お急ぎ九州一周ドライブの旅 4日目 -長崎編-(最終回)

4日目

8時チェックアウト

 

14時の軍艦島ツアーに間に合わせるため、

8時半の熊本港フェリーに乗ります。

 

今旅2度目のフェリーですが

ちょっとした移動にフェリーを使う機会って、

関東じゃまず考えられないですよね。

 

ホテル(熊本駅)から熊本港までは車で30分程度。

<経路>

r28→r51

スクリーンショット 2017-05-14 11.22.22.png

 

港に着いたのが8時25分ごろだったので結構ギリギリでした。

 

今回利用したのは九商フェリーです。

乗り場には広い駐車場があって、

一度そこに停めて受付でチケットを買ってから車を入れます。

朝だし出発ギリギリだったので車は全然いませんでした。

 

ここから1時間ほどの船旅です。

 

このフェリーの醍醐味は、カモメのフレンズとふれあえることです。

IMG_7352

船内の売店でかっぱえびせんを販売しており、

それをカモメにあげることができます。

(売店は売店価格なので、できれば事前に買っておくとリーズナブル)

 

カモメ側もこの船がエサをくれることを知っているのか、

出港した途端についてきました。

それはもう大量に。

船の後ろをカモメが群をなしてついてくるので

そこでかっぱえびせんを持った手を差し出すと、

カモメがくちばしで摘んで持って行きます。

頑張れば口移しもできますよ。

 

4人で1袋でも十分なほどたくさんあげられるので、

1時間の船旅もあっという間でした。

 

9時半ごろ、島原港。

目の前に堂々と構えるのは雲仙岳です。

IMG_7359

 

ここから長崎の軍艦島ツアー集合場所を目指します。

だいたい長崎駅・長崎港の近くです。

 

島原から長崎までは高速道路がないので、

終始一般道ということになります。

寄り道ありきで2時間強かかりました。

<経路>

R251→R57→R34

スクリーンショット 2017-05-14 11.42.13.png

R251はすごい長さですね、

この島原半島を1周してさらに長崎方面へも伸びています。

 

さて、島原名物といえば…

 

そうです、我らがミリオンスターズの島原エレナちゃんの名を冠したスーパー、

「エレナ 島原店」

島原の地に足を踏み入れたこと自体が偶然なのですが、

さらなる偶然、経路の途中にエレナ島原店が…!

これは寄らない理由がありませんね。

IMG_7361

エレナのテーマソング「象が飛んでいた」は

キャッチーで面白いので聴いてみてください。

 

せっかくなのでこちらで朝ごはんを購入。

店内はいたって普通のスーパーです。安心する。

島原牛乳とかも売ってました。

 

島原半島北部を周り島原鉄道と並走しながら半島を出ます。

今旅では全く鉄道に乗っていませんが、

いつかはローカル線にもガッツリ乗ってみたいところです。

 

そんなこんなで長崎市街へ。

 

こちらもまた、路面電車が走るまち。

IMG_7364

路面電車用の信号があったり、

右折に軌道敷をまたがなければならなかったりと、

共生するのは慣れるまでちょっと大変です。

 

とりあえず車を置いて、

軍艦島ツアーの時間まで昼食を取るなどしたいところです。

長崎港周辺はさすがに駐車場も全部有料で、

「軍艦島上陸クルーズ」公式から案内のあった駐車場は満車でした。

(そもそも小さいしあまり安くないです)

 

隣の区画の広いコインパーキングが運良く1台空いたので

なんとか車は置けました。

にしても結構混んでいるので、駐車場は早めに探しておくべきだと思いました。

 

現在12時前。

長崎港を支配しているのがまたゆめタウンなのがおもしろいところですが、

昼食はその隣、

「海鮮市場長崎港 出島ワーフ店」にて。

まあどこにでもありそうな海鮮系のお店でした。

IMG_7365

 

昼食後も少し時間があったので、

長崎駅へ行って先にお土産を買うことに。

長崎駅までは歩けないこともないのですが、

ちょっと大変だしでも車は使えないし…。

 

そこで便利なのが路面電車。

出島電停の隣の大波止電停から長崎駅前電停まで、10分もかからないです。

運賃は一律120円という安さ。

ハッキリ言って神ですね。観光地バンザイ。

スクリーンショット 2017-05-14 12.04.58.png

この辺の狭隘な地形が集客に有利なんだとか。

 

電停は道路の中央にありますので、横断歩道からアクセスします。

 

乗客は結構多かったですが、

本数もそこそこでした。

同じ軌道でも色んな色の車両が走っていたのが印象的でした。

IMG_7378 (1)

 

こちらが長崎駅前電停。

ちょっと大きいです。

横断歩道ではなく歩道橋から駅前ペデストリアンデッキにアクセスできます。

IMG_7381 のコピー

 

長崎駅ビルのアミュプラザにお土産屋さんがたくさん入っています。

カステラは文明堂だと東京でも買えちゃうので、

福砂屋のものを買いました。

あとは角煮まんがおすすめです。

 

さて、いよいよ本日のメインディッシュ、

軍艦島上陸クルーズです。

ツアーは全体で3時間ちょっと、

1日2本行われます。

 

ネットで事前予約して、

受付に行ってお金を払うとなんか首から提げるやつがもらえます。

(誓約書みたいなのを書かされるので、事前に印刷して書いて持っていくとスムーズです。)

これをもって、案内された通りに船の集合場所へ

IMG_7382

 

すると港にかなり主張の激しいオレンジの船と、

かなり主張の激しいオレンジの人がいます。

船はブラックダイヤモンド号というらしいです笑

IMG_7383

船内は2階建てで、

室内と屋上に席があります。

 

往路は周囲の町並みを解説しながらクルーズしてくれるので、

屋上に座るのがおすすめです。

案の定屋上の人気が高く、我々は立ちっぱなしでした。

 

ぶっちゃけそういうの要らないって人は室内で座ってたほうが身のためですね。

この日はかなりいい天気で暑いくらいでしたが

海風はむしろ寒いくらいでした。

 

航路はこんな感じ。

片道だいたい40分です。

スクリーンショット 2017-05-14 13.59.09

まず高島の石炭資料館というところへ行き、

軍艦島での採掘がどんな感じだったかというのを知ります。

わかりみを感じている像が印象的でした。

IMG_7384

30分くらい見学したら、いよいよ軍艦島へ。

 

接岸する前に、

軍艦島が最も軍艦っぽく見えるポイントで停まってくれます。

だいたい北西側から見るとこうなります。

IMG_7388 のコピー

軍艦島は本当は端島(はしま)って名前なんですけど、

このアングルで記者が撮った写真が軍艦に見えるということから

この通称がついたそうです。

 

それにしても波が大きくて

どこかに掴まらないと立っていられないレベルなので、

撮影時は気をつけましょう。

 

ガイドのオレンジおじさんは

「今日はこれ以上無いほどのいい天気で波も比較的穏やか」

とか言ってましたが、

通常はこれ以上にひどいとかちょっと信じられないです。

 

接岸。

波がすごいので島の周囲は壁に囲まれています。

IMG_7423 のコピー

 

(これは帰りの写真ですが)

接岸するとまずこの橋を渡って上陸します。

IMG_7420 のコピー

この橋は3代目で、過去に台風とかで壊れたらしいです。

とはいえこの3代目の橋も昭和37年からそのままだそうで。

もともとただの岩礁みたいな島に

埋め立てを重ねて今の形になっているのですから、

通常の島のような接岸設備が造れないというのもうなずける話です。

 

上陸したらまずボックスルバートみたいなのをくぐって内部に入っていきます。

カルバート内には立ち入り禁止の道が続いているのですが…

ここは当時の島民が住居へ行くために使っていた地下通路みたいなものです。

接岸場所は採掘場が主で、住居のある部分はその反対側なので、

地下通路を通って住居へ行っていたらしいです。

 

島内は3つの見学場所が用意されています。

最初に見えるのがここ。

IMG_7390 のコピー

写真右上の方にある大きなマンションみたいなやつは、

三菱の社宅だったものです。

島を所有する会社の社宅ということで、作業員の住宅よりも広いです。

 

左下に塞がれたトンネルが見えると思いますが、

これは採掘時にいらない岩を海に捨てるための

ベルトコンベアを通していたものです。

IMG_7413 のコピー

最初は東側の海に捨てていたのですが、

捨てる場所がなくなったので今度は西側にってことで

島にベルトコンベアぶっ刺すっていう豪快さ。

このベルトコンベアは住宅の中も通っていたらしいです。

お隣の部屋がベルトコンベアって絶対イヤですね。

 

漢字の”日”みたいなものも、ベルトコンベアの痕跡です。

IMG_7421 のコピー

 

2つ目の見学場所。

ここも採掘場の一部です。

台風でそこらじゅうぶっ壊れてますが、これも自然の摂理ってやつですね。

廃墟好きにはたまらないやつ。

 

3つ目の、一番奥の見学場所。

目の前に見えるのは住宅です。

IMG_7393 のコピー

左奥の白っぽい建物ももちろん住宅なのですが、

上から見ると”へ”の字みたいに作られていて、防波堤の役割もあったらしいです。

十分高さがあように思いますが、これくらいないと波は防げないそうです。

また、波の影響で窓ガラスが割れます。

一応海側が廊下になるようには作られてますが、

それでも住みたくはないなぁ…。

 

建築学の世界からすると、

この当時にこのレベルのRC高層建築ができるのは

かなりすごいことだったらしいです。

他にも、ガイドのオレンジおじさんの話は結構面白かったです。

 

そんな感じであっという間に見学終了。

上陸できる時間というのも限られているので、

あまりじっくり眺め続けることはできないのです。

 

ぶっちゃけ疲れたし風が冷たいので、

復路は室内席に座ることをおすすめします。

なんかDVD流してくれてるっぽいです。

(音だけ屋上にも聞こえてきた)

案の定屋上の席は空いてました。

我々はバカなので、屋上で低まってました。

 

以上、

軍艦島上陸クルーズ終了!

今までに味わったことのない世界観に出会えて、

最高でした。

廃墟好きといえるほど知っているわけじゃないですが、

廃墟を見たときのワクワク感ってのはとても気持ちのいいものです。

日本で味わえる異世界感としてはとてもレベルが高いと思いました。

 

あとは長崎道で佐賀の友人宅へ帰るだけなのですが、

せっかくだからと佐世保バーガーを食べることに。

とはいえ佐世保に行く時間はなく、

佐賀にある「ネイビーズ」という友人おすすめのお店へ。

IMG_7430

なるほどねという感じ。

 

帰宅後、地ビールをたしなむ。

IMG_7435

ヨーグルトリキュールはクソ不味いです。

宮崎の日向夏ビールがさわやかで美味しかった。

 

道の駅たるみずで買った鳥刺しはめちゃくちゃ美味しかったです。

 

 


5日目

帰りの佐賀空港初の便が19時と遅いので、

昼頃まで寝たあと

ジョイフルでご飯食べて、

佐賀城跡を見ました。

地元の人のちょっとした休日かよ。

 

佐賀城跡は駅のすぐ近くにあるんですが、

あんまり大きくはなくちょうどいいサイズで、

駐車場も無料で、

観覧も無料でした。

お城に造詣の深い人間ではないので軽く見ただけですが、

それでも大砲に打たれたりして30〜40分くらい潰せたので面白かったです。

IMG_7458.JPG

お客さん全然いなかったですけど、

ちょっとした博物館みたいになってて

館内設備もきれいでこれが無料なのはすごいですよ。

 

総括

直前まで全く予定立てないで

何日間も行き当たりばったりの旅をしました。

卒業旅行らしからぬ無計画さでしたが、

個人的にはこういう無計画な旅も好きなので、

この機会にできてよかったです。

 

九州各地の良いところをかいつまむ形で楽しんだので、

行けなかった場所もたくさんありますし、

今度は1県1県を深く掘り下げられる旅もしたいですね。

 

なにより高速道路網の便利さがよくわかったし、

次は鉄道網がどんなもんか知りたいところです。

 

廃道・廃線となるとまた個人的な話になってくるので、

一人旅もいつかはできるのかな…。

学生のうちは無理です笑

 

お急ぎ九州一周ドライブの旅 3日目 -鹿児島(と、熊本)編-

3日目

9時チェックアウト

 

鹿児島は桜島を訪れます。

噴火の情報もあり近づけるか心配だったのですが

Twitterで調べてみると観光している方が多く

火山灰の心配も無さそうだったので、

予定通り行くことになりました。

便利な世の中になりましたね。

 

宮崎から桜島周辺に直結できる高速道路はないので、

経路の半分以上が一般道になります。

休憩をはさみつつですが3時間近くかかりました。

<経路>

宮崎IC→宮崎道→都城IC→R10→R220

スクリーンショット 2017-05-01 13.04.40

宮崎はやはりヤシの木が多いですね。

中央分離帯もヤシの木です。

 

さて、一般道は国道10号から海岸沿いの国道220号に最短で出るためには

峠を越える必要があります。

この峠道の途中で偶然、中茶屋公園という公園に遭遇しました。

スクリーンショット 2017-05-01 13.16.09.png

駐車場無料の小さな公園なのですが、

ここの見晴らしが最高でした。

IMG_7308 (1)

このように、御岳(桜島)を望むことができます。

この日は散歩している地元の人が1組いたくらいで、

とても空いていました。

残念ながら雲がかかっていたにしても

穴場絶景スポットなので立ち寄る価値はあります。

 

海岸沿いにR220を進むと、桜島に入る手前に道の駅たるみずがあります。

ここではなが〜い足湯に浸かりながら御岳を眺めることができます。

IMG_7314 のコピー

 

で、本題の桜島ですが

今回やりたかったのは桜島一周です。

スクリーンショット 2017-05-01 13.31.08.png

南半分をR224、北半分をr26によって囲まれたこの道路を

時計回りに一周運転しました。

(フェリーに乗るためもう半周しました。)

国道部分は車通りも多く、住宅やホテルなどが目立つ印象でした。

それに比べて県道部分はほとんど車通りがなく

北東部分に至っては景色がほとんど木でした。

 

また、道路沿いに噴火避難用のシェルターが設置されていました。

干からびた川も多く、火山大国にいながら初めて火山島の魅力を感じました。

今回は外周のみですが、いつか内部にも少し入ってみたいと思いました。

 

1周大体1時間のサーキットは運転しててそこそこ楽しかったです。

 

なお、島の西部には道の駅桜島があります。

けっこう人がいて飲食店はかなり並んでいたのでここでの食事は断念。

おみやげに桜島大根の漬物を買いました。

とってもおいしい。

 

桜島は以上です。

本当に一周したかっただけです。

 

桜島西端から鹿児島市街までフェリーが出ているので、

食事も兼ねてそちらを経由することにしました。

大人1人160円、車は1000円くらいとリーズナブル。

人生初のカーフェリーを体験しました。

 

R224を西に進むとそのままフェリー乗り場の受付ゲート

(高速道路の料金所みたいな感じ)

にたどり着くので、

そこでお金を払ってそのまま船に乗せられます。

駐車して受付して〜とかもっと面倒くさいのかと思ってたら

かなりスムーズに乗れました。

 

近いので20〜30分くらいで着きます。

船もそんなに大きくはないですね。

IMG_7317

そんな大した旅ではないので、

客はみんな客室内にいました。

一応そばとか食べられるみたいです。

IMG_7320 のコピー

 

西側から見る御岳。

IMG_7328 のコピー

 

初めてのフェリーにテンション上げてたら

あっという間に鹿児島港に到着。

 

鹿児島といえば黒豚ということで、

鹿児島中央駅近くの「黒豚料理 寿庵」にて遅めの昼食です。

時刻はもう15時前で店内はまあまあ空いてました。

お座敷になっていてちょっとお高めのお店ですが

ランチメニューなら2000円でも余裕でお釣りが来ます。

色々迷ったのですが、

私は鹿児島の色々な料理をいただける定食にしました。

他にも黒豚のカツとかしゃぶしゃぶなんかもありました。

お値段相応に美味しかったです。

 

あんま観光っていう観光はしてないですが鹿児島は以上で終わりです。

 

当初は時間の都合で熊本は通過するはずだったのですが、

熊本から佐賀経由で長野に行くよりも

フェリーで島原を通るほうが色々良いということがわかったので、

今夜は熊本に宿泊します。

熊本島原間のフェリーに乗るために、

熊本駅近くでホテルを取りました。

 

九州道をひたすら北上。北上。

3時間の移動でした。

この旅で最も長い移動になりました。

今日は移動してばっかりですね。

<経路>

鹿児島IC→九州道→松橋IC→R3

スクリーンショット 2017-05-01 14.04.32.png

どうでもいいですけど、

九州の地名ってなんでイレギュラーな読み方ばかりなんですかね。

高速道路を走っていて現れるICやPAの名前のまぁ読めないこと 。

 

えびのPAで休憩をはさみつつ、

19時にチェックイン。

 

今夜の宿は「ビジネスホテル青芳」

熊本駅から徒歩5分3,200円というポテンシャルから放たれる、

このパフォーマンス。

IMG_7333

これぞ素泊まりって感じですね。

車中泊すら想定していた今回の旅で

むしろ今までの宿が上質すぎたんですよね。

楽天トラベルの口コミはあまりよくないのですが、

実際のところ値段相応という感じで

今回みたいな素泊まりにふさわしい宿かなと思いました。

無料の駐車場はかなり狭いですが、

そもそも客がいなかったので大丈夫でした。

 

極めつけはこのカラフルお風呂。

IMG_7334

もはや意味がわからないんですけど、

とりあえずお風呂は近くのスーパー銭湯で済ませました。

 

宿から歩いて1,2分のところに

「黒龍紅」(読めない)というラーメン屋さんがあったので、

夕飯はこちらで。

ラーメンと棒餃子、そして馬刺しもありました。

よくある地元のラーメン屋と言う感じで、

値段相応に美味しかったです。

 

ちなみにこの辺は熊本市電が走っており、

関東では都電荒川線でしか見られない

貴重な路面電車にテンションが上がったのですが、

残念ながら乗る時間がありませんでした。

熊本城まで市電で行って帰ってくるくらいならすぐなんですけど、

朝のフェリーが早かったので叶わず…。

この悔しさは長崎で晴らそうと思います。

 

ということで、

結局熊本県はただの経由地点になってしまいましたが、、、

いつかちゃんと観光したいですね。

 

 

長崎編につづく

お急ぎ九州一周ドライブの旅 2日目 -宮崎編-

2日目

ここは高千穂中心街。

 

混む前にボートの受付を終えたいので

9時にチェックアウト。

 

朝からコンビニでヨーグルッペを見つけてテンションが上がります。

IMG_7204.JPG

あとこっちではコンビニで肉まんを買うと

「酢醤油つけますか」って聞かれます。

関東のコンビニでは聞きなれないフレーズで思わず聞き返してしまいました。

 

ということで2日目は宮崎県です。

高千穂を楽しんだあと宮崎市街で美味しいものを食べようと思います。

 

高千穂峡

スクリーンショット 2017-04-28 15.50.36.png

 

まずは高千穂峡へ。

IMG_7202

ここでの目玉は高千穂峡のボートです。

手こぎボートを借りて真名井の滝まで近づくことが出来ます。

IMG_7198 (1)

 

市街地から少し離れるのですが、

有料の駐車場があります。

 

まだ9時過ぎですが、もう結構人がいました。

ボートは全然並ばず、スムーズに乗ることが出来ました。

1隻あたり30分2000円です。

最大3人乗りなので、2人ずつに分かれて乗ります。

私は漕がずにずっと写真を撮ってました。

IMG_7284

 

こういった峡谷を下から見るのは初めてで、

とても幻想的でした。

IMG_7140 (1)

 

こちらが真名井の滝です。

IMG_7149 (1)

日本の滝百選に選ばれているそうです。

あんまり大きくはないですね。

 

きれいな柱状節理です。

IMG_7171 (1)

IMG_7163 (1)

 

朝でもそこそこ客がいるので、

ボート同士すれ違う技術が必要です。

とはいえそんなに難しいことではないので、素人でも気軽に楽しめます。

別のボートを漕いでいる友人は

浮きに引っかかっていることに気づかず

延々と進まないボートを漕ぎ続けていて滑稽でした。

 

ちなみに課金して餌を買えば

カモのフレンズと触れ合えます。

IMG_7181

 

ボートだけでなく、川沿いを歩く散歩コースや、

駐車場周辺にお土産屋さんやお食事処があります。

流しそうめんもできるんです。

IMG_7203 (1)

私は高千穂の梅酒を買いました。

 

さて、ちょうどお昼時なのでご飯を食べましょう。

今回はググったら出てきた隠れた名店「天庵」のお蕎麦です。

山といえばお蕎麦ですからね。(自分調べ)

11時のオープンちょうどに行ったのでとても空いてました。

 

お蕎麦のコースというものがあったので、そちらを注文。

1300円くらいだったかな。

お蕎麦のコースって初めてだったんですけど、

出てくる1品1品の全てが美味しかったです。

前菜は地域の食材・季節を感じられ、

天ぷらのお塩にはそばの実が使われていて

サクサクの衣とコリコリしたそばの実で食感まで楽しかったです。

さつまいもの天ぷらが薄切りだったので

パサパサ感がなくて天才だなと思いました。

デザートにはそばの寒天という、徹底したそば尽くし。

そばの風味がさわやかで美味しかったです。

あとお箸の先端が細いものだったのもグッド。

 

幸福な食事を済ませたあとは、

どうしても高千穂で行っておきたかった

高千穂鉄道スーパーカートです。

 

高千穂鉄道スーパーカート

JRから転換し私鉄になりながらも運行を続けていた高千穂鉄道高千穂線。

しかし台風の被害を受け、線路の復旧ができなくなりました。

それでもこの路線を残したいという思いで

カートにして見学できるようになっています。

 

高千穂鉄道のおおまかな沿革

以下は操業当時の軌道(だいたい)

スクリーンショット 2017-04-28 16.11.00.png

延岡駅から高千穂駅までを結んでいました。

前回名前が挙がった九州中央自動車道のように、

鉄道においても昔から延岡から熊本へ結ぶ路線が計画されてきました。

戦争を乗り超えながらも、延岡から少しずつ線路を伸ばしていき、

高千穂まで完成。

その後も高森を目指して着々と工事が進められますが、

掘削中のトンネルで水脈を切断してしまい水害が発生。

結局復旧するまでの間に鉄道そのものの需要が縮小し、

工事は中止となりました。

 

熊本側からは高森線ができていたのですが、

私鉄化後もこの2つが繋がることはありませんでした。

工事の進捗自体は3割程度で、

あと7年あれば全線開通できると言われていたそうです。

 

そしてその後、高千穂線は台風に見舞われ、

線路が流されるなどの被害を受けました。

復旧には莫大な費用がかかり、

復旧費用に対する需要がそこまで高くなかったため

廃線となりました。

 

不幸が重なった結果として九州横断鉄道は幻となりましたが、

もし水脈事故や台風がなければ実現していたのでしょうか。

やはり廃線に隠されたドラマというものは

儚くもロマンがありますね。

 

スーパーカートで見学できるのは、

高千穂駅からその次の天岩戸駅と通って岩戸川を渡る橋梁までです。

スクリーンショット 2017-04-28 16.33.17.png

40分ごとに出ているので、受付で事前にチケットを買って入ります。

駅はこんな感じ。

IMG_7213 (1)

 

カートは自動車を改造したような感じですかね。

ハリボテ感の高い外装がアトラクション感を高めます。

DSC03917

最大30人乗れますが、この日は空いていて十数人とかでした。

 

出発すると、運転手のおじさんがガイドしてくれます。

まあ高千穂線の沿革とか、カートのスペックとかそんな感じのことを

たくさん喋ってくれますが、あんまりよく聞き取れないです。

 

客席から前を見るとこんな感じで、あまり前が見えないです。

 

DSC03921.JPG

線路を見るときには

延々と伸びていく軌道を見通したいところなので

ちょっと残念です。

 

にしても景色はとてもいいです。

IMG_7225 のコピー

 

トンネルに入ると、

なんとイルミネーション()の演出が。

要ります?これ。

 

天岩戸駅に着くとちょうど橋の手前で、

風量などをチェックしてから進んでいきます。

ここを通れるようにするのもけっこう大変だったんだとか。

 

さあ、こちらが高千穂橋梁の景色です。

中央部でしばらく停まってくれます。

IMG_7240 のコピー

IMG_7245 のコピー

この写真を取るために

けっこう頑張って腕を高く上げなければならなかったので、

客席の車高をもう少し高くしてほしいなと思いました。

 

客席の床の一部が透明になっていて下を見ることが出来ます。

とは言え線路がありますからそんな怖くはないです。

 

ここでおじさんがシャボン玉を撒き散らす演出があります。

正直これも要らないんじゃないのと思いますが、

ご高齢のおじさまが一生懸命シャボン玉を撒き散らす光景は

なかなか見られないので、

これはこれで珍しいものを見られたかなと思います。

 

あとは橋の奥まで行って、そして来た道を高千穂駅まで戻って終わりです。

 

総括としては、

一般人が立ち入り難い部分を見学できるようになっているのはいいのですが

ところどころ惜しい部分があったのが残念です。

橋の先も見られるように整備を進めると言っていたので、

この先の活動も頑張って欲しいです。

 

駅の待合室にも資料なんかがあったので、

目を通したりするといいと思います。

 

一応これで高千穂のノルマは終了したのですが、

予想以上に空いていて時間が余ったので、

ガイドのおじさんが話に上げていた天岩戸神社に

なんだかよくわからないですが行ってみることにしました。

 

天岩戸神社

ちょっと離れたところにありますが、車で行けばそこそこ近いです。

スクリーンショット 2017-04-28 17.11.07.png

無料駐車場があるのでそこに車を置きましょう。

 

神社についてはよくわからんですが、

とにかくこの神社の先に天安河原というパワースポットがあります。

神社から少し歩きます。

たしかこんな感じで川沿いを歩いてったと思います。

スクリーンショット 2017-04-28 17.17.09.png

 

河沿いの道はとてもマイナスイオンって感じでした。

 

で、まあまあ歩くんですけど、

そこはパワースポットの名に恥じない不思議な空間でした。

IMG_7271 のコピー

もうこれでもかってくらい石が積まれていて鳥肌が立ちました。

オタクたちが積んできたCDを寄せ集めてもここまでにはならないでしょう。

IMG_7274 のコピー

これが崩れずにずっとあるんだから、

本当に不思議です。

そういうわけで、

こんな場所はどこを探してもここだけ何じゃないかと思うんで

ぜひとも立ち寄ってみては如何でしょうか。

 

道中にあったソフトクリームがおいしかったです。

なんか地元のお茶のソフトクリームです。

IMG_7278

やっぱり山って最高。

 

なんだかんだ1時間くらいすごしたところで、

14時台ですが宮崎市街へ向かいます。

これがまたなかなかの距離で2時間半くらいかかりました。

<経路>

R218→北方延岡道路→延岡JCT→東九州道→宮崎西IC

スクリーンショット 2017-04-28 17.26.53.png

やはり一度延岡まで戻る必要があります。

東九州道は延岡南からまた有料になります。

 

宮崎市どまんなか、宮崎駅近くにホテルを取ったので

先にチェックインをします。

大淀川沿いにリゾートホテルがたくさん立ち並んでいる中で、

今回泊まった「ホテル浜荘」はひときわ一昔前の雰囲気が強く、

またもアロハシャツの明るいおじさんが出迎えてくれました。

このエレベーターの感じからもその古き良きが伝わるでしょう。

IMG_7286.JPG

トイレも和式だし、本当に素晴らしいなと思いました。

大浴場が温泉で、和室10畳1人3000円弱です。

IMG_7283.JPG

駅からこんなに近いのにこの安さ、頭が上がりません。

駐車場はホテルの前のスペースに適当に並べてくれというラフな感じでした。

この軽さがストレスフリーで良い。

 

さて、時間は17時とちょっと早いですが夕飯にします。

宮崎といえばチキン南蛮、ということで

チキン南蛮発症のお店「おぐら」を訪れました。

この日は本店のほうが定休日だったのですが、

ホテルから近い瀬頭店はやっていたのでよかったです。

時間早めだったおかげで空いてました。

ていうかそれ以前に店内がめちゃくちゃ広くて席数多かったです。

 

外観も内装も黎明期のファミリーレストランという感じでした。

メニューはチキン南蛮だけでなくハンバーグステーキとかとんかつとかカレーとか

とにかくオーソドックスという感じ。

で、せっかくなのでチキン南蛮定食を注文。

IMG_7287.JPG

全体的に量は多いです。

ザ・チキン南蛮と言う感じで美味しかったです。

タルタルソースは裏切らない。

普通にコスパの高いお店でした。

 

時間が余ったので近くでボウリングをして

帰って温泉に入って寝ました。

今日は高千穂に前入りしていたおかげで、

距離の割に時間的には余裕でしたね。

 

次回は鹿児島です。

つづく

 

お急ぎ九州一周ドライブの旅 0日目〜1日目 -大分編-

まえがき

大学の卒業旅行として、

車で九州一周してきました。

(福岡は行ったことあるので除く)

(沖縄は除く)

(みんなそのまま大学院にスライドするから実質卒業じゃない)

 

移動も含めて6日で完結する旅ですが、

割とインスタントに九州を堪能する方法としてご覧ください。

 

人数は4人。

旅のお供はホンダのフィットです。

 


0日目

今回の旅のメンバーのうち

佐賀に実家を持つ友達がいたため、

ご家族のご厚意で前泊&車の貸し出しをしていただけました。

マジ感謝です。

 

まずは佐賀に向けて出発します。

今回使用したのは春秋航空の成田-佐賀便。

片道1万円前後と格安です。

(セール時には4千円とかになってたり)

 

発着は成田空港第3ターミナル。

空港第2ビル駅及び第2ターミナルからは徒歩で行くのがおすすめです。

(連絡バスはルートの都合上迂回せねばならず、

徒歩と同じかそれ以上に時間がかかります)

徒歩経路は看板や地面にわかりやすく表示されているので、

多分迷わないと思います。

 

乗り心地についてはよくあるLCCという感じです。

飛行機でだいたい1時間半程度、

今回は遅延したので2時間以上かかりました。

 

ただでさえ私と隣の友人がカーキのMA-1で被ってるのに、

さらに隣のオジサンまでカーキのMA-1だったので

私はすぐに上着を脱ぎました。

なんで佐賀行きのトムクルーズが3連番しなければならないんだ。

 

佐賀空港に着陸したのが18時50分、

そこから佐賀駅へのバスが19時発なので

さすがに間に合わないだろうと思ったのですが

間に合ってしまいました。

地方空港の小ささゆえですね。

助かりました。

 

なんかロビーに出る時に地元の人たちが

法被を着てお出迎えなムードでした。

それよりも我々は早くバスに乗らないといけないし、

そんなテンションを上げているほどの体力も残っていなかったので、

(なぜなら前日に友人の引っ越しを手伝ったあと深夜まで起きていたからである)

ただバス乗り場を目指して素通りをする他ありませんでした。

ごめんね。

 

佐賀駅行きのバスは2枚綴りの回数券なら片道500円です。

通常は600円です。

30分で着きます。意外と遠いんですね。

 

夜ということもあり、

車窓からは虚無が広がっていました。

遠くに高架道路の街灯は見えますが、

それ以外はただの闇が広がっています。

 

佐賀駅で友人のご家族に拾っていただき、

近くの温泉に入るなどして

0日目を終えました。

 

ちなみにこのタイミングで明日の宿をとりました。

なお、今回の旅では宿は前日に楽天トラベルで予約します。

車移動だとある程度ルートに幅を持たせられるので、

宿の場所にも融通がききやすいのがメリットでした。

そもそも前日夜でも4人泊まれる宿が空いていることが素晴らしいですね。

しかも安い。

 

ところで、

この地方ではイオンモールよりも「ゆめタウン」が覇権を握っている

という知見を得ました。

つづく

 


1日目

大分は由布院・別府を訪れたいと思います。

以下は佐賀の虚無です。

暗くても明るくても同じですね。

IMG_7024 (1).JPG

高速道路で1時間位で由布院に着きます。

<経路>

東脊振IC→長崎道→鳥栖JCT→大分道→由布院IC

スクリーンショット 2017-04-27 23.11.25.png

高速を降りたあと

スクリーンショット 2017-04-27 23.19.32.png

緑の線のところで食べ歩きができます。

駅からもそこそこ近いですね。

周辺にコインパーキングがたくさんあるので、

車はその辺のあいてるところにぶち込みましょう。

 

由布院

ちなみに由布院は昨年ミリマスツアーで訪れていたので、

予習はバッチリでした。

IMG_7582

由布院食べ歩きは1往復するだけで軽く1,2時間楽しめます。

他では売ってないようなものばかりで

鶏天とかなんかよくわからないスイーツとか美味しかったです。

IMG_7039

 

オススメは金賞コロッケです。

由布院だけでなく太宰府とかにもあるんですけど、

金賞の名に恥じない美味しさなので一度食べてみると良いですね。

 

食べ物だけでなくお土産・雑貨も充実していて、

アースエコロジー系女子が喜々として買いそうなものばかりで

自然派の顔つきになりました。

 

ちょっと時間が余ったので、

道を外れて近くの金鱗湖にも寄ってみました。

IMG_7584

道中とっても穏やかです。

そしてこちらが金鱗湖です。

IMG_7583

それ以上でも以下でもないです。

 

ちなみに、

道中にある木造めいた飲食店「十時」の鶏天は

鶏天とも唐揚げとも取れない何か

なのであまりおすすめできません。

店員のおばちゃんもいるんだかいないだかという感じで、

鶏天丼と称したおじやのようなものが出てきて、

美味しいんだか美味しくないんだかという感じです。IMG_7045

 

そういうわけで由布院では2時間半くらい、手軽に散歩を楽しみました。

次は別府に行きます。

近いので高速道路を使うまでもないですね。

だいたい30分位です。

<経路>

見ての通り山道ですが、

木が排除されてたりして広かったりするので景色がいいです。

スクリーンショット 2017-04-27 23.31.11.png

 

IMG_7049 (1)

緑と茶が道路を隔ててきっぱり分かれている図。

 

そのまま国道500号に接続します。

R500は片側2車線のよくある国道ですが、

常に傾斜していてずっと広い道路を上り続けるみたいなことになるので、

関東平野ではなかなか出会えない光景ですね。

 

別府

温泉は無限にあるのですが、

とりあえず今回は定番の地獄めぐりをします。

下のように7ヶ所の地獄と呼ばれる珍しい温泉が湧いていて、

見学できるようになっています。

スクリーンショット 2017-04-27 23.43.30

まずは海地獄のところに広い駐車場があるので

そこに車を停めて徒歩で周辺5ヶ所を回ります。

1ヶ所あたり入場料が400円とかそこらですが、

どこの窓口でもいいので共通入場券を2000円で買うと

全てに入れるようになりお得です。

 

我々は鬼石坊主地獄からスタートしました。

IMG_7063 (1)

なんか泥のようなところからポコポコと噴出しているのを

無限に眺める場所です。

足湯もあります。

IMG_7077

ポカポカ陽気できもちよかったです。

 

続いて隣の海地獄

IMG_7086 (1)

まさに海のようなエメラルドグリーンと、

沸き立つ湯気が綺麗でした。

ここにも足湯がありました。

 

続いてかまど地獄

IMG_7095 (1)

なんでこんなハリボテ感満載のちゃっちい作りにしたんでしょうね。

 

ここは番地が振り分けられていて、

色んな種類の地獄が見られるバラエティーに富んだ場所です。

地獄めぐりを縮小したミニ地獄めぐりといったところ。

 

そして鬼山地獄

IMG_7111 (1)

鬼山というかワニ山地獄です。

ワニしかいません。

多分一生分のワニを見たと思うので、

今後ワニを見ることはないでしょう。

 

と、ここで

現在16時をとうに回ったところですが

残りの血の池地獄の営業時間が17時までということで、

かなり急がないといけません。

 

この周辺最後の白池地獄ですが、

他に客がいなかったのも相まって

ダッシュで駆け抜けました。

なんかピラニアとか展示されてた覚えがあるのですが

足早に通り過ぎてったのでなんとなくしか覚えてないです。

ピラニアはすごい。

IMG_7585

塀と木で囲まれていて庭園みたいになってました。

 

ダッシュで駐車場まで戻り、

車で残り2ヶ所へ向かいます。

血の池地獄のところにも広い駐車場があるので

そこに車を停めます。

 

籠池…じゃなくて血の池地獄は

その名の通り赤い血の池みたいです。

IMG_7115

色が真っ赤ではなく赤褐色っぽいのが自然物っぽいですね。

 

そして最後の龍巻地獄

ここは間欠泉がある時間ごとにプシャーってなるところです

着いた時にはちょうど前回のプシャーが終わった直後だったので、

30分以上待つ羽目になりました。

再入場できないので結構退屈でしたが

翌日のホテルを予約するなどして時間を潰しました。

お土産屋さんもあるのでその辺を見ているといいでしょう。

 

そしてお待ちかねのプシャー

IMG_7586

なるほどという感じです。

 

というわけで、2時間半くらいかけて地獄めぐりをしました。

大変珍しいものばかり見られて、

まあ1回来ればもう十分かなという感じです。

 

観光も一段落し、あとはご飯と風呂を済ませて宿へ向かいます。

 

まずご飯ですが、大分といえば鶏天、

ということで鶏天発祥のお店に行きました。

店名は「東洋軒」

日豊本線沿いで地獄めぐりからも近いです。

ちょうど夕飯時に着いてしまい30分位待ったのですが、

19時には席に座れました。

さすが、人気のお店のようです。

 

もともと中華料理屋さんらしく、

鶏天メニューもあったのですが、

今回は鶏天を含んだ中華コースにしました。

1人2500円ほど。

 

かなりボリュームがあって、

量・味ともに価格以上のもので良かったです。

やはり本場の鶏天は美味しいです。

次回は鶏天メニューを食べてみたいですね。

それから別で頼んだ四川麻婆豆腐

IMG_7129

べらぼうに辛くて美味しかったです。

 

さて、

これから宿に向かうと0時をまわる可能性もあり

温泉は諦めかけたのですが、

1時間だけなら大丈夫そうだったので

ググって出てきた近くのお店に行きました。

やはり別府に来たからには温泉は外せません。

 

今回訪れたのは「ひょうたん温泉」

18時以降560円と結構安く、まあ普通の温泉という感じでした。

欠点があるとすれば、

シャワーのあるメインの浴場が屋根付きにも関わらず外にいるような寒さで

とてもつらかったです。

あとビン牛乳が無くて残念でした。

それ以外は滝湯があったりして面白かったです。

 

そんなこんなで21時ごろ、

高千穂の宿へ向けて出発します。

高千穂のボートを早めに予約したかったので、

前入りする形にしました。

 

別府から高千穂の場合地図上は山道を通ると早そうなのですが、

所詮は山道なので、やっぱり高速で迂回したほうが早いです。

夜の空いている道路でも2時間半かかりました。

<経路>

別府IC→東九州道→延岡JCT→北方延岡道路→R218

スクリーンショット 2017-04-28 0.41.28

こうしてみるとやっぱり頭のおかしい経路ですね。

これが最適解なんですけども。

ちなみに東九州道は最近繋がったばかりで、

特に佐伯-延岡南間は無料区間になっています。

ありがたいですね。

ただ片側1車線供用なので昼間とかはあまり効率の良い道路ではなさそうです。

また、北方延岡道路は九州中央自動車道として整備が進められている道路です。

最終的には九州を横断して熊本まで繋がる予定ですが、

まだまだ先の話になりそうです。

現在は13km程度しか整備されておらず、そのまま一般道R218に接続します。

無料区間になっており、片側1車線なのでちょっと早い一般道みたいな感じです。

 

高千穂に着いたのは23時半ごろ。

今回泊まるホテルは「ビジネスホテルかなや」

高千穂の町の中心に位置しながら1人あたり1泊3500円という安さ。

サービス・アメニティもビジネスホテルとしては申し分ないです。

外観も内装も一昔前のリゾートホテルのような古めかしさで興奮します。

フロントには古田新太さんみたいなアロハシャツのおじさんがいて

丁寧に対応してくださりました。

(無料駐車場あります。)

 

以上、大分編でした。

次回宮崎編につづく

【感想】TH@NK YOU for SMILE!! -当たり前であり続けることの難しさ-

3月10,11,12日

ミリオンライブ!初の武道館公演。

IMG_6689.JPG

 

山崎はるかさん

今回印象的だったのが、

山崎はるかさんが何度も涙目になりながらも

声を詰まらせること無くやりきったことです。

あ、泣いちゃうかな?って思ったシーンが

何度かありましたが、

言うべき所は全て言い切ったし、

「素敵なキセキ」では人一倍ステージを大きく使って

人一倍Pたちと近くいようとしていたのが伝わりました。

 

ミリオンライブのいわゆる“センター”として

彼女なりに色々と責任や決意みたいなものが

あるのかもしれません。

 

山崎はるかさんバカだし、

喋るのも下手だし、

すぐ噛むし、

 

でも春日未来になれる人は

この人以外には絶対いないと思いました。

 

アイドルと声優の関係

1日目の角元明日香さんの発言がとても胸に響きました。

今までエレナになりきることにこだわりすぎて、色々悔しい思いをしてきた。

でも今回は、無理にエレナになろうとせず、

とりあえず角元明日香としてステージに立つことにした。

ステージには角元明日香がいるけれど、歌うときは全力でエレナになる。

(要約)

私はこの考え方、

アイマスのアイドルとしてステージに立つ上で

非常に重要な考え方だと思っています。

 

アイマスにおいては、

とにかく声優がキャラクターになりきることに固執しすぎる

言わば一方通行の関係ではありません。

アイドルと声優、どちらも独立せず相互に関わり合うのが

アイマスのアイドルと声優の関係です。

 

ライブで実際にステージに立っているのが

声優自身であるということがポイントです。

自分自身をベースにアイドルに向き合っていく、

その表現の仕方は人それぞれですが、

根幹は同じだと思っています。

 

例えば、

雨宮天さんは北沢志保のことを

「志保さん」と呼び、

自分の理想とする志保さんを追い求め続けています。

 

3日目のMCで天さんが

「志保はまだまだこんなもんじゃない」

と言ってくれたこと、本当に嬉しく思います。

 

志保さんという自分の掲げる理想に向かって

全力で置い続ける天さんの姿勢、

北沢志保が

アイドルとしての高みを目指して

努力を続ける姿勢。

非常に似ていると思いませんか。

 

雨宮天という1人の人間がいて

北沢志保に向き合った結果、

雨宮天さんは北沢志保になれるんですね。

 

ですから角元さんもきっと、

このアイドルと声優の関係に

たどり着くことが出来たんだなと

私の中では思っています。

これからの角元さんはきっともっと

島原エレナなんだと思うと

楽しみで仕方がありません。

 

愛美さんがジュリアでいられること

武道館に行くと、

顔に星をつけている人

髪の毛を赤くしている人

今まで以上に増えたように思えました。

愛美さんがジュリアとしてステージに立つときの

その人気ぶりを、

ライブでの歓声や身なりで知ることができて

純粋に嬉しかったです。

 

愛美さんはアイマスのライブに初めて登場したときから

強いインパクトと話題性によって

存在感・人気を急激に飛躍させました。

もちろん、今までギター弾きながら歌えるアイドルなんて

アイマスライブにはいなかったですし、

愛美さんとジュリアが大人気なのも

言ってしまえば“当然”なのかな、と思ったりもしました。

 

でも今回は、

その“当然”が“当然”であり続けられる所以に気づくことが出来ました。

 

ギター引っさげ毎回ライブでの話題と人気を奪っていくこと、

その裏には絶対に失敗はできない、

中途半端なステージにはできないという

大きなプレッシャーがついて回るはずです。

 

「今回も愛美さんのギターを楽しみにライブに来ました」

「次のライブの愛美さんもきっとカッコイイんだろう」

そういう当然のように寄せられる期待を、

乗り超えていけるところが愛美さんの強さであり、

ジュリアとしての器だと思いました。

 

愛美さんってライブのMCでも絶対に泣きませんよね。

むしろ今回はみんなをイジったり笑わせたりして

アイマスのメンバーにすっごく馴染めていて

ちょっと嬉しかったです。

 

そんな愛美さんが絶対に泣かないのは

ただ“スゴイ人”だから泣かないのではありません。

愛美さんはみんなの見えないところで

たくさん泣いているそうです。

私たちには計り知れないほど

悔しかったこととかをたくさん経験して、

たくさん泣いて、

でも私たちの前では絶対に笑顔でいてくれます。

愛美さん自身が、自分の弱さをちゃんと理解して、

きちんと向き合えているから、

泣きたくなるほど悔しかったことを

全部乗り超えられるんだと思います。

 

ジュリアが持っている

みんなを虜にする魅力、

これほどハードルが高く難しいキャラクターは

なかなかいないと思うのですが、

それを完璧に演じられる愛美さんの偉大さを再認識しました。

 

 

ジュリアとバンドリ

愛美さんが現在Gt&Voで参加している

バンドリという企画がありますが、

このバンドリが、

今のジュリアにとって不可欠な存在の1つであったことを

少し話したいと思います。

 

 

そもそもバンドリは、

ブシロードの木谷社長が

アイマスSSAでの愛美さんのステージを見たのをきっかけに

始まりました。

それからは愛美さんはジュリアとバンドリとで

2作品でギターを弾く機会をいただいていたわけです。

バンドリのレッスンはとにかく厳しく、

回を重ねるごとに壁を用意され、

毎回それを乗り超えていけるよう頑張っていたそうです。

愛美さんも、

壁を乗り越えるために幾度となく泣いたと仰っていました。

 

 

このように、

アイマスの、ジュリアをきっかけに始まったバンドリが、

愛美さんの努力を生み出し、

結果としてジュリアのステージに返ってくる。

 

今のジュリアが在るのは

アイマスだけじゃない、

愛美さんに関わる様々なことが

関係しているということを

もっと多くの人に知られてほしいなと思いました。

 

田中琴葉を担当して

私は田中琴葉の担当プロデューサーです。

特に目立った行動も

イベント上位も経験していないけれど、

私は田中琴葉の担当プロデューサーです。

 

今回琴葉がライブに出られないとわかった時、

私はもちろん寂しかったですが、

自分がどうこうできる問題ではないし

種田さん自身の話だから、

現実は受け止めつつ、

種田さんのことを応援しようと思いました。

だから何も不満はありませんでした。

 

ですが3日目、

「ジレるハートに火をつけて」

が琴葉以外の灼熱少女メンバーで始まった時、

本当はいけないんですけど

本当は絶対にダメなんですけど

「なんでここにリーダーの琴葉がいないんだろう」

って一瞬でも脳裏をよぎってしまって、

その途端なぜか涙が流れてきました。

悔しさなのか、悲しさなのか、寂しさなのか、

よくわからないですけど

私が泣くほど琴葉に強い思いを抱いていたことは

ここでハッキリとわかりました。

 

そして曲中、

灼熱少女のメンバーが放った言葉。

“5人”という言葉。

特に藤井ゆきよさんの表情はよく覚えています。

まだ、待つべき人がいる。

あ、みんな琴葉のこと待っててくれてるんだ。

琴葉はちゃんと灼熱少女のリーダーじゃん。

そう気づいた時には

さっきとは違う涙が溢れました。

少なくとも悲しみではない涙でした。

 

ゆきよさんが今回この曲を歌うのに

葛藤があったと仰っていました。

 

恵美ならきっと歌うと思ったから。

そう思ってステージに立ってくれました。

琴葉もきっと、

武道館で灼熱少女の4人で立てるまたとないチャンスが

自分のせいで無くなるのは嫌がると思います。

 

TAシリーズの投票で

トライスタービジョンの3人を1位にしようという話になって

恵美と琴葉の担当Pたちがエレナのために票をわけてくれて

でも結果的に3人とも入れなくて

それを自分たちのせいだと負い目を感じているエレナPの話を聞いて、

今回の灼熱少女のステージを自分のせいでなくしてしまったら

琴葉はどう思うんだろうと、重ねて考えてしまって、

そしたらやっぱり琴葉抜きでも4人でステージに立ってもらうことが

琴葉にとっても琴葉Pにとっても嬉しいことなのかもしれないです。

 

それにみんなが琴葉のことを待っててくれていて

まだ灼熱少女は終わらない、

いつか灼熱少女5人のステージが絶対に来る

実現してみせるという強い信念を感じられました。

 

4周年記念PVや最後のThank You!でも、

琴葉がいないから登場しないでもなく、

琴葉がかわいそうだから特別に扱うでもなく、

当たり前のように“普通に”そこにいさせてくれたことが

大層なことじゃないかもしれないですけど

私にとってはその“普通”にみんなと一緒にいさせてくれることが

嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて

みんながそれを当たり前のように受け入れてくれたこと

本当にありがたいことだと思いました。

 

琴葉が次いつステージに立てるのかは知る由もないですが、

もしその時が来たら

温かく「おかえり」と言ってあげたいです。

こんなこと私が言うまでもないですね。

きっとみんなはそう言ってくれると思います。

 

最後に

アニメ化を待ち望む声などが増える中で、

“全員いる”ことを一番に考えてくれてて

ミリオンライブはそれだけ慎重に慎重に、

大切に考えてもらえていることを知りました。

 

アプリゲーム化とっても楽しみですね。

ミリオンライブ“らしい”ゲームになることを期待しています。

IMG_6723

【感想, 考察, 解説】小説「BanG Dream! バンドリ」

※ネタバレ注意※

 

まえがき

バンドリ小説の感想と考察を、解説も添えながらまとめました。

 

バンドリを昔から知っていた人も、

最近知った人も、

是非この記事を読んでほしいと思います。

 

「ここはそういう意味だったのか」とか

「そんなこともあったな、懐かしい」とか

「そういう考え方もあるんだ」とか

色々考えながら、バンドリ小説の魅力を再発見できると思います。


 

はじめに

本作の章分けは以下の通り。

  1. いつか出会える夢を信じて
  2. 踏みだすキミを待ち続けてる
  3. 解き放つ 無敵で最強のうたを!
  4. 夢とキミが出会うメロディ♪
  5. まっすぐにホントの声きかせて
  6. 走り始めたばかりのキミに

1〜5章タイトルはご存知の通り、

初めてのオリジナル曲「Yes! BanG Dream!」(以後、イエバン)の

歌詞の一部である。

イエバンという曲はバンドリのストーリーそのものを表している。

イエバンの歌詞を加味しながら物語を読んでいくと一層楽しめるだろう。

 

また、「星の鼓動編」と言う名前にもあるように、

このバンドリのストーリーの集大成が

「STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜」(以後、スタビ)

と言える。

こちらの歌詞も合わせて楽しんでいきたい。

 

また、6章タイトルは6曲目のオリジナル曲のタイトルになっている。

(以後、はしきみと表記)

 

#01 いつか出会える夢を信じて

あらすじ

歌が好きだった戸山香澄は、小学生時代に馬鹿にされたのをきっかけに音楽が嫌いになってしまい、さらには他人とのコミュニケーションにすら恐怖心を抱くようになってしまった。高校へ入学するもその対人恐怖は悪化するばかりで、そんな自分に嫌気が差していた。そんな中、香澄は街中に記された星のマークと矢印を発見し、それを頼りにある質店に辿りつく。そこに置かれていた星型のギター、ランダムスターを目にした香澄は再び音楽への想いを募らせ…。

全体的には、#01は設定の導入と、起承転結の起にあたる部分である。

感想

物語の導入部分ということもあり、会話はほとんど無くとにかく香澄の暗い部分が目立つが、対象的に何か面白そうなことが始まる予感が際立っていた。

読み始めると、最初の書き出しに驚かされる。

香澄は本当は音楽が大好きで、なかでもギターロックが大好きだ。

1文目からいきなり”本当は”という言い回しであった。すなわち、香澄という子が一見すると音楽が全く好きではないということを示している。2文目から香澄が好きな音楽について説明するが、直後に

(略)ミュージック・ファイターにしびれた。

だけど、そういう者に……、

 

そういう者に、わたしはなれない。

と、一気に否定する。ここから香澄が人前で歌うことや人と会話をすることへの恐怖が語られる。しかし、どうしてそうなったのか理由の説明はせず、#01の後半に公演で子供が歌っているのを見てから自分の小学生時代を回想することで語られる。これは、物語の時間軸のベースを高校生活に固定するためである。時間軸を固定しつつ、必要な時に逐一過去を振り返るという書き方が随所に見られた。他の例を挙げると、香澄が学校に遅刻した日の授業中、机の落書きで会話をするシーン。時間の流れはそのままで、途中に机の落書きで会話をするに至ったきっかけが挿入される。

回想が頻繁に盛り込まれ時間感覚がつかめないと思うので、#01全体の時間の流れを確認しよう。冒頭で香澄が歌への恐怖を説明した直後に

だからカラオケも断っちゃったんだ……。

入学式の日のことを思いだして、香澄はしょぼんとした。

(中略)

香澄は車窓をながめながら、ため息をついた。

とあるように、この物語は入学後のある日の通学から始まる。そして、通学中に星に導かれて質店に行く。その後は遅刻して学校へ行き、放課後にまた質店へ足を運ぶところで終わる。そう、#01は全体として1日すら経っていないのである。もしこれを時間に忠実に書いたならば、子供時代から始まり、入学式当日、入学後のある日、という流れになるはずである。私が小説を読み慣れていないというのもあるが、このような時間を切り取った意味構造が面白いと思った。

次に印象的だったのは、通学中のシーンの

耳にイヤホンを付けると、世界に薄い膜がかかった気がした。

音楽は流れていないから、聴くフリをしているだけだ。

という部分。音楽が好きだった香澄がイヤホンという音楽を聴くためのツールを用いて、音楽や外界からの音を遮断しようとしているところに大きな皮肉のようなものを感じた。さらには、その直後に通りかかった女子高生三人組の会話が聞こえているのである。つまり、”気がした”とあるようにイヤホンで耳をふさぐことが実は意味をなしていないこともまた皮肉的であり、香澄がどれだけ辛く厳しい心境にいるのかが伺えた。

これに対して、香澄が星印を夢中で追いかけるシーンで

音のしないイヤホンはもう、外してしまった。

とある。この時の香澄は、きっと追いかけるのに必死でそれ以外のことに意識は向いていないだろう。すなわち、イヤホンを外しているけれど周りの音は聞こえない状態にあるということである。耳をふさいでいるのに音が聞こえて、耳をふさいでいないのに音が聞こえないという一見矛盾した対比関係から、物理的なことよりも精神的なことで物語が進んでいくということがわかる。小学生時代に歌を嫌いになったエピソードを回想してから、

あれから聞こえなくなったんだな、と、香澄は思った。

とある。ここでの「聞こえない」とは、好きな音楽を聴いたり楽しい出来事があったりしても何も感じないということである。香澄の閉ざされた心が、耳で例えられていることがわかる。

小学生時代の香澄が「わたしは、歌なんて好きじゃないです」と言うシーンは、読んでいて本当に胸が苦しかった。心の中で自分は歌が好きなのかを何度も問い詰め、歌によってこんなに辛い思いをするのならばそんな歌なんて好きじゃないと結論づけたのである。

香澄の心の奥で、なにかが凍りついていた。

凍りついた”なにか”とは、なんだろうか。歌を楽しむ気持ちだろうか。「聞く」ための耳だろうか。突然、香澄の心の耳は塞がってしまった。このセリフを放った直後から保健室に運ばれるまでの記憶が無いことが、香澄の中で大きな転換があったことを意味する。

ところで、文章中に頻出するワードがある。それは、”サイテー”である。1つ目は、入学以来全く人と会話ができない自分に対して。2つ目は、ワクワクするはずの日々を楽しめない自分に対して。3〜5つ目は学校での失敗に対してである。1日の間に5回も、香澄は自分のことを”サイテー”であると感じた。本章の香澄自身を表すのに最もふさわしいワードであった。

また、本章での印象的なシーンとして、香澄が街中に記された星を追いかける部分がある。この星印は”ネコの目線の位置”くらいに配置され、下を向いている人にこそ見つけられる星がある、というトリックである。イエバンの1番Aメロの歌詞には

下を向いて歩いていても 星のかけら見つけたら

とある。また、スタビのMVを思い出してみよう。星が降ってきて、客席に大量の星が積もっている。まさにこのストーリーを暗示しているのだと思った。下を向いている人に夢を、というのがバンドリの1つの指標である。

イエバンはこの物語を体現した曲であると前述したが、上記のように文中に歌詞の一部が頻繁に登場している。他にも#01では、

小さな蝶の羽ばたきのような空気の動きが、明日のドアをノックすることだってある。

とある。”明日のドアをノック”の部分がそれにあたる。文の前後の”意思とは離れたところで未来は揺らめいている”と”香澄の前髪が揺れた”が小さな空気の動きに対応する。このシーンが曲のサビの

さあ飛び出そう! 明日のドアノックして

に対応しており、まさしく香澄が星を追いかけることで未来を変えようとしているところである。このように、イエバンの歌詞と本書が逐一対応していることがよくわかる。

本章ではバンドリにおいて重要なキーワードの1つが登場する。それは”星の鼓動”である。曲名にも登場するこのワードは一体何を意味するのだろうか。回想によれば、香澄が幼い頃に星空を見上げ心を打たれたときに感じた鼓動をこう呼んでいる。この鼓動というのは紛れもなく自分の心臓の鼓動である。つまり、自分の鼓動がはっきり聞こえるほどの胸の高鳴るような魅力に出会うということである。

最後に1つ、気になった点がある。香澄が現国の授業中に当てられて読んだ誤ったページの文章である。

恋はスタンプカードのようなものだ、

(中略)

その日まで、私たちは小さな声で歌うのだ。絶対

調べてみたところ、本作の著者である中村航先生の作品「絶対、最強の恋のうた」の文章であった。便宜的に自作品の文章を使ったのか、それとも何か関連した意味があるのか…「最強のうた」という部分が妙に引っかかる。機会があればこちらも読んでみたいと思った。

 

#02 踏み出すキミを待ち続けてる

あらすじ

登校中、星に導かれてたどり着いた質店のランダムスターがどうしても気になった香澄は、放課後にもう一度その質店を訪れる。家主の有咲に案内され、蔵に仕舞ったランダムスターを触らせてもらうと、香澄はついに星の鼓動に出会うことができた。ランダムスターに触れて豹変した香澄を見て、有咲は香澄にランダムスターを譲ることにする。ただし、有咲の課すミッションをクリアすることを条件に。こうして香澄のギター練習が始まったが、次に課せられた人前で歌うというミッションが香澄の前に立ちはだかる。

バンドリという物語が、ついに一歩動き出す場面である。

感想

大きなポテンシャルを秘めた香澄と、香澄から才能を引き出してやる有咲がいいコンビだった。特に有咲が香澄のギターとの相性に魅せられた時のロマンチックな表現が面白かった。

質店の市ヶ谷有咲という人物が増え、香澄と有咲の会話をベースに進行する。これまでは香澄の視点で描かれていたが、視点が一度有咲に移る部分がある。香澄が初めてランダムスターに触れた、蔵での一連の出来事のシーンである。ここでの香澄はランダムスターに夢中で、有咲の言うことが度々聞こえていないほどである。つまり、物語の進行上は客観的に見ている有咲視点の方が情景を具体的に説明できるのである。加えて、冷静な立場の有咲から見える香澄の様子がどれほど高ぶっていたのかを強調する効果もある。時間の経過を用いてごく自然に視点の切り替えが行われていて、面白いと思った。

#01で登場する、高校での香澄に影でつけられているあだ名、「スタ子」が登場する。星のキーホルダーを付けてるからなのか、スタスタとすぐに帰ってしまうからなのか、それが蔑称であることは間違いない。しかし、ランダムスターを手にした香澄のことを有咲は「ランダムスタ子」と呼んだ。香澄は笑顔で

「そう、わたしスタ子! ランダムスタ子!」

と答えた。影で呼ばれていた蔑称を、自ら笑顔で名乗ったのだ。ランダムスターが、香澄を塞いでるイヤホンを外したことがわかる描写だった。

ところでバンドリは声優が実際にライブを行うことで一緒に成長していく物語である。その最初のライブは、2015年4月18日だった。それから何度もライブをしてきた。その時の決まり文句は

「最高が欲しいんでしょ?」

だった。この言葉のルーツが、ランダムスターの元持ち主である有咲の父が好きだったKISSのライブアルバムでボーカリストが放ったセリフだったのだ。

楽器を鳴らすマネをして、ひとしきり楽しんだ香澄は、不意にあるワードを口にする。

「夢を撃ち抜け!」

―BANG! DREAM!

そう、これが本作品のタイトルである。

そのとき始まったものの正体を、まだ二人は知らない。

すなわち、これがバンドリの原点でありスタートであることを意味する。そして、何ということだろうか、香澄と有咲のバンドリ物語が動き始めたこの日この時が、まさに4月18日の18時頃、実際に最初のライブが行われた日時なのだ。最初のライブから通いつめ、ともに成長を分かち合った私としても、この演出には目頭が熱くなった。演者と一緒に成長していく物語であるから、こうして現実とリンクした描写も頻繁に盛り込まれている。そういう夢を夢だけで終わらせないところがバンドリの魅力の1つかなと思った。

また、香澄がバンドリというワードを口にするシーンの最初の形式段落はこのように書かれている。

その後に起こったことを、有咲はずっと覚えている。

2人がひとしきり楽しんだ後香澄がバンドリと言い放ったのだから、時間的にはつながっていることである。なのに、あえてバンドリ発言のシーンからは急に回想的にしている。有咲にとって忘れられない印象的な思い出だったことはもちろん、それがただの出来事ではなく特別重要な出来事であることを読者にも強調できる。

時間が進んで翌日、授業中のシーンで

退屈な授業のかたわらで、(略)窓の外を見上げた。

(略)遠く雲の切れ間がまぶしい。きっともうすぐ、腫れた空に会える。

SHINE!

どきどきしていた。(略)ずっとどきどきしていた。

この部分は#01に引き続き、イエバンの1番Aメロの後半と1番Bメロを表している。物語が曲に沿って進んでいるのがわかる。

ちなみに、香澄が家でもギターの練習ができるようにと有咲が貸したギターはレスポール型であると記されている。これは香澄を演じている愛美さんの私物ギターがレスポールスペシャルであることに由来すると考えられる。レスポールスペシャルは愛美さんが憧れるバンドに影響されて高校時代から使っているもので、後に声優の仕事に活かされバンドリという仕事に繋がることとなる。ファンにとっても思い入れの深いギターだ。

 

#03 解き放つ 無敵で最強のうたを!

あらすじ

有咲に課せられた人前で歌うというミッションに挫折しそうになるも香澄は見事にクリアする。それを見た有咲は香澄と一緒にバンドをすることを決意。しかしそこに突然、香澄のクラスメイトで忍者のような不思議な少女牛込りみが現れ、ベースを演奏してみせた。りみのベースの音を聴いた有咲は、彼女をバンドに誘うようにと香澄に新たなミッションを課す。一方で、金欠のため学校で炊飯器の白米を売りつけることで生活費補填を図っていたりみは、香澄とのやり取りのせいでそれが教師にバレて炊飯器持ち込み禁止になってしまう。教師に提案された香澄の隣の席の不登校生徒を学校に連れてくれば炊飯器持ち込みは許可するという条件をのんだりみは、このようになった原因が香澄にもあるとして、香澄に不登校生徒を登校させる任務に協力させる。そしてその不登校の生徒の名前はなんと、市ヶ谷有咲のことだと発覚する。有咲はりみをバンドに誘い、りみは有咲を登校させるというお互いの主張の架け橋となった香澄だが、どちらからも提案を拒まれ悩まされる。机の落書きでのやりとりで得たアドバイスを糧に、香澄はランダムスターの力を借りて自分の想いを伝えた結果、無事有咲は登校し、りみがバンドに加入したのだった。

新メンバー、牛込りみが加わった。また、歌への恐怖をひとつ乗り超えた香澄が、有咲やりみをも前進させる、成長が見え始めたシーンである。

感想

バンドを結成し新たにりみを加入させたり有咲が学校に行くようになったりするために奮闘し、一山越えて一件落着するというもの。今後もメンバーを集めるために色々な出来事が起こるであることは容易に推測できるが、毎度変化球で現れるキャラクターとメンバー加入までの試行錯誤が、面白さのポイントだ。

香澄が有咲に歌を披露する日の前日の蔵でのやりとりで、蔵に出入りするネコの”ザンジ”の描写が随所に挟まれている。まず1つ目は、ザンジが香澄の膝の上に乗ってくるシーン。この後香澄は、そういえば有咲はどこの学校に通っているんだろう、と有咲自身に意識を向ける。2つ目は、香澄がザンジの耳の付け根を撫でるシーン。有咲の前で歌うことへの不安を募らせる。3つ目は、ザンジが香澄の膝の上から去るシーン。もし歌えなかったら有咲に失望されてしまうと考える。このザンジの動きは、香澄が有咲に対して向けている潜在的な意識を表現しているのではないかと思った。

ついに香澄が有咲の前で歌を披露するというシーンには、スタビやイエバンの歌詞が登場する。”聞こえないふりを続けてきた”や”歌を解き放とう”、”眠っていた声”である。もう何年も人前で歌っていなかった香澄が歌への恐怖を一歩乗り超えるという極めて重要な場面で、より密接に曲とリンクしているので、緊張感や感情移入が一層強くなった。

ところで香澄がりみにお弁当のおかずを分けてあげるシーンで、りみが食べていたのはブロッコリーだった。ブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」だそうだ。塩ご飯をおかずにご飯を食べていたりみにとって、分けてもらったおかずは小さな幸せだっただろう。こじつけがましいが。このシーンの最後にはプチトマトを食べている。プチトマトの花言葉には「感謝」があるようだ。おかずを分けてもらったお礼だろうか。こじつけがましいが。

お互いの主張を曲げず膠着状態になる有咲とりみの注意をひくために、香澄がギターを鳴らした時に使ったエフェクターはジェットフランジャーだった。フランジャーは、特定の場所に使うことで意外性を出したり強調をするものだそう。2人の注意を引くという点を考えて用いられたのがわかる。楽器の知識が乏しい私は調べるまでジェットフランジャーなど知らなかったが、楽器やバンドにある程度通じている人からすれば、本作品はそういったネタがよく登場するので読んでいて楽しいのではないだろうか。私も知らない用語はできるだけ調べて、そのシーンの効果に納得する事が多かった。

無事に有咲を学校へ登校させて一件落着した最後のシーンで、香澄は机の落書きに次の1文を添える。

わたしカスミっていいます。よかったらあなたの名前も教えて!

本章はこの1文で終わるが、ここに1つの苦難を乗り超えた香澄についた自信であったりとか、この先訪れる未来へ希望が垣間見えた。

本章では、登場人物が増えて会話文も増えたため、非常にテンポよく展開していた。りみのキャラクターはバンドリのリニューアルで最も抜本的に変わってしまったが、忍者、裸足、クマ、関西弁ととにかく賑やかなキャラの濃さは懐かしかった。ライブで実際に裸足に上履きをはいていたこともあった。暗くて引っ込み思案な香澄や冷静で不登校の有咲と比較してもかなり対象的で、物語を一気に加速させる面白い存在だと思った。

また、本章で初登場した牛込りみだが、彼女を演じる西本りみさんに関連する要素がいくつか登場する。まずは香澄の目を引くのに使っているリラックスしたクマのぬいぐるみ。これは西本りみさんが大のリラックマ好きであることに起因する。次に彼女が時々関西弁を使うところや、タンバの米と言うシーン。これは兵庫県出身で、実際によく関西弁を使っていることが由来。そして彼女が弾いた蔵にあったベース、赤いアイバニ。これもまたESPからバンドリ用ベースが贈られるまで実際に使用していた私物のベースである。また、有咲が購入した白いキーボードはRolandのJunoシリーズということだが、こちらも有咲を演じる伊藤彩沙さんが実際に使用しているものである。

 

#04 夢とキミが出会うメロディ♪

あらすじ

いよいよ本格的にバンドとして練習を始めた蔵Party(仮)、通称クラパの3人は、いずれメンバーを増やしてライブをしたいと考えていた。そんなある日、学校の屋上でアコギを弾く少女、花園たえを発見する。彼女の音色に感化され、3人は一層の技術向上を決意した。後日、有咲はクラパのプロジェクト名を”BanG Dream!”と命名する。これは以前香澄が初めてランダムスターを触った時に思わず発したワードだ。それが偶然にも、りみが地元で憧れのバンドのライブを見るために通っていたライブハウスの壁にも同じワードが書かれていたのだ。さらには、今は亡き有咲の父がランダムスターと一緒に封印していた”成り上がりノート”にも、”Yes! BanG_Dream!”というタイトルの曲が書かれていた。メロディと”In the name of BanG_Dream! Yes! BanG_Dream!”という歌詞のみが残されたこの曲を完成すべく、香澄は作詞を一任される。最初は初めての作詞に頭を悩ますも、机の上の落書きで会話をしている”サアヤ”にアドバイスをもらいながら、ついに歌詞を完成させた。残すは曲のコードだけ、というところで3人は再びたえを発見する。公園でギターを演奏するたえが最後の曲を弾き始めると、香澄はそれが”Yes! BanG_Dream!”のコードであることに気づいた。香澄はたえをバンドに誘うが、逃げられてしまう。なんとか3人でたえを説得し、クラパのリードギターとして迎え入れることになった。”Yes! BanG_Dream!”のコードはたえが幼い頃に出会ったギターの師匠が託していったものだという。奇跡のように導かれて出会った4人は、”Yes! BanG_Dream!”の完成を目指した。その後、たえが知り合いのつてで地元の夏祭りのステージでの演奏を勧められ、思わず快諾してしまう。突然のライブ参加に戸惑うも、4人は猛練習を重ねた。不安を乗り超えて、ライブを全力で楽しむことが出来た。

新メンバー花園たえが加入した。また、”BanG_Dream!”というワードに秘められた謎が、少しだけ明らかになる。

感想

香澄の歌詞とたえのコードが合わさって”Yes! BanG_Dream!”になったときは歯車が噛み合ったような気持ちよさがあった。主旋律を残した有咲の父と、コードを残したたえの師匠、そして師匠が西へ行くと言ったこと、りみの地元にも”BanG_Dream!”の文字があったこと、少しずつ謎が解き明かされて、ワクワク感と早く読み進めたいという好奇心を掻き立てられた。また、たえがまた良いキャラをしていて、4人の漫才みたいな会話が面白い。

色々な曲をコピーしてバンド練習をしていたクラパの3人だが、その時に女子高生っぽい曲をと選んだ曲が「シャングリラ」「君の知らない物語」「天体観測」「シリウス」などなど。オリジナル曲がほぼ無かった1stライブ当時のバンドリは、アニソンカバーが中心だった。ここに登場する曲の中にはライブで実際にカバーしたものや、そうでないものもある。もしかしたら企画会議で案に挙がったものだったりするのだろうか。同じような世代の曲ばかりで、どれも私の好きなアニソンばかりだ。実際にライブで聴いた時の胸の高鳴りや、体中から湧いてくる興奮を今でも覚えている。

本章ではいよいよイエバンの歌詞そのものに迫ることになる。”成り上がりノート”に残されていた

In the name of BanG_Dream! Yes! BanG_Dream!

という歌詞において、”BanG”と”Dream”の間に”_”(アンダーバー)が入っているのがわかる。バンドリのリニューアル前はタイトルにも必ずこのアンダーバーが入っていたが、何故かそれは無くなってしまった。何か不都合があるのか、消えた理由はわからないが、イエバンの歌詞にだけは残っている。タイトルから消えたアンダーバーは、この星の鼓動編というストーリーそのものだと思って、脚本が一新されても一生忘れないでいたいと思った。

それはさておき、香澄はイエバンの作詞をするために、机の落書きの相手”サアヤ”からの助言をもらっていたことがわかった。このサアヤとはもちろん山吹沙綾のことだ。そして、イエバンの歌詞

教室の机の上に刻まれた キミの夢

きっと ずっと 遠くて眩しいから FINE!

と言う部分が、何度も香澄の背中を押してくれたサアヤに向けて書かれたものだということがわかり、膝を打った。

また、歌詞中に何度も”キミ”というワードが現れる。サアヤのことかとも思ったが、”夢とキミが出会うメロディ”ということは、きっとこの曲に出会いバンドリの名のもとに生きる全ての人のことを表していると思った。あなたも夢を撃ち抜いていこう、というメッセージを感じた。

ライブ中の描写として

もっと弾きたいし、もっと歌いたいし、もっと弾けたかった。

とあるが、”弾けたかった”というのは、もっと弾きたいけど、演奏技術が伴っていないということだ。夢中で楽しいけれども、まだまだ足りないところがある悔しさのようなものを感じた。実際にライブ経験を重ねていた演者たちも、きっと同じ思いだっただろう。これに関連して、#04の内容になるがライブをすることになった香澄に対してサアヤは落書きでこう助言する。

のどのケアに気をつけてね!

実際に行われた一番最初のライブのアンコールで、愛美さんは喉を枯らした。声が出なかった。それでも一生懸命に絞り出そうとしたが、歌声にならなかった。思わず涙を零した。聴衆は、みんなで一緒になって歌った。「創聖のアクエリオン」を聴くと、今でもそれがフラッシュバックする。いつも笑顔、笑顔が取り柄の彼女が、悔しさの余りファンの前で涙を流したのだ。彼女にとって、それがどれだけ悔しかったのか、ファン歴の浅い私から見ても明らかだった。もしかするとサアヤのこの一言には、過去に悔しい経験をした彼女からのメッセージを代弁したものなのかもしれない、と思った。

夏祭りライブで1曲目に子供向けアニメの曲を演奏したのは当時の漫画連載のストーリーと同じで、2曲目の「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」は2015年10月に行われた4thライブで実際に演奏したのが由来かなと思う。当時の連載ではこの時「夏空 SUN! SUN! SEVEN!」が作られた。

本章初登場の花園たえは最初、アコギを弾いている。たえを演じる大塚紗英さんはもともとバンドリをやる前からアコギの経験者だったのだ。花園たえ同様、バンドリに参加するにあたって、初めてのエレキギターを1日12時間の猛特訓したそうだ。先輩たちの足を引っ張らないように、とにかく努力に努力を重ねる謙虚さは、花園たえにそっくりだと思った。

 

#05 まっすぐに ホントの声きかせて

あらすじ

夏祭りのライブを終えた4人は、オリジナル曲の制作とドラムメンバー集めを次なる課題とした。一方で、4人のライブを見ていた沙綾は、香澄に机の落書きで自分がライブを見ていたことや、ドラムの経験があることを伝える。香澄は、それを見て沙綾をバンドに誘うも、断られてしまう。香澄は沙綾に会いたいと伝えると、有咲と同様に星印で、自分の家を教えた。ついに4人は沙綾と初対面するも、香澄はバンドの誘いを断られたショックで再び自信をなくしてしまった。見かねた有咲は、荒療治といって香澄に「自分のスタートになるような、その歌を背負って、その歌を愛して愛されるような歌を創るまでは蔵の出入りは禁止」と告げる。悩む香澄は、再び沙綾の家にたどり着く。香澄は沙綾に悩みを全て打ち明け、沙綾は親身になって応えた。力をもらった香澄は無我夢中で歌を書き上げた。沙綾はその歌を読んで、自分が以前バンドをやっていたことを香澄に打ち明ける。香澄は自分の作ったその歌を完成させて聴かたいから蔵に来てほしいと言い残して去った。香澄が蔵に戻り、4人で暗中模索して曲を創っていると、そこへ沙綾が現れる。沙綾もまた、過去の自分を乗り超えて、またバンドをやりたいと言った。5人のバンド、”Poppin’ Party”が誕生した。

ついに最後のメンバー、山吹沙綾が加入し、バンド名が”Poppin’ Party”に決定する。また、”BanG Dream!”に隠された謎も明らかに。

感想

最も物語の核心に迫るシーンだった。香澄にとって歌とはどういう存在なのか、本当の自分とは一体どういうものなのか。丁寧に描かれていて、心にダイレクトにぶつかってきた。

香澄が創る曲について、有沙は最初に”小心者のテーマ”にしなさいと言った。その後、”自分のスタートになる、背負っていけるような歌”にしなさいと言った。私はスタビはこの物語の集大成だと前述したが、それは小心者の香澄が自分の歌と向き合う覚悟ができた時に初めてPoppin’ Partyが誕生するという意味である。

スタビの歌詞にも”キミ”というワードが現れるが、これは香澄の中にいる香澄自身のことだと思った。歌いたいと願う自分の本心を呼び覚まし、一生歌を背負っていくことを誓った曲だ。

香澄は過去の経験から歌うことをやめ、沙綾もまたバンドをすることをやめてしまった。同じ境遇にいた2人だからこそ無意識に惹かれ合って、香澄は沙綾の言葉に背中を押され、沙綾は香澄の歌に目を覚ましたのかもしれない。

悩みを打ち明けた香澄に対して沙綾が言った言葉は

「(略)人生は魔法じゃないから」

「だから何度でも、歌うんじゃないかな」

「歌は流れ、継がれる。どんな歌だって、再び歌われるときを待ってる。何年経っても、もう一度、思い出して口ずさむ」

以前、香澄が沙綾にもらった言葉が”魔法”と表現されていた。しかし沙綾は、”魔法じゃない”と言った。何度も思い出して口ずさむ、”POPPING!”という魔法の言葉もそうだ。昨日までの自分にサヨナラをして、大切なものに何度でも出会うために、何度でも歌うのだ。魔法で自分を変えるのではなくて、自分は自分なのだから大切なものを何度でも思い出しながら進んでいこう、私はスタビの歌詞からそう読み取った。

途中で語られる”BanG Dream!”に秘められたトリックの答え。昔活動していたとある4人組バンドの1人が有咲の父で、もう1人はたえの神で、もう1人はりみが通っていたライブハウスの店主だった。もう1人は事故死してしまったため、解散となった。沙綾の父はそのバンドの解散ライブを偶然目撃していた。各々が”BanG Dream!”というワードやその曲の一部を託し、それぞれがポピパのメンバーへ渡って奇跡のように再開する。というもの。香澄だけが、”BanG Dream!”というワードを自分で思いついたのもまた、奇跡である。このカラクリには素直に感心させられたし、バラバラだったパズルのピースがだんだんとはまっていくような楽しさがあった。

このバンドリの名のもとに活動していたバンドは、歌うことはやめてしまった。しかし、バンドリという曲に恥じないように生きていこうと誓い、その場に立ち会った人々は何度もこのワードを思い出し助けられながら生きていた。これはまさに、沙綾が香澄に言った内容そのものである。

本章でバンドの正式名称が「Poppin’Party」(以後、ポピパ)に決まるが、これは実際に演者が話し合って決めたものである。最初に発案したのは愛美さんで、そこに他メンバーが賛同する形で決まったそう。本書ではメンバーが全員揃うまでの間はクラパ(仮)だが、漫画連載当時はメンバーが3人になった段階ですでにこの名前になっている。当時の連載は荒削りなバンドリのプロトタイプで、小説版になって細かい修正やもっと深いアプローチが盛り込まれストーリーが完成するというような印象を受けた。バンドリの連載が開始した当時中村航先生は「ナカムラコウ」とカタカナの名前を使っていたことも考えると、当時はまだバンドリが試作段階だったことが推測できる。小説版を機に、久々に当時の月刊ブシロードを読み返してみるとまた面白い。

ちなみに沙綾が自宅でドラムパッドを叩いてるシーンに”頭へごちん”というフレーズがあるが、御存知の通り沙綾を演じる大橋彩香さんのネタである。当時の連載にも同じ文章が登場しており、沙綾役の声優が発表される直前ということで「もしかしたら大橋彩香さんなのではないか」というファンの推測が話題になっていた。

 

#06 走り始めたばかりのキミに

感想

エピローグのような部分で、ついに5人揃ったポピパの各メンバーがこれからの未来に決意を表し物語は幕を閉じる。走り出したポピパを送り出すようにして添えられたのは、はしきみの歌詞である。作詞作曲は沙綾ということになっている。歌詞に登場する”キミ”とは沙綾が再びバンドを始めるきっかけとなった香澄の存在だと思うが、走り始めたばかりの”キミ”とは、ポピパや香澄だけではなく、これから人生という道を走っていくであろうそこのあなたのことだ。

ちなみに円陣をするときの掛け声は、実際に演者が使っているものである。

 

おわりに

これはバンドが成長していく物語、ではない。夢を目指す者たちが互いに惹かれ合い、自分の持つ壁を乗り超えるための物語だ。だから物語はバンドを結成したところで幕を閉じている。

かつては歌うことを諦めた香澄は、歌いたいという自分の本心に気づけた。音楽を諦めた沙綾もまた、音楽をやりたいという本心に気づいた。蔵に閉じこもっていた有咲は、見つけた夢のために外へ出ることが出来た。夢に出会うために努力を続けたたえは、1つの夢に出会えた。

いつからだろう、いつの間にか、私には夢というものは無くなっていた。もしくは気づいていないだけなのかもしれない。私も香澄ほどではないが、人と話すことへの恐怖があったり自信を失くすことがある。変わろうとするんじゃなくて、進んでいこうと思った。バンドリの名のもとに。


 

あとがき

小説版のバンドリは、

現在月刊ブシロードに連載中のストーリーとは異なり、

それ以前に連載していた方のストーリーがベースです。

こちらは「星の鼓動編」として1年余りで完結してしまったのですが、

単行本化はされていないため

当時の月刊ブシロードを持っている人にしか読むことの出来ない

貴重なストーリーとなっていました。

 

私にとってのバンドリの原点はこの「星の鼓動編」であるため、

こうして書籍として再びファンの手に渡っていったことに

大変感謝しております。

 

この物語の続きは、自分の目で、確かめたいと思います。

DELL inspiron 15R SE 7520 のHDDを換装する

どうも。

今回は備忘録として、

ノートパソコンのHDD不良による故障を

HDD換装によって自己修理する流れを書き留めます。

 


製品

 

img_3654

修理するパソコンは、

DELL inspiron 15R SE 7520

購入したのは2013年4月なので、もう3年以上経っています。

後継機が出ているので、この型はもう販売していないと思います。

 


 

症状

 

このパソコンは過去に何度もぶっ壊れては直しを

繰り返してきました。

その問題のほとんどは、OSが起動しなくなるというもの。

 

そういう場合はだいたいリカバリディスクを使うと直るのですが、

リカバリディスクはおろかスタートアップ修復すら

立ち上がらなくなるレベルにまでなったので、

次なる手段としてOSをクリーンインストールすることで

強制的に解決していました。

 

こういった問題の主たる原因は、

HDDの損傷です。

 

OSクリーンインストールでだましだまし直したところで、

また同じ問題が発生するのは目に見えているので、

ついにHDDを新品に交換することにしました。

(パソコン新調する金があるなら是非そちらをおすすめしたい。)

 


用意するもの

 

  • 精密ドライバー
  • 内蔵HDD(2.5インチ, 9.5mm)
  • 新しいOSのインストールメディア

 

HDDはサイズが何種類かありますが、

このPCでは2.5インチ、9.5mmのものです。

1TBでだいたい6千円あればお釣りが来ます。

私は価格.comで売れ筋1位だった

TOSHIBA MQ01ABD100をドスパラの通販で購入しました。

(祝日の14時に注文したら1時間で発送完了されて、翌日午前に届きました。早すぎ。)

 

OSはお好きなものを用意してください。

私はMicrosoftが大学と提携して関係者向けに無料配布している

Windows7を使用しました。

(Microsoft Imagineというサービスです。旧名Dream Spark。)

.isoファイルを落として、USBメモリに焼きました。

 

 


手順

 

HDDを交換してOSをクリーンインストールします。

 

DELLの製品サポートのページで、

PCの底面に記載されているサービスタグを入力すると、

自分の使用しているPCについての情報を得ることが出来ます。

オーナーズマニュアルには分解方法が書かれているので、

そちらを参考にするとよいでしょう。

 

ではHDDの交換手順を説明します。

 

まずはACアダプタを外し、バッテリーを抜き取ります。

img_3656

電源が接続されていない状態で作業しましょう。

 

次に底面の3箇所のネジを外します。

IMG_36572.png

L字型のカバーがいくつかのツメでハマっているので、

ゆっくり剥がすようにして外します。

写真向かって上の方から外していくと外しやすいと思います。

 

カバーを外すと、このようにHDDとメモリが入っています。

img_3658

 

HDDを固定している4つのネジを外します。

img_36592

 

黒くて薄い弁がついているので、

これをつまんで少し上に持ち上げ(①)、

引っ張って端子から外します(②)。

IMG_36602.png

 

HDDを外しました。

img_3661

 

HDDの両側面のネジ2箇所ずつ計4つを外し、

固定用の薄い金属板を外します。

img_3662

 

が、

ここのネジがマジで固い。

全然回らん。

 

どう頑張っても1つしか外せませんでした。

もうマヂ無理。

img_3664

 

でも金属板のカバーが無いとHDDが固定できないし…

 

せや!

img_3665

強硬策に出ました。

この金属板はとても柔らかいので、

1つだけ外れたところからひん曲げて金属疲労でちぎってやりました。

持ち運ばないし、1箇所固定できてればいいよね…。

 

歪んだ切れ端はペンチで整形すれば問題なく装着できました。

img_3666

 

あまり推奨されない行為なので、みなさまに於かれましては

どうにかして外してください。

 

あとはHDDを外した逆の順番で取り付けて、

カバーを戻せば換装作業は終了です。

 

電源を入れたらすぐに[F12]キーを押して、

予め作成したインストールメディアの入ったUSBメモリを挿入し、

USB Storage Deviceを選択して起動します。

img_3669

CDやDVDの場合はそちらを選択してください。

 

あとは通常のOSインストールになります。

img_3672

 

 

このままOSインストールを終えても、

無線LANやグラフィックなどのドライバが何もない状態ですので、

必ず購入時に付属していたドライバインストールメディアから

適宜インストールしてください。

 

おわり。

 


 

余談

 

今回取り上げたDELL inspiron 15Rですが、

HDDの換装手順をググって出てくるのはだいたい

私の使っているものの後継機になります。

どうも私の使っている型についてのHDD換装方法が書かれた記事が

見つからなかったので、こちらで紹介しました。

ついでに製品仕様書にHDDの仕様が書かれていなかったので、

まとめて書き留めておきました。

 

たいていのノートPCだとHDDやメモリの換装は

今回のように底面のネジをいくつか外すだけで簡単に交換できるのですが、

どうやらそのinspiron後継機は

キーボード、パームレスト、ディスプレイ、マザーボードまで外さないといけないようで

ちょっと面倒な感じになっているみたいですね。

BTOパソコンが売りでオーナーズマニュアルまで用意するのに、

なんでこんな面倒くさい仕様にしてしまったんだか…。

 

 

関東道の駅めぐり8日目 -新登場茨城県中部・栃木県進出-

9月15日

2016年初の道の駅めぐりです。

 

この日は少し大学に用事があったので、

そのついでに今年オープンされた道の駅に行ってまいりました。

さらについでに栃木県にも進出してまいりました。

 

今回訪れたのは以下の4駅です。

(訪れた順)

本当は帰りがけに しもつけ や にのみや

にも寄ろうかと思ったのですが、

時間が厳しかったので断念しました。

 

今年の夏は旅に出る機会に恵まれず、

とにかくドライブがしたかったという感じなので、

探索は無しです。

 

<移動経路>

移動経路は以下の通りです。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-16-15-15-38

だいたい300kmくらいでした。

 

<出発>

13時:大学で用事を済ませ、つくば市から出発

 

以前日立に行った時は国道6号を使用しましたが、

それだと味気ないので、

今回は筑波山東側よりJR水戸線笠間駅、城里町を抜けていくルートにしました。

峠を軽く2つくらい越えていく感じです。

 

筑波山より南東に位置する朝日峠、

ここをくぐりショートカットできる朝日トンネルは

開通が2012年と新しいものです。

スクリーンショット 2016-09-16 15.46.22.png

そしてこの近くには茨城名物、未舗装県道があります。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-16-15-48-50

かすみがうら市から筑波山ロープウェイまで行くことの出来る

県道236号線ですが、ちょうど画像に示す部分は未舗装で、

砂利のガタガタオフロードです。

ガルパン4DXを体験したいのであれば、こちらを通ると良いでしょう。

(軽トラなら尚良し。)

 

次に通ったのは、筑波山より北北東に位置する吾国山(わがくにさん)。

県道42号が通っており、常に片側1車線ずつ確保されているのでスムーズでした。

 

そのまま北上していくと、やがて笠間の市街地に出ます。

JR水戸線笠間駅付近から市街地を縦断し、

笠間の街を囲う山を越えます。

 

県道61号を進むと

那珂川、城里町、JR水郡線、久慈川

を越えて常陸太田にたどり着きます。

ちなみに、この県道61号といえば、

以前ご紹介した未成区間のある道路です。

スクリーンショット 2016-09-16 16.16.48.png

 

交通量は終始穏やかでむしろ空いている程度でした。

つくばから80kmくらいあったのですが、

所要時間は2時間でした。

 

山道を使うにも関わらず、国道6号を使うのと大差は無いようです。

 

15時:道の駅 黄門の郷 ひたちおおた に到着

 

<黄門の郷 ひたちおおた>

今年2016年7月21日にオープンしたばかりの

ピカピカ道の駅です。

img_3585

1つの長い建物になっているオーソドックス型です。

写真手前からトイレ、コンビニ(デイリーヤマザキ)、直売所、

フードコート、レストランとなっております。

新しい道の駅としては古河よりも小さいですが、

9月の平日でもお客さんが結構いました。

適正キャパという感じです。

 

水戸から近いということで、

水戸黄門や納豆に関係するお土産が多かったです。

また、お米も名産だそう。

 

水戸銘菓の亀印製菓も出店しており、

和菓子が少し置いてありました。

さしま茶入りの豆大福とか美味しそうでした。

 

レストラン・フードコートはとても小さかったです。

 

 

スタンプは、直売所とフードコートの間にある

小さいインフォメーションカウンターに設置されています。

 

15時半:出発

 

お隣の常陸大宮へ行きます。

国道293号を西へ進み、

JR水郡線常陸大宮駅付近で久慈川と並走する国道118号を北上。

ちょうどこれから山間部に入るという直前に、道の駅常陸大宮があります。

 

ちなみにその先へ進むと、JR水郡線とともに大子町にたどり着きます。

茨城北部を縦断する2本の谷のうち西側ということになりますね。

 

 

16時15分:道の駅常陸大宮〜かわプラザ〜に到着

 

<常陸大宮 〜かわプラザ〜>

その名の通り、久慈川の沿岸にあります。

こちらも今年2016年3月25日にオープンした新人です。

img_3588

1つの建物からなり、正面の直売所の裏手にフードコートがある感じです。

トイレは写真手前、情報施設は奥です。

そしてここで珍しいのは、

小さなフードコートの上に展望室というものがあることです。

img_3591

ここから久慈川の様子を見ることが出来ます。

img_3589 img_3590

 

フードコートにはテラス席もあるので、

景色を見ながらお食事をすることもできます。

(展望室へのフードコート飲食物の持ち込はできないのでご注意を。)

 

時間のせいもあるのか、人は少なかったです。

 

スタンプは奥の情報施設に設置されています。

 

16時25分:出発

 

 

 

最後に行く はが の営業時間が18時までなので、

意外と時間が無い事に気づく恒例のパターン。

ここから茂木を目指します。

 

一度国道118号を南下し、

JR水郡線常陸大宮駅のあたりから西へ。

やがて那珂川に沿って国道123号が通っているので、

その通りに進めば道の駅もてぎにたどり着きます。

 

茂木というとサーキットくらいしか知らないのですが、

意外と山の中にあってびっくりしました。

交通量もほとんどなければ信号も少なく景色がいいので、

快適なドライブコースでした。

 

途中で道の駅かつらを通りますが、一度訪れているので省略です。

 

ちなみにもてぎ、いちかい、はが と3つの道の駅が密集していて

一度で三度美味しいのですが、

この日いちかいが木曜休館日ということで、

スタンプゲットならず。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-16-17-12-22

こんなに近いのに…

 

17時過ぎ:道の駅もてぎ に到着

 

<もてぎ>

全国モデルに指定された優等生です。

とても広いという感じではないのですが、

建物の種類が多かったです。

 

こちらが土産屋と小さな飲食店、トイレです。

img_3594

 

次に直売所があります。

img_3593

 

その奥にもレストランがあります。

img_3596

 

広場を挟んで向かい側には防災館というものがあります。

img_3598

子供が遊べるスペースも設けられています。

 

さらに奥には公園もあります。

img_3597

写真左端に見切れている黄色い建物ですが、

近代住宅を見学できる施設だそうです。

 

そして新たに設置されたらしいバウム工房。

当初は観光案内所だけだったのを改築したみたいです。

img_3592

スタンプもこの建物内にあります。

 

時間が時間なので人も少なく閉まっているところもありましたが、

さすが全国モデルだけあってバリエーションが豊富でした。

 

さらには近くを真岡鐵道線が走っており、

週末はSLが運行するのでここから見ることも出来ます。

 

ところでこの真岡鐵道線は真岡鐵道が運営する3セクなのですが、

見ての通り行き止まり路線となっています。

スクリーンショット 2016-09-16 17.33.21.png

 

実は真岡鐵道線の茂木より先も、水郡線や水戸に通じる路線が計画されていたのです。

これには以前言及した茨城交通茨城線(通称:御前山線)も関係しています。

 

明治〜大正時代、現在の真岡鐵道線は

国鉄真岡軽便線として、下館駅より真岡駅が開通し、やがて茂木駅まで延伸していきました。

軽便線廃止後も国鉄真岡線として営業を続ける中、

水戸から茂木へ結ぶ路線が計画されました。

 

これにより1927(昭和2)年に水戸の赤塚駅から御前山駅までを結ぶ路線が開通しました、

それが茨城交通茨城線(御前山駅)です。

 

そして1937(昭和12)年に茂木からも延伸工事が進められます。

この路線は国鉄長倉線といいます。

 

しかし、戦時中になって不要路線の削減が始まると、

工事中の長倉線もそのターゲットとなり、レールも転用さてしまいました。

長倉の要望で那珂川を渡るルートを採用したにも関わらず、

そのための橋の材料が用意できず、那珂川を渡ること無く工事は終了しました。

 

戦後は工事が再開されるどころか、

1968(昭和43)年に真岡線が赤字による廃止対象となってしまい、

JR継承後1年で1988(昭和63)年廃止となりました。

その後すぐに真岡鐵道株式会社として復活を成し遂げますが、

1971(昭和46)年には御前山線も廃止され、

長倉線の計画が実現することはありませんでした。

 

結局、茂木〜長倉間は工事途中、長倉〜御前山間はノータッチ、

御前山〜水戸間は廃止という形になりました。

さらに、長倉〜玉川村(水郡線)も茨城交通によって計画されていましたが、

ノータッチとなりました。

計画当時の路線図を地図に表すと以下のようになります。

スクリーンショット 2016-09-16 17.57.14.png

点線は工事すら行われていない部分です。

御前山線や、長倉線の工事された部分は

レールはないにしても軌道跡や境界杭、橋などが残されているので

訪れてみたいところです。

 

真岡鐵道線に戦前の鉄道計画の名残りがあることがわかりました。

行き止まり路線にはそうなってしまったストーリーが必ず隠れているものですね。

それでは旅路に戻りましょう。

 

17時20分:出発

 

国道123号を再び西へ進みます。

途中まで真岡鐵道線が並走しています。

 

これはストリートビューのスクショですが、

どこに軌道が敷かれているのかわからないくらい

草に囲まれていて面白いです。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-15-22-16-31

(見えませんが、画面を横断する形で軌道が通っています。)

 

道なりに進んでいると、国道123号はやがて左折しますが、

そのまま直進で栃木県道69号へ。

やがて道の駅サシバの里いちかいに到着します。

 

17時半:道の駅サシバの里いちかい に到着

 

しかし、木曜休館日。

一回休み。

 

再び同じ道を西へ進むと、

すぐに道の駅はがにたどり着きます。

この辺はもう山を抜けて街になってきています。

 

17時40分:道の駅はが に到着

 

もてぎ、いちかい、はが と10分間隔で行き来できるので、

本当に近いですね。

 

<はが>

芳賀と書いて「はが」と読みます。

 

建物から漂う独特の古めかしさと、

閉店ギリギリの静寂が都会にはない不思議な雰囲気を纏っていました。

 

細長い建物が2つ並んでおり、

1つは直売所、

img_3599

 

もう1つは飲食店と情報施設です。スタンプはこっちにあります。

img_3600

この建物の裏手には温泉施設もあるようです。

 

これまで見た中でも割と古い印象で、

中の雰囲気もひたちおおたや常陸大宮とは対象的に

昔ながらの道の駅という感じでした。

スーパーで流れてそうなBGMも印象的でした。

 

18時:帰路

 

一人旅恒例の、地図なしで帰るチャレンジです。

青看板の地名と方位計を見ながら、

さいたま市を目指します。

と言っても、ここからだと新国道4号が近いので、

必然的に4号に乗れさえすれば道なりで地元まで帰れました。

 

20時:帰宅

 

新国道4号といえば道の駅こがまでなら行ったことがありますが、

宇都宮の方は初めてでした。

宇都宮〜春日部間は高架化や3車線化が進められており、

信号も殆ど無いので、実質高速道路のようになっていました。

さいたままで100kmはあったのですが、

2時間で着いてしまってさすがにびっくりです。

 

また、途中で4号沿いの道の駅しもつけを見かけましたが、

営業時間後なぜか紫色にライトアップされてパチンコ屋みたいな雰囲気でした。

 

今回行けなかった道の駅いちかいや、しもつけ等、

他にも付近にいくつかあるので、

またまとめて回ってみたいと思います。

10月には真岡市にも新しいのがオープンするみたいです。

 

また、長倉線の存在も知ることが出来たので、

ここも訪れてみたいと思います。

 

今年は卒論もあるのでちょっと厳しいかなと思いますが、

今回みたいに隙を見計らってどっか行けたらなと思います。

(大学院入試は無事合格しました。よかったね。)

 


タイトルで栃木県進出って書いてるけど、

去年みかも行ったじゃんってのは触れないでいただきたい。

1つくらいは誤差ですよ誤差。

Machico「Girls Be Ambitious!!」MVロケ地探訪

2016年7月27日、

Machicoちゃんが3rdアルバム

「Ambitious*」をリリースしました。

自身初のオリジナルアルバムとなっています。

おめでとう!

 

このアルバムのリード曲である

「Girls Be Ambitious!!」にはMVがついており、

初回限定盤を買うとフルバージョンと

密着スペシャルドキュメンタリー映像が見られます。

 

ちなみにYouTubeで公開されたMVショートバージョンがこちら。

 

感想はさておき、

初回限定盤を買ってMVをじっくり見ていると、

CplEZ__UEAEdN95

スカイツリーが見えました。

川沿いだし、都内の東側にロケ地がありそうと思って

Googleマップで荒川沿いを見ていると、

スクリーンショット 2016-08-20 22.36.32

あっさり見つけてしまいました。

 

で、せっかくなんで愛車のDAHONで行ってみました。

 


8月19日

サイクリングも兼ねて、現場に到着。

MVは外の撮影とスタジオ撮影があり、

外の撮影で使用した場所は大別して以下の4箇所です。

  • 荒川堤防
  • 大島小松川公園-風の広場
  • 大島小松川公園-もみじ大橋
  • 平成橋

今回は以上の4箇所を紹介します。

ただ紹介するだけじゃつまらないので、

ぜひともその土地についても知ってもらいたいと思います。

 


荒川堤防

場所はここ。

スクリーンショット 2016-08-20 23.03.42

大島小松川公園の少し南にある、荒川・砂町水辺公園あたりの堤防上です。

 

曲中では主にイントロと1番Aメロで登場しています。

IMG_3029

IMG_3036

 

 

IMG_3030

IMG_3031

 

だだっ広くて場所が分かりづらいかもですが、

三角屋根の看板が目印です。

IMG_3032IMG_3035

以上です。

 

近くにテニスコートがあります。

 

この辺は川と住宅街しか無いので、

他に楽しめるポイントは特に無いです。

 


大島小松川公園

ここは東京都江戸川区小松川と江東区大島をまたぐ

都立公園です。

幾つかの広場に分かれており、結構広いです。

map01401-thumb-575xauto-6003

東京都公園委員会の園内マップより)

 

野球、テニス、ジョギング、アスレチック、BBQなどもできます。

有料駐車場も完備。

都営新宿線東大島駅がど真ん中にあるので、電車アクセスも便利ですね。

 

<風の広場>

公園の一番南端にあるのがこの風の広場です。

ここにはMVに登場する場所が具体的には2箇所あります。

 

まず1つ目はここ。

スクリーンショット 2016-08-20 23.19.19

 

曲中では主に1番Bメロで登場しています。

IMG_3027IMG_3028

 

もう1つはここ。

スクリーンショット 2016-08-20 23.21.19

 

曲中では主に2番Aメロで登場しています。

IMG_3019IMG_3018

 

<旧小松川閘門>

ちなみに、この広場にある謎の建造物ですが、

IMG_3020 IMG_3023

旧小松川閘門というそうです。

IMG_3026 IMG_3024

閘門(こうもん)とはざっくり言うと、水位の違う2つの川を調節して

船を通れるようにするためのものです。

 

ここは荒川と中川(現在は旧中川)の合流地点なのですが、

明治44年の荒川改修によって、

この2つの川に水位差ができるようになってしまい

船の往来に支障をきたしました。

そこで昭和5年にこの閘門が作られたのです。

2つある扉の片方は既に無くなっており、

さらには全体の約3分の2が地中に埋まってしまっているそう。

 

ところで、なんで川にあったものが地中に埋まっているのでしょうか。

一生懸命ここまで運んできたわけではないですよ、

場所はずっと変わっていません。

 

まずは明治40年ごろの地図を見てみましょう。

スクリーンショット 2016-08-20 23.46.01

まだ荒川改修すらされていません。

風の広場にあたる部分は、半分くらいが中川になっています。

 

次に大正時代の地図です。

スクリーンショット 2016-08-20 23.51.23

荒川の流路が登場しました。

 

もともと荒川は流路の安定しない川で、

何千年もの間利根川とともに流路や合流地点を変えてきました。

洪水被害も多く、

荒川という名前も暴れ川から来ているようです。

下流についての開発が遅く、

有史以来も現在の綾瀬川や元荒川、入間川、隅田川などの

流路を通っていたことがありました。

そして明治時代の荒川放水路計画によって現在の形になります。

この地図だとちょうど注水前ということになりますね。

 

そして昭和初期の地図です。

スクリーンショット 2016-08-21 0.03.50.png

小松川閘門が登場しました。

風の広場にあたる部分は、工場だったようです。

水運が発達していた時期ですから、工場地帯になるのも頷けます。

 

そして昭和後期の地図。

スクリーンショット 2016-08-21 0.12.14.png

閘門はなくなり、

完全に工場地帯になりました。

しかし、閘門跡地にはスペースがあるので

取り壊されていなかったということでしょうか。

ちなみに、閘門跡地から少し下流にあるもう1つの閘門は、

荒川ロックゲートといって現在も使われています。

 

平成初期、90年代の地図。

スクリーンショット 2016-08-21 0.20.13.png

平成3年(91年)に頭頂部を残して地中に埋められました。

化学工業がクロム鉱滓を埋めた跡地を無毒化して、

平成9年(97年)に大島小松川公園が開園しました。

 

以上のようにして、

小松川閘門は現在も部分的に残されているということでした。

川を繋いでいた建造物が、当時の位置を変えずに

公園に埋まっているというのは不思議な気分ですが、

この遺構が当時の荒川や水運の歴史を物語ってくれました。

 

「ただそこに遺跡がある」というだけでなく、

時代背景に基づいて「何故そこに遺跡があるのか」を

明らかにしていくのも、非常に面白いことだとわかりました。

これでまたひとつ、豆知識が増えましたね。

 

話が逸れたので、ロケ地紹介に戻ります。

 

<もみじ大橋>

場所はここ。

スクリーンショット 2016-08-21 0.30.30.png

公園の北部、旧中川をまたいで自由の広場とスポーツ広場をつなぐ2本の橋、

もみじ大橋とさくら大橋のうち、北側です。

 

公園の橋にしては結構幅がありますね。

 

曲中では主に1番2番のサビに登場します。

IMG_3008IMG_3009 (1)

強風で撮影が大変だったようですね。

 

自由の広場にはBBQ場が、

スポーツ広場には野球場やテニスコートが完備されています。

この日もピクニックやBBQをしている団体さんなどがいました。

しかしそこまで人が多いわけでもないので、

丁度いいレジャースポットですね。

 


平成橋

場所はここ。

スクリーンショット 2016-08-21 0.40.56.png

風の広場のすぐ南西にあり、

旧中川をまたぐローゼ桁橋のアーチ橋です。

開通は平成6年(94年)と結構新しいですね。

 

曲中では主に2番Bメロに登場します。

IMG_3010IMG_3015 (1)

 

IMG_3012IMG_3013

 

風の広場から目と鼻の先なのですぐに寄れると思います。

特筆する事項は無いです。

 

ロケ地の紹介は以上です。

これでMVに登場する全てのロケ地をカバーしました(はず)。

ただの聖地巡礼でなく、誰かと遊びに行ったり

ジョギングしたりサイクリングしたりしても楽しい場所だと思うので、

是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

さいたま足立自転車道線・荒川緊急用河川敷道路 往復60kmサイクリング

8月19日

大学は夏休みに入ったものの、

基本バイトするか家に引きこもってるかの生活。

運動がしたいという欲望から突如決行したのが今回の

往復60kmサイクリングです。

DAHONも最近全然乗ってなかったですしね。

 

しかしこれはただのサイクリングではなくて、

先日発売されたMachicoちゃんの新曲

「Girls Be Ambitious!!」のMVのロケ地を訪れようというもの。

ロケ地の紹介については別記事で。

 


 

コース

目的地は、MVのロケ地である「大島小松川公園」です。

東京都江東区の荒川沿いにあり、すぐそばに都営新宿線東大島駅があります。

スクリーンショット 2016-08-20 17.42.23

 

自宅から近い芝川を下っていき、荒川と合流しそのまま下ります。

芝川沿いにはさいたま足立自転車道線、通称芝川サイクリングロードがあります。

サイクリングロードとして整備されているのは川口市から荒川合流部までで、

さいたま市は未整備です。

総延長は12.4km。

 

スクリーンショット 2016-08-20 17.38.54

埼玉県のウェブサイトから、

道路環境課で配布しているロードマップがダウンロードできます。

コースの詳細だけでなく、

付近のコンビニや自転車屋の場所も記してあり親切ですね。

 

荒川には緊急用河川敷道路、通称荒川サイクリングロードがあります。

中流部はサイクリングロードとして用意されたものですが、

下流部はあくまで緊急用の道路であり、サイクリングのためのものではありません。

一応「自転車はすぐに止まれるように走行、歩行者が優先」となっています。

河川敷の運動用グラウンドの利用者と自転車との事故が多いみたいですね。

スクリーンショット 2016-08-20 17.40.47

 

(ちなみに帰りは趣向を変えて、

都内から舎人ライナー沿いを通って帰りました。)

 


芝川

芝川は埼玉県桶川市(さいたま市のちょっと北あたり)を水源とし、

上尾市、さいたま市、川口市と南下し荒川に合流します。

 

<未整備区間>

計画上は足立区から大宮公園までの総延長22.2kmなのですが、

サイクリングロードとして整備されているのは川口市までで

さいたま市から上流は整備されていたりされていなかったり。

旧大宮市として以前に整備されていた区間は、

河川改修工事によって寸断されています。

2010年にも遊歩道として整備された部分がありますが、

サイクリングロードとしての接続は未定とのこと。

 

舗装部分はこんな感じ。

IMG_2978

 

ただし、橋に対面すると、諦めて階段を降りさせられます。

IMG_2979 IMG_2980

スクリーンショット 2016-08-20 18.00.36

とりあえず舗装だけしました感。

遊歩道としての整備なのでこうなってしまったのでしょうか。

 

途中で何故か舗装が途切れる部分もありました。

IMG_2982 IMG_2983

 

一般道に対面した時の適当に終わる感じ。

IMG_2984

からの、行き止まりトラップ。

IMG_2985 IMG_2986

スクリーンショット 2016-08-20 18.06.40

そもそも、この先は堤防すらないようです。

というのも、ここからは調整池になっており、

付近一帯が工事用地として立ち入り禁止でした。

スクリーンショット 2016-08-20 18.08.38

見沼代用水西縁から迂回してサイクリングロードへ向かいました。

 

ちなみに、芝川におけるさいたま市と川口市の境がこちらです。

スクリーンショット 2016-08-18 21.28.16

自治体によって整備具合が全く異なるのが面白いですね。

そしてここがサイクリングロードの始点です。

 

<芝川サイクリングロード>

10時半:スタート地点

芝川サイクリングロードの始点(というか終点)、八丁橋です。

IMG_2988

IMG_2989 IMG_2990

道幅は先程の遊歩道と同じくらいで、

自転車を巡航させる道というよりは、

風景を楽しみながらのんびり走る道という感じです。

ミニベロでのポタリングにはちょうどいいかと。

 

走っているとすぐに現れるのが、外環道です。

IMG_2992

外環道の外観

 

整備されているのは片岸だけで、対岸はこんな感じにオフロードです。

IMG_2993

それでも轍があるので、管理用車両とかが入るのでしょうか。

 

川口市上青木(埼玉高速鉄道線鳩ヶ谷駅付近)にて、橋の新設工事に遭遇。

IMG_2994 IMG_2995

スクリーンショット 2016-08-20 18.59.05

一旦迂回をしなければいけないとのこと。

ご親切に、迂回路の全ての交差点に案内図が掲示されていました。

これで迷うことはないですね。

IMG_2996

迂回中に新設中の橋を見せてくれるあたりも、親切。

IMG_2997

 

10時50分:休憩

南鳩ヶ谷のスーパーにて休憩且つ飲料補充。

この日は片道で2L近く飲みました。

 

11時10分:再開

 

途中でこんな看板を発見。

IMG_2998

未整備の計画区間まで示された地図です。

この地図が更新される日は果たして来るのか…

 

11時20分:足立区に進入

IMG_2999

と言っても、足立区になるのはほんの少しだけ。

スクリーンショット 2016-08-20 19.06.15

写真に写っている川口市立川口高校はすぐ隣が足立区なんですね。

県境をぴょんぴょんして遊んだりするのでしょうか。(しない)

 

ここで、対岸にも道が整備されていることに気づきました。

気分転換にと思い、進んでみたのですが…

IMG_3001

突然のロスト。

それにしても斜めにスパっと切れているのはなぜか、

航空写真を見てやっと気が付きました。

スクリーンショット 2016-08-20 19.12.41

ここも県境か…(苦笑)

だからってこんな中途半端な…。

 

江北公園付近にあった自転車型の時計。

後輪がずっと回っててかわいい。

IMG_3002

 

11時40分:荒川に到着

IMG_3003

 

水分補給はしつつも、大きな休憩は1回で済みました。

走行時間は50分くらいなのでなかなかスムーズですね。

信号待ちが何回かありますが、人通りも少なく走りやすかったです。

総延長も12kmほどなので、お手軽だと思います。

 


荒川

ちょうど芝川が荒川に合流する地点から。

芝川と比べるとやっぱり広いですね。

IMG_3005

ちょうどここに、みはらし茶屋というレストランがありました。

ロード乗りが休憩するのに便利なスポットのようです。

 

ここから約16km、目的地まで荒川を下ります。

首都高と並走しており、とてもいい景色です。

IMG_3007

それにしてもサイクリング日和でした。

 

道はとっても広いです。

IMG_3006

緊急用河川敷道路なので、車両の通行もできるようになっています。

両岸とも、堤防の上と下にそれぞれ道が用意されていますが、

下なら交差する道路や線路をくぐっていけるので、

信号待ちの心配もなくノンストップで走れます。

ロードバイクでロングライドするのにちょうどいいですね。

 

しかしながら広すぎて、進んでいる感覚があまりなく、

ミニベロでは精神的につらかったです。

せめて高いところから景色を楽しもうと堤防上を走りながら、

信号待ちで適度に小休憩をしました。

 

12時40分:大島小松川公園に到着

IMG_3009 (1)

無限にペダルを回すこと1時間、ようやく目的地に到着。

合流地点からだいたい16kmでした。

大きな休憩もせずひたすら走っていたので、

ペース的には芝川の時より少し早いですかね。

体力的にはいけましたが、

なによりだだっ広いので精神的には結構苦痛でした。

 

自宅から芝川までの距離も含めてだいたい30km、

2時間半くらいで走破しました。

ミニベロにしては頑張った。

体力的には割と大丈夫ということがわかったので、

今後もやりたいですね。

 


帰り

景色に飽きたので、

北砂→亀戸→スカイツリー→日暮里→舎人→芝川

というルートで帰りました。

都心のビル群の方が風が弱いのでよかったです。

 

帰りもだいたい30kmくらいの距離だったのですが、

だいたい10kmほど走ったあたり、

ちょうど舎人ライナー沿いを走り始めたあたりで

足の疲労が限界にさしかかりました。

精一杯こいでも全然進まず、シティサイクルより遅い始末。

水分補給は往路と同じくらいとりましたが、

足の痛みはどうしようもなかったです。

(なんとか気力で自宅まで帰りました。)


まとめ

 

今後は60kmはやめておこうと思いました。

せいぜい40kmが限界ですね。

 

また、休憩はもう少しマメに取ろうと思いました。

信号待ちでの小休憩はしましたが、

10〜20分のまとまった休憩は往路の1回のみで、

復路では全く休憩をしなかったのは良くなかったと思います。

それでもだいたい自分の限界が知れたので、

次サイクリングをするときの参考になりました。

 

それから往路の時点でケツの痛みがなかなか辛かったので、

運転姿勢とサドルの位置調整もちゃんとやろうと思いました。

 

復路は地獄でしたが往路はとても楽しかったので、

30km程度のサイクリングはまたやりたいと思います。

つくばの自転車道あたりも良いかもしれないですね。

 


余談

舎人ライナーには乗ったことがないのですが、

都道58号線に沿って高架線が続いている景色が好きなので、

車で都内に行くときはいつも使っています。

個人的に好きな部分がこれ。

IMG_3046

高架の接続・合流がとても美しい。

本当は舎人公園の高架歩道から高架線の真下を見られるのですが、

体力の限界だったため断念しました。

 

そしてなにより面白いのが、終点の見沼代親水公園駅。

IMG_3047

終点感のないぶつ切りが良いですよね。

 

もともとこの道路を走るバスの混雑と渋滞を緩和するために

誘致された路線です。

路線バスとの共存もできているようですね。

 

ところでこのぶつ切り終点、見るからに延伸する気満々っぽいですが、

現在そういう予定はないみたいです。

 

そもそもこの先は埼玉県道58号線から34号線になるため、

運営は埼玉県側の誘致になると思います。

この先で交差する埼玉高速鉄道線については

業績不振から立て直すのに手一杯なので、

舎人ライナーとの接続は出来なさそうですね。

また、見沼代親水公園から東へ六ツ木までの計画も有るらしいですが、

やはり採算性が疑問視されており消極的です。