中で大きな転換があったことを意味する。

ところで、文章中に頻出するワードがある。それは、”サイテー”である。1つ目は、入学以来全く人と会話ができない自分に対して。2つ目は、ワクワクするはずの日々を楽しめない自分に対して。3〜5つ目は学校での失敗に対してである。1日の間に5回も、香澄は自分のことを”サイテー”であると感じた。本章の香澄自身を表すのに最もふさわしいワードであった。

また、本章での印象的なシーンとして、香澄が街中に記された星を追いかける部分がある。この星印は”ネコの目線の位置”くらいに配置され、下を向いている人にこそ見つけられる星がある、というトリックである。イエバンの1番Aメロの歌詞には

下を向いて歩いていても 星のかけら見つけたら

とある。また、スタビのMVを思い出してみよう。星が降ってきて、客席に大量の星が積もっている。まさにこのストーリーを暗示しているのだと思った。下を向いている人に夢を、というのがバンドリの1つの指標である。

イエバンはこの物語を体現した曲であると前述したが、上記のように文中に歌詞の一部が頻繁に登場している。他にも#01では、

小さな蝶の羽ばたきのような空気の動きが、明日のドアをノックすることだってある。

とある。”明日のドアをノック”の部分がそれにあたる。文の前後の”意思とは離れたところで未来は揺らめいている”と”香澄の前髪が揺れた”が小さな空気の動きに対応する。このシーンが曲のサビの

さあ飛び出そう! 明日のドアノックして

に対応しており、まさしく香澄が星を追いかけることで未来を変えようとしているところである。このように、イエバンの歌詞と本書が逐一対応していることがよくわかる。

本章ではバンドリにおいて重要なキーワードの1つが登場する。それは”星の鼓動”である。曲名にも登場するこのワードは一体何を意味するのだろうか。回想によれば、香澄が幼い頃に星空を見上げ心を打たれたときに感じた鼓動をこう呼んでいる。この鼓動というのは紛れもなく自分の心臓の鼓動である。つまり、自分の鼓動がはっきり聞こえるほどの胸の高鳴るような魅力に出会うということである。

最後に1つ、気になった点がある。香澄が現国の授業中に当てられて読んだ誤ったページの文章である。

恋はスタンプカードのようなものだ、

(中略)

その日まで、私たちは小さな声で歌うのだ。絶対

調べてみたところ、本作の著者である中村航先生の作品「絶対、最強の恋のうた」の文章であった。便宜的に自作品の文章を使ったのか、それとも何か関連した意味があるのか…「最強のうた」という部分が妙に引っかかる。機会があればこちらも読んでみたいと思った。

 

#02 踏み出すキミを待ち続けてる

あらすじ

登校中、星に導かれてたどり着いた質店のランダムスターがどうしても気になった香澄は、放課後にもう一度その質店を訪れる。家主の有咲に案内され、蔵に仕舞ったランダムスターを触らせてもらうと、香澄はついに星の鼓動に出会うことができた。ランダムスターに触れて豹変した香澄を見て、有咲は香澄にランダムスターを譲ることにする。ただし、有咲の課すミッションをクリアすることを条件に。こうして香澄のギター練習が始まったが、次に課せられた人前で歌うというミッションが香澄の前に立ちはだかる。

バンドリという物語が、ついに一歩動き出す場面である。

感想

大きなポテンシャルを秘めた香澄と、香澄から才能を引き出してやる有咲がいいコンビだった。特に有咲が香澄のギターとの相性に魅せられた時のロマンチックな表現が面白かった。

質店の市ヶ谷有咲という人物が増え、香澄と有咲の会話をベースに進行する。これまでは香澄の視点で描かれていたが、視点が一度有咲に移る部分がある。香澄が初めてランダムスターに触れた、蔵での一連の出来事のシーンである。ここでの香澄はランダムスターに夢中で、有咲の言うことが度々聞こえていないほどである。つまり、物語の進行上は客観的に見ている有咲視点の方が情景を具体的に説明できるのである。加えて、冷静な立場の有咲から見える香澄の様子がどれほど高ぶっていたのかを強調する効果もある。時間の経過を用いてごく自然に視点の切り替えが行われていて、面白いと思った。

#01で登場する、高校での香澄に影でつけられているあだ名、「スタ子」が登場する。星のキーホルダーを付けてるからなのか、スタスタとすぐに帰ってしまうからなのか、それが蔑称であることは間違いない。しかし、ランダムスターを手にした香澄のことを有咲は「ランダムスタ子」と呼んだ。香澄は笑顔で

「そう、わたしスタ子! ランダムスタ子!」

と答えた。影で呼ばれていた蔑称を、自ら笑顔で名乗ったのだ。ランダムスターが、香澄を塞いでるイヤホンを外したことがわかる描写だった。

ところでバンドリは声優が実際にライブを行うことで一緒に成長していく物語である。その最初のライブは、2015年4月18日だった。それから何度もライブをしてきた。その時の決まり文句は

「最高が欲しいんでしょ?」

だった。この言葉のルーツが、ランダムスターの元持ち主である有咲の父が好きだったKISSのライブアルバムでボーカリストが放ったセリフだったのだ。

楽器を鳴らすマネをして、ひとしきり楽しんだ香澄は、不意にあるワードを口にする。

「夢を撃ち抜け!」

―BANG! DREAM!

そう、これが本作品のタイトルである。

そのとき始まったものの正体を、まだ二人は知らない。

すなわち、これがバンドリの原点でありスタートであることを意味する。そして、何ということだろうか、香澄と有咲のバンドリ物語が動き始めたこの日この時が、まさに4月18日の18時頃、実際に最初のライブが行われた日時なのだ。最初のライブから通いつめ、ともに成長を分かち合った私としても、この演出には目頭が熱くなった。演者と一緒に成長していく物語であるから、こうして現実とリンクした描写も頻繁に盛り込まれている。そういう夢を夢だけで終わらせないところがバンドリの魅力の1つかなと思った。

また、香澄がバンドリというワードを口にするシーンの最初の形式段落はこのように書かれている。

その後に起こったことを、有咲はずっと覚えている。

2人がひとしきり楽しんだ後香澄がバンドリと言い放ったのだから、時間的にはつながっていることである。なのに、あえてバンドリ発言のシーンからは急に回想的にしている。有咲にとって忘れられない印象的な思い出だったことはもちろん、それがただの出来事ではなく特別重要な出来事であることを読者にも強調できる。

時間が進んで翌日、授業中のシーンで

退屈な授業のかたわらで、(略)窓の外を見上げた。

(略)遠く雲の切れ間がまぶしい。きっともうすぐ、腫れた空に会える。

SHINE!

どきどきしていた。(略)ずっとどきどきしていた。

この部分は#01に引き続き、イエバンの1番Aメロの後半と1番Bメロを表している。物語が曲に沿って進んでいるのがわかる。

ちなみに、香澄が家でもギターの練習ができるようにと有咲が貸したギターはレスポール型であると記されている。これは香澄を演じている愛美さんの私物ギターがレスポールスペシャルであることに由来すると考えられる。レスポールスペシャルは愛美さんが憧れるバンドに影響されて高校時代から使っているもので、後に声優の仕事に活かされバンドリという仕事に繋がることとなる。ファンにとっても思い入れの深いギターだ。

 

#03 解き放つ 無敵で最強のうたを!

あらすじ

有咲に課せられた人前で歌うというミッションに挫折しそうになるも香澄は見事にクリアする。それを見た有咲は香澄と一緒にバンドをすることを決意。しかしそこに突然、香澄のクラスメイトで忍者のような不思議な少女牛込りみが現れ、ベースを演奏してみせた。りみのベースの音を聴いた有咲は、彼女をバンドに誘うようにと香澄に新たなミッションを課す。一方で、金欠のため学校で炊飯器の白米を売りつけることで生活費補填を図っていたりみは、香澄とのやり取りのせいでそれが教師にバレて炊飯器持ち込み禁止になってしまう。教師に提案された香澄の隣の席の不登校生徒を学校に連れてくれば炊飯器持ち込みは許可するという条件をのんだりみは、このようになった原因が香澄にもあるとして、香澄に不登校生徒を登校させる任務に協力させる。そしてその不登校の生徒の名前はなんと、市ヶ谷有咲のことだと発覚する。有咲はりみをバンドに誘い、りみは有咲を登校させるというお互いの主張の架け橋となった香澄だが、どちらからも提案を拒まれ悩まされる。机の落書きでのやりとりで得たアドバイスを糧に、香澄はランダムスターの力を借りて自分の想いを伝えた結果、無事有咲は登校し、りみがバンドに加入したのだった。

新メンバー、牛込りみが加わった。また、歌への恐怖をひとつ乗り超えた香澄が、有咲やりみをも前進させる、成長が見え始めたシーンである。

感想

バンドを結成し新たにりみを加入させたり有咲が学校に行くようになったりするために奮闘し、一山越えて一件落着するというもの。今後もメンバーを集めるために色々な出来事が起こるであることは容易に推測できるが、毎度変化球で現れるキャラクターとメンバー加入までの試行錯誤が、面白さのポイントだ。

香澄が有咲に歌を披露する日の前日の蔵でのやりとりで、蔵に出入りするネコの”ザンジ”の描写が随所に挟まれている。まず1つ目は、ザンジが香澄の膝の上に乗ってくるシーン。この後香澄は、そういえば有咲はどこの学校に通っているんだろう、と有咲自身に意識を向ける。2つ目は、香澄がザンジの耳の付け根を撫でるシーン。有咲の前で歌うことへの不安を募らせる。3つ目は、ザンジが香澄の膝の上から去るシーン。もし歌えなかったら有咲に失望されてしまうと考える。このザンジの動きは、香澄が有咲に対して向けている潜在的な意識を表現しているのではないかと思った。

ついに香澄が有咲の前で歌を披露するというシーンには、スタビやイエバンの歌詞が登場する。”聞こえないふりを続けてきた”や”歌を解き放とう”、”眠っていた声”である。もう何年も人前で歌っていなかった香澄が歌への恐怖を一歩乗り超えるという極めて重要な場面で、より密接に曲とリンクしているので、緊張感や感情移入が一層強くなった。

ところで香澄がりみにお弁当のおかずを分けてあげるシーンで、りみが食べていたのはブロッコリーだった。ブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」だそうだ。塩ご飯をおかずにご飯を食べていたりみにとって、分けてもらったおかずは小さな幸せだっただろう。こじつけがましいが。このシーンの最後にはプチトマトを食べている。プチトマトの花言葉には「感謝」があるようだ。おかずを分けてもらったお礼だろうか。こじつけがましいが。

お互いの主張を曲げず膠着状態になる有咲とりみの注意をひくために、香澄がギターを鳴らした時に使ったエフェクターはジェットフランジャーだった。フランジャーは、特定の場所に使うことで意外性を出したり強調をするものだそう。2人の注意を引くという点を考えて用いられたのがわかる。楽器の知識が乏しい私は調べるまでジェットフランジャーなど知らなかったが、楽器やバンドにある程度通じている人からすれば、本作品はそういったネタがよく登場するので読んでいて楽しいのではないだろうか。私も知らない用語はできるだけ調べて、そのシーンの効果に納得する事が多かった。

無事に有咲を学校へ登校させて一件落着した最後のシーンで、香澄は机の落書きに次の1文を添える。

わたしカスミっていいます。よかったらあなたの名前も教えて!

本章はこの1文で終わるが、ここに1つの苦難を乗り超えた香澄についた自信であったりとか、この先訪れる未来へ希望が垣間見えた。

本章では、登場人物が増えて会話文も増えたため、非常にテンポよく展開していた。りみのキャラクターはバンドリのリニューアルで最も抜本的に変わってしまったが、忍者、裸足、クマ、関西弁ととにかく賑やかなキャラの濃さは懐かしかった。ライブで実際に裸足に上履きをはいていたこともあった。暗くて引っ込み思案な香澄や冷静で不登校の有咲と比較してもかなり対象的で、物語を一気に加速させる面白い存在だと思った。

また、本章で初登場した牛込りみだが、彼女を演じる西本りみさんに関連する要素がいくつか登場する。まずは香澄の目を引くのに使っているリラックスしたクマのぬいぐるみ。これは西本りみさんが大のリラックマ好きであることに起因する。次に彼女が時々関西弁を使うところや、タンバの米と言うシーン。これは兵庫県出身で、実際によく関西弁を使っていることが由来。そして彼女が弾いた蔵にあったベース、赤いアイバニ。これもまたESPからバンドリ用ベースが贈られるまで実際に使用していた私物のベースである。また、有咲が購入した白いキーボードはRolandのJunoシリーズということだが、こちらも有咲を演じる伊藤彩沙さんが実際に使用しているものである。

 

#04 夢とキミが出会うメロディ♪

あらすじ

いよいよ本格的にバンドとして練習を始めた蔵Party(仮)、通称クラパの3人は、いずれメンバーを増やしてライブをしたいと考えていた。そんなある日、学校の屋上でアコギを弾く少女、花園たえを発見する。彼女の音色に感化され、3人は一層の技術向上を決意した。後日、有咲はクラパのプロジェクト名を”BanG Dream!”と命名する。これは以前香澄が初めてランダムスターを触った時に思わず発したワードだ。それが偶然にも、りみが地元で憧れのバンドのライブを見るために通っていたライブハウスの壁にも同じワードが書かれていたのだ。さらには、今は亡き有咲の父がランダムスターと一緒に封印していた”成り上がりノート”にも、”Yes! BanG_Dream!”というタイトルの曲が書かれていた。メロディと”In the name of BanG_Dream! Yes! BanG_Dream!”という歌詞のみが残されたこの曲を完成すべく、香澄は作詞を一任される。最初は初めての作詞に頭を悩ますも、机の上の落書きで会話をしている”サアヤ”にアドバイスをもらいながら、ついに歌詞を完成させた。残すは曲のコードだけ、というところで3人は再びたえを発見する。公園でギターを演奏するたえが最後の曲を弾き始めると、香澄はそれが”Yes! BanG_Dream!”のコードであることに気づいた。香澄はたえをバンドに誘うが、逃げられてしまう。なんとか3人でたえを説得し、クラパのリードギターとして迎え入れることになった。”Yes! BanG_Dream!”のコードはたえが幼い頃に出会ったギターの師匠が託していったものだという。奇跡のように導かれて出会った4人は、”Yes! BanG_Dream!”の完成を目指した。その後、たえが知り合いのつてで地元の夏祭りのステージでの演奏を勧められ、思わず快諾してしまう。突然のライブ参加に戸惑うも、4人は猛練習を重ねた。不安を乗り超えて、ライブを全力で楽しむことが出来た。

新メンバー花園たえが加入した。また、”BanG_Dream!”というワードに秘められた謎が、少しだけ明らかになる。

感想

香澄の歌詞とたえのコードが合わさって”Yes! BanG_Dream!”になったときは歯車が噛み合ったような気持ちよさがあった。主旋律を残した有咲の父と、コードを残したたえの師匠、そして師匠が西へ行くと言ったこと、りみの地元にも”BanG_Dream!”の文字があったこと、少しずつ謎が解き明かされて、ワクワク感と早く読み進めたいという好奇心を掻き立てられた。また、たえがまた良いキャラをしていて、4人の漫才みたいな会話が面白い。

色々な曲をコピーしてバンド練習をしていたクラパの3人だが、その時に女子高生っぽい曲をと選んだ曲が「シャングリラ」「君の知らない物語」「天体観測」「シリウス」などなど。オリジナル曲がほぼ無かった1stライブ当時のバンドリは、アニソンカバーが中心だった。ここに登場する曲の中にはライブで実際にカバーしたものや、そうでないものもある。もしかしたら企画会議で案に挙がったものだったりするのだろうか。同じような世代の曲ばかりで、どれも私の好きなアニソンばかりだ。実際にライブで聴いた時の胸の高鳴りや、体中から湧いてくる興奮を今でも覚えている。

本章ではいよいよイエバンの歌詞そのものに迫ることになる。”成り上がりノート”に残されていた

In the name of BanG_Dream! Yes! BanG_Dream!

という歌詞において、”BanG”と”Dream”の間に”_”(アンダーバー)が入っているのがわかる。バンドリのリニューアル前はタイトルにも必ずこのアンダーバーが入っていたが、何故かそれは無くなってしまった。何か不都合があるのか、消えた理由はわからないが、イエバンの歌詞にだけは残っている。タイトルから消えたアンダーバーは、この星の鼓動編というストーリーそのものだと思って、脚本が一新されても一生忘れないでいたいと思った。

それはさておき、香澄はイエバンの作詞をするために、机の落書きの相手”サアヤ”からの助言をもらっていたことがわかった。このサアヤとはもちろん山吹沙綾のことだ。そして、イエバンの歌詞

教室の机の上に刻まれた キミの夢

きっと ずっと 遠くて眩しいから FINE!

と言う部分が、何度も香澄の背中を押してくれたサアヤに向けて書かれたものだということがわかり、膝を打った。

また、歌詞中に何度も”キミ”というワードが現れる。サアヤのことかとも思ったが、”夢とキミが出会うメロディ”ということは、きっとこの曲に出会いバンドリの名のもとに生きる全ての人のことを表していると思った。あなたも夢を撃ち抜いていこう、というメッセージを感じた。

ライブ中の描写として

もっと弾きたいし、もっと歌いたいし、もっと弾けたかった。

とあるが、”弾けたかった”というのは、もっと弾きたいけど、演奏技術が伴っていないということだ。夢中で楽しいけれども、まだまだ足りないところがある悔しさのようなものを感じた。実際にライブ経験を重ねていた演者たちも、きっと同じ思いだっただろう。これに関連して、#04の内容になるがライブをすることになった香澄に対してサアヤは落書きでこう助言する。

のどのケアに気をつけてね!

実際に行われた一番最初のライブのアンコールで、愛美さんは喉を枯らした。声が出なかった。それでも一生懸命に絞り出そうとしたが、歌声にならなかった。思わず涙を零した。聴衆は、みんなで一緒になって歌った。「創聖のアクエリオン」を聴くと、今でもそれがフラッシュバックする。いつも笑顔、笑顔が取り柄の彼女が、悔しさの余りファンの前で涙を流したのだ。彼女にとって、それがどれだけ悔しかったのか、ファン歴の浅い私から見ても明らかだった。もしかするとサアヤのこの一言には、過去に悔しい経験をした彼女からのメッセージを代弁したものなのかもしれない、と思った。

夏祭りライブで1曲目に子供向けアニメの曲を演奏したのは当時の漫画連載のストーリーと同じで、2曲目の「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」は2015年10月に行われた4thライブで実際に演奏したのが由来かなと思う。当時の連載ではこの時「夏空 SUN! SUN! SEVEN!」が作られた。

本章初登場の花園たえは最初、アコギを弾いている。たえを演じる大塚紗英さんはもともとバンドリをやる前からアコギの経験者だったのだ。花園たえ同様、バンドリに参加するにあたって、初めてのエレキギターを1日12時間の猛特訓したそうだ。先輩たちの足を引っ張らないように、とにかく努力に努力を重ねる謙虚さは、花園たえにそっくりだと思った。

 

#05 まっすぐに ホントの声きかせて

あらすじ

夏祭りのライブを終えた4人は、オリジナル曲の制作とドラムメンバー集めを次なる課題とした。一方で、4人のライブを見ていた沙綾は、香澄に机の落書きで自分がライブを見ていたことや、ドラムの経験があることを伝える。香澄は、それを見て沙綾をバンドに誘うも、断られてしまう。香澄は沙綾に会いたいと伝えると、有咲と同様に星印で、自分の家を教えた。ついに4人は沙綾と初対面するも、香澄はバンドの誘いを断られたショックで再び自信をなくしてしまった。見かねた有咲は、荒療治といって香澄に「自分のスタートになるような、その歌を背負って、その歌を愛して愛されるような歌を創るまでは蔵の出入りは禁止」と告げる。悩む香澄は、再び沙綾の家にたどり着く。香澄は沙綾に悩みを全て打ち明け、沙綾は親身になって応えた。力をもらった香澄は無我夢中で歌を書き上げた。沙綾はその歌を読んで、自分が以前バンドをやっていたことを香澄に打ち明ける。香澄は自分の作ったその歌を完成させて聴かたいから蔵に来てほしいと言い残して去った。香澄が蔵に戻り、4人で暗中模索して曲を創っていると、そこへ沙綾が現れる。沙綾もまた、過去の自分を乗り超えて、またバンドをやりたいと言った。5人のバンド、”Poppin’ Party”が誕生した。

ついに最後のメンバー、山吹沙綾が加入し、バンド名が”Poppin’ Party”に決定する。また、”BanG Dream!”に隠された謎も明らかに。

感想

最も物語の核心に迫るシーンだった。香澄にとって歌とはどういう存在なのか、本当の自分とは一体どういうものなのか。丁寧に描かれていて、心にダイレクトにぶつかってきた。

香澄が創る曲について、有沙は最初に”小心者のテーマ”にしなさいと言った。その後、”自分のスタートになる、背負っていけるような歌”にしなさいと言った。私はスタビはこの物語の集大成だと前述したが、それは小心者の香澄が自分の歌と向き合う覚悟ができた時に初めてPoppin’ Partyが誕生するという意味である。

スタビの歌詞にも”キミ”というワードが現れるが、これは香澄の中にいる香澄自身のことだと思った。歌いたいと願う自分の本心を呼び覚まし、一生歌を背負っていくことを誓った曲だ。

香澄は過去の経験から歌うことをやめ、沙綾もまたバンドをすることをやめてしまった。同じ境遇にいた2人だからこそ無意識に惹かれ合って、香澄は沙綾の言葉に背中を押され、沙綾は香澄の歌に目を覚ましたのかもしれない。

悩みを打ち明けた香澄に対して沙綾が言った言葉は

「(略)人生は魔法じゃないから」

「だから何度でも、歌うんじゃないかな」

「歌は流れ、継がれる。どんな歌だって、再び歌われるときを待ってる。何年経っても、もう一度、思い出して口ずさむ」

以前、香澄が沙綾にもらった言葉が”魔法”と表現されていた。しかし沙綾は、”魔法じゃない”と言った。何度も思い出して口ずさむ、”POPPING!”という魔法の言葉もそうだ。昨日までの自分にサヨナラをして、大切なものに何度でも出会うために、何度でも歌うのだ。魔法で自分を変えるのではなくて、自分は自分なのだから大切なものを何度でも思い出しながら進んでいこう、私はスタビの歌詞からそう読み取った。

途中で語られる”BanG Dream!”に秘められたトリックの答え。昔活動していたとある4人組バンドの1人が有咲の父で、もう1人はたえの神で、もう1人はりみが通っていたライブハウスの店主だった。もう1人は事故死してしまったため、解散となった。沙綾の父はそのバンドの解散ライブを偶然目撃していた。各々が”BanG Dream!”というワードやその曲の一部を託し、それぞれがポピパのメンバーへ渡って奇跡のように再開する。というもの。香澄だけが、”BanG Dream!”というワードを自分で思いついたのもまた、奇跡である。このカラクリには素直に感心させられたし、バラバラだったパズルのピースがだんだんとはまっていくような楽しさがあった。

このバンドリの名のもとに活動していたバンドは、歌うことはやめてしまった。しかし、バンドリという曲に恥じないように生きていこうと誓い、その場に立ち会った人々は何度もこのワードを思い出し助けられながら生きていた。これはまさに、沙綾が香澄に言った内容そのものである。

本章でバンドの正式名称が「Poppin’Party」(以後、ポピパ)に決まるが、これは実際に演者が話し合って決めたものである。最初に発案したのは愛美さんで、そこに他メンバーが賛同する形で決まったそう。本書ではメンバーが全員揃うまでの間はクラパ(仮)だが、漫画連載当時はメンバーが3人になった段階ですでにこの名前になっている。当時の連載は荒削りなバンドリのプロトタイプで、小説版になって細かい修正やもっと深いアプローチが盛り込まれストーリーが完成するというような印象を受けた。バンドリの連載が開始した当時中村航先生は「ナカムラコウ」とカタカナの名前を使っていたことも考えると、当時はまだバンドリが試作段階だったことが推測できる。小説版を機に、久々に当時の月刊ブシロードを読み返してみるとまた面白い。

ちなみに沙綾が自宅でドラムパッドを叩いてるシーンに”頭へごちん”というフレーズがあるが、御存知の通り沙綾を演じる大橋彩香さんのネタである。当時の連載にも同じ文章が登場しており、沙綾役の声優が発表される直前ということで「もしかしたら大橋彩香さんなのではないか」というファンの推測が話題になっていた。

 

#06 走り始めたばかりのキミに

感想

エピローグのような部分で、ついに5人揃ったポピパの各メンバーがこれからの未来に決意を表し物語は幕を閉じる。走り出したポピパを送り出すようにして添えられたのは、はしきみの歌詞である。作詞作曲は沙綾ということになっている。歌詞に登場する”キミ”とは沙綾が再びバンドを始めるきっかけとなった香澄の存在だと思うが、走り始めたばかりの”キミ”とは、ポピパや香澄だけではなく、これから人生という道を走っていくであろうそこのあなたのことだ。

ちなみに円陣をするときの掛け声は、実際に演者が使っているものである。

 

おわりに

これはバンドが成長していく物語、ではない。夢を目指す者たちが互いに惹かれ合い、自分の持つ壁を乗り超えるための物語だ。だから物語はバンドを結成したところで幕を閉じている。

かつては歌うことを諦めた香澄は、歌いたいという自分の本心に気づけた。音楽を諦めた沙綾もまた、音楽をやりたいという本心に気づいた。蔵に閉じこもっていた有咲は、見つけた夢のために外へ出ることが出来た。夢に出会うために努力を続けたたえは、1つの夢に出会えた。

いつからだろう、いつの間にか、私には夢というものは無くなっていた。もしくは気づいていないだけなのかもしれない。私も香澄ほどではないが、人と話すことへの恐怖があったり自信を失くすことがある。変わろうとするんじゃなくて、進んでいこうと思った。バンドリの名のもとに。


 

あとがき

小説版のバンドリは、

現在月刊ブシロードに連載中のストーリーとは異なり、

それ以前に連載していた方のストーリーがベースです。

こちらは「星の鼓動編」として1年余りで完結してしまったのですが、

単行本化はされていないため

当時の月刊ブシロードを持っている人にしか読むことの出来ない

貴重なストーリーとなっていました。

 

私にとってのバンドリの原点はこの「星の鼓動編」であるため、

こうして書籍として再びファンの手に渡っていったことに

大変感謝しております。

 

この物語の続きは、自分の目で、確かめたいと思います。

DELL inspiron 15R SE 7520 のHDDを換装する

どうも。

今回は備忘録として、

ノートパソコンのHDD不良による故障を

HDD換装によって自己修理する流れを書き留めます。

 


製品

 

img_3654

修理するパソコンは、

DELL inspiron 15R SE 7520

購入したのは2013年4月なので、もう3年以上経っています。

後継機が出ているので、この型はもう販売していないと思います。

 


 

症状

 

このパソコンは過去に何度もぶっ壊れては直しを

繰り返してきました。

その問題のほとんどは、OSが起動しなくなるというもの。

 

そういう場合はだいたいリカバリディスクを使うと直るのですが、

リカバリディスクはおろかスタートアップ修復すら

立ち上がらなくなるレベルにまでなったので、

次なる手段としてOSをクリーンインストールすることで

強制的に解決していました。

 

こういった問題の主たる原因は、

HDDの損傷です。

 

OSクリーンインストールでだましだまし直したところで、

また同じ問題が発生するのは目に見えているので、

ついにHDDを新品に交換することにしました。

(パソコン新調する金があるなら是非そちらをおすすめしたい。)

 


用意するもの

 

  • 精密ドライバー
  • 内蔵HDD(2.5インチ, 9.5mm)
  • 新しいOSのインストールメディア

 

HDDはサイズが何種類かありますが、

このPCでは2.5インチ、9.5mmのものです。

1TBでだいたい6千円あればお釣りが来ます。

私は価格.comで売れ筋1位だった

TOSHIBA MQ01ABD100をドスパラの通販で購入しました。

(祝日の14時に注文したら1時間で発送完了されて、翌日午前に届きました。早すぎ。)

 

OSはお好きなものを用意してください。

私はMicrosoftが大学と提携して関係者向けに無料配布している

Windows7を使用しました。

(Microsoft Imagineというサービスです。旧名Dream Spark。)

.isoファイルを落として、USBメモリに焼きました。

 

 


手順

 

HDDを交換してOSをクリーンインストールします。

 

DELLの製品サポートのページで、

PCの底面に記載されているサービスタグを入力すると、

自分の使用しているPCについての情報を得ることが出来ます。

オーナーズマニュアルには分解方法が書かれているので、

そちらを参考にするとよいでしょう。

 

ではHDDの交換手順を説明します。

 

まずはACアダプタを外し、バッテリーを抜き取ります。

img_3656

電源が接続されていない状態で作業しましょう。

 

次に底面の3箇所のネジを外します。

IMG_36572.png

L字型のカバーがいくつかのツメでハマっているので、

ゆっくり剥がすようにして外します。

写真向かって上の方から外していくと外しやすいと思います。

 

カバーを外すと、このようにHDDとメモリが入っています。

img_3658

 

HDDを固定している4つのネジを外します。

img_36592

 

黒くて薄い弁がついているので、

これをつまんで少し上に持ち上げ(①)、

引っ張って端子から外します(②)。

IMG_36602.png

 

HDDを外しました。

img_3661

 

HDDの両側面のネジ2箇所ずつ計4つを外し、

固定用の薄い金属板を外します。

img_3662

 

が、

ここのネジがマジで固い。

全然回らん。

 

どう頑張っても1つしか外せませんでした。

もうマヂ無理。

img_3664

 

でも金属板のカバーが無いとHDDが固定できないし…

 

せや!

img_3665

強硬策に出ました。

この金属板はとても柔らかいので、

1つだけ外れたところからひん曲げて金属疲労でちぎってやりました。

持ち運ばないし、1箇所固定できてればいいよね…。

 

歪んだ切れ端はペンチで整形すれば問題なく装着できました。

img_3666

 

あまり推奨されない行為なので、みなさまに於かれましては

どうにかして外してください。

 

あとはHDDを外した逆の順番で取り付けて、

カバーを戻せば換装作業は終了です。

 

電源を入れたらすぐに[F12]キーを押して、

予め作成したインストールメディアの入ったUSBメモリを挿入し、

USB Storage Deviceを選択して起動します。

img_3669

CDやDVDの場合はそちらを選択してください。

 

あとは通常のOSインストールになります。

img_3672

 

 

このままOSインストールを終えても、

無線LANやグラフィックなどのドライバが何もない状態ですので、

必ず購入時に付属していたドライバインストールメディアから

適宜インストールしてください。

 

おわり。

 


 

余談

 

今回取り上げたDELL inspiron 15Rですが、

HDDの換装手順をググって出てくるのはだいたい

私の使っているものの後継機になります。

どうも私の使っている型についてのHDD換装方法が書かれた記事が

見つからなかったので、こちらで紹介しました。

ついでに製品仕様書にHDDの仕様が書かれていなかったので、

まとめて書き留めておきました。

 

たいていのノートPCだとHDDやメモリの換装は

今回のように底面のネジをいくつか外すだけで簡単に交換できるのですが、

どうやらそのinspiron後継機は

キーボード、パームレスト、ディスプレイ、マザーボードまで外さないといけないようで

ちょっと面倒な感じになっているみたいですね。

BTOパソコンが売りでオーナーズマニュアルまで用意するのに、

なんでこんな面倒くさい仕様にしてしまったんだか…。