「I.D 〜EScape from Utopia〜」に関する考察

“I.D”について

identification

現在一般に“ID”と言われると思い浮かぶのは

「ログインID」などですが、

このIDは“identification”の略で「識別」などの意味を持ちます。
すなわち、

 

「識別コード」によって一元管理されている

アンドロイドたちそのものを表している

ということがわかります。

 

identity

今回のストーリーのテーマとして挙げられるのは

「アンドロイドたちに感情が生まれ

自我を持つ」ということ。

 

したがって、IDには“identity”(「自分らしさ」, 「個性」など)という意味も

含まれているのではないでしょうか。

心を持つことで新たに生まれた

アンドロイドたちの個性が表されていると思います。

 

こうして見ると、“ID”という単語には

アンドロイドたちが感情を芽生えさせる前と後、その両方が含まれていて

このストーリーの主人公たる彼女たちそのものを体現するものだと感じられます。

 

ピリオド(.)の付け方

ところでこの“I.D”という単語、

IとDがピリオド(.)で分けられていますね。

 

通常、ピリオドは日本語でいう句点(。)の用法で使われますが、

それ以外にも単語の略記として使われることがあります。

例えば「体育」と言う意味の“Physical Education”は“P.E.”と表記されることがあるでしょう。

U.S.AやMr.などもこれにあたります。

つまり、ピリオドは単語の“略された部分”につけられるものです。

 

それならば、identificationやidentityの略たるIDは

“ID.”

と表記されるのが自然ではないでしょうか。

 

なぜ、IとDの間なのでしょうか。

 

そして私は、

「このピリオドはIとDを分かつ目的なのではないか」

という考えに至りました。

 

次にこの真意について述べます。

 

……らぶですか?

私がこの考えに至ったきっかけは、

以下のふーみんさんのツイートです。

 

それでは「I.D 〜EScape from Utopia〜」という曲名の大文字を抜き出し、

“IとDを分けて”読んでみましょう。

 

I DESU

アイ です

愛 です

らぶ です

 

この言い回しにピンときた方もいるかと思います。

真壁瑞希のLTH収録のソロ曲「…In The Name Of。 …LOVE?」に

「……らぶですか?」

という歌詞(というかセリフ)があります。

 

キャラクターの別の曲からネタを上手く使いつつ、

アンドロイドたちに芽生えた感情

すなわち「愛」の存在を明示しているのではないかと思いました。

 

しかしながら、

これだけだと少しこじつけがましいかなという気もするのですが、

この解釈を支持しうる手がかりを、1つだけ発見しました。

 

曲中に隠された声

ラスサビ前の「Utopia」の中に、

よ〜く耳を傾けると何か声が聞こえます。

(ホラーではなく)

 

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

はっきりと断定はできないのですが、

真壁瑞希の声で「らぶ」と言っているのではないか

と考えられます。

 

もしこれが事実であれば、

先程の「らぶです」説も濃厚になるのではないでしょうか。

 

“EScape from Utopia”について

“escape from utopia”

この文を直訳すると「ユートピアからの脱出」。

 

本作における「ユートピア」とは

MOTHER AIによって統治された世界(トウキョウ スプロール)のこと。

アンドロイドによって人間たちの争いが起きないように管理された、

平和な理想的社会。

 

したがってこの文は、

感情が芽生えMOTHERから追われることになった彼女たちの逃避行という

ストーリーの大筋を表しています。

 

また、“EScape”というのは今回の彼女たちのユニット名であり、

すなわち真壁瑞希, 北沢志保, 白石紬のことです。

 

そして、ユートピアのもう1つの意味、

それは「感情を持ったEScapeの3人が幸せに暮らす理想郷」。

ドラマCode:4で「夢」と呼ばれている風景です。

 

したがって、

“EScape from Utopia“はまさしく

「夢の中にいるEScapeたち」という解釈もできるのではないでしょうか。

 

先程のIDと同様に、

感情が芽生える前後を同時に表現していて

面白いと思いました。

 

感情の目覚め

続いては、

「I.D 〜EScape from Utopia〜」の大文字を

ID, ES, U

の3つに分解してみましょう。

 

「自我の目覚め」

ラテン語で“id”(イド)

ドイツ語で“es”(エス)

という単語があります。

 

フロイトは精神分析において自我を以下の3つの段階に分けました。

  • 「エス/イド」
  • 「自我」
  • 「超自我」

私自身この分野は素人ですし、詳しい説明は省きますが、

この「エス/イド」というのは

人間の「本能的な衝動」

無意識に現れる感情を意味しています。

 

彼女たちに芽生えた感情というのはまさしくこの「エス/イド」にあたるというわけです。

実際、

ドラマ内でシホが命令から逸脱して

チハヤと戦闘しようとしたシーンがあったでしょう。

あのとき既にシホには本能的な感情が芽生え始めていた。

 

ミズキとツムギから「シホ」という名前をつけられ

「嬉しくないのですか?」と聞かれたとき、

「『嬉しい』って、それって、……感情でしょ?」

シホの声は困惑を隠しきれておらず

無意識のうちに感情を持っていた。

 

すなわち、

タイトル中の”ID”, “ES”の部分によって

彼女たちに芽生え始めた本能的な感情が表現されているのではないかと考えられます。

 

歌詞中にも「Inputされたこの衝動が」とあり

「エス/イド」の存在をほのめかしています。

 

「他者を思う感情の目覚め」

ID, ESときて、残りの“U”。

“U”とは、“You”の略として使われることが多いです。

 

自我に対する、第二者。

 

つまり、「誰かを思う」という感情の芽生えを表していると思いました。

 

それは彼女たちがお互いを思う心。

チハヤを思う心。

 

感情を持つかもしれないミズキとツムギが

サイバーポリスに処分されることを嫌だと思うシホの気持ち。

 

チハヤとの別れを惜しむミズキとツムギの気持ち。

 

3人一緒ならば、怖くないという気持ち。

 

感情というのは

自分の気持ちと 相手への気持ち

 

この曲の立ち位置

最後に、

この曲は物語の全体像を表しつつも

アイドルの楽曲として上手くイメージ化されていると感じました。

 

この物語における主人公の最期はとても切ないものですが、

しかし夢の中の彼女たちはきっと幸せに暮らしていることでしょう。

そして、どうやらチハヤの「願い」とやらも、

彼女たちが身を滅ぼして叶えることができたみたいですね。

 

そういった悲しさの中に見出せる幸せをもって、

「Melty Fantasia」では悲観的に

「I.D 〜EScape from Utopia〜」では楽観的に

この物語を歌い上げていると思いました。

 

この曲は物語そのものであり、

物語を経た真壁瑞希, 北沢志保, 白石紬の意志である。

両面から本作を表す集大成だと考えています。

 


 

余談

今回はあくまでも

「I.D 〜EScape from Utopia〜」という曲に関する考察ということになっています。

 

ストーリーは本当によく作られていますが、

あえて描写されない部分も多く、

我々に考える余地を与えてくれています。

 

ストーリーの考察についても、

私なりの考えがいろいろとありますが、

とりあえずはみなさんなりの結末を想像したらそれで良いんじゃないかと思いました。

 

また気が向いたら書きます。

 

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私なんかが生意気なんですが

「I.D ~EScape from Utopia~」のミリシタMAD作りました。

よかったら見てください。

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【感想】ミリオン5thは “つよくてニューゲーム” なミリシタ1stだった

6月 2, 3日

 

ミリオン5thライブが終わり、

いろいろと感想はあるのですが、

今回のライブで全体として良かったところを

ここにまとめたいと思います。

 

テーマは

「ミリオン5thはミリシタ1stだったのか」

 


 

 

ミリシタ1stという視点

 

今回のライブがミリシタとしての1stライブである

という意見を目にしました。

 

実際のところ、

前回の4thライブから変わったことといえば

  • GREE版ミリオンライブがサービス終了する
  • ミリシタがリリースされる

であり、

ミリシタを機に参入したファンは少なくありません。

 

また、4th以降新たに増えた楽曲は

  • MTGシリーズ
  • MSシリーズ

が主になります。

 

次のライブで新曲を披露するというのは

よくあることで、

セトリの大部分がMTGとMSで構成されることは

ごく自然なことであります。

(全員が全員リリイベに行けるわけでもないですからね。)

 

特にMTGはミリシタ発の楽曲ですから、

ミリシタからの参入勢でも親しみやすいものでした。

 

LTP, LTHからのユニット曲もセトリに入っていましたが、

エタハモ以外はミリシタ実装済みであり、

「知らない」というハードルをある程度クリアできています。

 

したがって、

“ミリシタというコンテンツから披露される最初のワンマンライブ”

という位置づけは間違いではないということがわかります。

 

GREE版の終了とミリシタのリリースによって

心機一転の再スタートを切るライブであったと感じられました。

 

 

また、ソロ曲に関して言うと、

ミリシタとしてはLTP(一部LTH)から実装となっていますが、

ここは尺の都合もありますので

単独ライブ未披露のMSが主体になることには頷けます。

 

 

MSシリーズはミリシタには実装されていないわけですが、

アイドル自身を表現した曲が多いです。

 

これを踏まえると、

ミリシタから新規参入したファンへ向けた

はじめましてのご挨拶でもあるという解釈が

できるのではないでしょうか。

 

 

 

ミリオン5thという視点

 

言うまでもないですが、

今回は間違いなくミリオンの5thライブでした。

 

そこには各々の成長がみられ、

これまでの経験の大きさを感じられたライブとなりました。

 

心機一転の再スタートだからといって

これまでの積み重ねがリセットされるわけでは

決してありませんね。

 

MSシリーズも、

最初に聞くソロ曲としてうってつけであると感じていますが、

一方で

これまでの各アイドルの活動を知っていると

より一層感慨深いものになると思っています。

 

そもそも本当にミリシタ1stとしてセトリを作るのであれば、

ソロ曲にLTP,LTHという選択肢が介入することは間違いないです。

そこをMSで統一しているということはすなわち、

これまでの活動の上にMSが存在するという

一連のストーリーが無視できないということがわかります。

 

 

だから “つよくてニューゲーム”

 

つまるところ今回のライブは、

ミリオン5thでもありミリシタ1stでもあるということです。

 

出演された声優の方々にとっては

もしかしたら悔しい部分もあるのかもしれませんが、

 

しかし客席から見た私の意見としては、

今回の皆様のパフォーマンスはこれまでで最高といえるほどに

素晴らしいものであったと思っています。

 

したがって今回は、

 

ミリシタよりも前から応援してきたPにとっては

最高を塗り替えてくれた強いライブで

 

ミリシタから入ったPにとっては

はじめましてでいきなり素晴らしいものを見せつけられるような強いライブだった

 

ということになるのではないでしょうか。

 

セトリのほとんどを

MTG, MSお披露目会にせざるを得ない、

まるで1stライブのような選択肢の乏しい状況が

出演者個々人のこれまで培ってきた

圧倒的なパフォーマンスのちからによって

打破され

期待を上回る結果をもたらしたのではないでしょうか。

 

だから私は今回のライブを

つよくてニューゲームであると表現します。

 

 

最後に

 

ライブって

何回も行っている人にとっては

曲は全部知ってるしノリ方も慣れてて

初めて行く人にとっては

知らない曲が結構あったりして

当たり前だし仕方ないけどある程度の格差があるもので

だんだん行き慣れていく楽しさみたいなものもあるんですけど、

 

しかしながら今回のライブは

ミリシタ前後のPの両方が楽しめる

ちょうどいいバランスだったんじゃないかと思います。

 

細かく言うと新規勢はMS曲知らなかったり

ずっと応援してるのにまだオリメンのユニット曲を歌う姿を見られていないPがいたり

すべての人が満足するようなライブってなかなか出会えないのですが、

 

それでも私は今回は

例えば担当アイドルのステージが

担当P以外の人たちの間でも話題になったり、

新規参入したPがMSを衝動買したり

そういう良い感想をたくさん聞けたのでよかったです。

 

私はまだまだミリオンライブを追いかけたいですし、

見たい景色がたくさんありますし、

みなさんもそうだと思います。

 

今後ますます大きくなっていくミリオンライブへの期待と、

いつかきっと、あらゆるPの願いが叶ってほしいという

希望の意味も込めて、

ここに感想として記したいと思います。

ゆるくないスタンプラリー 1日で3コースまわってきた!

5月3日

GWの真っ只中ですが、

「ゆるキャン△」のゆるくないスタンプラリーに行ってきました。

 

日帰り(10時半〜20時)という縛りの中で

3コースまわることができました。

 

このスタンプラリーの詳しい情報はこちら

 

まわったコース

スタンプラリーとしては以下の3コースです。

  •  なでしこコース
    • 内船駅
    • 身延山ロープウェイ
    • 身延山観光協会
  • ゆるキャンコース
    • セルバみのぶ店
    • 栄昇堂
    • みのぶゆばの里
  • 富士山コース
    • 浩庵キャンプ場

 

さらに、私個人の趣味で、道の駅にも寄りました。

  • 道の駅 とよとみ
  • 道の駅 富士川

一応、このブログでは道の駅巡りもやってますしね、

久々に道の駅に行けて良かったです。

 

地図にまとめると以下の通り。

スクリーンショット 2018-05-06 14.53.32

オレンジが往路、

ピンクが復路です。

 

甲府を拠点として、

最初はざっと道の駅とセルバに寄り、

一番南端にある内船駅に行ってから、

北上する形で身延町→本栖湖の順でまわってます。

 

交通手段

普段はマイカーとDAHONだけで何とかやってる私ですが、

今回は3人で日帰りであること

そしてGWの中央道を使いたくないことを加味して

新宿→甲府へは特急あずさを利用しまし、

甲府駅からはレンタカーを利用しました。

 

ぶっちゃけこのスタンプラリー、

公共交通機関だけではかなり厳しいものがあります。

(電車・バスの時刻表に厳格に従えばいけないこともないでしょうが)

 

車や自転車を積極的に利用することをおすすめします。


 

それでは、旅の詳細を紹介していきます。

 

新宿駅

時刻は朝8時前。

いかんせん旅の計画を決めたのが前日だったこともあり、

GWの特急あずさの自由席という挑戦からスタートします。

 

ホームは相変わらず人でごった返しておりましたが、

8時半発の電車に40分前から並んでいたため、

余裕で席につくことが出来ました。

 

もちろん通路は立っている乗客でいっぱいになっていたので、

始発以外の駅では必ず指定席を買おうという知見を得ました。

 

甲府駅

10時15分、予定通り到着。

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10時半、南口のタイムズレンタカーでデミオに乗車。

前日でもWeb予約ができて助かりました。

 

まずはササッと道の駅に寄っていきます。

(あくまでもゆるキャンがメインなので。)

 

道の駅 とよとみ

11時到着。

 

いわゆる普通の道の駅です。

それでも人は結構多かったですね。

 

道の駅 富士川

11時半到着。

オープンが2014年と比較的新しめです。

屋台なんかもあって道の駅にしては盛り上がっている方ですね。

 

というのも、

2017年に中部横断自動車道が延伸し

増穂パーキングエリアが併設されたのが要因でもありそうですね。

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2階は展望室となっています。

バルコニーに出るもよし、

さらに上には太鼓を叩ける部屋があります。(謎)

 

セルバみのぶ店

12時到着。

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ここは犬山あおいがバイトしているお店です。

(作中では「ゼブラ」ですね。)

向かって右の入口から入ると、あおいのPOPが。

IMG_3846

 

お惣菜売り場もゆるキャン

IMG_3844

 

イートインスペースがあったのでメンチカツをいただきました。

IMG_3850

 

ゆるキャングッズのコーナーまで作られてて、

もはやスーパーマーケットとは思えない光景でしたが、

お店側も協力していただいてることがよくわかりました。

 

ちなみに…

大垣がバイトをしている「酒の川本」も

もちろんありますが…

IMG_3841

既に閉店してしまったんですよねぇ〜

 

内船駅

13時到着。

IMG_3851

JR身延線の内船駅、(うつぶな と読みます)

ここはアニメのキービジュアルの場所です。

 

無人駅で電車も来てなくて全然人がいませんでした。

なにせこの本数ですからね。

1時間に1本あるだけマシかな〜と。

僕らの他に同じくスタンプラリーをしているオタクが

2組くらいしかいませんでした。

 

なお、駅のすぐとなりに無料の駐車場があります。

 

そして肝心のスタンプラリーのためのQRコードなのですが、

駅内を探しても全然見つけられずにいると

たまたま停車していたタクシーの運ちゃんが

「あっちだよ!」と教えてくれました。

優しい。

 

QRコードは道路挟んで駅の向かい側、

「花わらべ」というお店にありました。

パンとお菓子を売っているお店です。

店員さんが近くのごはん屋さんなどを教えてくれました。

優しい。

 

内船の「峠のラーメン」や

身延駅前の定食屋さんなどがオススメだそうです。

 

この時点でもう13時半と

そろそろどこかで昼食を食べたいところだったのですが、

どのお店も中休みがあるタイプや定休日で

どこにも入れない感じだったので諦めることに。

昼は細かい食事で済ませて夕食にたくさん食べようということになりました。

 

昼食の場所は早めに決めておくことをオススメします。

 

身延駅

14時到着。

JR身延線の身延駅です。

ここはちゃんと有人の駅ですね。

改札前に小さいお蕎麦屋さんもありました。

みんな特急乗る前とかに利用するのかな。

 

ここは8話で登場しましたが、

野クルメンバーがアウトドアショップ「カリブー」に行く時に降りた駅ですね。

(ちなみにカリブーは身延に存在しません。)

 

スタンプラリーには入ってませんが、

栄昇堂が目の前にあるのでついでに寄ることができます。

 

普通に観光客もちらほらいました。

規模こそ小さいものの、

電線もなくてレトロに整った町並みでした。

 

近くに駐車場があり、2時間まで無料で停められます。

 

栄昇堂

身延駅前のお店の中の1つです。

みのぶまんじゅうや煎餅などのお菓子を売っています。

建物は立派ですが、価格は大変リーズナブルでした。

 

入り口は斉藤のPOPがお出迎え。

 

そんなに広いわけではないですが

ベンチが用意されていて試食と無料の水・お茶まであって、

原作コミックまで用意されていて、

至れり尽くせりという感じでした。

 

店員さんも客の数より多くないかってくらいいましたが、

みなさん気軽に話しかけてくださって、

とても温かいお店でした。

 

お店を出てすぐのところに、

アニメに登場した例のベンチなどがあります。

富士川にかかってるトラス橋は

キービジュアルにも出てきます。

d04e6d91.jpg

本当は河川敷の方まで行ってみたかったですね。

 

みのぶまんじゅうはあんこが主張しすぎなくて

めっちゃ美味しかったです。

IMG_3881

 

身延山

15時前到着。

 

スタンプラリーとしてはロープウェイと観光協会ですが、

久遠寺というお寺があるので一緒に見るのが良いと思います。

 

ロープウェイのところに有料駐車場があるのでそこに停めちゃいましょう。

(道路がめっちゃ狭いので注意)

 

駐車場のすぐ上にロープウェイ乗り場と久遠寺があるわけですが、

まずこの斜行エレベーターを使います。

ボタン操作などは普通のエレベーターですが、

ケーブルカーみたいな見た目をしていて面白いです。

 

斜行エレベーターを登るとまず久遠寺が現れます。

そこそこ大きいです。

 

身延山ロープウェイのQRコードは乗り場券売機の近くにありました。

一応ロープウェイ乗らなくても大丈夫ってことですね。

(ちなみに運行が16時までなのでご注意を。)

 

ロープウェイの並び列がまあまああって、

それよりも当初のまわる予定じゃなかった

富士山コースの浩庵キャンプ場に行くほうが良いということになって

今回は山頂を断念しました。

 

登山はまたの機会にできるので、

スタンプラリーを優先する方向で。

 

身延山観光協会はここから少し下にあります。

久遠寺の目の前にこの過酷な階段があります。

この階段を避けたいのであれば、やはり急な坂道を上り下りするしかありません。

この日の筋肉痛の99%はこの階段のせいだったなと思います。

 

そんなこんなで階段を下りるとすぐに門が現れ、

その先に小さな観光案内所があります。

IMG_3919

 

観光案内所でゆるキャンコースのスタンプ3つ揃っている画面を見せると、

本来ならステッカープレゼント…でしたが

初日に枯れたため、

代わりに販促ポスターをもらいました。

(ステッカーは現在増産中とのこと。)

 

そして再びあの階段を上り…。

ちゃんと準備体操をしてから登ろうね!

 

みのぶゆばの里

16時半到着。

道の駅みたいな感じですね。

なんと入り口に5人のPOPがありました。

IMG_3925

 

人も少なく、

地域の食べ物が色々売っていていい感じでした。

 

ゆるキャンについてのあれこれが書かれた展示もあって、

細かいとこまで手が込んでるな〜と感心してしまいました。

 

浩庵キャンプ場

17時到着。

 

当初の予定ではありませんでしたが、

間に合いそうだったので富士山コースの浩庵キャンプ場で締めたいと思います。

 

 

ここは1話と最終話に登場する本栖湖にあるキャンプ場ですね。

 

しまりんやなでしこが通ったのは、

R300の通称「本栖みち」なのですが…

 

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スクリーンショット 2018-05-07 15.08.39

 

2人ともこのガッツリ山道をチャリで登ってきたのか…

2車線供用とはいえ、普通に山道です。

 

なでしこの家は富士川南部橋、だいたい内船駅の近くなんですけど、

そこからのルートを概算すると

スクリーンショット 2018-05-07 14.57.20

40km近いですね。

タフすぎる。

あの大食いでこのスタミナか…

 

ところでこの本栖みちを使うルートの良さといえば、

本栖湖に出る直前に中之倉トンネルというトンネルがあるんですけども、

 

ここを出た瞬間に突然富士山が現れるんですよね。

 

視界がひらけた途端に富士山が飛び込んでくるというのは

なかなかロマンがあっていいと思いました。

 

この日は朝まで雨だったのですが、晴れて良かったです。

 

なでしこが寝ていたトイレもありました。

以下は睡眠中のなでしこと、

再現を試みる友人。

 

キャンプ利用ではないので写真はないですが、

キャンプ場もアニメそっくりそのままでした。

キャンプ利用者自体はやはりGWということで結構多かったです。

IMG_3948

 

予定の場所は全て回ったので、

甲府駅に戻ります。

 

甲府駅

19時到着。

最後に夕飯の時間です。

 

定番はほうとうだと思ったので、

Rettyでおすすめされていた甲府駅北口の小作というお店に。

この辺一帯でチェーン展開しているお店のようです。

 

豚肉ほうとうと、鳥もつ煮を注文しました。

酒は山梨の地酒「七賢 甘酸辛苦渋」。

ほうとうって鍋1つで1人前なのかと思ったんですけどめちゃくちゃ量が多かったですね。

具が大きくて食べごたえがあって美味しかったです。

でも腹がはちきれそうになりました。

 

そして「鳥もつ」をレバーのことだと知らずに注文した我々は、

レバーが苦手だったため無事苦行と化しました。

 

でも美味しかったです。

今度はもっと山梨の”食”を楽しみたいですね。

 


 

ということで、

1日で3コースをコンプできました。

日帰りという時間の制約が厳しかったですが、

1ヶ所あたりにあまり時間をかけなければ

リンコースの四尾連湖も行けたかもですね。

 

野クルコースは比較的遅くまでやっているので、

1日で全コースも不可能では無さそうです。

(時間に追われてあまり楽しめなさそうですが)

 

ほったらかし温泉は行きたいので

もう1回くらい行けたらな〜と思いつつ、

忙しいのでダメかも…

 

スタンプラリー各所をまわった感想としては、

その先々で地元の人達が本当に優しかったということです。

地域の人の理解あってのコラボであるということがよくわかりました。

 

また、ちゃんとキャンプをしに訪れたいですね。

何のビジョンもなかった私がITベンチャーで内定をもらうまで

こんにちは。

私は19新卒の理系大学院生です。

2017年12月から就職活動をはじめて2018年4月の今日、

ようやく入社先が決まったので、これまでの経験談を書こうと思います。

 

目次

  • 私の経歴
  • 私のスペック
  • 就活0章(就活を始めるまで)[〜’17年12月]
  • 就活1章(お祈りの洗礼を浴びる)[’17年12月〜’18年1月]
  • 就活2章(山ごもり修行)[’18年2月]
  • 就活最終章(起死回生の内定)[’18年3月〜]
  • ベンチャー就活に必要なこと

 

私の経歴

平凡な自称進学高の普通科

地方国立大の情報系

大学院に内部進学してリスクマネジメント

 

私のスペック

  • 中学生の時にパソコン触り始める
    • オフィスソフトとかが使える程度
    • HTMLがちょっと書ける
  • 大学で情報科学を専攻
    • CとかJavaで基本的なアルゴリズムを学ぶ
    • 授業で基本情報程度の知識を得る
    • 趣味ではTwitterのbot作る程度
    • これといって作ったプロダクトがない
    • 将来やりたいことも決まってない
  • 大学院で情報科学から離れる
    • プログラミングをする時間がほとんど無い
    • Rで統計学ぶ程度
    • UIとか色彩とかは独学でやってた

 

就活0章(就活を始めるまで)

何もしなかった夏

修士1年になっても将来のやりたいことはおろか、

志望業界すら決まっていませんでした。

研究分野が自動運転とかなので自動車メーカーでも行こうかなと

漠然と考えていました。

 

さて、就活といえばまず最初に現れるのはおそらく

夏のインターンシップだと思います。

しかしながら私が行った夏のインターンは1社だけ。

当時UI/UXデザインに興味を持っていた私は、

某ITベンチャーのデザイナーインターンに行きました。

(それも書類審査だけであっさり通ったという。)

内容はチームを組んで1日でサービス提案・モックアップ作成をしようというもの。

時間も限られてたし大したことはできず毒にも薬にもならない感じでした。

(そこから本選考に直結したとかもないです。)

 

一応IT系と自動車系で色々インターン調べてたんですが、

授業が忙しくてインターンの選考に出遅れたところから既に

モチベーションがなくなって

エントリーするのもめんどくさくなった感じですね。

ただのクズ。

 

そんなこんなで夏休みは

「こんなにダラダラできる長期休暇も今年が最後や!」

と、存分に休んでいました。

(M2には夏休みなんて無い。いいね?)

 

これからベンチャー就活をする人は、

5,6月くらいから既にセミナーが始まってるので

チェックすると良いと思います。

 

インターンもできれば行くべきですね。

後々の企業選びの助けになるし

本選考につながることもあります。

 

業界を決める

じゃあ結局いつから就活を意識し始めたのかというと、

12月でした。

 

11月くらいまでは本当に何も考えてなくて、

コンピュータサイエンスを専攻してる同期から

「12月に学内でIT系の説明会があるよ」

と誘ってもらって、そこで初めて就活について考えました。

このときにやっぱり、

子供の頃から興味があったITという分野で働きたいという結論に。

 

その後は自分で興味のある企業を調べ、

自分からエントリーしていく形になります。

 

ITベンチャーの選考は早ければ10月、

遅くとも12月には始まっていることが多いです。

早いとこ動き出している人だと12月中には内定もらっていることも。

 

就活1章(お祈りの洗礼を浴びる)

エントリー開始

12月の説明会参加で業界を絞ったものの、

入社してどんなことをやりたいかは未だに定まっていませんでした。

そもそも自社開発なのか受託なのか、

フロントエンドとサーバーサイドどっちなのか、

そういうのも全く知らないまま説明会を受けてました。

 

それからエントリーの方法も友人に聞いて知ったくらいです。

当時は「マイナビとかリクナビから3月1日にポチポチするんでしょ?」

みたいに思ってたのですが、

この時期から採用始めてる企業に行きたかったらまず

自分から企業の採用サイトに行ってエントリーするわけです。

 

右も左も分からないままなんとか“良さそうな企業”を決め、

Webのエントリーシートなりコーディングテストなりを受けました。

 

12月にエントリーしたのはA,B,C,D社の計4社。

コーディングテストでは久々のプログラミングになるので、

AtCoderで簡単なやつを練習してから受けました。

大学時代のプログラミング感がちょっと思い出せたので、

一応通過できました。

 

ESは今思えば全然ビジョン固まってなかったんですけど、

たしか「得意のフロントエンドでユーザーと近い距離でサービス作りたい」

みたいな感じでした。

自分のやりたいことについて全くブラッシュアップ出来てないのがわかります。

志望理由は以下の通り。

  • 得意だから→フロントエンド
  • 勉強して成長したい→勉強会制度があるとこ
  • スピード感欲しい→自社開発してるとこ
  • モチベ上がる→働きやすい環境のとこ

んなもん似た企業ならどこでもできるんだよなぁ。

 

これでも一応書類としてのハードルはクリアしていたみたいで、

4社とも面接に進めました。

年をまたいで1月にこの4社の面接を受けることで私の就活が幕を開けるのでした。

 

初めての面接

結果:3社落ち

  • A社
    • 1次はやりたいことをちゃんと話せば通る
    • 2次は技術的なアピールが全く出来ずにお祈り
  • B社
    • 1次からコーディングのフィードバックでズタボロ
      キャリアプランも開発経験も空っぽなのを見抜かれお祈り
  • C社
    • 私服勤務&説明会まで私服OKなのに面接から急にリクスー指定
    • エントリーは紙に自筆で
      技術アピールができるのは「使用言語」を書くのみ
    • 1次は高校時代のこととか話して通過
    • 2次もまた高校時代のことが中心で
      本当に技術職取る気あんのか疑問に思って
      露骨に嫌そうな顔になってお祈り
  • D社
    • 1次は自分のこれまでの人生について話して通過
    • 2次は技術的なこれまでの経験を話して通過
    • 通過したものの次回選考の連絡が全く来なくなる

C社は自分から行く気がなくなってしまったので別にいいんですが、

A,B社では完全に自分の力不足が露呈する形になりました。

D社も2次があまり芳しくなくて落ちたんじゃないかと思ったんですが通ってて、

それでもしばらく音沙汰が無いままなのでもう落ちたもんだと思ってました。

 

この4社の中から内定が出ればもうそこで終了する気でいたのですが、

世の中そう簡単には行きませんでした。

1社残ってるとはいえ今後の目処もついてないとなると、

一気にすべての持ち駒を失ったような気持ちです。

 

何よりも自分の実力が足りないことが顕になって、

「自分は本当にこの業界でやれるのか?」

という疑問と不安を抱くようになりました。

 

当たり前ですよね、

周りで受けてる人は何かしら自分でアプリ作ったり、

研究でガッツリコード書いてたりする中で、

自分にはこれと言って武器がないのだから。

 

同期が既に内定をもらい始めていたのもあり、

一気に社会から自分という存在を否定された気持ちになり

人生で一番メンタルをやられました。

とりあえずTwitterやLINEは完全に遮断してふさぎこんでました。

(今思えばほんとに心弱いなぁ…)

 

就活2章(山ごもり修行)

開発経験修行

「自分はIT系に向いてない?じゃあやめる?」

答えはNOでした。

やっぱりITが好きだし。

まだ4社しか受けてないですからね。

 

自分に何が足りないか

これから何をすべきかは明確でした。

技術的なアウトプットを作って、

経験を積む以外ないと思いました。

 

自分にアドバイスしてくれた人たちの言葉が

全部信用できなくなって、

信じられるのは自分がどれだけやったか

ただそれだけに注力するようになりました。

 

そうと決まれば行動は早くて、

とにかく技術を覚えること以外考えたくなくて、

Ruby on Railsチュートリアルを2日で終えました。

(一部飛ばした部分はありますが。)

その後1日で簡単なWebアプリを1つ作りました。

Tweeke Box:ツイートからiTunesで音楽をおすすめ)

 

次に1月から少しずつ勉強を始めていたSwiftを使って

1週間でiOSアプリの企画・実装・デザインを行いリリースしました。

完全独学で、わからなくなったらググって試してを繰り返して作りました。

デザイン制作も工程をググって

スケッチ→ワイヤー→モック→プロトタイプ

に従って作りました。

ヲタ経費:モノの発売日を管理する)

 

大学は春休みだし就活もストップしてたので

体力が切れるまで開発だけをして、

眠くなったら寝るという毎日でした。

 

他人との連絡を遮断してずっとやってたので、

私はこの時期を「山ごもり修行」と呼んでます。

 

新たなエントリーへ

「何かプロダクトを作る」ことを目標としてたので、

ひとまずアプリをリリースした段階で修行に一区切りつけました。

 

プロダクトを作ってて思ったのですが、

自分は単に開発がしたいんじゃなくて

「ユーザーに価値のあるサービスを届けたい」

ということが最大のゴールでした。

その結果、

  • そのためにどんな自分になっているべきか?
  • そうなるために必要なことは何か?
  • それを満たすためにやるべきことは何か?

ということを明確化できるようになりました。

 

あとは開発していてどんなことに気をつけたか、

何が大変だったかなど、

技術を使うことに対する考え方を話せるようになりました。

 

ここで新たにE,F,G,H,I,J社の6社に追加エントリーしました。

以前と変わらず自社開発で挑戦できる環境があってtoCでサービス提供してる企業です。

これは自分の中で譲れないポイントで、

その中でも企業の規模とか事業内容とかで

一定のハードルをクリアしたところに応募しました。

 

漠然としていた志望理由も明確化しました

  • 将来は新規事業立ち上げたい
  • そのためにフルスタックになりたい
  • まずはフロントから経験積んで
    そのあとインフラにも移りたい
  • デザインにも手を出したい
  • サービス作りに熱心な環境がいい
  • 挑戦することを厭わない人たちがいい

 

結果:1社通過

E,F社は1次面接から結構うまく話せて、

1ヶ月前の自分と比べたらかなりよくなっていたのですが、

それでも落ちました。

もう何がいかないのかわからなくなって

また心が折れそうになりました。

 

しかしながら、採用活動とはマッチングみたいなもので、

やっぱり最後は性格とかその人の考え方が企業に合うかどうかで

そこはもう仕方ないのかなと思いました。

 

G,H,I社は書類やコーディングで落ちました。

ここはかなり高い技術レベルを必要としているみたいなので、

あまりショックはありませんでした。

 

J社は1次面接を通過しました。

ここもレベルは高いのですが、

能力だけじゃなく人間を深く見るところで、

考え方もマッチしていて通過したようです。

 

修行の成果もあってか、

少し自分の手応えを感じた2月でした。

 

就活最終章(起死回生の内定)

追い打ちのエントリー

3月突入時点で選考が残っているのがJ社(とD社)ということで、

流石にそろそろ内定が無いとヤバイと焦っていた私は、

ここでさらにK,L,M社の3社にエントリーしました。

 

そのうちK,L社はサポーターズというサービスから応募しました。

これはエンジニア向けのスカウトサイト的なもので、

自分のプロフィールや技術的アピールを書いておくと

企業から説明会や選考来ませんかって案内が届くようになってます。

有名企業やメガベンチャーから案内が来ることは殆どないのですが、

ミドル級で良い企業を知ることができるので

説明会などに積極的に参加し始めました。

 

で、サポーターズでK,L社から選考受けませんかって案内が来て

いい感じの企業だったので受けました。

 

結果:1社で内定

  • K社
    • 1日で書類選考〜最終面接までの全てをやるというもの
    • 最終までトントン拍子で進んで人生初の内定が
    • 面接の評価もかなり高くとても大きな自信に
  • L社
    • うまく話せたが1次でお祈り
    • 性格が合わなかった模様?
  • M社
    • 自作アプリを引っさげて応募
    • 1次は何とか通過
    • 2次でもまあまあ話せたが
      やはり性格が合わずお祈り

なんとついに内定が出ました。

ミドルベンチャーですがとても魅力的な企業だったので、

本当に嬉しかったです。

1月時点の自分がまるで嘘だったかのように

  • 「技術に関する考え方がしっかりしている」
  • 「何をやらせても上手くやれそう」

などと好評価をいただきました。

(これくらいは自慢させて)

 

終結へ

とりあえずもう職にあぶれることはないというところで、

残りはJ社とD社。

 

しばらく音沙汰のなかったD社ですが、

ある日突然電話がかかってきて、

出てみるとなんと次回の面接の案内とのこと。

もう完全に忘れられてると思ってたのでかなり驚きました。

 

実に1ヶ月の空白があったわけですが、

自分としては当時落ちてもおかしくないなと思ってたので、

保留してもらえただけでもありがたいってもんです。

 

1ヶ月ぶりの面接で修行をしてきたことを伝えたら、

素直に「頑張ったじゃん!」「すごいじゃん!」

と言ってもらえて

自分の努力が評価されたことを純粋に喜びました。

ここで初めて「俺頑張ったんだなぁ」って実感できました。

リリースしたアプリがTwitterで8000RTされ、

インストール数7000台超えという成功体験も大きかったです。

 

そんなこんなでD社とJ社の面接は順調に進み、

両方とも内定をいただき全選考を終了しました。

 

2社ともトライアンドエラー的志向があり、

とりあえず考えを形にしてみようという気持ちが強い企業で

なおかつユーザーのことを考えてサービス作りに尽力していて

そこが自分の性格とよく合っていて内定をいただけたと思います。

 

大きな選択

で、この3社から1社を選ばなければなりません。

めちゃくちゃ悩みました。

なにせ私は「第1志望しか受けない」をモットーにしていて

どの企業も異なるメリット・デメリットがあって

一長一短だったからです。

 

内定後に面談を用意していただけたので、

そこで面接だけじゃ得られなかった情報を聞いたり、

ひたすら情報を集めました。

 

あとは「自分が本当にやりたいことは?」

「ファーストキャリアにふさわしいのは?」

「入社後の自分をイメージできるか?」

という自分の見つめ直しをして、

最終的には肌感覚で選びました。

 

そうしてD社で内定受諾のサインをし、握手を交わしました。

 

不思議なものですね。

スケジュール的に言うと、

一番最初に受けた面接はD社だったんです。

運命みたいなものも感じています。

 

あのとき1ヶ月の空白がなかったら、

もしかしたらアプリのリリースは違うものだったかもしれないし

もしかしたら内定は無かったかもしれないです。

 

D社では4月にインターンにも誘っていただいて、

一番接触回数も多く長い付き合いになりました。

そうやって親身に接してくださったところも

入社の決め手になりました。

 

今まで自分の夢に向かって努力するという経験がなくて

学校では勉強がそこそこできだけど

特に将来の夢とかなくて

受験勉強につまづくこともなく第1志望に受かって

死に物狂いで努力をしたことがなかった自分が

初めて夢を追いかけてやり抜いたこの経験は

この先の人生にきっと役に立つと思います。

 

ベンチャー就活に必要なこと

自分の体験を踏まえて、

これから就活をする人にアドバイスを書きます。

あくまでもITベンチャーを目指す人向けです。

 

ビジョンを明確にせよ

この記事で何度もビジョンって言いましたが、

  • 5年後、10年後、更にその先にどうなっていたいか
  • そのためには何が必要か
  • それらを得るためには何をすべきか

ということを明確化することは最重要です。

 

企業ってのは社長らトップの志に共感して

同じビジョンを持った人たちが集まって営むもので、

ベンチャーは特にその志向が強いです。

なので、自分のビジョンと企業のビジョンがうまくマッチするかという点が

採用に大きく影響してきます。

「ようわからんけどとりあえず働かせてくれ!」

では下手すると組織が崩壊しかねないからです。

 

なので、「目標とかいいから平和に暮らしたい」とか

「自分で考えるより上からの指示を120点でこなすのが得意です」

みたいな人は非ベンチャーに行った方がハッピーだと思います。

 

最初は「フロントエンドで強くなりた〜い()」だった私が

「サービスを届けるためにフルスタックになる」という目標を持ったように

皆さんにも自分のやりたいこと・必要なことをよく考えてほしいです。

これを面接で話せるだけでも相手の反応がだいぶ違いますし、

企業選びの助けにもなると思います。

 

行動で示せ

大きなビジョンや目標を掲げるのはいいのですが、

行動が伴ってないと“意識高い系(笑)”になってしまいます。

 

例えば

「私はIT系ですごいサービス作りたいんです!

そのためには○○や□□のスキルが必要だと思います!」

と言う人に、

「じゃあそのために何かやってる?」と聞いて

「いえ、特には。」と言う人と

「まだ初心者ですが本を読み始めたりしました」と言う人、

後者を採りたいですよね。

さらには「参考書を見ながら実際にコードを書いて体感してます」

って人の方が採りたいですよね。

 

就活を始めた当初の自分は明らかに前者でしたね。

 

でも逆に言えば、

長年ずっとアプリ作ってたとかでなくても

チャンスはあるということです。

なにせ私は実質2月のあの修行だけで食らいついたわけですから。

 

だからこそ諦めずに最後まで本気で行動して欲しいと思いました。

 

志望理由に囚われるな

私が内定した企業はみな「志望理由」を聞きませんでした。

 

志望理由ってそれだけだと曖昧で、

  • なぜこの業界?
  • なぜこの職種?
  • この企業を知ったきっかけは?
  • この企業のなにがいいの?
  • この企業が他と違う点は?
  • この企業に入ってなにがしたいの?

という細かい要素に分解できるんですね。

 

さすればもうおわかりですよね、

「志望理由を教えてください」という質問が

いかに投げやりで曖昧であるか。

 

本当は上記のようにもっと深く掘っていかないと、

学生と企業がどれだけマッチしてるかなんてわからないんですよね。

でも企業の採用活動にかけるリリースも限られていて、

ここまで詳しく掘り下げてくれることはあまりありませんでした。

 

学生は学生でまた、

企業を志望する時には上記のように深いところまで要因を探って

自分が入社することで何を得られるのか

どうして自分と企業がマッチするのか

をアピールできるようにするべきだと思います。

 

「社風が自分に合っていて〜」というのは結構ですが、

じゃあどう合ってんの?それが自分にどんなメリットが?

というところまで話せるようにしないといけないねってことです。

 

なので、小手先だけの志望理由で戦わずに

深い背景を持った志望理由を考えましょう。

 

自分を知れ

いわゆる自己分析です。

これはベンチャー限らずどこでも大事なんですけど、

自分の人生を振り返ることから始めるといいかもしれないです。

 

受験とか部活とか

今まで色々な人生の岐路があったはずですが、

そのとき自分はどうやって判断を下したのか

あと自分は周りからどういう人だと思われていたか

自分がハマったものって何でハマったのだろうか

あたりをじっくり深ぼってみると

自分の性格が明らかになってくると思います。

 

企業の採用活動ってプロポーズみたいなもので、

いきなり「結婚してください!」とか言っても無理なわけで

お前という人間についてまずは教えてくれよというわけです。

 

例えば私は昔からとりあえず実行するタイプで、

紙とテープがあればとりあえず何かしら作っちゃったり、

興味のある趣味はすぐ始めてみたり、

そういった点は内定をもらった企業の

アイデアをとりあえず形にする性格に合っていました。

 

逆に落ちた企業ではアイデアはまず事前にサーベイしまくって

ひたすら論理を詰めて本当に大丈夫だと思ったら実行

という性格でした。

まるで正反対ですね。

 

こういう企業の細かな性格と自分を比較するためにも

自分を知ることは大事なわけです。

 

それと例えば自分がサービス作りたいなら、

じゃあ過去に自分がハマったサービスは何?

それはどうして自分をハマらせたの?

そういうことを分析してみたりすると、

多くの人をハマらせるために必要なものは何かが見えてきたり。

 

他人を知るにはまず自分を知れってことですね。

 

ファーストキャリアを意識せよ

ビジョンややるべきことを明確化するだけではまだ足りないです。

 

新卒入社ってのは基本的に人生で1回しかないわけで、

一番最初にやるべきことは何かを慎重に考えなければなりません。

 

新卒は中途と違って職務経歴が無いわけですから、

多くの人にとっては経験を積むことが第一歩になると思います。

 

例えば私はサービス創出をするためにはまず

  • 開発経験をひたすら積む
  • サービスを届けるためのノウハウを学ぶ

ことを最初の目標としていて、

そのためには学ぶための基盤が整っている

比較的大規模な企業に入りたいと思いました。

 

一方でスタートアップやミドルレベルの企業を

大きく成長させていくことも面白いと思いますが、

それは転職後にもできるだろうと思いました。

 

みなさんが何をやりたいかは人それぞれだと思いますが、

「最初にやるべきことは何か」

「最初だからこそできることは何か」

という優先順位付けまでやってほしいと思います。

 

IR情報をチェックせよ

就活を上手いことやってる人にとっては当たり前かと思いますが、

コーポレートサイトのIR情報はチェックしたほうが絶対いいです。

さすがに細かい決算の数字までは見ませんが、

決算報告の説明会資料は見る価値があります。

 

サイトの事業情報に載ってる事業内容のうち、

どの事業がどれだけ売上出してんのか、

売上の伸びはどれくらいか、

どんなリソースを割いているのか

あたりをざっと知ることができます。

 

いくら今すごい事業でも数年後に潰れてしまっては意味がないですし、

逆に今後伸びていく事業が潜んでいるかもしれません。

 

あとはサービスのその先に求めるものは何かを

明らかにしておくことで、

企業がサービスを作るモチベーションを知ることができるかもしれません。

 

ここでわからないことがあったら役員面接で聞いてみるのも効果的です。

普段聞けない経営のこととかを聞く良い機会ですし、

企業側も「ちゃんと調べてきてくれてるな」と思ってくれます。

 

例えば今はもはやスマホアプリ化のバブルは落ち着いて、

今後はAIだの何だのでデータの質/量がモノを言う時代になっていくわけで、

じゃあ御社はそのための対策できてるの?みたいなことを聞いたりすると

この企業は先見性があるな〜とか判断できるわけですよね。

 

最後に

ここまでダラダラと自分の経験談や

自分流のアドバイスを書いてきましたが、

偶然電子の海から流れ着いた誰かの役に、少しでも立てればなと思います。

 

とにかく就活は自分のキャリアプランをしっかり考えて、

自分も企業もとことん調べ尽くしなさい!ということでした。

別になんか大したこと言ってねえな。まあいいか。

 

あとは運。ガチャ。

自分に合った企業を見つけるガチャですわ。

理系大学生が教えるカラーコーディネーター2級に独学で合格する方法

こんにちは。

カラーコーディネーター2級に合格したので、

その過程を記録したいと思います。

 

これからカラーコーディネーター2級を

独学で受けようと思っている人への参考になればと思います。

 

ここでは特に、大学受験などを経験してきた理系の学生を対象にしています。

あまり勉強が得意でないという人にはあまり参考にならないかもしれません。


きっかけ

そもそもカラーコーディネーターを受けようと思ったのは、

デザイナーの領域にも興味があったというのが半分、

単に色彩の知識について興味があったというのがもう半分です。

 

ユーザーインターフェースの勉強をしていると

どうしても色使いについても気を使わなければならないので

だったらいっそ色彩学について勉強したら良いじゃん、

そのためには資格を取るのが手っ取り早いじゃん

といった次第です。

 

最初は「色彩検定」を受けようと思ったのですが、

色彩検定はファッション・インテリアが主で

カラーコーディネーターはそこに工業・プロダクトの領域が入っている

ということを知ったので、

今回はカラーコーディネーターにしました。

難易度ももちろんカラーコーディネーターの方が上です。

 

また、なるべく高いレベルで受けたかったので、

3級を飛ばして2級にしました。

2級までなら独学でも無理なく合格できます。

 

理系学生へのススメ

私は理系の大学院生です。

カラーコーディネーター2級を受けての感想ですが、

理系で高校の授業や大学受験を乗り越えてきた人にとって

この資格の勉強はとても有利だと感じました。

 

ひとえに「色彩」といっても。

内容は配色や色の持つ意味だけではありません。

  • 人間が色を知覚する生理的な仕組み
  • 作成した色の良し悪しを測定する方法
  • 照明や光に関する知識
  • 染料や顔料の知識

などなど、化学・物理学・生物学・統計学といった

幅広い領域を網羅しています。

これらをゼロから学び始めるのと

予め有機化合物だとか正規分布だとかの知識を

持った状態で学び始めるのとでは、

とっかかりやすさがだいぶ違うと思います。

 

なので、カラーコーディネーター2級を受験しようと思っている

理系学生の皆さんは今までの勉強の復習+派生だと思ってください。

 

一方で、理系学生にとってはむしろ不利となる部分もあります。

近現代デザインの変遷や文化史の部分は

世界史・日本史をやっていない人にはとても負担になります。

全然知らない芸術家の名前や芸術運動の名前など

とにかく新しい単語のオンパレードです。

 

この領域ではとにかく時系列順に暗記するのみです。

暗記が得意な人ならあまり苦にならない分量だと思います。

 

準備

下調べをする

試験を受けるにあたって、

まず私が行ったことはその資格についての下調べです。

  • 受験方法
  • 試験時間
  • 試験の形式
  • 独学でも受かるものなのか
  • 何級まで独学でできるのか
  • 参考書はなにを使うか
  • 勉強スケジュールはどう立てるか

試験の詳細は公式サイトで確認できます。

独学での勉強方法については「カラーコーディネーター 独学」みたいにググって

経験者のブログをひたすら読みまくりました。

 

参考書を買う

勉強するためには参考書と問題集を買います。

参考書には2パターンあり、

  • 公式が発行しているテキスト
  • 公式テキストをわかりやすく再編集しているもの

があります。

 

公式の発行するものが最も詳しいですが、

その分情報量も大きくなり、さらには淡々と書かれているので

抵抗を感じるかもしれません。

 

他の出版社が公式テキストを

色や図を駆使してもう少しわかりやすくまとめているものもあります。

章ごとに解説+練習問題で構成されているので

独学ならこちらをオススメします。

 

問題集は公式のもので大丈夫です。

練習問題が150問強+過去問2年分(4回分)が入ってます。

テキストを一通り読んだ後にやりましょう。

 

私が買ったものがこちら

IMG_9306

 

参考までにAmazonのリンクを載せましたが、

私は大きめの書店で買いました。

ていうかどれも一緒だと思います。

結局は公式テキストに準拠しているので

あとは自分が読みやすいなと思ったものを選べばいいです。

 

ポイントは章ごとに練習問題がついてるところです。

その章を勉強したらすぐに問題を解いて反復できるので、

より記憶に定着しやすいところがGOOD。

 

ちなみに受けたのは2級ですが、3級の勉強もしました。

これについても後ほど解説します。

 

勉強方法

全体のスケジュール

9月:3級のテキストを読む

10月〜11月前半:2級のテキストを読む

11月後半:問題集・過去問を解く

12月2日:試験当日

 

勉強時間

基本的には大学へ通学する電車内で勉強しました。

電車に乗っている往復2時間でテキストを読み続けました。

だいたい週3×2時間なので36時間くらいでしょうか。

 

問題演習は自宅で寝る前1時間くらいを使ってやりました。

4択形式なので電車内でもできないことはないですが。

 

テキストを読む

2級受験とはいえ、3級のテキストも読んでください。

2級では、3級の知識は既知のものとして話が進んでいきます。

3級の勉強を飛ばすと「あれ?これは何を言っているんだ?」と

つまづくことも多くなってかえって効率が落ちると思います。

さすがに問題集まではやらなくていいですが、

テキストを1周でいいので読みきりましょう。

そのあと2級のテキストを読みます。

 

テキストを読むときのポイントは、

「思い出しながら読む」ということ。

ただなんとなく読んでいるだけでは記憶に残りません。

ページごとでも段落ごとでもいいので、

一区切り読んだら一度テキストから目を離して

内容を思い出してみてください。

このとき、他人に説明するような感じで思い出すといいでしょう。

もし説明が詰まってしまったら、

その部分はまだ理解が及んでいないということなので、

もう一度テキストを読み返してください。

 

こうして1つの章について読み終えたら

章末の練習問題で全体の復習をして次の章へ進みます。

これを最後まで繰り返します。

だいたい1日で1章終われば上出来です。

長いところは2日くらいかかりました。

 

1冊全部読み終えたら、

テキストの付録の暗記ブックを使います。

ここでは特に試験に出やすい単語がまとめられていて、

赤シートで隠しながら勉強できるようになっています。

英単語を覚えたりするような感じですね。

これを全部覚えてください。

私は1ページずつ覚えては赤シートで隠してを繰り返しました。

 

テキスト本文でも重要な単語は赤文字になっているので、

そっちを暗記するのもいいかもしれないですね。

 

暗記ブック内には試験に頻出する図の解説も載ってるので

そちらも一通り目を通しておきましょう。

 

 

問題集を解く

テキストを一通り終えたら、

内容はだいたい頭に入っているはず。

あとはとにかく問題を解いて

実践的に知識を定着させていくのみです。

 

公式問題集は練習問題が150問と過去問4回分からなります。

まずは練習問題を全部解きましょう。

試験問題の形式としては

1問ごとに文章が書かれていて

文章中に5箇所の穴埋めがあり、

それらの穴埋めはそれぞれ4択になっているというもの。

 

運転免許みたいな引っ掛け問題はないので、

テキストで覚えた知識を素直に当てはめましょう。

 

 

だいたい私は1日30〜40問くらいを

キリの良いところで区切ってやりました。

 

私は1周目での正解率はだいたい8割近くでしたので

これだけでも一応合格水準(7割)に達していることになりますね。

暗記ブックまでやってれば結構解けると思います。

 

もしここであまりにも正解率が低いというのであれば

テキストを読み直すことをオススメします。

 

また、1周目で解けなかった・自信がなかった問題には×印をつけて

2周目は×がついてる問題だけを解いていきます。

これを×がなくなるまで繰り返すと、

最終的には全ての問題が解けるようになっているという算段です。

(ちなみに私は3周かかりました。)

 

最後に過去問を解きます。

カラーコーディネーター試験は年2回実施されており

過去2年分の問題が載っているので4回できます。

 

練習問題は問題量が150問と多い分、

分野ごとに細分化された内容ですが

実際の試験問題は20問しかないので

各分野ごとに内容がある程度絞られてきます。

 

練習問題と試験問題とのギャップに慣れるためにも

過去問はちゃんと時間を測って

実際の試験のつもりで解いてみるべきです。

(ちなみにテキストの方にも擬似試験問題が2回分ついてたので

余力があればそちらも解いてみるといいでしょう。)

 

私はここで全ての過去問で合格水準を満足したので

自信を持って試験に臨みました。

もし不安であれば過去問も複数回解きましょう。

 

最後に

受験勉強を乗り越えてきたような人なら

ある程度自主学習のノウハウも身についていると思うので

臨機応変に自分でスケジュールを調整しながら

勉強を進められるかと思います。

 

たしかに勉強する内容は多岐にわたって分量も多いですが

何度も何度もテキストを読み直したりする必要はないと思うので

基本的には上記のスケジュールで進行していけば

自ずと合格水準まで到達できるはずです。

 

例えば

「実験の結果は正規分布になることがあります」

だとか

「アゾ基を持つ顔料はアゾ顔料といいます」

みたいな文章は理系の学生ならあまり抵抗なく受け入れられるはずなので

「とにかくテキストを読んで問題を解こうぜ」ということです。

 

なんてったって全ての問題が4択ですから、

勉強慣れしている人間からしたら

試験のハードルはかなり低いという印象でした。

 

それでは、勉強頑張ってください。

 

渡部優衣さんのライブでわかった「生でライブを見ることの良さ」とは。

こんにちは。

来る2017年12月2日

私は渡部優衣さんのバースデー記念ライブ

「FUN FAN BIRTHDAY 2017」夜の部を見に行ってまいりました。

 

今回はこのライブを通して感じた、

「生でライブを見ることの意義」とは何か考察したいと思います。

 


シンプルな演出

まず最初に、

私が彼女のライブへ行って最も驚かされたことは

セットリストにMC(トークパート)を一切挟まないことでした。

 

ライブが開演してからアンコールまでの間、

(バンドメンバー紹介を除いて)トークの類は一切挟まずに

ノンストップで曲を歌い続けていました。

 

あまり幅広くアーティストを知っているわけではありませんが、

昨今の声優アーティスト界でノンストップのセットリストを組む人は

あまりいないのではないでしょうか。

(私は初めての経験でした。)

 

「Less is more」の体現

「より少ないことは、より豊かなことである。」

20世紀のモダン建築を代表する建築家ミース・ファン・デル・ローエは

よりシンプルにすることがいいデザインにつながるとして、

この言葉を用いていました。

 

ここで私が言いたいことは、

「渡部優衣さんのライブにおいて、

シンプルな演出ゆえの難しさのハードルをクリアし

見事に豊かさを手に入れることができた。」

ということです。

 

ミースは、付け加えたり飾ることよりも、

削ったりシンプルにすることの方が難しいと言います。

 

彼女のステージにあったものは歌・ダンス・バンド演奏、ただそれだけ。

これだけシンプルにするということは、

周りからの評価もシンプルにステージパフォーマンスのみで行われる、

だからこそ自分の歌唱力やダンスに対する自信や、強い信念がなければ

このステージを豊かにすることは出来ないのです。

 

少なくとも私は彼女のステージから、

豊かさを感じることが出来ました。

 

※勿論シンプルにすることがで全てではなく、

MCがあることの良さを活かしたライブを行うアーティストさんも

たくさんいらっしゃるということは勘違いしたくないですね。

 

「ライブ」であることの良さとは

まずはご本人も仰っていましたが、

ノンストップで駆け抜けたセットリストによって、

ずっと音楽に浸っていられる空間ができるという

環境づくりが良い点だったと思います。

 

彼女の音楽に触れたくて行った環境で、

ずっと彼女の音楽の中で過ごせるということは

ファンにとって最上の環境でしょう。

 

そして使われた演出はただ2つのみ、

ダンスとバンド演奏です。

 

歌を聴くことにダンスという動き

すなわち視覚による迫力が付加されること、

そしてバンドならではのサウンドアレンジで

聴覚による迫力が付加されること、

これらが他の一切の外乱無く素直に活かされていると感じました。

 

特に強調したいのは、

この歌声+ダンス+バンドのシンプルな演出のどれもが、

確固たる実力によって成り立っていたということです。

 

シンプルゆえに実力そのものが結果に直結するステージを

見事にやり遂げた渡部優衣さんとイエローサンダーズの皆さんに

ただただ賛辞を贈りたいという気持ちでした。

 

渡部優衣さんの実力

今回のライブでわかった彼女の持つ実力とは何か、

まずは歌唱力です。

 

彼女の楽曲は他ジャンルに渡り、

クールな歌声からわんぱくな歌い方まで、

自分の持つ特徴的な声をうまく使い分けられています。

アーティストとしての実力は十分にあると思いました。

 

そして激しいダンスをしながらもちゃんと歌えるという点は

ステージパフォーマンスにおいて大きな強みであると思います。

渡部優衣さんって最初はダンスが苦手で、

某コンテンツのライブレッスンでも居残り練習をよくやっていたっていう

エピソードを聞いたことがあるような無いような…

ですが、

今回のステージでは圧巻のダンスをしながらも歌声もしっかり聞こえていて

これまでの声優活動の積み重ねの賜物だと思いました。

 

なぜライブに行くのか

以上で述べた通り、

ライブに行くということは

そのアーティストさんの持つ音楽の世界に浸っていられる空間に行くということ。

そのアーティストさんだけの世界観を楽しめる唯一の場所だと思っています。

 

そしてCDからウォークマンを通して聴く歌声は

ライブのステージでは何倍も魅力を増して得られるということ。

 

考えてみればごく簡単で明確なことだけれど、

今回のLess is moreなステージではっきりと

その魅力に気づくことが出来ました。

 

だから私は

自分の好きなアーティストさんのライブにはできるだけ足を運びたいですし、

 

渡部優衣さんのライブに行ってよかった!

また行きたい!

グリマスのボイスを簡単にダウンロードできるブックマークレットを作りました

こんにちは。

今回は、GREEのミリオンライブ!内にあるボイスを

ダウンロードしやすくするための

ブックマークレットを作成しましたので、

ご紹介したいと思います。

これを使えば、

わざわざページのソースからURL抜いて〜みたいなことは

しなくても大丈夫です。

機能説明

1.アイドル詳細のボイス一覧について

2パターン用意しました。

1つ目は、ゲーム内のページに直接音声ファイルを埋め込むもの。

スクリーンショット 2017-10-31 22.48.41

2つ目は、ボイスの音声ファイルを新しいウィンドウで一覧表示するもの。スクリーンショット 2017-10-31 22.48.50.png

アップデート

2.誕生日ボイス・ボイスドラマについて

誕生日ボイスやボイスドラマの音声ファイルを別窓で表示できるものも作りました。

スクリーンショット 2017-11-01 22.01.38.png

そもそもブックマークレットって何?

ざっくりいうと、

ブックマークをポチッと押すだけで

ページ内をあれこれしてくれる

便利なプログラムです。

導入方法

今回はGoogle Chrome(Windows, Mac)で説明します。

他ブラウザでもやり方は同じです。

(他ブラウザでの動作確認はしてませんご了承ください)

1.ブックマークバーで右クリックして、「ページを追加」をクリック

スクリーンショット 2017-10-31 22.40.04

2.下のような画面になります

スクリーンショット 2017-10-31 22.40.54

3.名前はお好みで、URLの部分に以下のコードをそのまま貼り付けてください

コードは以下のリンクから取得します

スクリーンショット 2017-11-18 23.32.04.png

(※途中で改行はしないでください!)

アイドル詳細の1つ目の方のコード

アイドル詳細の2つ目の方のコード

誕生日ボイス・ボイスドラマの方のコード

 


追記3

※無駄な記述部があったため修正しました。

動作には影響ありません。


追記4

コード文が一部欠損しており、

何度修正してもwordpress上で反映されない不具合があったため、

表示方法を変更しました。


4.任意のフォルダやブックマークバーに保存すれば導入完了です


追記

うまく動かない場合はコード中のvar sounds=以降にある

document.getElementById(‘gree-game-container’).firstChild.contentWindow.

の部分を削除してみてください。

MacのSafariの場合はこれで動きました。


追記2

ユーザーエージェントがスマートフォンの場合、

上記「追記」の対策を行ってください。

GoogleChromeやSafariでユーザーエージェントをiPhoneにした場合はそれで動きました。

これはPC版サイトがインラインフレームという外箱みたいなものを用意していて、

その中にスマホ用サイトを埋め込んでいる形をとっているためです。

document.getElementById(‘gree-game-container’).firstChild.contentWindow.

という部分はその外箱を考慮した記述なので、

ユーザーエージェントがスマートフォンの場合はこの部分は要らないということになります。


使い方

アイドル詳細の方

1.まずはPCブラウザ版ミリオンライブ!を開いて、アイドル一覧へ

スクリーンショット 2017-10-31 22.34.20

2.お好きなアイドルを選んで、詳細画面へ

スクリーンショット 2017-10-31 22.35.51

3.下にスクロールするとボイス一覧がありますね

スクリーンショット 2017-10-31 22.36.09

4.この状態で先程作成したブックマークをどちらか1つクリックすると

以下のようにプレーヤーが表示されます。

5.プレーヤー右端の矢印のマークをクリックすれば保存することができます

誕生日ボイス

1.誕生日ボイスの場合は「その他」タブから

スクリーンショット 2017-11-01 22.01.07

2.緑の再生ボタンを押して

スクリーンショット 2017-11-01 22.01.22

3.この状態で先程のブックマークをクリックしましょう

誕生日ボイスは再生ボタンを押さないと音声ファイルのURLが出てこないので、

いちいちアニメーションを再生する形になってしまいます。

ご了承ください。

ボイスドラマの方

1.ボイスドラマのPSL編やキャラバン編、アイドルエピソードを開く

2.再生ボタンを押す

スクリーンショット 2017-11-01 22.29.35

3.この画面で誕生日ボイス同様ブックマークをクリックしましょう

注意点

実は「ボイス」タブではなく「プロフィール」,「その他」を表示した状態でも

この機能を使うことができますが、

違うページへ遷移した場合音声ファイルの埋め込みはリセットされてしまいます。

スクリーンショット 2017-10-31 22.36.09

追記

また、使用するブラウザによって表示されるプレーヤーのデザインが異なります。

スクリーンショット 2017-11-01 1.05.37.png

ダウンロードボタンが見当たらない場合でも

右クリックメニューから別名でダウンロードができるかもしれないで、

おためしください。

(画像はSafariの例)

最後に、あくまでも私的利用の範囲内でお願いします!


不明点や改善点等はコメントかTwitter(@nbleft)までお願いします。

ジュリア&愛美さんがこれからのライブでもっと面白くなる理由

10月7日

ハッチポッチフェスティバルが終わったので感想書きます。

 

テーマは

今後アイマスライブで見られる愛美さんは今より何倍もスゲーことになるぞ。

ということです。


 

これまでの軌跡

 

まずはこれまでのジュリア役・愛美さんのアイマスライブでの出来事をおさらいしましょう。

 

デビュー戦は2014年SSAでの「流星群」でした。

演者自身がギターを弾くという全く新しいパフォーマンスで伝説を作りました。

 

その後もミリオン単独ライブでは自身のソロ曲のギターを弾くのが定番に。

最初はできなかったアルペジオ等もだんだんできるようになって、

パフォーマンスは回を重ねるごとに上達していき

まさに「出来ることが少しずつ増えていく」(「プラリネ」より)を

体現した成長でした。

 

2016年のミリオン3rd幕張では「アイル」のアツい演出によって、

再び大きな伝説を残しました。

 

このように、

ジュリア役・愛美さんはこれまでのアイマスライブの常識を覆し

ライブに出演すれば必ず話題を残していくだけの

大きな力を持った存在になったと言っても過言ではありません。

 

そして今回のハッチポッチフェスティバルでもまた、

「キラメキラリ」のギターソロに登場するなどの伝説を残しました。

 

ハッチポッチで見られた変化

 

ハッチポッチフェスティバルでの愛美さんの活躍には

これまでのライブとは大きく異なる点があります。

 

それは、

自身の曲以外の曲でギター参加した

ということです。

 

これまでの愛美さんの出演形態はだいたい、

ソロ曲ではロックなジュリアとしてギターを使い

それ以外ではアイドルなジュリアとして踊る

というものでした。

(それを顔の星印で切り替えたり。)

 

 

 

それが今回は「I want」,「キラメキラリ」によって覆され始めました。

自分の領域を超えてロックな部分を活かせるようになったのです。

 

 

これはすなわち、

彼女の魅力である”ロック”と”可愛い”をステージでバリアブルに使い分けるための

飛躍的な進歩であり大きな変化だと考えています。

 

 

伝説を生み出す背景

 

これはライブの度に口うるさく言ってることなのですが…

愛美さんのアイマスライブでのギター成長には

バンドリの存在が大きく関わっています。

 

もともとバンドリが生まれたきっかけは、

ブシロードの木谷社長が2014年SSAでの愛美さんのギターを見て

女性声優バンドコンテンツを思いついたというもの。

 

その後バンドリが立ち上げられ、

愛美さん含むメンバーはハードなレッスン(というか修行?)を

これまで数多く積み重ねてきました。

 

そうしてギターの腕を磨きに磨いた結果、

アイマスのライブパフォーマンスに還ってきます。

 

ハッチポッチフェスティバルの1ヶ月半前には

同じ武道館という地でバンドリの単独ライブも行われ、

愛美さんはそれを見事成功させました。

 

2017年10月5日更新のブログでは

最近はギターをみると安心するようになってきました

なんだかホームの雰囲気、、、

とまで言うほどに。

 

愛美さんのギターの技術がどれだけ上達しているのかが

よくわかります。

 

こうしてギターの技術がある程度高いレベルへ到達した結果、

今回ハッチポッチフェスティバルでは

自身の曲以外でのギター参加という新たな挑戦が実現したのではないかと

考えています。

 

これから期待できること

 

自身の曲以外でのギターパフォーマンスができるという実績を残した今、

ジュリア役・愛美さんのアイマスライブでの立ち位置は

より自由度の高いものになったのではないでしょうか。

 

今までは「流星群とプラリネ、どっちをやるかな〜」

の範疇にとどまっていたギターパフォーマンスへの期待は、

もはや「アイル」どころではなく

どんな曲に対しても当てはめられるようになりました。

 

”ギターが弾けるアイドル”というポジションが

今後果たしてどのような使われ方をして

そしてどれだけ面白い結果が待っているのか。

ワクワクが止まらないですし、

そこに至るまでの愛美さんの計り知れない努力の存在には

格別の感謝をせねばならないという次第です。

 

短いですが、以上がハッチポッチフェスティバルで得られた感想です。


余談

 

ここからは完全な私の妄想なのでそういうつもりで読んでください。

 

ジュリアにはギタリストとアイドルの2面性があるという話をしました。

髪をかきあげて頬に星がついている時はギタリストとしてのジュリア、

髪を下ろして星がついていない時はアイドルとしてのジュリア、

という区別が基本です。

 

しかし、例外があります。

  • エタハモ(LTH)のジャケ写
  • BMDカード絵
  • TYSカード絵

上記3つの絵柄は髪を下ろしていますが頬に星がついています。

 

これがどうしてなのかはわかりませんが、

私の妄想ではギタリストのジュリアとアイドルのジュリアが

次第に1つになっていくことの表れではないかと考えています。

 

カッコイイときのジュリア、

可愛いときのジュリア、

それぞれが区別されていて別の振る舞いをする。

そういった2面性というのも個性として面白いと思いますし、

これまでのライブの立ち位置はどちらかというとそういう

2つの特徴が両立した状態に近いと考えています。

 

しかしながら、

クールもカワイイもごちゃまぜになった

全部ひっくるめてアイドル・ジュリアなんだぞっていう

ジュリアという1人の人間としてのあるべきビジョンが

この2つのジュリアが1つに融合していくことで表されているんじゃないかと

妄想しています。妄想です。

 

そしてこの、

アイドルはアイドルでやって、普段はクールな状態がデフォっていう両立の状態から

クールの自分もアイドルらしく振る舞う自分もまとめて1人の自分になるんだという

決意というかそういう感情が「プラリネ」の歌詞に繋がったりしたらいいなあと

妄想しています。

 

ちょっと余談と呼ぶには重い感じのテーマになっちゃったかもですが

せっかくなんで自分のジュリアPとしての哲学をまとめておこうっていう気分でした。

この考え方に共感しないプロデューサーさんもたくさんいるかと思いますが、

あくまでも私はこういうポリシーだよっていうのを

知っていただくものだと思っていただければと。

 

とりあえず次のソロ曲楽しみです。

 

Machicoがどれくらいスゲー人なのか解説するから読め

私がMachicoさんを応援し始めてからあっという間に2年が経ちました。

2年間、彼女の活動を通してわかった彼女の魅力を

インタビュー記事から引用をしつつ

余すことなく紹介していきます。

 

ストーリーがスゲー!

Machicoさんが声優アーティストとしてデビューするまでのストーリーは

本人もたびたびファンへ向けて話してくれます。

 

 

Machico:物心がつくまえから、歌を唄うのは大好きだったみたいです。小学校のときは「BoA」さんが好きで、私が歌手になりたいと思ったきっかけをくださった方です。

Machico:ことあるごとに歌っていました。家も少ないし人もいないので、裏山で大声で歌えます(笑)。夜にお兄ちゃんと犬を連れてお散歩に行くことが多かったのですが、散歩中に大声で歌いまくっていました。(笑)

Machico:小さいころから歌手になりたいと思っていたのですが、ただ、なんとなく漠然と「歌手になれたらいいな」って思っていました。歌手になるためになにをしたらいいのかとか、オーディションの準備とか、なにもしていませんでした。

(animate Times, 2012)

子供の頃から歌うことが好きだったMachicoさんは

将来は歌手になりたいと、漠然と考えていました。

 

Machico:中学生のころ、友達のお姉ちゃんに誘われて一度だけオーディションに参加したことがあるのですが、落ちてしまいました。それから大きくなって、進路を考えなきゃいけなくなって、資格取得のために医療事務の専門学校に入ったんです。高校のときは「専門学校に入ればいっか」と軽く考えていたのですが、進学したら人生について考える機会が増えました。

私は歌手になりたい夢を持っていたのに、このまま医療事務の仕事に就いていいのかな~って。なにも挑戦しないままで、このまま人生を送るのはよくない。勉強もして資格を取りながら、歌手を目指してオーディションを受けてみようと考えるようになったんです。このころから、自発的にオーディションを受けるようになりました。

(animate Times, 2012)

 

――「第36回ホリプロ タレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」を受けようと思ったきっかけから教えて下さい。

Machicoさん:高校の頃に、友達に声優の専門学校のオープンキャンパスに誘われたんです。そこに声優の飯田利信さんが来ていて、どうやって声を出しているのか、距離感の話などを聞いて、すごく奥が深いなと思いました。アフレコ体験もしたんですけど、タイミングを取るのがすごく難しかったです。それで演技をしながらそういう技術的なこともきちんとやる声優さんってすごいな、と思ったのが興味を持ったきっかけでした。

(Gamer, 2015)

歌手になりたい、そういう系の専門学校に行きながらオーディションを受けたい

という旨を親に話したところ、

とりあえず退路として専門学校は医療事務系に入りつつオーディションを受けることに。

 

Machico:その時期に受けたオーディションでファイナルまで進ませていただいたのですが、結局ダメだったんです。でも、中学生のときと違ってとても悔しくて、「もっと先に進みたい」と思うようになりました。それから、いろいろなオーディションを何回も受けるようになりました。結果は何度も落ちたんですけど(笑)。

Machico:そんななかで、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に出たら、ファイナルまで進めたんです。
(略)
でも、オーディションの結果はグランプリに選ばれませんでした。

(animate Times, 2012)

オーディションを受けていくうちに

ホリプロタレントスカウトキャラバンに出会います。

ここでファイナリストまで進むも、グランプリはのがしてしまいます。

初の声優アーティスト発掘 『ホリプロTSC』グランプリは17歳・田所あずささんに決定

これが2011年10月のこと。

 

――オーディションから4ヵ月間、どうしていました?

Machico:次を目指していました。アニソンシンガーへの想いが強かったので、募集しているオーディションを探して受けようと思っていました。就職活動もしつつ、オーディションも探しつつ、忙しい生活を送っていました。

(animate Times, 2012)

そして2012年1月、ブログを開始。

専門学校卒業の年でもあるので、

就活をしながらニコ動やYouTubeで歌い手の活動もしていました。

ニコ生もやったりしつつ、

ハロワ行ったり医療事務のパートの面接受けたり。

 

――就職活動は?

Machico:うまくいきませんでした。資格を持っているから「受けたら受かるやろ!」と思っていたのに……私は世の中をなめていたのかもしれません(笑)。「就職は決まらん、歌手の夢もかなわん、もうやばい!」と焦っていました。

(animate Times, 2012)

しかし就活もなかなかうまく行かず

そんな中で受けた医院の先生に面接で言われた言葉が

「あなたの笑顔が似合うのは、こういう病院じゃないと思うんだ。もっと違う世界のほうがいい」

(マイナビニュース, 2016)

就活中もオーディションを探し、

カラオケで一人歌の練習をしたりしていたので

この言葉は非常に大きなモチベーションになったのではないでしょうか。

 

2012年3月にはブログのエントリ数が極端に減少。

ニコ生もやらなければ就活の話も出なくなります。

 

なぜならば…

2012年4月、Machicoメジャーデビュー決定の告知。

「かなり嬉しい報告!」2012/4/8

Machico:1ヵ月待っても連絡が来なくて「ほんとにダメだったんだな~」って実感していたら、4ヵ月くらい経ってから、今回のお話をいただきました。自分でも信じられなかったです。

(animate Times, 2012)

ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリはのがしたものの、

そこで関係者の目に止まって

2月頃にデビューの声がかかったようです。

ここで初めて「齊藤真知子」から「Machico」が誕生します。

 

あと一歩のところで力及ばず

遠ざかり始めていた歌手への夢が

ついに実を結んだ瞬間です。

 

こんなスポ根マンガみたいな展開ありますか?

これだけで漫画書けますよね。

 

デビュー当初のことを振り返るMachicoさんは、話しながら当時の気持ちが蘇ってきたのか少し瞳をうるませる時もあった。今だから笑って話せるし、自分を追い込まずに済んだとはいえ、やはり相当大変であったことは想像に難くない。

(Nizista, 2016)

Machicoさん本人はこのお話を

インタビュー記事やイベント、ラジオなど

様々なメディアで積極的に語ってくれて

デビューできたことに対する深い思い入れを感じられます。

 

ワンマンライブではデビュー曲「Magical Happy Show!」を

必ず歌ってくれます。

曲数が増えて歌われない曲が出てきた中でも

新たなファンが増えて曲を知らない人が増えたとしても

デビュー曲は外さないところがとってもエモいんです。

 

そして何よりすごいのは、

デビュー前のブログ記事が残っている

(というか今でもそのまま使っている)

ということと、

当時投稿したニコ動・YouTubeの歌ってみた動画が現存していることですね。

実際のYouTubeチャンネル

こういうのってだいたいプロデビューをきっかけに消されちゃいますよね。

 

デビューから5周年を迎えた今でも

こうしてデビューまでのストーリーを実際に辿れるということは

魅力的だなと思います。

 

歌唱力がスゲー!

――普段、カラオケはどれくらい行くんですか?

Machico:フリーで入るので、8時間くらいはいます。すごく楽しいんですよ。水さえあれば、いつまでも歌っていられます。

(animate Times, 2012)

子供の頃から山で大声で歌っていたり、

高校時代には軽音部のボーカルをやっていたり、

1人カラオケフリータイム8時間歌ったり、

歌うことへの熱意も才能もあったようです。

 

Machicoさん:(略)「NAO」を歌った時に先輩たちがアンコールをしてくれて、時間がギリギリだけどもう一度歌って。もう一回歌ってって言ってもらえたのがすごく嬉しくて、人前で歌うの楽しいって思いました。その時歌っているところを同じ学校の別のクラスでバンドをやっている子が見ていて、ヘルプボーカルを頼まれたりして。なので他のバンドでなんですがよその学校の文化祭で歌ったこともあって、知らない学校の同年代に囲まれて歌うのは楽しかったです。

(Gamer, 2015)

 

――Machicoさんの原点といえば、やはり高校生のころの部活、ROCK部(軽音部)でしょうか。お兄さんの影響で同じ部活に入ったんですよね。

はい。人生で初めてのステージ経験が高校2年生の文化祭。その文化祭の前日に学校の中庭でマイクテストを兼ねて歌っていたら、廊下の窓からワッとほかの生徒たちが集まってきてくれて、なんか……気分がよかったんです(笑)。

――スターじゃないですか。

バンドメンバーの男子たちも、「お前が歌いはじめたらみんなこっち集まってくれるけん、俺らもめっちゃ燃えた、すっごい気持ちよかった」って笑顔で話してくれました。

(マイナビニュース, 2016)

学生時代から、歌の才能が頭角を現していたみたいです。

 

Machicoさんの歌のすごいところは、

どんな曲でも自分の曲にしてしまうところです。

 

シングルCDでデビューしたあとは

カバーアルバムを2枚リリースしています。

ラインナップは以下の通り。

「COLORS」

  1. 恋しさと せつなさと 心強さと
    (原曲:篠原涼子 / 『ストリートファイターII』主題歌)
  2. Over The Future
    (原曲:可憐Girl’s / 『絶対可憐チルドレン』オープニング・テーマ)
  3. 禁断の運命
    (オリジナル曲)
  4. INVOKE
    (原曲:T.M.Revolution / 『機動戦士ガンダムSEED』主題歌)
  5. 君の神話~アクエリオン第二章
    (原曲:AKINO with bless4 / 『アクエリオンEVOL』オープニング・テーマ)
  6. 甲賀忍法帖
    (原曲:陰陽座 / UHF 系アニメ『バジリスク ~甲賀忍法帖~』オープニング・テーマ)
  7. 君をのせて
    (原曲:井上あずみ / 『天空の城ラピュタ』主題歌)
  8. 白金ディスコ
    (原曲:阿良々木月火(井口裕香) / 『偽物語』オープニング・テーマ)

試聴動画

 

「COLORS II -RML-」

  1. Catch You Catch Me
    (原曲:グミ / TVアニメ「カードキャプターさくら」オープニングテーマ)
  2. ハナマル☆センセイション
    (原曲:Little Non / TVアニメ「こどものじかん」エンディングテーマ)
  3. ハッピー☆マテリアル
    (原曲:麻帆良学園中等部2-A / TVアニメ「魔法先生ネギま!」オープニングテーマ)
  4. For フルーツバスケット
    (原曲:岡崎律子/ TVアニメ「フルーツバスケット」オープニングテーマ)
  5. オレンジ
    (原曲:逢坂大河・櫛枝実乃梨・川嶋亜美/ TVアニメ「とらドラ!」エンディングテーマ)
  6. No buts!
    (原曲:川田まみ/ TVアニメ「とある魔術の禁書目録」オープニングテーマ)
  7. only my railgun
    (原曲:fripSide /TVアニメ「とある科学の超電磁砲」オープニングテーマ)
  8. Believe
    (原曲:玉置成実 / TVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」オープニングテーマ)
  9. 青春オーバードライブ(オリジナル曲)
  10. 凶夢伝染
    (原曲:ALI PROJECT /TVアニメ「Another」オープニングテーマ)
  11. ゆずれない願い
    (原曲:田村直美 / TVアニメ「魔法騎士レイアース」オープニングテーマ)
  12. ミライロケット(オリジナル曲)

どの曲を聴いても「曲に歌わされている感」がまったくなく

曲自体のアレンジも相まって完全にMachicoの曲として聴くことができます。

彼女のハリのある声の圧と伸びのある高音は汎用性が高いのかもしれません。

音域も広く多くのジャンルを歌い分けられることもポイントです。

 

Machico 私は曲によって自然と歌い方まで変わる癖があり(略)

 

曲によって歌い方が違うと話していましたが、それは単純に声の種類だけではなく感覚も違うのですね。

Machico はい。「Machicoと言えばこの歌い方」というのはもしかしたらないのかもしれないです。でも、曲によって歌い方が変わることは自分の武器だと思っています。

(Nizista, 2016)

曲によって歌い方が変わる癖、というのが

彼女のなんでも自分の曲にしてしまう歌唱力の根源ですね。

 

Machicoさんはカバー曲を多く収録したアルバムを2枚リリースしており、ホリプロ声優の皆さんでアニソンカバーイベントも開催しています。自分が大好きなアニソンをどんどん歌っていきたい、という想いからですか?

自分が大好きなのはもちろんですが、アニソンはジャンルがないというか、楽曲の幅がものすごく広いので、大好きなアニソンを歌いつつ自分の幅も広げていければいいな、という気持ちを込めて歌わせていただいています。

様々なタイプのアニソンをアルバムにまとめて、その選曲でご自分を表現してみた、というイメージになりますか?

はい、カバー曲でも同じようなタイプの曲ではなくて、キャッチーな電波ソングからダーク系まで、アルバム2枚通じていろいろなタイプの曲をカバーさせていただきました。そのアルバムを通して聞いてもらった上で「Machicoはこういう人間です」みたいに感じていただけたらいいな、と思います(笑)。

(アニぱら音楽館, 2016)

カバーアルバムで出してるのに、

「私という人間を知ってほしい」と言えるのは

彼女の歌声が確固たるものであることの証拠です。

 

今回の「COLORS」というタイトルはMachicoさん自身が名付けたそうですね。

Machico:はい!まずは覚えやすいタイトルがいいかな、というところと、このアルバムを通じて自分が一番伝えたいものは何かな、って考えたときに、やっぱり「自分の色」っていうのを聴いてくださる皆さんに受け取って覚えていただきたいという気持ちをこめてこのタイトルにしました。

(ローチケHMV, 2014)

 

――アルバムタイトルの「COLORS」にはどのような想いを込めたのでしょうか?

Machico:原曲が持つ色、私の歌の色、聴いた皆さんが想像してくださる色、そんなたくさんの色が溢れるアルバムにしたいと思って、「COLORS」と名づけました。

(こえぽた, 2014)

この「COLORS」というアルバム名も

多彩な曲・自分の歌をテーマにつけられたものでした。

 

彼女の所属事務所ホリプロの他の同期たちが

オリジナル曲のリリースを重ねている間、

彼女はしばらくカバーアルバムを引っさげての活動を続けました。

 

なぜ彼女だけカバー主体だったのかはわからないのですが

(知ってる人いたら教えてください。)

カバーを続けることによって

他のアーティストの楽曲を自分で理解する力

曲に込められた意味やそれを表現するための適切な歌い方を

自分なりに解釈する力が身についたように思います。

(ホリプロ主催で所属アーティストがアニソンカバーを行うライブ

「Anisong Ichiban!!」が定期的に催されているので、

もともとカバーをすることに積極的な事務所だと感じています。)

 

その後はTVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」の

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を頂いて以降

オリジナル曲主体の活動へとシフトしていきました。

現在フルオリジナルアルバムを2枚リリースし、

オリジナル曲だけでライブができるほどに曲数を増やしました。

試聴動画1, 試聴動画2

 

オリジナル曲が主体になると

歌声に感情を乗せるスキルが格段に上達していることがわかります。

ポップ・ロック・バラードの歌い分けはもちろんのこと、

バラード曲だけでもオトナの雰囲気や優しく包み込むような雰囲気など

何種類にも歌い分けることができています。

 

これまでの流れでロックを突き詰める方向もあったと思いますが、新鮮なジャンルを多数入れたのはなぜでしょうか?

Machico 私は元々いろいろなものが好きなので、ひとつに絞るのはもったいないという気持ちをずっと持っていたんです。そのすべてを音楽やファッションに活かしていけたらなと思って。今回は可愛い方を掘り下げて「こういう一面もありますよ」と見せられたらいいなという気持ちでした。

どんなジャンルでも歌いこなしますからね。

Machico ありがとうございます。カバーアルバムをやらせていただいたことで自分の幅が広がったと感じていますし、3rdアルバムはその経験が活かされていると思います。

(Nizista, 2016)

 

--Machicoさんのアーティストとしての目標、今後の課題について教えてください。

Machico:私は“多面性のあるアーティストになりたい”と思っています。「MachicoといえばROCKだよね」なんて嬉しいお言葉ですけど、私はいろんな音楽が好きなので、「いろんな楽曲にあわせた自分をみせられるアーティストになりたい」というのが大前提にあります。ひとつのライブの中で、明るいPOPSであったり、クールなROCKであったりと、いろんな楽曲でいろんなMachicoを届けたいと思います。

(Billboard Japan, 2017)

カバー曲は様々なジャンルがあったとはいえロック色が濃かったのに対し

3rdアルバム以降は全く異なるジャンルが取り入れられました。

1つのジャンルを極めるのも良いですが、

ジャンルに縛られない自分の歌声を突き詰めていくところが

Machicoさんのすごいところです。

 

 

Machico 私はデビュー当時、「抑揚がない」というのが課題のひとつでした。すべてが平坦に聴こえちゃう癖があって。もっと感情を込めたいと思っても、なかなか上手く出来なかったんです。でも、キャラソンを歌う際に「このキャラクターならこの言葉を立たせた方がいい」などとディレクションしていただいたことで、ソロの歌い方でも自然と意識を持って歌えるようになりました。

 

Machico それが表現なんですよね。ピッチを合わせるだけが全てじゃないんだなって。私は合わせるのは得意なんですけど、合っているものをあえて別のアプローチにしたり、わざとセリフっぽく歌ったり、崩して歌うのが苦手で。自分の課題でもあります。そういうところも先輩方のステージで刺激をもらった部分です。

(Nizista, 2016)

自分の強みだけでなく弱点も理解しており、

それは声優としての活動を通して改善されています。

実際にCD音源で

「Magical Happy Show!」→「ミライロケット」→「Girls Be Ambitious!!」

と順番に聴いていくと、たしかに抑揚に変化が見られます。

正確なピッチコントロールに表現力が付加されたら、

それって最強じゃない?

 

――今回のレコーディングを終えての感想をお聞かせください。

滝澤俊輔
Machicoさんのことは以前から存じていましたが、今回こうして初めて一緒に仕事をさせていただいて、改めて目の前で歌っていただいて、ありきたりの言葉ですが「本当に歌がお上手」っていう言葉がピッタリでした。今回の曲は、かなり難しく、歌いにくい曲だったと思うんですが、ちゃんと楽曲を吸収して歌っていただけていたので、作っているこちらとしても、どんどん録りながら楽しくなってきてしまいました。あと、声のバリエーションに驚いたというか、「もっとこんなのが欲しい!」みたいにたくさん歌っていただいたので、スミマセンといった感じです(笑)。

 

エンドウ.氏が何度も「うまいねえ」と唸るほどのMachicoの歌唱力は歌うたびにその輝きを増し、最終的に絶品の仕上がりとなった。

 

――改めてヴォーカリスト・Machicoさんの魅力をお聞かせください。

水口浩次
やはり一発でガツッと掴まれる歌声は大いなる魅力だと思います。これからもその歌声で多くの人の心を掴んでいってほしい!と思っています。

 

――ヴォーカリスト・Machicoさんの魅力は何だと思いますか?

MariC
歌によって声を使い分けられるのが凄いなと思っています。「thread a needle」ではクールでかっこいいロック系の歌声、「一緒に帰ろう」では優しく包み込むような歌声と、私が作った2曲だけでも大きな振り幅があります。3rdアルバムにはいろんなタイプの楽曲が収録されると聞いているので、どんなMachicoちゃんに出会えるのか楽しみにしています。

(ローチケHMV, 2016)

 

ーー作家のおふたりから見て、声優アーティスト業界の中でMachicoさんはどのような立ち位置なのでしょうか?

園田:やっぱり、声優さんっていうのはシンガーさんではないわけですよ。なので、作曲する時には音域やリズム、曲調に制限が出がちなんです。でも、Machicoちゃんの場合はそういう制限をあまり考えずに、フルで考えた作品を渡せるのでとてもありがたいです。

(Real Sound, 2017)

歌唱力のみならず

声の幅や楽曲を理解する力なんかも作曲家さんのお墨付きです。

 

Machico
私は楽曲に合わせて歌い方が自然に変わるほうなんですが、今回の曲は私にとって今までにないタイプの楽曲だったので、歌う前は自分でもどんなふうになるのか、ちょっと想像がつきませんでした。でも、歌ってみたら”優しさ”だったり”強さ”だったりっていう、この曲の表現のポイントが見えてきて、新しい扉が開いた感じがしたので、その何かを掴んでいった感じが歌に込もっていればと思います。

(ローチケHMV, 2016)

何その吸収力、ヤバない?

 

――2回目のレコーディングとのことですが、前回と比べて成長を感じるところはありましたか?

水口浩次
さっきハモリのパートを録っていたのですが、Machicoちゃん自ら、ハモリを作ってきてくれていました!そのMachicoちゃんが作ったハモリが、自分の想定していたものと一致していて、しっかりと曲を聴きこんで合わせてきてくれているのだ、と感動しました。

(ローチケHMV, 2016)

なんとハモリを自分で考えてくるレベルです。

 

園田:「fantastic dreamer」に関しては、じつは曲ができた時点では、まだ誰が歌うか決まっていなかったんですよ。それで、ディレクターさんからMachicoさんのプリプロ音源が送られて初めて歌声を聴いて、「彼女ならいける」と思いました。あれはだいぶ難しい曲だったので。

Machico:めっちゃ難しかったです……。

園田:だよね? そんな難しい曲なんだけど、ミックスなどを施してない、生の歌声で送られてきたんですよ。それを聴いた時に、「彼女だったら歌いこなしてくれるだろう」って安心したんです。だから、最初から信頼していましたね。あと、本人がどう思うかはわかりませんが、特にこの時代にこういう声の歌い手って、いそうでいないんですよ。強い声だけど、いわゆるロック的な強さではないわけで。そうした強い声でちゃんと歌えるシンガーさんって、実は今あんまりいないと思うんです。

(Real Sound, 2017)

生音源の状態から信頼を勝ち取るんだから、本当に実力を認められているんですね。

 

――カバー曲の中で特に思い出深い曲は何でしょうか?

Machico:『only my railgun』ですね。デビューのきっかけとなったホリプロタレントスカウトキャラバンで、ファイナルの時に自由曲として歌わせていただいたんです。(略)
思い入れが強いので自分色にしたくて、サビの高音も出来るだけ裏声を使わず地声で歌って私の色を出すため力強く歌いました!

(こえぽた, 2015)

 

そういえばコーラス以外でファルセットを使うことってほとんどないですね。

それもまた彼女のこだわりなのでしょうか。

(それゆえ「TOMORROW」や「BRAND NEW WORLD 〜明日へのグラデーション〜」など主旋律でもたまに使われる裏声がいいアクセントになっていたりするわけです。)

 

歌い方などで意識した点はありますか?
Machico  歌詞自体がセリフのような感じなので、「メロディを正しく合わせる」という意識ではなく「演技をしている感覚」で歌っています。例えば、2番の「見上げて気付いた」という部分は、その距離感を出すために、マイクがずれない程度に上を向いたり顔の位置を変えて歌いました。そういう動作的なことも聴きながら浮かんでくるようにしたくて。
(Nizista, 2016)

経験を積んでいくうちに、歌い方の細かなテクニックも高度化していくのがわかります。

 

感性・表現力がスゲー!

インタビュー記事を読んでいると必ず

曲の印象とか制作の裏側なんかを語るわけですが

Machicoさんはそこのところの感じ方と、

感じたことを言葉にする力に長けています。

 

――初めてデビュー曲の「Magical Happy Show!」を聴いたときの感想は?

Machico:第一印象は「めっちゃかわいい!」でした。とても明るいし、この曲が自分のデビュー曲になるなんて、とても不思議な気分です。歌詞を頂いたときは女の子の「恋するときのもどかしさ」のような心境を表しているんだと思っていたのですが、何度も聴いて理解していく内に、女の子の心境だけじゃなくって、「これからなにがあるかわからないけど、自分を信じてがんばっていこう」という意味も含まれているんだな~と気づきました。それからは、新人の自分に当てはめられる部分が見えてきて、私自身が元気をもらえる曲でもあると思っています。

(animate Times, 2012)

 

――本楽曲のテーマを教えていただけますか?

Machico:キーワードは「世界」です。ストーリー性を大切にしていて、たとえば同じAメロでも、2番は人を試すようなニュアンスで歌ったりしました。オチサビにはアニメを象徴する「素晴らしい世界」というフレーズも盛り込まれています。そこは無音になる箇所で、「澄み切った世界」の情景をイメージしながら歌ったのですが、音を当てるのがとても難しかったですね。

(アニメハック, 2016)

 

――3rdアルバム以来、初のシングルになりますが制作にあたって意識が変わった点はありますか?

Machico:カバー曲を歌わせていただいたときは、元々の原曲があった上で自分のテイストを乗せていたんですけど、オリジナル楽曲はそれが原曲になるので想像力が必要だと思いました。カバー曲はお手本があるので立てるべき歌いどころが既にありますが、オリジナル楽曲だと魅せたいところを自分で作れるので、気持ち良く一曲を完成させていく楽しさはありました。また曲に深みを出していくのは自分次第なので、そういう面でオリジナル楽曲は自分次第で大きく広がるんだという意識が芽生えました。

(animate Times, 2016)

楽曲に込められた意味や感情を考えるための感性があり

その上でそれを言葉にして発する力を持っています。

自分の行ってきた活動を具体的に説明するのも上手です。

 

Machico:はい、「禁断の運命」という曲です。私名義のオリジナル曲としては「Magical Happy Show!」以来2曲目なんですが…大分大人びたなと。(笑) この曲の音源と歌詞をいただいたときに、夜の海の水面に満月が写っている風景をイメージしました。レコーディングのときもそのイメージを浮かべて儚げな満月に向かって歌っているような。 サビの部分だけで5声重ねているというお話も聞きまして…しっかりと作っていただいた大事な曲です。

(ローチケHMV, 2014)

まずは楽曲のもつ雰囲気を景色的にイメージするという

直感的な考え方が彼女の特徴です。

 

所属直後にデビューシングルが決まったわけですからね。

Machico 最初の頃は本当に戸惑っていました。でも、その期間が今の自分の土台を作ってくれたと思っています。当時のマネージャーさんは、先に答えを言うのではなく「まずは自分で考えて」というタイプだったんです。

デビューシングル(2012年5月)から1stアルバム(2014年6月)まで少し間がありますが、その間に頑張っていたことは今に繋がっているんですね。

Machico 当時はすごかったんです。(略)マネージャーさんたちがずっとついてくださるわけではないので、(1人の時は)時間をどう使えばいいのか練習の仕方もわからずで。ずっと歌い続けてみたり、動きながら歌うとブレやすいことを再確認したり……そういうことを積み重ねて、どうやってレベルアップ出来るか考えながら黙々と頑張っていた時期でした。

ある意味、ものすごい自主練ですね。

Machico そうですね(笑)。答えを自分で探さなくちゃいけないことが、こんなにも難しいんだと実感しました。でも、この時期があったからこそ、自分からいろいろアイディアを出せるようになったと思います。今は基本的にステージのパフォーマンスを自分で考えているんです。

(Nizista, 2016)

 

--今のお話やセルフレビュー動画でも感じたんですが、楽曲のストーリーを事細かに組み立てていますよね。

Machico:デビュー当時、歌詞の意味とかを考えず自分の歌いやすい歌い方で歌っていた私にマネージャーさんが「抑揚がない」というアドバイスくださって、「抑揚ってなんだ!?」と、その時気づかされたんです。プロとして歌を歌う人にとっては当然のことですけど、その曲のストーリー性を意識して歌わなきゃいけないんだと思って、どうやったらその曲の世界観を自分のイメージした通りに歌えるのか、デビューから1,2年間はずっと研究していて、いまもそれが続いているのかなと思います。

(Billboard Japan, 2017)

デビュー当時から「自分で考える」という力を培ったのが

感性を磨くことに良い影響を与えたのかもしれないですね。

 

精神的に追い込まない秘訣はあるのですか?

Machico 毎日のように実家に電話します。家族に「うちも新しいアニメが決まったらなぁ」などと現状を話すこともあって、両親は人生の先輩としてアドバイスをくれます。逃げ場じゃないですけど、“帰れる場所”や“自分のことを思ってくれている人”がいるとわかっているからこそ、精神が病んでしまうほど追い込まずに済んでいます。客観的に一歩引いて自分の状況を見ることが出来ているので、焦りながらも冷静さはあるんだと思います。

(Nizista, 2016)

いつもは明るくてパワフルで元気な彼女も、

たまにこうして冷静になるところがすごいです。

自分を客観的に見られるという点は、

このインタビューの回答自体がまさしくその通りです。

 

作詞の才能がスゲー!

Machicoさんは自身の曲の作詞も行っています。

作詞曲は現在6曲くらいあります。

 

――目指している人や憧れている人はいますか?

Machico:女性でしたら宇多田ヒカルさんです。今後は作詞にも挑戦して、自分の想いをより伝えることが出来るようになりたいです。

(こえぽた, 2014)

もともと作詞に対する意欲もあったようで、

作詞をすることは自分の思いを伝えるために必要なことだと考えていたようです。

 

――『ミライロケット』はどのようなコンセプトで作詞をされましたか?

Machico:今回は曲先行で作詞をさせていただきました。初めての作詞ということで、私自身一曲丸々書けるかという不安もありました。ふと思い付いたフレーズを携帯とかノートにメモするようにしてはいたのですが、メモをするのと1曲作るのとでは全く違うと感じました。
曲が出来上がる前に創作意欲が湧き上がり、自分がどんな詩を書けるかマネージャーさんに知っていただきたかったのもあって、白と黒のイメージで、4曲ずつ計8曲分の作詞をしたんです。その時の歌詞は使われなかったのですが、作詞に対して試行錯誤し、8曲分の歌詞を書いたことで自信がつきました。

(こえぽた, 2015)

初めて作詞をしたのが「COLORS II -RML-」の「ミライロケット」という曲です。

曲先行で作詞をするのに、先に全く違う詞を8本も書いてしまうって

一体どんなスタミナなんだ!?

努力家だし、実際8本書き上げちゃうのだから才能もちゃんとあるってことなんですね。

 

――実際に作詞に入ってからはいかがでしたか?

Machico:いざ曲先行で作詞をお願いしますと言われた時、8曲分の経験があったので入りはすんなり出来ました。楽曲を聴き、自分なりにこの曲に合う女の子はどんな子なのか考えて絵を描いてみました。「星がいっぱい飛んでそう」と曲から絵のイメージを受け取り、その絵に合うキーワードとして「未来」、「宇宙」、「ロケット」が浮かんできたんです。その結果、ロケットを題材にして作りたいと思い、自分の殴り書きのフレーズから、等身大の私としての歌詞を書くことが出来ました。

(こえぽた, 2015)

 

――「ミライロケット」では初めて作詞をしたんですよね。
アルバムの選曲の時からMachico作詞の曲もあるって言われて、作詞できるか不安だったんですけど、まずは“自分の世界観がどういうものか?”というのを探すのに8つぐらい詞を書きました。その後、音源を聞いてキラキラしたものを感じて、ノートに絵を書きなぐってメロディの粒をパートごとに視覚にしていくことから始めました。ショートボブの科学研究部のボクっ娘なイメージなんです。

でも、キラキラ感や希望感というのだけを求め過ぎたら自分らしくないと感じていたので、“これはキレイ事を語りすぎたな”とか、経験や気持ちと重ねながら自分に正直に詞を作りました。

(トーキョーアニメニュース, 2015)

作詞の方でも、曲の景色的なイメージから入るという彼女の特徴が表れています。

浮かんだイメージをノートに視覚化してから

言葉に書き下していくというのが彼女の手法です。

彼女の描くイラストは独特の味があって結構上手いので

自分に合った手法を自然と身に着けていることがわかります。

 

――作詞にも挑戦されたカップリング曲『ラブ★スト』についてお聴かせください。

Machico:通学路の恋をテーマにして、最初に曲をいただいてから詞を書かせていただきました。楽曲自体は明るく爽やかなバンドサウンドですが、私はポップさやキュートな印象を強く感じました。ですので、可愛らしい曲にしたいなと思い、通学路の恋をテーマにしました。
「ラブ★スト」の“スト”は、物語のストーリーと、通学路なので道のストリートのダブルミーニングになっています。片思いの女の子のまっすぐな気持ちと素直な感じを、回りくどくなくストレートに書かせていただきました。
また、ストーリー性を持たせるために、通学路で男の子に一目惚れした女の子を出会わせて終わるのか、出会わせないで終わるのを考えた結果、今回は接点なく終わらせました。これから始まる明るい未来だったり、ワクワク感や勢いがそっちの方が伝わりやすいのではないかなと思ったからです。

(こえぽた, 2016)

特に彼女が得意としているのは、

ある登場人物をもとにストーリー展開をもたせた詞です。

ストーリーが作れるということは

登場人物が動くための世界観が作れるということ。

 

Machico:感情がないと言われているロボットですけど、ある日人間の女の子と出会って、あったかい気持ちが芽生えて、これが恋だって気づくんです。機械と人間というのもあって絶対分かり合えないし、この恋が成就することはないって分かっているんですけど、いままでずっと味気ない日々を過ごしてきて、その女の子と出合ったおかげで「あったかい気持ちを知れて、そのことだけでボクは幸せだよ」って。なんか傍から聞いたらすごく切ないんですけど、このロボットの男の子は逆に幸せを思うんです……って、泣きそう!(笑)

(Billboard Japan, 2017)

自分で作ったストーリーで泣きそうになるレベルで

楽曲に感情移入しています。

 

――エンドウ.さんはMachicoさんの書いた歌詞を読んでどう思いましたか? ご自分で考えていたイメージとは近かったでしょうか?

エンドウ.
(略)これまで歌詞をそんなに書いてきてないって聞いてたけど、スゴイなと思いました。これからバンバン書いていったほうがいいと思いますよ!

(ローチケHMV, 2016)

歌だけでなく作詞の才能もプロに認められるほど。

これからバンバン書いていって欲しいです本当に。

 

――お気に入りのフレーズはありますか?

Machico:2番の「自分にただ聞いてみる、やれるか分かんない」が一番書きたかったフレーズです。1番は“デビューまでの自分の心境”、2番が“デビューの後”落ちサビは“不安はあるけど進むぞ”という構成になっています。
夢は叶ったけど、アーティストとして、声優としてやっていけるのか自分自身への問いかけを込めていて、ここが1番のポイントだと思っています。

(こえぽた, 2015)

ただなんとなくアウトプットするのではなく、

きちんと自分の作ったものの意味や理由を言葉で説明できるのは

非常に重要で素晴らしいことだと思います。

 

――歌詞を拝見したのですが、デビューからの自分に重ねあわせたところもあるのでは?
“描いてきた未来図をぼんやりと眺めても”という歌詞があるんですが、ずっと歌手をやりたかったのにどうしたらいいか、当時は全然わかってなくて…
きっかけとしてオーディションがあることは知っていてもそこに踏み出すこともなく、漠然と夢を描いてきたけど夢を片隅に置いて学生生活を普通に送っていたんです。でも、専門学校を卒業する目前になって自分の夢にあらためて気づいたんです。
1番の歌詞はその頃の私の心境を書いています。

2番は“ほどけたヒモを直して”という歌詞があるのですが、歌手活動をしていくにあたって自分が今までにやってきたことをもう一度見直して、前に向いて自分が考える理想に突っ走っていくぞという気持ちも込められています。

(トーキョーアニメニュース, 2015)

自分がデビューに至るまで歩んできたストーリーは

作詞の題材になるほどに思い入れの深いものであることがわかります。

 

制作秘話がスゲー!

2016年、非常に印象的だった活動内容が

ローチケHMVで連載された「Machico 3rdアルバム制作日誌」です。

自身の3枚目のアルバムで初めてフルオリジナル仕様となりました。

リリース情報が解禁されたのは2月で、

リリース日は同年7月とプロモーションに5ヶ月しかなく

(新規収録9曲をたった1ヶ月でレコーディングしたそうです)

短期間でファンの皆に活動の成果を見てもらえる方法を模索した結果が

この連載記事でした。

作曲家も交えてレコーディング・MV撮影などの様子を

番外編も含め10回にわたって紹介しました。

(レコーディング風景の動画もあるよ!)

 

なにより、我々は普段レコーディングの様子だとか

作曲家とアーティストとの対話などはあまり知ることができないので

CDリリースへのワクワク感をふくらませるだけでなく

好奇心を刺激される大変良い企画でした。

 

CDがリリースされてからもう一度見返すと、

「これはこの曲のことを言っていたのか」

などと答え合わせができて二度美味しい。

 

今回のレコーディングは1曲であったが、コーラス部分も含む収録の完了まで、所用時間は2曲分相応の長時間にわたった。そんな折にも集中力を切らさず、笑顔を絶やさず、粘り強くレコーディングに臨んでいたMachicoに、たくましい成長を感じる一日であった。

実際のレコーディングってどれくらいかかるんだろうとか、

普段どういう姿勢でレコーディングに臨んでいるんだろうとか、

制作風景が見えるだけで楽曲の感じ方って変わるんだなと関心しました。

 

何より嬉しかったのは、

楽曲提供をしていただいた作曲家陣が口を揃えて

歌唱力を高く評価していることです。

 

演技力がスゲー!

Machicoさんはアーティストであると同時に声優です。

声優としてのお仕事はまだまだ少ないながらも、

アイマスを皮切りに少しずつ経験を重ねています。

 

実際私はアイマスをきっかけに彼女を知ったのですが

伊吹翼の声を初めて聴いたときの印象は

「THE 新人って感じだな」というものでした。

 

それ以降の私が知ってる役として

「聖剣使いの禁呪詠唱」(2015年)のソフィア・メルテザッカーは

出演回数が少なかったので可もなく不可もなくといった印象。

 

しかし、その翌年の「三者三葉」(2016年)の西山芹奈というレギュラー役で

あまりのはまり役に度肝を抜かれました。

声自体もキャラクター性に合っているし

新人特有の棒読み感がないというか

それまではちょっと声が浮いているなと感じていたのが

今回は全くありませんでした。

「Machicoちゃんってこんな声も出せたんだ!」

と放送当時は驚かされました。

 

さらにその翌年の

「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」(2017年)

アイセア・マイゼ・ヴァルガリス役では(名前が長い)

「お前は本当にMachicoなのか?」と疑ってしまうくらい

素のMachicoを感じさせないレベルの演技力でした。

しかしながらキャラクター性はMachicoさん本人とよく似ていて

共演者からもキャラに合ってるとお墨付きをいただくほどでした。

(すかすか振り返り上映会第3回より)

 

鷲崎健さん,May’nさんが司会を務める「電波ラボラトリー」に

ゲストとして出演した際には

様々なシチュエーションで役になりきって告知をする

というコーナーで新妻やヤンデレなどを披露し、

視聴者に笑いを届けつつも高いクオリティで

鷲崎さんには「役幅広いですね〜」と好評でした。

 

ところで彼女の演技力に磨きがかかった2016年はちょうど

カバーでの活動から一転して

オリジナル曲主体の活動へシフトしていった時期でした。

ここで彼女に何か転機があったのでしょうか。

もしくは、これまでの活動の成果が

実際のお仕事を通して一気に解き放たれた瞬間かもしれないですね。

2016年に年が改まり1ヶ月ほど経ちました。簡単に昨年を振り返っていただきつつ、今年の目標があれば教えて下さい。

2015年は色々なイベントに……(略)新しいチャンスや場をもらえた1年でした。夢のひとつであったアニメのタイアップ曲が決まった年でもありましたし、自分でも変化の年だった気がします。2016年は、あまり考えず素直に楽しむことと、ちょっとでも気になったことは積極的やってみよう、と思っています。

それはお仕事に関して? プライベートも含めてでしょうか?

プライベートでも、お仕事でもです。今までは「これ、やってみたいなー」と思っても踏み出せずに溜めてきたので、今年はちゃんと挑戦してみようと。お仕事でも、ライブの時に不安に思ったり頭で考えすぎたりすることが多かったんですけど、今年は考えつつも、楽しいことは全面的に楽しもう、というふうに心持ちを変えようと思っています。

(アニぱら音楽館, 2016)

色々なことに積極的に挑戦する、心境の変化が大きく働いたのかもしれませんね。

 

――Machicoさんはアーティストとしてだけでなく声優としても活躍されています。声優としての意気込みもお聞かせ下さい。

Machico:キャラクターの上辺だけでなく、物語には出てきていない部分も感じてもらえる演技を出来るようになりたいです。声優は声を作るだけではないので、そのキャラクターが物語の中でいきいきと過ごし、皆さんに愛していただけるように演じたい、私の声でそれが出来るようになりたいと思っています。

(こえぽた, 2014)

 

キャラクターで歌うこととMachicoさん本人で歌うことの違いや意識している点はどこでしょうか?

Machico 「声優として作品に関わらせていただく時は、自分を出す場ではない」と、すごく意識しています。声優のMachicoとソロアーティストのMachicoは差別化していきたいですし、「キャラクターの枠組みの中で出来る技術を模索する」という意味では、キャラソンの方が難しいと感じています。キャラソンの場合はセリフのように歌えるようになることが目標で、それこそが醍醐味だと思っています。だから常にキャラクターを優先しています。そこで得たセリフのような歌いまわしは、自分のソロを歌う時にも活きているんです。

(Nizista, 2016)

 

今回のシングルは、声優として演技の成長が出来たからこそ歌えた曲だと感じます。
Machico そうなんですよ。これらの役に加えて、アルバム『Ambitious*』では声でいろんな演技をやらせていただきましたし、さまざまなキャラソンを歌わせていただいたこそ出来たアプローチだと思っています。これからも自分にリミッターをかけずに、自分らしくありながら、新しい自分をどんどん世に出していきたいです。
(Nizista, 2016)

 

声優とアーティスト、どちらにおいても確固たるビジョンをもち、

お互いの活動にいい刺激を与えているからこそ成り立つ兼業なんですね。

 

ファンに対する気持ちがスゲー!

Machicoさんは自分が歌うことだけじゃなく

常にファンに楽しんでもらい、ファンと共に楽しむことを考えてくれます。

――東名阪で開催されたイベントでミニライブをしてきましたが、Machicoさんのライブでお客さんにはどうしてほしいですか?

Machico:盛り上がってほしいです! やっぱり座って聴くよりも、立ち上がって曲に合わせて盛り上がってもらえると、私も「歌うぜっ!」ってテンションになります。私もライブに行ったら汗だくになって騒ぐのが大好きなので、みなさんも騒いでいただきたいですね。

(animate Times, 2012)

 

――最後にメッセージをお願いします。

Machico:今回は一般のお客さんがいないいつもと違った電波諜報局でしたので、凄く寂しくて…。出演させていただいて楽しかったことは変わりないのですが、お客さんがいるのといないのでは、話し方がこんなにも違うのだと実感しました。今まで私が喋ったことに対して、リアルタイムで声に出して反応を返してくれて、盛上げて頂いてくださったことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
2ndアルバム、初のLive Tourで私の歌を皆さんに届けられることを嬉しく思います。このように活動できるのも皆さんのおかげだと思っているので、是非直接会いに来て欲しいです。これからも応援よろしくお願いします。

(こえぽた, 2015)

番組収録時にお客さんを入れていなかっただけで

これほどファンの大切さを実感するものなのかと

逆に私のほうが驚いてしまいました。

 

Machico:(略)これからは私を選んでくださったみなさんに「Machicoでよかった」と言ってもらえるようにしなきゃいけないんです。なので、ファンのみなさんと関係者のみなさんの期待に答えれる様に歌っていきたいと思っています。

(animate Times, 2012)

デビュー当時に言っていたのは「Machicoでよかった」と思われたいということ。

そして5年経った今、ライブのMCで彼女が言ったことは

より多くの人に「Machicoのファンでよかった」と思われたいということ。

(Machico Live Tour 2017「DAY’S melody:」東京公演より)

彼女がこの5年間、ファンに掲げてきた理想は全くブレませんでした。

 

 

――翼の印象が変わったり、翼らしさがつかめたかなと思うのはどういうところですか?

Machicoさん:最初はツバッティーがつかみきれてなくて、どう甘えていいかがわからなかったんです。でも自分でゲームをプレイしたり、ファンの人たちの中にあるツバッティーのイメージをお手紙でもらったりする中で新しい発見があったりして。ファンの方の中にあるイメージってとっても大事だと思うんです。

(Gamer, 2015)

声優としてもファンからの意見を重要視しているようです。

様々なイメージを吸収して自分なりに形にするという力を持っているんだなと感じました。

 

ブログがスゲー!

Machico公式ブログ「Machicoco」の月別エントリ数を見てみましょう。

2016年
12月 ( 31 )
11月 ( 30 )
10月 ( 31 )
9月 ( 30 )
8月 ( 31 )
7月 ( 31 )
6月 ( 30 )
5月 ( 32 )
4月 ( 30 )
3月 ( 31 )
2月 ( 30 )
1月 ( 31 )

2015年
12月 ( 31 )
11月 ( 30 )
10月 ( 31 )
9月 ( 30 )
8月 ( 32 )
7月 ( 30 )
6月 ( 30 )
5月 ( 31 )
4月 ( 31 )
3月 ( 31 )
2月 ( 28 )
1月 ( 31 )

2年分だけ例示してますけど、

毎年こんな感じです。

ほぼ毎日更新していますね。

Machico:はい! アメーバブログで毎日更新を目標にしているので、よかったらぜひ見て下さい。緊張しやすい私でも、ブログだったら自分らしさを出せる。「こんな子なんだな」ってわかっていただけるとうれしいです。よく「ふわふわしている」って言われるのですが、意外にしっかりしてるんですよ(笑)。ブログで書いている雰囲気は自分だし、イベントでしゃべっているのも自分だし、いろんな自分を見ていただきたいなって思います。

(animate Times, 2012)

デビュー前から始められたブログは、

彼女がファンに自分を伝えるための非常に大切なツールであることがわかります。

何より、ブログを読むだけで彼女のだいたいの人間性を知れるというところが

ファンになるためのハードルを効果的に下げているように思えます。

 

私が彼女に興味を持ったときにも、とりあえずブログを読み漁りました。

ブログを読んで、一層応援したいという気持ちが強まった記憶があります。

 

あと、彼女のブログは独特の言い回しや造語が多数登場するのが特徴です。

個人的に「Machico語録」と呼んでいるのですが、その語録の一部をご紹介。

・Machico珍百景

・びっくりまたたびです!!笑

・おったまげーしょんです。

・おったまてばこ!!

・おそろしの森

・ポニーtheテルテル

・浮かれぴ~やの又三郎(* ̄▽ ̄*)ノ”

・高まりの又三郎

・驚きの又三郎すぎて又三郎って感じです、ありゃこらす(笑)

・最の高!!

・変なテンション、あてんしょん

・気分がハイなちゅらるハイ!!!

・ぺこりーなぺこのすけ

これら語録とともに作り出すMachicoワールドはブログ開設当初から健在です。

最近のマイブームは「〜まる」だそうです。

 

インタビューがスゲー!

さて、以上の紹介ではインタビュー記事を多数引用してきました。

Machicoさんといえば

ネットのインタビュー記事が見どころの1つです。

デビューしてから5年間、

CDをリリースするたびに必ずインタビュー取材をいただいており

私が数えられた分だけでも20件以上ありました。

 

リリースしたCDの内容や普段の活動について

定期的に本人の言葉でオープンにしてくれることはもちろん

歌に対する思いや制作の裏側を知る機会が多いのがポイントです。

そういうのってリリースイベントくらいでしか聞く機会がないですからね。

 

インタビュー記事&イベントレポート記事は

Google Docsに以下のようにまとめてあるので

こちらから読んでみてください。

スクリーンショット 2017-07-20 16.25.26.png

(私が手作業で収集したものなので、多分漏れが何件かあるはずです。

もしここに載っていないものがありましたら、コメやTwitterなどで教えてください。)

 

ここでは引用しきれなかっためっちゃエモい言葉がまだまだたくさんあるので

少しずつでもいいから全部読んでみて欲しいです。

 

 

最後に

「Machicoさんのライブは厄介者ばかりで近寄りがたい」

という意見は未だに目にします。

しかし、我々はこの認識を一刻も早く改なければいけません。

 

先にも述べたように

かつて彼女のライブはカバー曲主体で

チケット代金も安く

ライブハウスでの開催だったため

Machicoを知らなくても気軽に人が集まれるものでした。

 

ライブでの観客の楽しみ方は次第に激化していき、

過度な圧縮やMIXなどのコールも横行しました。

しかしながら、これをよく思わない観客が少なからずおり、

ライブ後にSNSで批判を書かれることが増えました。

 

極めつけは2016年2月の東京でのワンマンライブ。

ライブ中に猥褻な本を掲げステージ上のMachicoに見せつけるという

誰が聞いても頭のおかしい奴が出現しました。

こんなのMachicoさんのライブだから現れたというわけじゃないことくらい誰にだって分かるし

不運にもキチガイに目をつけられてしまったことなのですが

「Machicoのファンはヤバイ人しかいない」

「Machicoのライブは険しい」

といった認識は完全に広まり、

ライブのマナーの評判はガタ落ち。

まとめサイトのネタにされるほどでした。

 

当時Machicoさんはインタビューでこのように語っています。

Machico  今回はオリジナル曲がベースになるので、より自分らしいライブといいますか、Machicoの音楽を提示できると思います。先日リリースした3rdアルバム『Ambitious*』もキャッチーで初めての方にも聴きやすい楽曲が多いですし、ちょっとでも興味を持った方はぜひライブに来て欲しいです。

そして、品よく安全にみんなが楽しく盛り上がれるライブにしたいです。そういう意味でも、私がファンの方を引っ張っていけるようなライブが出来たらと思っています。

(Nizista, 2016)

悪いのは一部の心無い人間なのに、

ステージに立つ彼女にここまで言わせてしまうなんて、

情けなくてやりきれない思いがありました。

 

しかし、彼女が言ったように、ライブは変わりました。

2016年12月のツアーからは、

ついにオリジナル曲主体へシフトします。

するとどうだろう、

今までが嘘だったかのように安全かつ盛り上がれるライブになりました。

過度な押し合い圧縮はないし、

変なことをするキチガイも現れなくなったし、

でも盛り上がるところでは目一杯盛り上がれるんです。

(ホリプロのレギュレーションが厳格化されたという要因もあります。)

 

今までカバー曲が強いからって来てやんちゃしていた人たちが

まるっといなくなり、

本当にMachicoさんの歌を聴きたいという人だけがライブに来るようになったんです。

 

実際、Machicoさんのファンって潜在的にはおとなしい人たちで、

リリースイベントのときはかなり落ち着いた雰囲気で歌に聴き入っています。

(この前のリリイベなんかおとなしすぎて、

逆にMachicoさんからもっと盛り上がってって煽られたレベルですよ。)

 

「fantastic dreamer」だけは何故かファンでもMIXやイエッタイガーを入れる風潮があって

他のファンやMachicoさん本人から特に拒否されているわけでもないので

それはそれとして受け入れられていたのですが、

2017年7月の東京でのワンマンライブに至ってはそれすらもなくなっていました。

 

私自身MIXやイエッタイガーを嫌っているわけではなく、

適切なところで使用して楽しむこともあるのですが、

そういうの苦手な人が少なからずいるのも事実です。

現在のMachicoさんのライブは

そういった層にも楽しんでもらえるだけの配慮ができているのです。

 

なので、

「Machicoのライブに行ったら腕を噛まれる」とか

「MIXが入っていて不快」とか

そういうことはもうありません。

 

これまでに広められてしまった誤解を改めるのは

そう容易いことではありません。

それでも、

本当のMachicoさんのファンを見にきてください。

そしてMachicoさんを見にきてください。

 

Machicoさんの魅力を広めるためには

この誤解を解くことが必要不可欠なのです。

1ファンとしての切実なお願いです。

お急ぎ九州一周ドライブの旅 4日目 -長崎編-(最終回)

4日目

8時チェックアウト

 

14時の軍艦島ツアーに間に合わせるため、

8時半の熊本港フェリーに乗ります。

 

今旅2度目のフェリーですが

ちょっとした移動にフェリーを使う機会って、

関東じゃまず考えられないですよね。

 

ホテル(熊本駅)から熊本港までは車で30分程度。

<経路>

r28→r51

スクリーンショット 2017-05-14 11.22.22.png

 

港に着いたのが8時25分ごろだったので結構ギリギリでした。

 

今回利用したのは九商フェリーです。

乗り場には広い駐車場があって、

一度そこに停めて受付でチケットを買ってから車を入れます。

朝だし出発ギリギリだったので車は全然いませんでした。

 

ここから1時間ほどの船旅です。

 

このフェリーの醍醐味は、カモメのフレンズとふれあえることです。

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船内の売店でかっぱえびせんを販売しており、

それをカモメにあげることができます。

(売店は売店価格なので、できれば事前に買っておくとリーズナブル)

 

カモメ側もこの船がエサをくれることを知っているのか、

出港した途端についてきました。

それはもう大量に。

船の後ろをカモメが群をなしてついてくるので

そこでかっぱえびせんを持った手を差し出すと、

カモメがくちばしで摘んで持って行きます。

頑張れば口移しもできますよ。

 

4人で1袋でも十分なほどたくさんあげられるので、

1時間の船旅もあっという間でした。

 

9時半ごろ、島原港。

目の前に堂々と構えるのは雲仙岳です。

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ここから長崎の軍艦島ツアー集合場所を目指します。

だいたい長崎駅・長崎港の近くです。

 

島原から長崎までは高速道路がないので、

終始一般道ということになります。

寄り道ありきで2時間強かかりました。

<経路>

R251→R57→R34

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R251はすごい長さですね、

この島原半島を1周してさらに長崎方面へも伸びています。

 

さて、島原名物といえば…

 

そうです、我らがミリオンスターズの島原エレナちゃんの名を冠したスーパー、

「エレナ 島原店」

島原の地に足を踏み入れたこと自体が偶然なのですが、

さらなる偶然、経路の途中にエレナ島原店が…!

これは寄らない理由がありませんね。

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エレナのテーマソング「象が飛んでいた」は

キャッチーで面白いので聴いてみてください。

 

せっかくなのでこちらで朝ごはんを購入。

店内はいたって普通のスーパーです。安心する。

島原牛乳とかも売ってました。

 

島原半島北部を周り島原鉄道と並走しながら半島を出ます。

今旅では全く鉄道に乗っていませんが、

いつかはローカル線にもガッツリ乗ってみたいところです。

 

そんなこんなで長崎市街へ。

 

こちらもまた、路面電車が走るまち。

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路面電車用の信号があったり、

右折に軌道敷をまたがなければならなかったりと、

共生するのは慣れるまでちょっと大変です。

 

とりあえず車を置いて、

軍艦島ツアーの時間まで昼食を取るなどしたいところです。

長崎港周辺はさすがに駐車場も全部有料で、

「軍艦島上陸クルーズ」公式から案内のあった駐車場は満車でした。

(そもそも小さいしあまり安くないです)

 

隣の区画の広いコインパーキングが運良く1台空いたので

なんとか車は置けました。

にしても結構混んでいるので、駐車場は早めに探しておくべきだと思いました。

 

現在12時前。

長崎港を支配しているのがまたゆめタウンなのがおもしろいところですが、

昼食はその隣、

「海鮮市場長崎港 出島ワーフ店」にて。

まあどこにでもありそうな海鮮系のお店でした。

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昼食後も少し時間があったので、

長崎駅へ行って先にお土産を買うことに。

長崎駅までは歩けないこともないのですが、

ちょっと大変だしでも車は使えないし…。

 

そこで便利なのが路面電車。

出島電停の隣の大波止電停から長崎駅前電停まで、10分もかからないです。

運賃は一律120円という安さ。

ハッキリ言って神ですね。観光地バンザイ。

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この辺の狭隘な地形が集客に有利なんだとか。

 

電停は道路の中央にありますので、横断歩道からアクセスします。

 

乗客は結構多かったですが、

本数もそこそこでした。

同じ軌道でも色んな色の車両が走っていたのが印象的でした。

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こちらが長崎駅前電停。

ちょっと大きいです。

横断歩道ではなく歩道橋から駅前ペデストリアンデッキにアクセスできます。

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長崎駅ビルのアミュプラザにお土産屋さんがたくさん入っています。

カステラは文明堂だと東京でも買えちゃうので、

福砂屋のものを買いました。

あとは角煮まんがおすすめです。

 

さて、いよいよ本日のメインディッシュ、

軍艦島上陸クルーズです。

ツアーは全体で3時間ちょっと、

1日2本行われます。

 

ネットで事前予約して、

受付に行ってお金を払うとなんか首から提げるやつがもらえます。

(誓約書みたいなのを書かされるので、事前に印刷して書いて持っていくとスムーズです。)

これをもって、案内された通りに船の集合場所へ

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すると港にかなり主張の激しいオレンジの船と、

かなり主張の激しいオレンジの人がいます。

船はブラックダイヤモンド号というらしいです笑

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船内は2階建てで、

室内と屋上に席があります。

 

往路は周囲の町並みを解説しながらクルーズしてくれるので、

屋上に座るのがおすすめです。

案の定屋上の人気が高く、我々は立ちっぱなしでした。

 

ぶっちゃけそういうの要らないって人は室内で座ってたほうが身のためですね。

この日はかなりいい天気で暑いくらいでしたが

海風はむしろ寒いくらいでした。

 

航路はこんな感じ。

片道だいたい40分です。

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まず高島の石炭資料館というところへ行き、

軍艦島での採掘がどんな感じだったかというのを知ります。

わかりみを感じている像が印象的でした。

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30分くらい見学したら、いよいよ軍艦島へ。

 

接岸する前に、

軍艦島が最も軍艦っぽく見えるポイントで停まってくれます。

だいたい北西側から見るとこうなります。

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軍艦島は本当は端島(はしま)って名前なんですけど、

このアングルで記者が撮った写真が軍艦に見えるということから

この通称がついたそうです。

 

それにしても波が大きくて

どこかに掴まらないと立っていられないレベルなので、

撮影時は気をつけましょう。

 

ガイドのオレンジおじさんは

「今日はこれ以上無いほどのいい天気で波も比較的穏やか」

とか言ってましたが、

通常はこれ以上にひどいとかちょっと信じられないです。

 

接岸。

波がすごいので島の周囲は壁に囲まれています。

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(これは帰りの写真ですが)

接岸するとまずこの橋を渡って上陸します。

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この橋は3代目で、過去に台風とかで壊れたらしいです。

とはいえこの3代目の橋も昭和37年からそのままだそうで。

もともとただの岩礁みたいな島に

埋め立てを重ねて今の形になっているのですから、

通常の島のような接岸設備が造れないというのもうなずける話です。

 

上陸したらまずボックスルバートみたいなのをくぐって内部に入っていきます。

カルバート内には立ち入り禁止の道が続いているのですが…

ここは当時の島民が住居へ行くために使っていた地下通路みたいなものです。

接岸場所は採掘場が主で、住居のある部分はその反対側なので、

地下通路を通って住居へ行っていたらしいです。

 

島内は3つの見学場所が用意されています。

最初に見えるのがここ。

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写真右上の方にある大きなマンションみたいなやつは、

三菱の社宅だったものです。

島を所有する会社の社宅ということで、作業員の住宅よりも広いです。

 

左下に塞がれたトンネルが見えると思いますが、

これは採掘時にいらない岩を海に捨てるための

ベルトコンベアを通していたものです。

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最初は東側の海に捨てていたのですが、

捨てる場所がなくなったので今度は西側にってことで

島にベルトコンベアぶっ刺すっていう豪快さ。

このベルトコンベアは住宅の中も通っていたらしいです。

お隣の部屋がベルトコンベアって絶対イヤですね。

 

漢字の”日”みたいなものも、ベルトコンベアの痕跡です。

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2つ目の見学場所。

ここも採掘場の一部です。

台風でそこらじゅうぶっ壊れてますが、これも自然の摂理ってやつですね。

廃墟好きにはたまらないやつ。

 

3つ目の、一番奥の見学場所。

目の前に見えるのは住宅です。

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左奥の白っぽい建物ももちろん住宅なのですが、

上から見ると”へ”の字みたいに作られていて、防波堤の役割もあったらしいです。

十分高さがあように思いますが、これくらいないと波は防げないそうです。

また、波の影響で窓ガラスが割れます。

一応海側が廊下になるようには作られてますが、

それでも住みたくはないなぁ…。

 

建築学の世界からすると、

この当時にこのレベルのRC高層建築ができるのは

かなりすごいことだったらしいです。

他にも、ガイドのオレンジおじさんの話は結構面白かったです。

 

そんな感じであっという間に見学終了。

上陸できる時間というのも限られているので、

あまりじっくり眺め続けることはできないのです。

 

ぶっちゃけ疲れたし風が冷たいので、

復路は室内席に座ることをおすすめします。

なんかDVD流してくれてるっぽいです。

(音だけ屋上にも聞こえてきた)

案の定屋上の席は空いてました。

我々はバカなので、屋上で低まってました。

 

以上、

軍艦島上陸クルーズ終了!

今までに味わったことのない世界観に出会えて、

最高でした。

廃墟好きといえるほど知っているわけじゃないですが、

廃墟を見たときのワクワク感ってのはとても気持ちのいいものです。

日本で味わえる異世界感としてはとてもレベルが高いと思いました。

 

あとは長崎道で佐賀の友人宅へ帰るだけなのですが、

せっかくだからと佐世保バーガーを食べることに。

とはいえ佐世保に行く時間はなく、

佐賀にある「ネイビーズ」という友人おすすめのお店へ。

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なるほどねという感じ。

 

帰宅後、地ビールをたしなむ。

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ヨーグルトリキュールはクソ不味いです。

宮崎の日向夏ビールがさわやかで美味しかった。

 

道の駅たるみずで買った鳥刺しはめちゃくちゃ美味しかったです。

 

 


5日目

帰りの佐賀空港初の便が19時と遅いので、

昼頃まで寝たあと

ジョイフルでご飯食べて、

佐賀城跡を見ました。

地元の人のちょっとした休日かよ。

 

佐賀城跡は駅のすぐ近くにあるんですが、

あんまり大きくはなくちょうどいいサイズで、

駐車場も無料で、

観覧も無料でした。

お城に造詣の深い人間ではないので軽く見ただけですが、

それでも大砲に打たれたりして30〜40分くらい潰せたので面白かったです。

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お客さん全然いなかったですけど、

ちょっとした博物館みたいになってて

館内設備もきれいでこれが無料なのはすごいですよ。

 

総括

直前まで全く予定立てないで

何日間も行き当たりばったりの旅をしました。

卒業旅行らしからぬ無計画さでしたが、

個人的にはこういう無計画な旅も好きなので、

この機会にできてよかったです。

 

九州各地の良いところをかいつまむ形で楽しんだので、

行けなかった場所もたくさんありますし、

今度は1県1県を深く掘り下げられる旅もしたいですね。

 

なにより高速道路網の便利さがよくわかったし、

次は鉄道網がどんなもんか知りたいところです。

 

廃道・廃線となるとまた個人的な話になってくるので、

一人旅もいつかはできるのかな…。

学生のうちは無理です笑